昨年2022年12月の事業報告でお伝えしました「
視覚、聴覚障がい者も楽しめるユニバーサル神楽鑑賞体験モニターツアー in 益田」
(益田市観光協会主催)の記事が、『毎日新聞』1月26日付電子版、および『点字毎日』1月31日号に掲載されました。
このモニターツアーは昨年12月3日行われ、山陰地方の視覚障がい者と介助者、聴覚障がい者の計15名が参加。演目として、石見神楽
(いわみかぐら)の「鍾馗
(しょうき)」「大蛇
(おろち)」が上演されました。
【写真左】石見神楽「大蛇(おろち)」の公演
【写真右】舞台横に立つ手話通訳者と字幕モニター
視覚障がい者向けの音声ガイド、聴覚障がい者向けの手話通訳・字幕表示モニターの用意をはじめ、ユニバーサルな神楽鑑賞実現のための様々な工夫がなされました。
公演後、参加者からは率直な意見・改善点が寄せられた一方、鑑賞会自体の満足度は高く、今後に向けた期待や歓迎の声が聞かれました。
プロジェクトゆうあいでは、鑑賞のための音声ガイド、オロチなどの形が指で触って分かるようにした触知図
(しょくちず)の製作で協力したほか、視覚・聴覚障がいのあるスタッフがモニターとして参加しています。
当日の詳しい模様は、毎日新聞のサイトでお読みになれます
(全文閲覧には有料登録が必要です)。
【外部リンク】 手話や音声ガイド、石見神楽を体感 島根でユニバーサル鑑賞会 | 毎日新聞
お引越し・お片付け等により、ご不用の本やパソコンがございましたら、プロジェクトゆうあいにお持ちください。無料でお引き取りしています。リサイクルや販売の一連の作業が、障がいのあるスタッフの報酬につながります。どうぞよろしくお願いいたします。
●本のご寄付 プロジェクトゆうあい北堀事業所
(ゆうあいビル)に直接お持ちください。本が重く運べない場合は、出張回収に伺います
(松江市内のみ)。下記までご連絡ください。
住所 島根県松江市北堀町35-14(Googleマップ)
電話 0852-32-8645(担当:赤山、井川)
FAX 0852-28-1116
メール furuhonあっとまーくpjui.com(あっとまーくは半角の@に変換)
受付 平日9時から18時まで
(お願い)
・古い百科事典、広く普及した文学・美術全集、成人向けの本など、一部お引き受けできない場合がございます。
・出張回収の際には、本を紐でくくるなど、できるだけ運搬しやすい形にしていただきますよう、ご協力をよろしくお願いいたします。
●パソコンのご寄付 PCエコステーションゆうあいでお受けしています
(北堀事業所にも持ち込み可能です)。壊れたり、部品の欠けたものでも大丈夫です。ハードディスク等の記憶装置は、データを復元できないよう、安全に破壊・消去いたします。出張回収、配送によるお引き取りも可能です。詳しくはお問い合わせください。
住所 島根県松江市雑賀町227(Googleマップ、駐車場有)
電話 0852-61-0199
FAX 0852-27-7447
メール pc-ecoあっとまーくpjui.com(あっとまーくは半角の@に変換)
リンク PCエコステーションゆうあい
受付 平日9時から18時まで
(リサイクルできるもの)
パソコン(デスクトップ・ノート)
液晶モニター
パソコン周辺機器(キーボード、マウス等)
各種ケーブル類、ハブ
携帯電話、スマートフォン、タブレット
◆出張型・心のバリアフリー研修 2月1日と2日、松江しんじ湖温泉の旅館「なにわ一水」の従業員の方を対象に、「心のバリアフリー研修」を実施しました。フロントと接客・厨房でお勤めの30名の方が受講されました。
講師として、松江/山陰バリアフリーツアーセンター長の川瀬篤志
(プロジェクトゆうあい理事)のほか、車いす使用者、視覚障がい、聴覚障がいのスタッフが1名ずつ同行。バリアフリーに関する総論とともに、各当事者が体験を交えた話をしました。
また、簡単な手話講座、車いすの試乗・介助体験、視覚障がい者の誘導体験
(一方がアイマスクをし、もう一方が手引きをする)をペアでしていただくなど、実践的な内容を取り入れました。
松江/山陰バリアフリーツアーセンターは、障がいのある方が松江・山陰の観光を楽しめるよう、ガイドサポートや旅行プラン作りをいたします。
また、観光施設のバリアフリー情報の発信、職場・学びの場でのバリアフリー接遇研修なども行っています。まずはお気軽にご相談ください。
住所 〒690-0056 松江市雑賀町227
電話 080-3873-4220
FAX 0852-27-7447
受付 平日9時から18時まで
リンク 公式サイト「てくてく山陰」
◆パソコン修理は「パソコンドック24」松江店へ! 
パソコン修理専門店「パソコンドック24」松江店では、
・パソコンが起動しない
・ノートパソコンの画面が映らない
・バッテリーの不具合・交換
・Macや自作パソコンの修理 など、様々なお困りごとに丁寧に対応いたします。
修理事例をホームページに詳しく掲載しています。パソコンの不調でお悩みの方、まずはお気軽に問い合わせください。
◆「TONOMACHI63」を見学 
本町堂のメンバーが書籍のディスプレイの仕方を学ぶため、1月23日に「TONOMACHI63
(とのまちロクサン)」を見学しました。
「TONOMACHI63」は今井書店本社
(島根県松江市殿町63)の1階にあり、山陰の書籍・雑貨の販売、本づくりの相談のほか、展示・イベントのスペースとしても活用されています。洗練されたゆとりある空間に、書籍が映えるようディスプレイされています。見学から帰って、本町堂でも取り入れたい点を、メンバー同士で話し合いました。
(本町堂の活動につきましては、下の「古本販売の報告・お知らせ」もご覧ください。)
●2月の古本販売【
16日】ゆうあい別館「おんぼらとステーション北堀」の1階を開放し、「おんぼらとブックカフェ」を開催しました。音田
(おんだ)マスターの自家焙煎コーヒー、今回はエチオピアの代表的な銘柄「モカシダモ」をお出しして、本とともに楽しんでいただきました。
【
22日】島根県庁障がい者チャレンジショップ「すまいる」で、古本を販売しました。常連の方を中心に来場いただきました。ありがとうございました。
●古本販売のお知らせ [松江市健康福祉フェスティバル] 3月5日(日曜日)、松江市総合体育館で「2023 松江市健康福祉フェスティバル」が開催されます。プロジェクトゆうあいは販売コーナーにて、古本や手芸品を販売いたします。この機会にぜひお立ち寄りください!
[島根県庁 すまいる] 島根県庁障がい者チャレンジショップ「すまいる」の古本販売、次回は
3月29日(水曜日)に出店いたします。ご愛顧まことにありがとうございます。お越しを心よりお待ちしております。
日時 3月29日(水曜日) 11時30分から13時30分
場所 島根県庁本庁舎1階・県民室
備考 一般の方、出入り自由。古本の寄付も承ります。
[おんぼらとブックカフェ北堀] 毎月1回、ゆうあい別館「おんぼらとステーション北堀」で、ブックカフェを開店します。次回は
3月23日(木曜日)を予定しています。
いろいろなジャンルを取り揃えた古本、そして音田
(おんだ)マスターの自家焙煎コーヒーとともに、おくつろぎください。
日時 3月23日(木曜日) 10時から12時
場所 地域活動支援センターゆうあい「おんぼらとステーション北堀」(松江北堀郵便局隣り、Googleマップ)
販売
古本 100円から
自家焙煎珈琲 150円
その他店内にてお菓子等販売あり。
[松江テルサ しごとね] 松江テルサ1階「いいものワゴン松江 しごとね」は、地元の福祉事業所で作った小物や日用品、食品などを販売しています。お買い上げ、誠にありがとうございます。
プロジェクトゆうあいが担当する
3月6日・13日・20日(いずれも月曜日)は、古本の品ぞろえを充実いたします。皆さまのお越しをお待ちしております。
時間 平日10時30分から14時30分
場所 松江テルサ(JR松江駅北口)
HP 福祉ネットだんだんネ
(おことわり)
出店事業所の都合によりお休みの場合がありますので、ご注意ください。「しごとね」は、NPO法人・福祉ネットだんだんねが運営しています。
[ゆうあい文庫] 無人の古本販売棚
(ゆうあい文庫)を松江市内各所に設置しております。代金は、横にあるコインボックスに入れていただく仕組みです。
清掃・ラッピング等に注意を払いつつ、お手に取りやすい形で販売しています。こちらもよろしくお願いいたします。
設置場所
みしまや松江市内各店(鹿島・八束店を除く)
まるごう古志原店
松江しんじ湖温泉駅 待合室
松江生協病院 新館食堂 [本町堂] 松江市中心部・白潟本町にある本町堂では、古本の対面販売を行っています。今では手に入らない中古レコード等もお取り扱いしています
(試聴も可)。
また、悩みを抱える若者の支援
(中間就労)や居場所づくりに取り組んでいます。お気軽にご来店・お問い合わせください。
プロジェクトゆうあいのスタッフ・えみが出演するYouTubeの番組「えみスマイル!」では、(株)高知システム開発から発売された視覚障がい者向けの読書支援ソフト「
マイブックネオ」を4回に分けてご紹介しています。
2月公開の第4回では、デイジー図書を実際に再生しながら、種類による違いや特長について説明しています。
動画にはあらかじめ、字幕テロップが付けられています。各回の動画リンクを下に掲載しています。リンクからYouTubeに移動して、ご覧ください
(冒頭部分で、本編と無関係の広告が流れる場合があります)。
【外部リンク】 第1回「主な仕様」(再生時間 5分41秒) 第2回「メニューとお知らせ機能」(再生時間 7分17秒) 第3回「サピエ図書館でデイジー図書をダウンロード」(再生時間 7分40秒) 第4回「デイジー図書を再生する」(再生時間 8分45秒) YouTubeのプロジェクトゆうあい公式チャンネルでは、過去に配信した「えみスマイル!」や、プロジェクトゆうあいの事業紹介動画をご覧いただけます。チャンネル登録、よろしくお願いいたします。【外部リンク】 プロジェクトゆうあい公式チャンネル(YouTube)
「えみスマイル!」(プロジェクトゆうあい公式サイト内)
★みんなの冬休み《第1キッズ》 フォーゲルパークで、鳥と触れ合いました。
神社をしっかりと参拝できました。今年もよろしくお願いします。
《第2ジュニア》 年末、竹を切って、葉ぼたんやビオラとともに鉢に植え、門松を作りました。とても素敵にできました。
毎年恒例の初詣は、恵方
(えほう)の熊野大社へ。全員で手を合わせ、今年の健康・開運をお願いしました。
今年も様々な活動を元気に行いたいと思っています。良い一年になりますように!
《第3キッズ》 ミニ四駆を、コースを作って走らせました。ゲーム大会の福笑いでは、「あと2ミリ右!」など、声をかけあいながら楽しみました。
《第4ジュニア》 食育で、とんかつ定食を作りました。揚げたてのとんかつが好評でした。
カラオケに行きました。色々な歌をうたい、子どもたちも大満足のようでした♪
★第3キッズゆうあいの改修工事 松江市・楽山公園のそばにあります「第3キッズゆうあい」の改修工事を、1月中旬から2月末にかけて行いました。1部屋増築し、療育スペースが広くなりました。また屋根を張替え、天井裏には断熱材を敷き、暑さと寒さに備えました。地震にも強くなりました。
基礎部分を見た子どもたちは、「わー、大きなおふろ!」「プールができるの?」などと期待を膨らませていました。
★ダウン症の方とご家族のためのお話し会 「ダウン症の方とご家族のためのお話し会」
(島根大学医学部附属病院・臨床遺伝診療部主催)が1月22日、インターネットを介して行われました。「『学校と就労』について」をテーマに、各方面の専門家の講演、赤ちゃん体操相談室、質問コーナーがありました。
(今回参加したスタッフの感想)
地域活動支援センターゆうあいで松江市内のダウン症の子の親の会「プチさくらんぼの会」の10組の家族と参加しました。島根県内の医療機関、家族、先輩お母さんを Zoom〔ズーム、ウェブ会議サービス〕でつなぎ、子育て体験記、成人期を目指して小児期から出来ること等幅広い内容となりました。
新型コロナによる感染症拡大防止のため、色々な会が開かれず、悩みを持った家族の集まりが少なくなっていましたが、集まり方を変えながらの情報交換会となりました。日々の生活で不安に感じていることを話が出来る場が、必要だと感じました。