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歴史 [2010年10月24日(Sun)]
 今晩は。ほぼ、半月ぶりのプログ更新です。アナログな私はパスワードを登録しなおおして10日にブログを更新した後、そのパスワードを忘れてしまい、アクセスができずにおりました。
 今晩、無事に再会しました。事務局長ありがとうございました。

 さて、今、アウシュビッツ、シンドラーのリスト、第2次世界大戦後のユダヤ人の歴史を放送しています。
 まだ、全然進んでいませんが、「夜と霧」というアウシュビッツに収容されていた、心理学者がそこでの経験を「個人」ではなく「心理学者」として記している本があります。

 ビクトール・E・フランクル 「夜と霧」新版 池田香代子訳 みすず書房

 彼の番号は119104。
 33頁からは、収容所での生活で感動の消滅が第二段階としてつづられている。(ここまでしか、まだ読んでいないのだが・・・)
 
 『・・・被収容者はショックの第一段階から、第二段階である感動の消滅段階へと以降した。内面がじわじわと死んでいったのだ。これまで述べて来た激しい感情的反応のほかにも、新入りの秘収容者は収容所での最初の日々、苦悩にみちた感動を経験したがこうした内なるをすぐに抹殺にかかったのだ』

 先日、昨年退所した元利用者と久しぶりに再会した。進学を考えていて、その手続きの手伝いをした。また、昨日は別の元利用者と会った。
 二人とも、シェルターに到着した時には、顔色もなく、表情もなく、「感情が消滅」していたようだった。
 彼女たちには、感情を消滅させなければならないほど、しんどい経験と時間が経過していたが、彼女たちは今は、笑顔を取り戻し、感情をとりもどし、新しい歩みを始めている、始めようとしている。

 現在、東京国際映画祭が開催されている。今日「Leonie レオニー」という映画が上映された。今日は見に行けなかったが、来月劇場公開されるようなので、楽しみにしている。

 これは、偉大な彫刻家、イサム・ノグチの母親、レオニー・ギルモアの生涯の物語である。イサム・ノグチは私も好きな芸術家である。しかし、美術史を学んだこともないので、彼の作品を観る他、彼の歴史や家族の歴史を知る事もなかった。

 人には、それぞれ歴史がある。偉大な人の歴史は、綴られ、語り継がれ、ドラマや映画になる。しかし、偉大でも有名でもない、私たち一人、一人にも歴史はある。

 報道されているものが、正しい歴史とも限らない。
 最近、いろいろな本を読んだり、ドキュメンタリーを見て、今迄知らなかった歴史を知ることがある。どうして今迄知らなかったのかとさえ思う程だ。
 一人一人の歴史が、抑圧されたり、歪めて伝えられたりしないようにと願う。
 
Posted by てんぽ at 23:36
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