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2021年2月の事業報告 [2021年03月03日(Wed)]


 
 2月7日、島根城下町食文化研究会さん主催のモニターツアー「稲佐の浜の清掃と 浜での瞑想体感の旅」に、プロジェクトゆうあいから障がいのあるスタッフ3名が参加しました。

 1日目は、松江市鹿島町にある佐太(さだ)神社を参拝。そこから出雲市大社町・神門通りにある「おつまみ研究所 出雲大社門前ラボ」(日本ぜんざい学会壱号店)に移動し、観光ガイドの方の話を聞きながら、地元名物「出雲ぜんざい」をいただきました。
 夜は出雲大社前にある江戸時代からの老舗旅館「日の出館」さんに泊まりました。
 
 2日目は早朝6時半から稲佐の浜で、清掃と瞑想を体験写真。出雲大社では特別に、拝殿奥の「八足門(やつあしもん)」を見学。ここは国宝の本殿や楼門を間近にできる場所で、神職の方から出雲大社の御由緒や遷宮などの解説を伺いました。


朝日と島を前にして 砂浜に集う人の写真


 今回のツアーでは新型コロナウイルス感染症対策に加え、バリアフリーの観点から各種ご配慮をいただきました。前日に添乗員さんから障がいのあるスタッフに連絡があったほか、ツアースケジュールなどの情報を事前にメールで提供していただきました。
 
 視覚障がいのあるスタッフには、介助者として家族が同行。宿泊中の移動が少なく済むように、お風呂とお手洗いの付いたお部屋を手配していただきました。
 車いすユーザーのスタッフには、移動に車いすが乗せられる「リフト付きバス」が使われました。宿泊はホテルを利用し、食事は他の参加者と一緒に日の出館でいただきました。
 また、聴覚障がいのスタッフには、観光ガイドのお話を聞く時間、手話通訳が付きました。

 関係者のみなさまのご協力により、充実した一泊二日の旅となりました。誠にありがとうございました。




2月の古本販売

 島根県庁障がい者チャレンジショップ「すまいる」は月1回、毎月最終水曜日に古本販売をおこなっています。2月は24日に、県庁本庁舎入口近くの県民室で販売しました。
 
 次回は年度末3月31日(水曜日)に販売いたします。春休み中の子どもたちにも、年度末を迎えた方たちにも、ぴったりな本をそろえてお待ちしております。会場では古本の回収を承ります。不要になった本がありましたら、ぜひお持ちください。

県民室の入り口の画像

 時間 11時30分から13時30分
 場所 島根県庁本庁舎1階・県民室(一般出入り自由)



 松江テルサ1階「いいものワゴン松江 しごとね」は、NPO法人・福祉ネットだんだんねが運営する福祉ショップです。松江市内の障がい者福祉施設で製造されたお菓子や小物、日用品を販売いたします。
 
 3月1日・8日・22日(月曜日)は、プロジェクトゆうあいのスタッフが店頭に立っております。古本の品ぞろえを追加・充実してお待ちしています。

 日時 平日10時から14時30分
 場所 松江テルサ(松江市朝日町478-18、松江駅北口、Googleマップ
 HP 福祉ネットだんだんネ



スーパーにおかれた文庫本の棚 松江市内のスーパー・駅・病院内に、ワンコイン(100円)で買える無人の本棚「ゆうあい文庫」を設置しています。
 お得な本、気軽に読める本、また昔のCDなど、たくさん取り揃えております。こちらもあわせてご利用ください!


 《設置場所》
 
 みしまや松江市内各店(鹿島店・八束店除く)
 まるごう古志原店
 松江しんじ湖温泉駅 待合室
 松江生協病院 新館食堂




「島根バリアフリーオンラインツアー in 松江」開催

 2月7日、島根県主催・プロジェクトゆうあいの企画運営により、「島根バリアフリーオンラインツアー in 松江」をオンライン会議アプリ「Zoom(ズーム)」を用いて開催しました。
 
堀川遊覧船の写真を背景にして話す男性 全国各地から20組の参加があり、満員御礼となりました。松江/山陰バリアフリーツアーセンター・川瀬篤志のナビゲートで、松江城・堀川・お店などからZoom中継をおこないました写真

 運営上の課題はありましたが、多くの方の楽しんでいる姿が見受けられ、とてもよい機会になりました。新型コロナウイルス感染症により、思うようにお出かけできない方の、次のご旅行のきっかけになればと思います。
 お忙しい中、参加してくださったみなさま、誠にありがとうございました。

 ツアーの模様や参加者の感想など、地元紙『山陰中央新報』に掲載されました。次のウェブサイトにも掲載されています 車いす目線で松江観光 オンラインツアーで設備、支援確認(記事の内容は予告なく削除されることがあります。)




字幕・解説放送付きテレビ番組「新ふるさと百景」のご紹介

日本海テレビの番組ホームページ

 山陰両県をカバーするテレビ局・日本海テレビでは、地元の自然・生活・文化・伝承行事などを映像遺産として後世に伝える番組「新ふるさと百景」を放送しています(毎月第1日曜日17:00から本放送、最終金曜日10:55から「傑作選」を放送、放送週は変更あり)

 3月5日(金曜日)午前10時55分からの傑作選「仏を彫る 〜倉吉・小谷和上(こだにわじょう)仏師〜」の放映にあたり、プロジェクトゆうあいの視覚障がいスタッフ・渡部栄子が、解説放送のモニターとして協力しました。
 解説をお聞きになりたい方は、テレビリモコンの音声切り替えボタンで副音声にすると、お聞きいただけます。

 日本海テレビの字幕放送・解説放送のスケジュールは、公式サイトで知ることができます。次のリンクからご利用ください 字幕放送 解説放送




じゆう劇場「マクベスからさまよい出たもの -2020」のご案内

 鳥取市鹿野町にある「鳥の劇場」プロデュースのもと、活動を開始したプロジェクト「じゆう劇場」が、島根で初公演をおこないます。
 「じゆう劇場」は、障がいのある人・ない人が一緒に舞台を作り、日常生活では隠れがちなそれぞれの豊かさを発見し、その素晴らしさを観客と分かち合うことを目指し、日本各地や海外でも上演しています。

 「マクベスからさまよい出たもの -2020」は、シェイクスピアの4大悲劇のひとつ『マクベス』を題材に、障がいのある人にも当然ある権力への欲望や社会的活躍を求める気持ち、誰もの奥底に眠るこの欲望を演劇的に見つめます(演出ノートなど、詳しい内容は次のリンクをご参照ください じゆう劇場 島根公演のお知らせ


出演者が手をあげている写真と 構成演出・中島諒人、配役台本・永山智行、出演・じゆう劇場と書かれたホームページの画像


日時 3月7日日曜日16:00開演(受付開始14:30、開場15:15)
会場 島根県民会館 中ホール
料金 大人 1,500円、18歳以下 無料
予約 島根県民会館でお受けします(電話 0852-22-5556)。料金はご来場時にお支払いください。

字幕・手話通訳等
 より多くの方に上演を楽しんでもらうために、手に持てる小さい「ポータブル字幕」、舞台上で全てのセリフの「手話通訳」、舞台上の俳優の動きなどを説明する「音声ガイド」がございます。
 プロジェクトゆうあいの視覚障がいスタッフ・渡部栄子が、音声ガイドのモニターとして協力する予定です。

お問い合わせ
 鳥の劇場(電話/ファックス 0857-84-3268、公式サイト 鳥の劇場




「日本ライトハウス展 全国ロービジョンフェア2020」3月末まで

日本ライトハウス展のシンボルマーク 手でランプを持ったイラスト 西日本最大の視覚障がい者を対象とした福祉機器展示会「日本ライトハウス展 全国ロービジョンフェア2020」。
 
 今回は新型コロナウイルス対策として、インターネット上で長期間にわたる開催となりました。3月31日まで、YouTube「日ラ展ちゃんねる」で無料でご覧いただけます。次のリンクからご覧ください。
 
日本ライトハウス「日ラ展ちゃんねる」(参加企業・団体一覧)
YouTube「日ラ展ちゃんねる」


腕時計の紹介をする女性の画像 株式会社インテックさんの「グルス ボイス電波腕時計」の紹介動画には、以前プロジェクトゆうあいで配信しました「えみスマイル!」の内容の一部が使われております。次のリンクからご覧ください。
えみスマイル!「グルス ボイス電波腕時計」@



「日本ライトハウス展 全国ロービジョンフェア2020」


主催 社会福祉法人 日本ライトハウス
共催 社会福祉法人 読売光と愛の事業団
 
内容
 目の見えない方、見えにくい方の生活を豊かにするグッズや電子機器、パソコンソフトなどの紹介動画が、YouTube「日ラ展ちゃんねる」にアップされます(各15分程度)

期間 3月31日まで

動画をご覧になれない方へ
 インターネットを閲覧・視聴できない方向けに、YouTube動画の音源データ(デイジー)を配布いたします。申し込み・お問い合わせは、日本ライトハウス情報文化センター サービス部までご連絡ください。

詳細 次のリンクをご覧ください 【特設サイト】オンライン企画 日本ライトハウス展2020

お問い合わせ
 日本ライトハウス情報文化センター サービス部
 (電話 06-6441-0039、受付は火曜から土曜・10時から15時)






■若者支援(本町堂)の活動から

 1月末、島根県大田市のNPO法人「緑と水の連絡会議」を訪問しました。職員と利用者、合計7名で行って来ました。高橋室長からお話を伺いました。
 
「居場所とは「安心感」が第一
 この人は大丈夫な人と思ってもらう事が大事!」
 という言葉が忘れられません。

紙でつくった蝶々や猫の飾り

天井から吊るす飾りをつくりました。個性が感じられる力作揃いでした



 本町堂は、若い方(15才〜39才の方)が仕事に関わることを通じて、自分の生き方を考えていく一歩の場として、プロジェクトゆうあいが松江市青少年支援センターと連携して運営しています。一般就労につなげるための訓練の場として古本店を運営するほか、読書などの居場所としても利用いただけます。
 本町堂の活動については、次の公式Twitter(ツイッター)をご覧ください 本町堂

本町堂の中の画像 住所 松江市白潟本町74
 電話 0852-67-1539
 時間 水曜除く平日10時から15時
 HP 本町堂





■キッズ/ジュニアゆうあいの動き
 
第3キッズゆうあい 児童発達支援管理責任者の交代
 
白とオレンジの壁の民家の写真 第3キッズゆうあいでは、これまで管理者兼児童発達支援管理責任者を青山修一(副代表理事)が担ってまいりましたが、今年1月より児童発達支援管理責任者を石田太志に交代いたしました。今後とも、ご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。

 第3キッズゆうあい
 (島根県松江市西川津町1408-7、電話 0852-24-0911)

Posted by プロジェクトゆうあい at 09:50 | 活動報告 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)