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2023年03月31日

春の花紀行 驚きの阪急の弾丸日帰りバスツアー

コロナパンデミックも小康状態になり、春の旅行シーズンを前に、自宅には旅行会社各社より大量のパンフレットが毎日のように届きます。
「阪急」「JTB旅物語」「読売旅行」「クラブツーリズム」等、一度でも参加したことのある旅行社各社からですが、特に「阪急交通社」は一週間に一度は届き、また阪急か、こんなに立派な大型のパンフをつくり、配るだけでも相当な経費で阪急の経営を圧迫しないのか?と
昔のハワイ専門店「テルミークラブ」を思いだしています。

そして今回、マジかよと手にしたのが・・・


3つの花の楽園に1日で行けるよくばりコース!
一生に一度は目にしたい「ひたち海浜公園」のネモフィラは圧巻
樹齢160年の「あしかがフラワーパーク」奇跡の大藤は、まるで紫のカーテン!夢の中にいるみたい?!
横浜発 ひたち海浜公園ネモフィラ&あしかがフラワーパーク奇跡の大藤・笠間つつじ公園 よくばり3つの花絵巻 日帰り
設定期間 2023年4月23日〜2023年4月28日 価格11,750円です。

ネット検索「阪急89増刊号」で詳細内容が調べられ、地元横浜発日帰りバスツアーを見てみました。と言うのは、私達シニアの感覚で一度に三ヶ所は、花の咲具合と距離的に無理と思ってしまうからです。

先ずこの疑問から「ネモフィラ」「大藤」「笠間のツツジ」同時期なの?

「ひたち海浜公園」のネモフィラのベスト時期
公式サイトの情報では、
みはらしの丘のネモフィラは現在生育中で、4月9日頃に「見頃(7分咲き)」、4月16日頃に「見頃」を迎えると予想しています。
例年、見頃のピークは1週間〜10日程になります。

足利フラワーパークの大藤の見頃は
2023年4月15日(土)から5月21日(日)まで、あしかがフラワーパーク(栃木県足利市)で「ふじのはな物語 〜大藤まつり2023〜」が開催されます
4月中旬から5月中旬にかけて、あしかがフラワーパーク内の350本以上の藤の花が見ごろを迎え、うす紅・紫・白・黄色の順に花の色が移り変わっていきます。

笠間つつじ公園の見頃は
公式サイトによると4月16日〜5月8日につつじ祭り開催予定のようです。
都内のつつじの名所、昔住んでいた近くの上野・千駄木の根津神社のツツジの見頃はゴールデンウィークの最初の頃という記憶があります。

さて阪急の設定日は横浜発の場合4月23日、26、27、28の四日間です。
日立海浜公園の「ネモフィラ」OKのようです。
足利フラワーパークの「大藤」も大丈夫の様子
笠間つつじ公園も辛うじて大丈夫の様子です。
さすが旅行会社プロが企画したよう、花の開花時期に収まっています。

では料金は妥当か?、お得か

先ずは、「ひたち海浜公園」の入場料も、足利フラワーパークの入園料もプンフにもネットにも何処にも書いてありませんでした。
笠間つつじ公園は恐らく無料でしょうがこのようなピーク時は、地方自治体の公園でも入場料をとるのは今や当たり前です。。
食事はバス内のお弁当のようです。恐らくレストランではなく、移動中のバス車内でしょう。

では入場料はこの時期如何ほどか・・・
「足利フラワーパーク」の大藤の季節の入園料は1,900円です。
入園料は季節によって変動します。
「ひたち海浜公園」の入場料はこの時期特別で700円、シニアは460円です。
「笠間つつじ公園」やはりこの時期のみ入園料 500円です。

では交通費を自力でこのコースを電車・バスで回ると幾らになるか


横浜から日立海浜公園の最寄り駅勝田までは品川から特急を使い2時間10分4,220円
品川から各駅で行くと3時間3分2,640円
勝田と海浜公園は路線バス 片道400円、往復800円

勝田から笠間へは JR友部乗り換え1時間orバス34分 510円
笠間からつつじ公園 バス10分 往復400円

笠間からあしかがフラワーパークへ電車
笠間→小山→あしかがフラワーパーク駅 2時間6分 1,342円
帰路横浜へ
あしかがフラワーパーク→小山→横浜 2時間34分 2,640円
交通費合計は9,912円です。

勝田から笠間つつじ公園へのアクセスがかなりタイト・ハードになりますが、自力での交通費は団体バスツアーよりは若干やすくなりました。
この他に、阪急のパンフにもネットにも書かれていなかった、各所3ケ所の入場料合計3,000円がかかります。
ツアーの昼食お弁当代は無視、考慮しません。
となると自力行くとなると一人、約13,000円となります。

では、今年の春、このコースで行くか?

カミさんは絶対反対です。
だって「日立海浜公園のネモフィラ」も「あしかがフラワーパークの大藤」も過去に行っているし、笠間までツツジを見に行く気にならないからです。
結論として、この阪急の企画を検証したのは、この値段でゴールデンウィークの真っ只中、時間的に行けるか、この値段は安いのかというを確かめたかっただけです。
そして一番このような花を巡るバスツアーの盲点は、花の開花時期ともう一つ、ツアーの大欠点、お天気の模様です。
もし、このツアー催行の日雨だったら、どうするの?

暇で小金持ちで、旅の経験、知識のあるの団塊世代シニアなら、絶対にお天気の良い日を選んで、行くでしょう。そして年々疲れてくるシニアのこのコースなら、多分、水戸か小山あたりの小綺麗なビジネスホテルに一泊する日程をするでしょう。
それてもシニア夫婦二人で35,000円〜40,000円で確実に収まるはずですから。

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2023年03月29日

2回目のマンション管理組合理事が回ってきた

2003年に退職し、2004年元の住まい横浜市横須賀線新駅駅前の大規模マンション群から鎌倉市の静かな森と公園に囲まれた、ターミナル駅から
※徒歩分の53世帯、5階建ての中規模マンションを購入して越してきました。

※駅から徒歩〇〇分の算定方法
公式的不動産情報における所要時間の算出ルールは、“徒歩1分=道路距離80m”です。
また、80m以下の端数は切り捨てずに1分とします。
そのため、たとえ駅のすぐ隣にある物件でも、“駅まで徒歩0分”と記載することはできません。
つまり、“駅まで徒歩10分”の物件は、駅までの道路距離が721〜800mであるということになります。
デベロッパーの公式販売書類によると・・・・確かにあの当時、駅の外の公道からマンションのエントランス入り口まではジャスト9分でした。
駅とは構内へ入る出入り口のことで、改札口やホームではありません。
広い、大きな駅ですと、ホームから駅外の公道まで10分以上かかるところは、いくらでもあります。
そして大きなマンションで住まいの階高とか、エレベーターの位置、台数によりかなり違ってきます。
19年前に越して来た頃、目的地へ行く電車時刻の12分前に自宅ドアーを出れば、ギリギリ間に合い、乗れましたが、現在では加齢により20分前にでなくては、途中で一箇所ある信号に捕まると、かなり早足で歩かねばならなくなっています。
そして、自宅への帰りはその当時全く意識していませんでしたが、ゆるやかな、長い上り坂で、後期高齢者となってからはキツくはないけど、坂であることは意識して歩いています。



管理組合理事が回ってくる周期は?

以前住んでいたマンションは駅前大開発の大規模マンションで、管理組合は大きな駅前全体と、各マンション群(12階建て250戸が4棟)の管理組合がありました。21年住んで、一年任期の理事当番が回ってきたのは、1回だけでした。
退職後に越してきたのは建築制限地域にある53世帯5階建中規模マンションです。
入居してたしか8年目(2011年)に理事当番が回ってきました。
53世帯で理事4人は当番制です。
■理事長  管理組合の代表
■副理事長 理事長補佐と地域自治会担当窓口
■会計   会計業務 実務は管理会社が行う
■監事   監査
4人は5階建てフロワーを区切って、平等に理事を務める義務を負っており53世帯ですから、10年に一度は回ってきます。
私の前回は2011年ですから、今年の4月で12年目にお当番として回ってきます。
4月の総会で理事全員が交代し、組合員の信任投票で決まるのですが、今年は何故か総会前の理事会への出席要望が、現理事会からありました。
その理由は、副理事が担当している地域自治会との何かしら取り決めがあるようで、総会前に副理事だけを選出して、4月に行われる自治会へ名簿の提出なのか、出席なのかをしなければ行けないようです。

どうやって、四人の分担を決めるのか
理事長・副理事長・会計・監事のなかで、誰しもがやりたくないのは勿論、理事長で、一番楽そうなのが監事です。
しかし、実際に一番仕事量が多く、何かと動かなくてはならないのが副理事長なのです。
この四役の決定方法は「あみだくじ」です。
当初「じゃんけん」という案もありましたが、やはり「じゃんけん」は勝った・負けたになるので「クジ」となりました。
私前回、副理事長を引当てました。
正直、理事長でなくて良かったと思ったのですが、毎月、かなりの量の仕事がありました。
・回覧板を自治会館に受け取りに行き、全53世帯にを4つ分けて配布し、印鑑をもらうまで、
 自治会館に戻せない
・地域割当の赤し羽根や、災害募金を集金し、自治会へ「上納」する
・老人福祉へのお手伝いやら、児童公園の清掃、防災訓練への参加等など・・・

おまけに、この2011年はテレビの地デジ化の年で、私達のマンションがこの中低層建築制限地域のなかで一番高い建物とあって、各家庭への影響を調べ、写りが悪い場合の対策を立てねばなりませんでした。
そんな地域の各家庭を回る人員・要員・予算もなく、臨時対策予算を立てて、ケーブルテレビ会社とアンテナ会社に全委託してしのぎきりました。
やれやれ、ひと仕事終わった時、理事長役だった40代男性が次期総会の一ヶ月前に転勤となってしまい、住まいを賃貸にだすことになり、規約上、理事の務めができなく副理事長だつた私が理事長となり総会をすませました。
あれから12年、再び理事が回ってきます。

今回の理事会の課題は

今回は前回のような「地デジに寄る近隣対策」なとの案件はなさそうですが、現理事会の議事録斜め読みすると、現管理会社との管理費にかんする提案に回答しなくてならないようです。既に、メディアでも多く報じられている案件がこの築19年の共同住宅にも押し寄せてきています。
■建物の老朽化
■住民の高齢化
■諸物価の高騰による管理費値上げの検討


私が以前住んでいた、横浜の横須賀線新駅駅前のマシンションは築40年になります。
住民は私と同年代或いはそれ以上ですから、半数は後期高齢者、年金生活者だと推測されます。
駅前の大規模開発マンション、両面バルコニー、総タイル造り、駅まで徒歩5分、全戸給湯システム、全電化マンションの美しい街の美しいマンションですが、外観はともあれ、内部は40年ですから、設備関係はかなり傷んでいるでしょう。
全戸オール電化で、この時期電気料金も急騰しているでしょうし、全戸セントラル一括給湯ですから、設備の老朽化も懸念されています。

それにひきかえ、私のマンションはどうかと云うと
■ 一昨年大規模改修工事を終わらせ、次は12〜15年後、私はもういないでしょう
  しかしこのペースで進むとカミさんが理事の時に大規模改修工事2回目にあたるかもしれない
■ 住民の高齢化に関わる問題・・・
  私自身も含む問題かも、53世帯のうち、後期高齢者は何人おり、理事会として何をすれば
  良いのか、次の理事会の都度考えようと思っています。
■ 直近の問題として、管理費値上げの問題が一番今回、私の当番の理事会の一番の課題だと
  思います。
  現在、私達同じ系列のマンションが100mほど先にあり、管理人が別々なのを一括、一人に
  して人件費を節約しようという提案がよせられており、それをすることによって、どんな
  利点、サービスの低下等を洗い出すことから始めようと考えています。

我家のカミさんとお友達の鎌倉婦人は27世帯の小さなマンションにすんでいます。
ペントハウス100uのお部屋で、現在管理費が55,000円が、今年から75,000円に値上げするようだと嘆いています。
ご主人を見送り、昨年から遺族年金生活で、自分住んでいる、持ち物のマンションなのに、家賃を払い、固定資産税も払うことになり、どうしようと悩んでいるそうです。カミさんにそんな話しをする程度ですから、きっとお金持ちなんでしょうが・・・

このブログを通じて、同じ世代がこれから出くわすであろう問題について、出来るだけ匿名で、こっそり、お伝えします。


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2023年03月27日

定年後海外ロングステイ 海外脱出 夢と現実

朝日新聞のオピニオン&フォーラムで語られていた話題に目がいきました。

前文引用
沈みゆく経済、性や年齢による差別、脅かされる思想、表現の自由、その環境下で子供を育てる不安・・・様々な理由で「日本脱出」を考える人達がいます。
でも、語学や就業の高い壁も。多くのひとにとって脱出願望は、はかない夢想に過ぎないのでしょうか




2003年、55才、早めの退職をし目指したのは、その当時のトレンド「海外ロングステイ」でした。
当時から一部の海外生活経験者や富裕層の間で、南ヨーロッパや太平洋地域で退職後の余生を過ごすライフスタイルがもてはやされいました。
しかし、そんな生活が出来るのは、お金持ちのタレントやスポーツ選手、大企業の役員クラスを務めた、お年寄りだけと思われていました。
そして、このトレンドに刺激を受けて1986年に通商産業省のサービス産業室が提唱した、リタイア層の第二の人生を海外で送るプログラム、シルバーコロンビア計画がスタートしました。


「2千万円の退職金と月額20万円ほどの年金があれば、海外でのんびりセカンドライフを送れますよ」

が謳い文句でした。
当時、日本円はドルに対して強く、1ドル100時代はすぐにくると思われていました。
しかし、所詮、エリート官僚が頭のなかで作り上げたプログラムです。
設定した土地は同時、ヨーロッパのなかで一番物価の安かったスペイン南部です。
ここは昔から、ヨーロッパの富裕層が寒い冬を過ごす土地柄です。
ここに、小金持ちの東洋人が住むにはかなりハードルが高いことは海外、特に、ラテン系白人国に住んだことがある日本人なら容易に想像できることでした。
このプランを造ったのは、通産のエリート官僚たちです。
かれらは、海外に慣れていたとしても、日本国の看板が背負って生活しているので、幾ら小金を持っているとは云え、いち東洋人として海外で暮らしたことへのハードルの高さヨーロッパの階層社会で東洋人が生活する難しさを想定出来なかったのです。
そして、スペインがユーロ圏に入ると物価は高騰し、コスタデルソールでは「月額20万円ほどの年金」では食っていけるけど、豊かな余裕のある生活はできなくなりました。

2003年私が退職した頃の人気の土地はアジアでした。
このシルバーコロンビア計画がうまくいかなかった理由を、「2千万円の退職金と月額20万円」で海外を目指す、ごく普通の会社退職者夫婦はよく理解しており
彼らが目指したのが物価も安く、同じアジア人の国、地域、アジアでした。
インドネシア・マレーシア・タイそして一部は台湾。
この頃が海外ロングステイブームの絶頂期でした。
この頃、夫婦ともに国民年金でもアジアなら貯金出来ると、眉唾ものの記事まで現れました。
確かに、嘘ではなく、現地の人と全く同じ生活様式、食事、共同体に属し、もちろん言葉も含めての話し、でした。
或いは、若者単身者なら、可能でしょう。
60才を過ぎた日本人ご夫婦では絶対に無理なのは、私のように若い頃の一時期海外で生活したことが人間なら容易に想像出来ます。

ここ数年日本の若者がそのアジアに出ていく話しが聞こえています。

旅行ではなく、「海外脱出」に希望を感じる人が増えていると聞きます。
その理由のひとつが、日本の将来に不安・・・というか低成長、円安、就職難、低賃金だと云います。
確かに、ワーキングホリデーを利用して、オーストラリアやカナダへ渡る若者の時給だけを見ると、一種の単純労働でも日本の1.5倍もする国もあります。
でもそれは、メティアが報じているほんの一握りの職種や国であることを、短い報道のなかでは報じていません。
日本食料理人とか、美容師とか、あまり語学力が問われない職種のことが多いのです。
そして、ワーホリを延長し正規に就労しようと思うと、途端に道が閉鎖されてしまうことは容易に想像できます。

海外で働いて、現地人以上の生活をしようとするのは大変です。
勿論専門知識、技術、それに伴う語学力、現地の言葉プラス世界の共通語(英語・フランス語)、私はスペイン語は堪能ですが、海外ではスペイン語がある程度話せるのは当たり前なのです。ラテン語系の言葉ですから。
同じように、ユーロー圏の人間にとって英語もドイツ語もスペイン語までは話せて当たり前の感覚があります。
今や、南米でも若者の英語習得率は昔の何十倍にも増えています。
特にアルゼンチンのように、慢性的な経済クライシスの国に生まれると、自衛の為に英語を学んでおかないと、一生閉ざされた経済三流国のなかで生きていかねばならないのです。

私が1968年にアルゼンチンに渡った理由は・・・

単純に日本から出たかっただけです。
子供の頃から、世界地図、地球儀をみるのが好きでした。
世界には色々な国がある、世界地図の東端にある日本を初めて見た時、極東の意味を知りました。
学生運動が盛んな頃でした。
私のような貧乏家庭に生まれ育った人間には、イデオロギーよりも食うこと、生活することが最優先でした。
兄や姉が、家の家庭環境のことで就職に苦労していたのを見ていました。
同じ思いはしたくない、日本から出たい、それも出来るだけ若いうちに、家に負担をかけずに出ていく術を探していました。
運良く、学園封鎖のなかで、片道切符ながら海外にでる道を見つけてました。
その当時、アルゼンチンはまだ豊かな国の残照が残っていました。
児童小説の「母を訪ねて三千里」の舞台がアルゼンチンです。
イタリアの田舎の子マルコが、当時の先進国、南米アルゼンチンに出稼ぎにでていった母親を訪ねていく物語でした。

私がアルゼンチンに入国した当時、1ドルは360円、アルゼンチン・ペソは1ドル300ペソでした。
私の初任給は当時の大卒初任給は3万円、83.3ドル、アルゼンチンでの初任給は3万ペソ、100ドルとほんの少し日本よりも高かったのです。
しかし、この年を境にアルゼンチンと高度成長期に入った日本経済の格差は何百倍にも広がって行くのでした。

人生は自分の努力だけで左右できるものではない
何かと、云われる団塊世代ですが、この世代に属する私が思うに、ラッキーな、ついていた、恵まれた世代だと思います。
経済的にはバブル勝ち逃げ世代です。
ハブル期にサラリーマンの絶頂期にあり、高給に恵まれ、多少の投資の失敗があっても今の世代の人から比べると、一般的な凡庸な会社員でもかなりの高給と退職金に恵まれ退職期を迎えてきました。
退職後流行、当たり前のように、海外に頻繁に出かけても、ドル安円高、航空機の値段は過激な競争でどんどん下がっていく一方でハワイに数ヶ月置きに出かけられるような状況にありました。
盛んに、物価の安いアジア諸国での定年退職後の生活を謳歌していました。

宴はいつかは終わりを迎えるのです。

私はいつも思い出すご夫婦がおります。
中米のコスタリカサンホセに暮らす、もう80代になったでしょうご夫婦。
1ドル100時代に、日本のクリーニング店を畳んで、お二人で中米の楽園コスタリスに2万ドルの定期預金口座を開く条件で、定住ビザを取得してサンホセ郊外の住宅地の一軒を購入しました。
私達夫婦がお訪ねしたのは、移住後3、4年でした。
スペイン語は片言程度で、通訳は市内の日本食レストランを開いている日本人男性と現地女性の家族を頼っていました。
二度、強盗にはいられとの話しです。
言葉の問題や、生活環境に慣れないのですが、家も店も全て売り払っての移住で帰るに帰れないと話していました。
食堂をやっている日本人男性の生活も苦しいようで、二人のお子さんをこのご夫婦に預け、お互いにサポートしあって暮らしていました。
コスタリカは、軍隊を持たない、豊かな、安全な観光立国と云います。
しかし、中米のなかでは・・・という但し書きがあります。

もう一組のご夫婦、マレーシア、ペナンに暮らす老夫婦
ペナンのリゾートホテルに滞在中、市内中心部との送迎でお世話になった、日本語達者運手さんがいました。
ホテルから市内に向かう時、ある住宅街にくると運転手さんは、ちょっとより道していいかと、聞くのでOKでも何処へと聞くと、気になる日本人女性がいると云うので、彼女かと問うと、お年寄りのおばあさんだと云います。
ペナンに退職ピザで移住してきてもう5年以上になるが、ご主人が病気気味で70才を越した奥さんが一人で、面倒を見ていて、昔移住直後いろいろ手続きや通訳としてお世話したことがあり、気になっている。
向こうは、私に何か頼むとお金がかかると遠慮しているようだけど、マレーシア人はそんなことない、困っている時はお互いに助け合いが普通、それでそれで、日本人お客を乗せた時、訳をはなして遠回りして寄って、様子を見ていると話します。
そっか、私達の料金で少しでもお互いに安心できるなら、遠回りでも、何時間でも寄っていいよと話したことを覚えています。

日本国内の田舎暮らし、夫婦二人で喫茶店、夫婦二人で農業も、海外ロングステイも同じです。
いつか、どちらかがいなくなるのです。
その時を常に想定しながら、最近生きています。


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2023年03月25日

そろそろ、普通の高齢者並みにガタがきている

子供のいない75才と72才のシニア夫婦は、夕食後は二人でリビングで2,3時間テレビの旅番組やドキュメント系を見てます。
一般的な高齢者夫婦の日常の風景でしょう。

しかし、私達二人、子供も孫もいないせいか、自分たちの年齢を推し量り、対照する人物が身近にいないので、二人だけでテレビをみている時間は、結婚当初とさして変わらない。

それでも、テレビに登場するお年寄りの顔、形、髪型、姿勢、着ているものなどから年齢を推測するが、画面に映る年齢に見て、何時も同じ感想をお互いに漏らす。

「エー、私と同じ年齢なの?、ちょつと老けすぎていない」
「75才、72才ってあんなお歳よりなの・・」

また、健康食品や化粧品のCMに登場する特に女性の「70才にはとても見えない」のコメントには厳しい反応をします。
「当たり前でしょう、この年令であの艶や、立ち振舞いは、特別じゃなく、普通よ、年相応よ」
と云います。
確かに、都会と地方では若干生活スタイルの違いもあるのでしょうが、確かに、カミさんたちのスポーツ仲間は、テレビに登場する同じ年齢の方々よりは、間違いなく若く見えます。
カミさんたちのグループだけでなく、私の所属する「ラケットテニス」の女性たちの最年少はほぼ、団塊世代で、立ち振舞から、顔・髪に至るまで75才、後期高齢者という概念とはかなりかけ離れています。
一方男性ですが、「ラケットテニス」最年少男性は69才、でその次は私の75才です。
私もカミさんほど実年齢と見た目年齢の差、ギャップはさほど大きくありませんが、昔から童顔のせいで多少実年齢よりも若く見えていましたが、やはり、最近は年相応に見られるのは、「髪の毛」と、特に目の下のたるみ、口元のシワのせいでしょう。

最近、NHKの「チコちゃんに叱られる」で、
大半の人は「自分は写真写りが悪いと思うの」その原因は何?


確かに、他人に撮られた自分の写真は、本人が思っているよりも年寄りで、醜く写っています。
特に年々、髪の毛は後退していき、自分では見れない上部や顔側面から写真は特に嫌いです。

チコちゃんの回答は「自分が何時も見ているのは、左右反転した鏡の映像だから」
確かに、毎朝自分の顔を見るのは、明るく照明で照らし出された白く輝く洗面所の鏡の姿です。
その左右反転した姿が、自分の本当の姿と、自分の脳にイメージを植え付けしているので、全く違った環境下、違った角度から、意識せずに
撮られた自分の顔満足出来ない・・・というのが偉い先生方のお話でした。

確実に75年酷使してきた体にガタはきている。
昨日、新しい血圧計がアマゾンから届きました。
19年前に横浜から鎌倉に越してきた時に、購入した血圧測定器が先週末、電源が入らなくなりました。
一瞬液晶表示版が点灯するのですが、1秒で消えてしまいます。
一応私は、もと電気屋、機械屋、デジダル屋ですから故障の原因を考えました。
電源系統の電気・機械的接触の不良・・・?否や、おそらくこれは液晶系の故障というよりも、寿命でしょう。
もう19年使っているのですから。
これまでに、エアコンのリモコン、テレビのリモコンの液晶が黒く変色して数字が読めなくなったことを経験してきています。

液晶パネルには寿命がありますか?の検索で
メーカーシチズンの回答は
・液晶パネルに使用されている液晶は、有機化合物のため生き物と同じように寿命があります。約8 年(約7 万時間)がすぎますと、数字や文字が不鮮明になったり、読みにくくなってきます。
そう、オムロンの血圧計は一日2回、19年間使ってきたのだから仕方がない、買い替えましょう。
Amazonでみると、価格は19年前とさほど変わらぬ価格10,980円、確かに構造的に何にも変っておらず、オムロン血圧計のベストセラーで、大量販売しているので価格はそのまま、据え置きでしょう。

また今月、健康に関する出費が増えた

いつものパターン、診断。
数ヶ月前に階段の上り下りで右膝に違和感、軽い痛みを感じて、かかりつけの整形外科を訪れた。
加齢による軟骨のすり減り、筋力の低下。
この程度の改善、治療方法はない、なるべく無理せずにエレベーター・エスカレーターを使うように。
体裁を気にして、階段を使わない同じ世代の男性が多いが、使えるもの使う。
そして、ゆっくりと、徐々に筋力をつける、けっして無理をしない。
市販のコンドロイチンとか、整体では絶対に治らない。
重症の場合は、手術という方法もあるが、この程度では不要。
という結論で、今の痛みを取り去るのが先決、と処方箋は外部ロキソニン湿布だけでした。

大元の原因は昔のスキー捻挫と私の姿勢の悪さと扁平足

高校生の頃、スキーで右足を捻挫したものを、素人治療で済ませてしまったものが成長するに従い、右足首をかばうようなあるき方、姿勢による扁平足となっていき、行き着いたのが老齢化した下半身に現れてきたのでしょう。
退職して鎌倉に越してきてからの整形のドクターは、スポーツドクターで一般的なリハビリやら、手術は拒否し、如何に日常生活で痛みになれ、付き合うかを方針してこれまで、やってきたドクターです。
先ずは痛みをとって、次には扁平足用のインソールの着用を推奨してきており、二年おきに、適正な靴、スニーカー、そしてインソールを買い替えてきています。
それも、後期高齢者75才となってきた今年、いままで何ともなかった、階段の上りで右膝内側に若干の痛みを感じるようになってきました。
特に大きな傷みではないので、生活には困らないのですが・・・

しかし、カミさんが騒ぎ出しました。
3月末から、二泊三日、楽しみにしていた、広島旅行に支障がでるのを恐れているのです。
仕方なしに、いつもの整形のドクターに相談すると、同じ回答
・75才という年齢で無理するな
・足の筋力老化を防ぐには一日7,000歩で十分
・意地を張って、老化に抗うな。受け入れろ。
・エレベーター・エスカレーターを積極的に使え

というものでした。

ドクターの推薦は膝サポーターの使用でした。

湿布した膝をサポーターで固定する、湿布もズレずに効果的。
毎日装着する必要はないが、外出、外歩き、スポーツの際にはつけたほうが良い。
色々な形、価格、メーカーがあるが、固定・縛り上げるようなタイプは、素人むけではないので、まずは一番簡単なU字型テーピング構造で十分効果があると推奨されました。

U字型テーピング構造は
U字型のテーピング編みが、ひざのお皿を持ち上げるようにサポートし、左右のブレを抑えひ伸ばす力を助けます。

スリットニット構造は
ひざ頭部は伸びやすく、動きを妨げずにズレを軽減します。
ひざ裏部はムレや屈曲時の不快な食い込みを抑制します。
保険は効かないので、血圧と健康に注意を払って、後期高齢者保険(当然1割負担ですが)に貢献致します。

 


旅先のパターンとして一日15,000から20,000歩、歩くのは普通でした。
京都のような街なかを巡る時は3万歩歩くこともありましたが、今回は広島、私の好きな人路面電車が走っている街、今回は、やや大人しく広電に乗って街をめぐりましょう。


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2023年03月23日

WBC侍ジャパンチーム優勝でバズるツィター


「バズる」って何語、どういう意味
朝のワイドショーでの設問、質問に答えるコーナーで出されました。
私は、バブルとバズるを正確に使い分けていない自分に気づきました。
それは、答えのひとつとして、「経済用語」があったからです。
もしかしたら、これまでバズるとバブルを一緒に使っていたかもしれません。
「バブる」とは実体以上に大きく膨らんていく様です、ツイッターの広がりもそんな傾向があるので、何処かで「バズる」現象を「バブる」と記述していたかもしれません。

「バズる」とは、SNSやインターネット上で多くの人から注目を浴びることを指す。
例えばTwitterで数万件の「いいね」が付いて、リツイートによりツイートが拡散されるなど、沢山の人の目に触れることが「バズる」という現象だ。
数万件の「いいね」やリツイートによる拡散と述べたが、その基準は明確ではありません。

「バズる」というのは英語のbuzzが語源とされています。

Buzzというのは日本語で「ブンブン飛ぶ」「ブザーが鳴る」という意味があります。
ハチがブンブン飛んでいるというときに使用することが多いです
Buzzには「ブンブン飛ぶ」「ブザーが鳴る」という意味以外に「噂する」という意味もあります。
語源が明確になっているわけではありませんが、一般的には1つの話題にハチが群がっている様子やたくさんの人に噂されているというところから、「バズる」となったと考えられています。

若者の間でツイッターで「バズる」のを仲間の間で競い合っています。

「返信」「リツイート」「いいね」「アクセス数」です。
このスクリーンショットは野球日本代表侍ジャパン公式ツィターからです。
なんと27.4万のいいねと1,239.5万アクセスと9.2万のリツィートがされているのです。
如何に日本全国民に関心があったを明確に物語っています。

では誰が、アクセスして、「いいね」を押したのか?
少なくても、私達の世代ではありません。
このツィートを見ているのは、時間からしてスマホを片手に食事しているか、或るいは電車の中なのか、ともかく、自分の喜びを、何とか日本チームに伝えて一緒に喜びを分かち合いたい、思う人々です。

今回のメキシコとの準決勝・アメリカの決勝戦のツィターの経緯
準決勝がお彼岸で休日、ましてや朝の8時にからで、無理しなくても自然に見入れる時間帯でした。
私は、市民団体Webサポートをしている関係で、最近ホームページ本体の充実と並んでSNSの強化を、団体に求め一緒に、効果・アクセスに注目しているので、今回のWBC侍ジャパンの試合の様子をテレビでみながら、パソコンでリアルタイムでツィターを見ていました。

一日目の準決勝の試合
今回のWBCメキシコ戦では、不振の村上選手の名前が頻繁に登場し、「バズりました」
時系列をおって見ていくと
最初の3連続三振の頃は
#マジか村上
#村上ダイブーキ
#村上右ピッチャーだよ
#村上もう限界
#栗山監督もう、村上をあきらめろ
やがて
#吉田同点3ラン
#村上やっと打ったサヨナラ
#村上おはよう
#村上お目覚め
と変っていくのです。

一時期は、このまま負けたら、村上は羽田空港に降りたてないのでは、と不安に思う書き込みもありました。
昔、サッカーワールドカップ、ジョホールバル最終予選の時、延長線から投入されたファードの岡野は再三の絶好のチャンスにゴールを外し、このまま負けたら日本には帰れず、どこかアジアの国で子供相手にサッカー教室でもやって静かに暮らそうと考えていたそうです。
今回の村上も、最後のチャンスで、大谷翔平のようにバンドをしようかとも考えてたが、栗山監督から思い切り行けと云われて、バッターボックスに立つたと語っていました。

決勝戦当日のWBCのツイッターで先ずバズったのが
#大谷とトラウト
 二人が国旗を持って入場する動画があっという間に拡散20万を超える勢いです。
#今永のストレート
 いずれも動画が掲載されていました。
#覚醒村上
 目覚めた村上の一発に続く、コツコツ打線の日本 そして逆転
 そしてどんどん替わるアメリカ投手陣。
凄まじい勢いでツィートされる、日米決戦の様子そして、爆発的結果でした。

WBC日本チームの活躍で、ツィーターを勉強させていただきました。

わかったことは、如何にリアルタイムの情報と動画が「バズる」かということでした。
現在ツィッターで「返信」「リツイート」「いいね」「アクセス数」を稼いでいるのはほぼ全て動画です。
動画というと私達世代では、かなりハードルの高いものを連想しがちです。
撮影したものを人様に見ていただくにはちゃんと、起承転結の物語として編集し、必要ならナレーション・クレジットまでいれるのが当たり前
それに、ネットにアップするにはそれなりのアカウントとサーバー的なものが必要と考えてしまいますが、今のスマホ環境では、中国本土の動画アプリ
でユーチューブを経由せずに、誰でもが簡単に「おもしろ動画」をUPし、そのアクセス数に自己満足出来る時代なのです。
あの、若者による「度を過ぎたおふざけ、迷惑行為動画」は、ただ単に仲間内でのアクセス数だけでUPしたものが、拡散し、相手のお店だけでなく
自分の家族、果ては自分の人生、将来にまで影響を及ぼすとは考えていなかったのでしよう。


今回二日間、WBC日本チームの試合を二日間たっぷりと楽しませていただき、ついでに私自身もこの試合の様子をリアルタイムでツィートしてみました。
私の場合のここ数日ツィートで一番は反響大きかったのは、WBCではなく、高校野球選抜のダルビシュの出身高校、東北高校の選手が相手エラーで出塁し、塁上でペッパーミルをやって塁審に注意された記事でした。

これだけのアクセスや注目があって、何か発信者の利益でもあったのか、・・・
なーにもなしです。
ツィーターでは素人は稼げないのてす。ただの自己満足です。

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posted by 西沢 at 07:11| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ

2023年03月21日

二十年ぶりにエアコンを取り替える 最後のエアコンになるか

なんでこの中途半端時期にエアコン取替なのか
今年の春は、パソコンをWin11に買い替えたり、スマホの機種を新しくしたりとか、何かと出費の多い3月ですが、ついにリビングのエアコンも買い替えることになりました。
昨年の冬の季節12月の末に、そろそろ暖房が必要になるかもと試運転した所、エアコン本体のランプが全点灯の繰り返しが始まりました。
これは、私達機械屋の間では重大なトラブル発生のシグナルで間違いありません。
普通なら、強制冷房試運転モードで運転してみるのですが、この全点灯モードではやってみても無駄なことは明白です。
どこのメーカーだったけと調べると「サンヨー」です。既に存在しない会社です。
パナソニックが修理関係を引き継いでいるようですが・・・
この時点で修理は断念しました。

それよりも、鉄筋コンクリートマンションの中間階、70台の夫婦二人の家庭でエアコンは必要なのか、と考える良いきっかけになります。
少なくとも、リビングルームの床にはガス焚き温水床暖房が入っているので、なくても冬は過ごせます。
特にリビング・ダイニングは東南に面しており、冬場でも日差しが差し込み、午前中は暖かく過ごせる場所なのです。
しかし、若干暖かい湘南鎌倉でも北西側の私の部屋は、冬場の朝はエアコンが必要ですが、この電気代の高騰のご時世、私のパソコン机の椅子は、電気ひざ掛け毛布で十分凌いでおり、自分の部屋に暖房は必要なく、しいて云えば夏場の夜だけのものでしょう。

今回のロシアの侵略により始まった世界的インフレで各家庭の光熱費、特に電気代の高騰が世界中の家計を圧迫しているようですが、当初我家はそれほどの影響はないと、考えていました。
通常、これまで二人暮らしのシニア夫婦の一ヶ月の電気代は4,000円を超すことは滅多にありませんでした。
カミさんのお友達の「鎌倉婦人」のお宅では1万円台後半が普通と聞いて、大邸宅・大家族のお金持ちだからと思っていました。
しかし、最近のクレジット口座の電気代の金額は確実に、そして急カーブで上昇しています。
昨年 11月 4,630
   12月 6,100
今年 1月 6,600
    2月 7,033 と確実に上昇しています。


75才と72才の年金シニア老夫婦の電気代がこんな高額になるなんて、しかも12月から、リビンクも自分の部屋もエアコンを使っておらず、電力を食うような動力・モーター系はないのに、どうして・・・と云っても仕方ないこと。
二人暮らしの、どちらかと云うと締まり屋のカミさんなのにこんな高額ということは、一般戸建の家が1万円の大台は当たり前なのでしょうか。

では、このままリビングのエアコンが壊れたまま、放おっておくかと考えたのですが、湘南の寒さは厚着と電気ひざ掛けで十分凌げますが、幾ら海に近く、森や林に囲まれた地域といえ、夏の暑さは健康・体力面にも及びますし、二人共にますます年齢を重ねていきますから、やはり最低限の
冷房設備は必要であろうと考えました。
我家の2台のエアコンは、横浜から鎌倉の新築マンションに越してきた時に設置したものです。
東南面のリビング・ダイニングは100Vクラスでは最大級の12畳用もの、自分の部屋には、音の静かなM電機の6畳用、2つともヨドバシで購入し設置工事もおまかせして、20年前でコミコミ15万円だと記憶しています。

私は現業は建設業のとくに空調設備業界に属していましたから、機器類の値段や、工事の値段には明るいのですが、このような民生品にかんしては量販店に機器・工事一緒に発注したほうが安いことを知っています。
家庭用ルームエアコン単体なら、大型現場をやっている時に、取引先お友達の大手設備屋さんにお願いすれば店頭価格の半分以下で入るのは知っていますが、一度現場を離れてしまうと、返って割高になるケースも見聞きしているので家電量販店に頼みますました。
その20年前の値段や、業界の卸値とか、設置工事の職人さんの日当も覚えているのが、今回災いとなりました。

昨年末、リビングのエアコンがクラッシュしてから、ときどき、近くの量販店「ノジマ」や「ヤマダ」の店頭をみたり、折込では入ってくる「ヨドバシ」「ビックカメラ」のチラシを見てびっくりです。
20年前と同じ値段とは云いませんが、壊れてた居間のエアコンと同じ能力のものと同等で一台が20万近くするのです。
そして、標準設置工事費、古い壊れたエアコンの撤去費、リサイクル費全て入れると20万オーバーするのです。
・一ヶ月の生活費と同じ金額
・二泊三日国内旅行二回分の金額 ・・・同じはきつい

如何に安く仕上げるか・・元工事屋は考えます。

元業界仲間に頼むか・・
今大型マンション建設をやっている旧仲間からならほぼ、一回、横浜の赤い灯・青い灯で済むハズですが・・・・
彼らも、漸くコロナが落ち着いてきているとは云え、昔のようにそう簡単ではなさそうですし、何よりもカミさんが納得しません。
そこで、ジャパネットとか、アウトレットとか、リユース再生品も考えてみましたが、やはり、エアコンは工事も伴うので目に見える相手と直接話さないと不安なので、近くの「ヤマダ」をチェックしていました。


そこで入ってきたのが、期間限定、買い替え特約エアコンのチラシでした。

チラシの表示値段は 61,900+税でした。
実際の最終支払値段は
ヤマダオリジナルエアコン 8〜10畳用
本体       64,800
標準工事費    13,000
取り外し費     6,000
運搬費       2,000
リサイクル費     900
小計       86,700
消費税       8,670
合計       95,370

この他に、工事当日に標準工事の冷媒配管が4mですが、現在と同じく綺麗に直角で形を整えて納めるには1m足りないと云われました。
斜めに持っていけば何とか収まりますが、どうしますかと聞かれ、今ある古い冷媒管と同じルート角度で綺麗に施工をお願いしてプラス4,000円そして、室内側のドレイン管部分の保温が必要という設置工事職人さんの提案でプラス400円トータルで99,770円と、何とか予算ギリギリの10万円で収まりました。

チラシの表示されている大きな値段文字、69,900が、最終的にはほぼ10万円となります。
特に今回、現在ついているエアコンの撤去、運搬、リサイクル処理がほぼ9,000円と、当日の取付工事の追加4,400が想定外でした。
大手の量販店では標準工事費込と表示されていたり、下取り値引きとかうたっているチラシを多く見かけますが、実際にはこのヤマダのような料金設定が標準だと考えたほうが良いかもしれません。

ネット大手のジャパネットの場合の同じクラスのエアコンを見てみると

8〜10畳用
古いエアコンを10,000円で下取り
古いエアコンの取り外し料金無料
標準取付工事費 無料
で税込み99,800円です。
実際にはジャパネットの場合ここに設置するお宅までの送料が3,500円かかります。
ジャバネットの場合、まずエアコン本体がお宅に届いたのを確認してから、工事業者が設置に来るという段取りです。
いかにもネット大手の値段が安く感じますが、工事が伴うような電化製品の場合、最終的にはフェースtoフェースで細かいところまで打ち合わせ出来る、地元の量販店のほうが良いというのが、今回の結論です。

春の今時はエアコン工事は直ぐ出来ます。
季節によっては、工事業者が混んでいたり、昨年のように製造現場での電子部品不足で調達が出来ず半年も遅れたケースもありましたが、この季節のエアコンは品物も工事も即納です。
私は日曜日に店頭で買って、翌日月曜日の昼前に終わりました。
日曜日の夕方設置する業者さんから直接電話があり、大まかな設置場所の条件を説明しました。
作業員も築浅のマンションのベランダ設置ということと、同じ場所の古いエアコン取り外しという内容で大まかに段取りが解っていたようです。

当日、マンションの入り口まで降りて、必要な機材の搬入まで立ち会いました。
というのも彼はは一人だったのです。
一人でオートロックのマンションですと、一度に全てを一回のドアー開閉で搬入しなければならないのと、私のマンションには駐車スペースがなく
かなり安全な路駐の場所を案内しなくてはならなかった訳です。

私はブエノスから帰ってから電子専門学校を卒業した後の一年間、大手スーパーの電器売場でバイトをしていました。
ブエノスに帰った時の経験を積むためでした。
一年間、家電の修理や、アンテナ設置、そしてエアコン設置の実習をしました。
エアコン設置は外部の専門業者さんにお願いするのですが、私は出来るだけ一緒に行って学ぶことに勤めていました。
ですから、全くの素人ではなく、40年ぶりに自宅でエアコンの撤去と新設を側で見ることができました。
かなり熟練した50代半ばの職人さんでした。
「一人ですか?」と聞くと「二人分の費用が貰えないのでこの暇な時期極力一人でやってます」と云います。
しかし、「エアコン設置のピーク時は数を熟すので、知り合いや自分の父親までひっぱりだしてやってます」と云います。

この職人さんは部屋に入り、古いエアコンと、今回の新しいエアコンの型番を見て開口一番
「古いエアコンの冷房納能力と新しいのではかなり差がありますが、承知ですか?」と聞いてきました。
これは、想定していた質問で、この問をしてきた職人さんのキャリアが推察されました。
彼はこのまま設置した後の予測されるクレームを事前に客先に問うたのです。
実際に、素人の客は、部屋の大きさよりも、価格に重点を置いて選ぶ傾向があるのは当たり前で、よくあるケースは設置して実際に夏場を経験して、部屋が冷えない、とクレームするケースが多いのです。
ですから、必ず設置前に部屋の大きさ、環境が今設置しようとする機種と合わない旨を伝えているようです。
確かに、古いエアコンは12〜15畳用の100Vタイプで最大クラスのものです。
確かに、我家のリビング・ダイニングそして続く和室六畳全てを完全冷房するには必要な大きさ、能力のエアコンでしたが、実際には二人だけの生活目一杯、開け放たれたリビング・ダイニングそして続く和室六畳全てを完全冷房す必要なく、二人が座るの各々のリクライニング椅子二冷風が
当たる程度、冷房温度29度で十分なのは、ひと夏で分かりました。
ですから、今回の買い替えはワンクラス落とした能力のものを選んだのです。

工事の手際の良さ、工具にびっくりしました。
一人で、搬入・搬出・撤去・設置ですから、私からみると大変だと思うのですが、慣れているのと、使用している工具類が私の時代のものと全く違うのです。
電線カッター、ストリッパーにしても、銅管カッターも、工具が全てバッテリー電動工具なのです。銅管のフレア加工というかなり神経を使う作業も全て、電動バッテリ動力ですませていました。これを見て私が昔の話しをすると、40年ですからね・・との返事

そうあの当時から45年も経っている。
そしてあの当時、大手スーパーからブエノスに戻るのは諦め、建設業界に入ってからは、ほぼ職人さんレベルの仕事をしてこなかった。
今では1尺の脚立に立って怖く感じる年齢になってきている、そうか齢をとってきているのだ。
自分の人生で、このエアコンも最後のエアコンだろう。
最後のパソコン、最後スマホ、そして最後のエアコンか。みんな次々に最後・・・のになる。


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posted by 西沢 at 06:56| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ

2023年03月19日

東京の桜開花宣言 桜とスカイツリーと水辺の風景



桜開花宣言と靖国神社の桜標本木
気象庁の桜開花予想標本木は、靖国神社にあり、その桜の木は柵に囲まれており、警備員のおじさんが人が近づかないように、一日中監視しています。
ある年、この木の周辺が焚き火をして開花日が早まってしまったと云う、「本当か」と云われるような話しがあるほど、日本の春は桜の開花情報は敏感で、みんなのと注目の話題てあり、同時に春はこの木から始まるのでしょう。


毎年、この季節恒例のトレンドですが、現役時代は全く桜開花宣言には興味もありませんでした。
毎年の桜のは通勤電車の中から見ていただけでした。
若い頃は、会社や職場の花見の会もありましたが、退職直前は大型ビルリニューアル現場で、もっぱら夜は稼ぎ時の最盛期でした。
現場は日比谷公園の前の高層ビルでした。
朝の通勤は7時台、東京中央口から歩いて皇居前広場から日比谷公園を抜けて現場事務所いく毎日を4年間を続け、生涯で毎朝、一番季節を感じ時期でした。

やがて、退職しても、春の混雑する季節は概ね海外で過ごしていましたが、65才でパスポートを更新せずに、海外旅行を卒業してからは、春の桜の季節を意識するようになりました。
そして、古希を過ぎたあたりから、後何年、この日本の桜の季節を、何処で迎えるのかと考えるようになり、積極的に出かけるようになりました。
今年の桜は「熱海の緋寒桜」に始まり地元大船の「早咲き玉縄桜」に続きメインは3月29日発の広島・岩国の桜です。
各社の満開予想日とぴったり。
今年は、記憶に残る春の年になりそうです。

旧中川河津桜土手ロケーションのアクセス・行き方


地元大船の早咲染井吉野がみるみる開花し、あっという間に葉桜に3月半ば、リビングでテレビを見ていたカミさんが声をかけてきました。
テレビワイドショーのなかで、スカイツリーをバックに咲き誇るピンクの河津桜の映像がながれています。
ほんの一分程度の映像でした。早速調べるとこの映像の公園は、江戸川区の旧中川の土手のようです。
最寄り駅は総武線各駅停車の「平井」駅から徒歩10〜15分程度の旧中川堤のようです。
「平井」といえば、昔、ブエノスから帰ってきて、再入学した電子専門学校の同級生の家が平井駅前にあったことを思い出しました。
早速、自宅から平井までのルートをしらべました。
大船から横須賀線乗換なしで「錦糸町」各駅に乗り換え、「亀戸」の次が「平井」です。荒川ひとつ手前の東京の一番東の江戸川区です。
時間は大船発09:05→東京→10:02錦糸町10:08各駅→10:12平井 所要時間1時間7分 935円
ちなみに大船から西方向の熱海の場合
大船発09:07→10:06熱海 所要時間59分 990円で静岡県熱海のほうが、東京都江戸川や千葉より近いということを再認識しました。

スカイツリーの青空とピンクの河津桜を一緒に納めたい

テレビのニュース映像を見たのは3月12日
早速江戸川区の天気を調べると、あまり良くなさそうです。
桜はやや曇りのほうが、かえってピンクの色が映えて美しく撮影できるのですが、ここの桜は河津桜のようです。
河津桜の場合、背景の空は快晴の青空が望ましいし、それに背景はスカイツリーですから、絶対に晴れている日に限ると、決まったのが3月15日でした。

大船から平井へは、横須賀線で行きます。
朝の湘南は曇り空、江戸川も曇りで10時過ぎから雲が無くなり快晴との天気予報で、少し通勤時間帯をずらして行き、河津桜の土手には着いた頃は快晴の青空でした。

河津桜は半分以上は葉桜でした。
旧中川河津桜参考サイトの紹介
すみだ観光サイトを見て行ったのですが、やはり・・・かなり遅かったようです。

私の住まいの近所にも河津桜の名所はかなりあります。
本場の南伊豆、三浦半島の京急三浦海岸、南足柄の松田山とあり、いずれも3月の第一週には終わっているのですが、何故かTV報道ではスカイツリーとピンクの花のコラボ映像がありました。
「すみだ観光サイト」の画像を見ると河津桜はまだ若木のようで、イメージしていましたピンクの桜と背景のスカイツリーの映像を収めるポイントは一箇所の木しかありませんでした。

この絶好のポイントの前は何故か、モデル張りのポーズをとった若い女性と大きなレンズの男性が撮影する順番待ちをしているようです。
明らかに日本の若者カップルではなさそうです。会話からすると北京語のようです。
インバウンド旅行客ではなく、日本に住んでいる学生でしょう。
関東に住んでいる、暇人のカメラ好きのおじさんが知らない桜のスポットをどうして、知ったのか、日本語が分かりそうなので聞いてみました。
やはり・・・ここ数日前のことで、中国系のSNSサイトや、インスタで知ったもようです。
最初のきっかけはやはり、TVワイドショーのなかでの紹介だつたもようです。
確かに、私も退職してからの春の花の季節や、秋の紅葉の季節の穴場的情報は、テレビ報道や朝刊紙のコラム記事からが多いのは間違いありませんから。
TV中継のスカツリーと桜は確かに、この橋の下一部だけかもしれませんが、河津桜だけでしたら、もっと上流、墨田清掃工場の脇、ゆりのき橋周辺にはもっと成長したおおきな河津桜の並木があるようです。
この日は、ここらへんの状況から上流へいっても同じようなものと、諦めました。
第一、ゆりのき橋あたりだと、桜とスカイツリーの映像が撮れるかどうか怪しいものです。
それに、平井駅からゆりのき橋までは直線でも2.5kmあり、徒歩だと40分程度かかりそうなのて、この日止めました。

旧中川 水辺の風景


この河津桜スカイツリーのスポットは旧中川を挟む墨田区と江戸川区の江戸川側にあります。
川の西側は墨田区の広大な亀戸中央公園となっています。
訪れた、春の陽光差し込む水辺には大勢、私と同じ世代の人たちが、三々五々、散歩したり、ジョギングしたりベンチで本を読んだりしていました。
そして、ここは釣りも一定の条件下ではできるように、太公望が何にも釣り糸を垂れており、その周りに、おこぼれ、釣果が目当ての大きなサギが何羽も静かに立つて、その時を待っているようでした。
 

川にはカヌーを楽しむ人達もおり、とても豊かな時の流れを感じます。
そして、微かながら羨ましく思いました。
鎌倉にはこのような公園や施設は存在しないのです。
緑溢れた、文化的な古都・・・というイメージがありますがちょっと違います。
このお隣の亀戸公園には庭園もありトイレもあり、各種スポーツ施設もあり、庭園内は舗装された道路や、花に飾られた花壇が沢山あります。
しかし、鎌倉にあるのは「出来るだけ人の手入れない緑地」はありますが、市民や子供たちが寛ぐ公園はほとんどなく、あるのは町中の小さなベンチだけの公園と、我家の前の遊戯施設のある児童公園しかありません。

東京都・江戸川区・墨田区のような予算規模もないのは事実ですが、鎌倉市民の公園に関する考え方だたの行政とは違うのが元にあります。
鎌倉市民の意識の高さが時折話題になります。
今や日本各地の行政に「市民活動センター・NPOセンター」がるのは当たり前ですが、日本で最初に出来たのは鎌倉市でした。

きっかけは、鎌倉の森林が都市開発により次々に住宅として開発され、森や谷戸が消えて行くのを阻むために「御谷山林」を市民の手により開発者から買取った日本初のナショナルトラスト運動及び古都保存法発祥の地ですから。
 昭和39年(1964年)、この地に宅地造成の話が持ち上がり、これに反対する地元住民の運動は、鎌倉市民から文化人、やがて全国へと広まりました。後に「御谷騒動」と呼ばれます。そして、同年12月に(財)鎌倉風致保存会が設立(平成23年4月より公益財団法人)され、全国からの寄付と市からの援助金あわせて1,500万円で御谷1.5haを買取りました。 昭和41年(1966年)にはこの運動が契機となり、「古都保存法」が制定されました。こうしたことから御谷は「日本のナショナル・トラスト発祥の地」及び、「古都保存法発祥の地」といわれています。

このような経過があるので、なるべく自然のママの姿が一番市民為に良いという考えが、脈々と繋がれているのが鎌倉の公園にたいする考え方なのです。
ですから、トイレ一つ作るのも大変です、一箇所のトイレの為に、上下水道、電気工事、はたまた舗装工事まで発生し、一種の破壊が起きることを恐れているのです。
公園で遊ぶ子供達、散歩するシニアたちを見てそう考えながら、岐路につきました。




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posted by 西沢 at 07:38| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ

2023年03月17日

そろそろ引き際、老兵は死なず、ただ消え去るのみ Old soldiers never die They just fade away

今年の誕生日で後期高齢者となった2月下旬、パソコンを買換えました。
必要ない、と嫌っていたWindows11です。

そして一週間もしない3月始めに、4年間使っていたスマホをキャンペーン価格につられて買い替えました。
新機種が我家にやってきたのですが、昔のように一緒についてきた、取扱説明書をみるでもなく、新しい機能に興味を惹かれるでもなくしばらく放っておき、心に余裕が出来てきてから、開封して、試そうと思っていたのですが、意外と早くやってきました。
googleドライブについて、しっかりと認識しておく必要が生じたのです。

現業退職から退職後の活動、と完全退職の今までを振り返ります
2003年、生活を支え、退職後の人生基盤作りだった建設業界の現場を引退して、55才で自己退職、電子専門学校の講座受講を機にweb言語、プログラムミング基礎を学んで退職後の住まいを鎌倉に移して、退職後の生活が始まりました。
WindowsXP全盛期でした。
当時の年齢は56才、加入した市民活動を支えるNPO団体のなかでは、働かずに済む、余裕のある若手として歓迎されました。
やがて、NPO組織の広報を担当するようになり、同時に、鎌倉で活動する市民活動団体のIT・DATA管理などの支援をするようになりました。
特にまだ現在のように、だれもがネットと繋がっている状態ではなくまだまた黎明期にあった、ホームページの作成・運営に関する、市民講座を担当するようになっていきました。

私達団塊ど真ん中の技術系世代はパソコン・webの世界の伸展と同じ歩調を歩んできています。
いつの間にか、仕事上ではパソコンが必要になり、現場では手書きの図面が徐々にCADになっていきました。
元々、日本の代表的なビル・構造物を設計、施工する業界・会社に所属していましたのでかなり早い段階からCAD化はしていましたが、まだ社内にCAD課があり専任の女性社員にお願いしていたのが、私が退職する2003年頃には、大型現場事務所から図面台、ドラフターが消えつつあり、その代わりに各社の現場代人の机の上に数台のパソコンが普通に置かれ、図面は青焼きコピーから、プリンター打ち出しとなっていきました。
ネット回線もISDNからADSLと続き、そして光へ、今では建設現場の仮設事務所でもWi-Fi化は当たり前となってきています。

子供たちが将来なりたい職業として、「ユーチューバー」とか「プロゲーマー」をあげるような現代です。

世の中のIT技術、通信速度、送信機器は驚くべきスピードで進化し続けています。
私が専門とする、ホームページの世界も大幅に変ってきています。
人はこれを「進化」といいますが、私達、専門教育を受けてきたプログラマーは「退化」と云っています。
ホームページは情報を正確に系統だって正確に伝え、共有する軍事技術としてペンタゴンで開発された技術であり、また短い、基本的時間で学べる、コンピーター言語とも言えない程度簡単なweb用言語が使われています。
現在でも世界のホームページは全てこの言語「html」と進化系補助言語「CSS」で書かれています。
しかし、ここ5〜10年ほどで、誰でもが、簡単に、短時間で、ある程度のレベルのホームページが作れる、ソフト・アプリが大量に開発され世の中に出回るようになってきました。
「ワードプレス」・「ジンド」・「Wix」・「ホームページビルダー」・「Google Site」その他諸々の有料であったり無料であったりします。
これらの特徴はホームページ造りに必須だったweb言語「html」と「CSS」を知らなくても、書けなくても、既に作られているテンプレートを利用しある程度レベルのホームページが作られるようになりました。

このような”ある程度レベル"のホームページの需要は何故起きたか

1,ある程度レベルではなく、しっかり、キッチリ、ガッシリした本格的なホームページ造りは
 人的・経済的な余裕が必要です。
 自分たちの思いを伝える手段であるホームページを社外の専門家を通して発信するのでは
 なく、自社内、組織内の風通しのよい環境で、臨機応変に発信したいのは、山々なれど、
 そのような人材育成には時間もお金もかかります。
 そして、折角社内、自組織で育成しても、担当者が辞めてしまうと、継続が出来なくなると
 いうジレンマを各社、各団体づっと抱え続けてきていました。

2,しっかり、キッチリ、ガッシリのホームページでなくても良く、ちゃんとタイムリーに
 伝われば良いフォトショップやイラストレーターのような高額の難しい専門的なグラフィッ
 クソフトでなくても、ワードや花子でも十分に伝わるし、パワポでもOKだと考える、
 中小の組織は増えてきています。

3,ホームページに替わるツール・アイテムの登場
 ホームページではなくとも、自分たちの情報発信のツールは昔に比べると格段に増えています。
 特に、パソコン対象ではなく、圧倒的に対象ユーザーが持っている「スマホ」へ伝えるには、
 ホームページは実際的に重く、大きすぎます。
 「ソーシャルメディア」と云われる、Twitter,FaceBook,インスタ、ブログ、或いは簡単
 動画ティックトックで小さな情報、単発の情報でしたら
 圧倒的に有利な、拡散力が強いツールが続々と登場してきているのが現在です。

しかし・・正統派のIT教育を受けてきた世代には抵抗があります。

1,これらのアプリの使える条件の一つは
 「常にネットつながっている状況」が必要なのことです。
私達が受けてきたIT教育は、ネットではなく、先ずはパソコン内で完結、動作することでした。
しかし、今のホームページ制作アプリに限らず、ほとんどのソフトは、自分のパソコンにプログラムをインストールするのではなくクラウド上にあるアプリと連絡出来る条件のみがインストールされます。
自分の作業する環境にネットがつながらないと何にも出来ないし、作り上げたもの動作確認も、自分のパソコン上では完結しないです。
つまり、24時間、どんな場所でも安定した通信環境下であることが前提なのです。
この問題は、東日本大震災時にクローズアップされました。
停電と通信網の倒壊と、一斉通信による渋滞で、いつでもつながると云うインフラの前提が崩れたのです。

2,だれでも簡単に・・・がモットーのアプリには

 現在、NPOセンター広報を退いてから数か所の市民活動団体の支援の続きをしています。
 現役当時からの付き合いの続きで、それまで古くからの会員の方が作られていた、
 1,に画像ソフトから作られていたホームページを、正式なweb言語で書き出し。
 2,にそれらを今風に、スマホモードでもみれるように書き出し。
 3,に新しく入った会員メンバーにこれらを自力て編集、追加出来るように指導し。
 4,に同時に、ソーシャルメディアの発信をするようにしました。

やがて、組織は刻々と変化していき、担当する会員も変っていくと、何かしらの形で技術を伝えていかねばなりません。
もう、コツコツ、手書きでホームページを、デスクトップパソコンで作る時代は終わりにしよう、という意見がでてくる来るのは当然です。
そして、現在のホームページを活かしながら、半年かけて、誰でもが(少なくとも最低限のパソコン操作、テキスト、グラフッィクの基礎体力・知識があることは最低限の条件ですが)ほんの少しレクチャーでホームページを構築・更新していく方向に舵をきる団体が増えてきています。

現在注目されているのが「Google Site」です。


当然無料ですし、ホームページを展開するネット上のサーバーもドメインも全てGoogleにお任せです。
必要なのは、グーグルアカウントだけです。
グーグルアカウントを各自のパソコンで共有しておけば、担当メンバーが何処にいてもリアルタイムで作業・更新出来ます。
今回、これを試して驚いたのは画像を使おうと画像のある場所、フォルダーを探すと、いの一番、自分のスマホで撮影した画像がみえるでし有りませんか?
そうなんです、パソコンを使っていても、いつの間にか「グーグルドライブ」にDATAが保存されていたのです。
※これは自分が知らない、意識しないうちに、「グーグルドライブに保存」を許可していたのです。
確かに便利・・・だけど、
すると私達のDATAは全て、グーグルの巨大なハードディスクに全て保管され、見られていることになる、グーグルの無料の便利なホームページアプリを無料で使う代償に・・・
アメリカ政府が中国製のアプリや通信機器を嫌う理由と全く同じなのです。

それはともかく、「Google Site」の出来栄えレベルは
結論;
ちゃんとした会社・組織で会社の顔として使えるレベルには遥かに遠いレベルです。
※これは、ちゃんとhtml・Cssで手書き、JavaSprictを使った動的ページと比べた場合です。
大会社・組織が資金と人材をかけて造った自社の顔となるようなホームページが、大学卒業レベルとすると、「Google Site」は小学校4,5年生レベルでしかありません。
どちらかと云うと薄っぺらい、ブログ、Facebookレベルです。
ともかく、すべてアプリが用意している、テンプレート内のレイアウトから一歩も踏み外せないのですから、自社のデザインレベル、構成のサイト造りには向きません。

でも、財政的にも、人材的に十分でない、余裕のないの小さな組織のホームページ造りとして許せる範囲かなと思います。
それよりも、毎日・毎週・毎月定期に確実に自分たちの情報を知らせるツールとして、ソーシャルメディアと一緒に発信し続け、組織内の人材を育てて行くのが肝要かと思います。
これが実は一番難しいのです。


私達シニア世代、特に嫌われ者世代と云われる「団塊世代」は冒頭のタイトルマッカーサーの言葉
Old soldiers never die They just fade away
ウィンドーズ95からスタートしたパソコン世代、団塊世代は後期高齢者となった今年、Win11、スマホに振り回され格闘している。
データ全てがグーグルドライブで共有する時代、常にネットと繋がっているのが前提となっている時代に今、生きているのだ。
そろそろ、真剣に意識して次世代にバトンタッチして行かねばならない。


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posted by 西沢 at 07:48| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ

2023年03月15日

退職・老後の生活、終活の成功と失敗の境界線 

週刊誌の特集記事編集部は、退職年金シニアが気になる記事を作るのが上手だ関心しています。
私達退職シニアが気にしている話題・不安を定期的に掲載してきます。
今回は前回のポストの記事に引き続き残っていた気になる記事を斜め読みしてみた。
■ 大人気の「リバースモーゲージ」支払いが減る人・家を失う人
■ 戸建を売って引っ越ししたマンション ダウンサイジングの落とし穴
■ 終の棲家老人ホームに入居して「馴染める男」と「嫌われる男」


■ 大人気の「リバースモーゲージ」の知識・理解は
・単純に、今、住んでいる家を担保にお金を借りる。
・その資金は、生活費として使って構わない。
・そしてずっと死ぬまでその自宅に住み続ける。
・借りてる融資の金利分は死ぬまで払い続ける。
・亡くなったら残債はゼロになる。

こういったイメージをお持ちの方が多いと思います。
老後の生活費の捻出が怪しくなったら、リバースモーゲージという方法がある、云われ続けてきました。
しかし、本当にそうなのか?
リバースモーゲージには色々な利用条件があるはず、正しく理解しておかないと後でこんなはずではなかったということになりかねないと、記事は警告しています。

そもそもリバースモーゲージとは?
リバースは逆の、モーゲージは住宅ローンという意味、逆抵当融資とも云う。
リバースモーゲージは一般の住宅ローンとは逆に、不動産を担保に分割融資・一括返済する仕組みで主に自宅を担保に融資を受けるシニア層向けの融資です。

融資の際に金融機関や公的機関が用いる評価額に応じて、だいたい評価額の50〜80%程度を上限に融資を実行してもらえます。
受け取り方は2種類あり、一括で受け取ることも可能ですが、定期的または必要なときに適宜受け取ることも可能です。
返済は、余裕ができたときに返済することもできますが、契約者の死亡時までに返済が完了しなかった場合は、担保にした不動産の売却をもって返済することになります。
シニアの場合、定期的な一定の収入、年齢の面でお金を借りることが難しくなりますが、リバースモーゲージを活用することでお金の借り入れが可能になるケースも少なくありません。
昔からあった制度ですが、20年ほど前から東京首都圏では、旧東京相和銀行が破綻して、台湾華僑系が引き継いだ第二地方銀行、東京スター銀行が営業を再開し、このリバースモーゲージを広く社会に知らしめたと云われています。

住宅ローンとの違いは?
返済義務があるという点で、リバースモーゲージと住宅ローンは同じような位置づけに感じられますが、実際はまったくの別物です。
住宅ローンは指定の期日までの返済義務がありますが、リバースモーゲージは契約終了時または契約者死亡時までに融資額の返済がなくても問題がないためです。
代わりに不動産が売却されるため相続はできませんが、必ずしも契約者が現金として返済する必要はありません 

リバースモーゲージの条件
リバースモーゲージは、シニア層なら誰でも利用できる金融商品ではありません。
利用する場所で異なりますが、利用条件が設けられています。
まず、利用条件で優先して確認したいのが年齢による条件です。
一般的には60歳以上80歳未満が多いですが、年齢条件がより厳しい場合もあります。
次に、資金用途。
金融機関でのリバースモーゲージの場合、多くは自由にお金を使える条件ではありますが、一部住宅の改修のみなど利用目的が限定されることもあります。
もう1つリバースモーゲージの利用を大きく左右するのが担保条件。不動産評価のいくらを条件で融資できるかというものです。
評価額の50〜80%が目安ですが、金融機関などによって評価は異なりますし、パーセントも大きく違ってきます。
このほか、単身または夫婦で対象の不動産に住んでいるか、融資残高の連帯返済義務など細かい条件もよく確認しておく必要があります。

リバースモーゲージ利用に向いている人
リバースモーゲージは自宅を担保にするため、前提として自宅を所有していることが条件です。
リバースモーゲージは
思ったように年金がもらえなかった人。
安定した老後の生活に不安がある人。
自宅の相続を考えない人に向いています。


リバースモーゲージのメリットの1つは、融資を受けることで老後の生活資金が増えることです。
年金をもらっても、貯金を崩しながら生活するシニアは少なくありません。
これから先尽きるかもしれない貯金を思うと将来に不安を感じる人もいることでしょう。
そうしたときに、リバースモーゲージにより受けた融資があると生活にゆとりを持たせることができます。
さらに、自宅を担保にするだけなので、契約者が亡くなる時点まで自宅に住み続けられるのもポイントです。
長年住み慣れた場所を離れなくて済むという点は大きいのではないでしょうか。

リバースモーゲージのデメリット
リバースモーゲージにはデメリットもあります。
まず、対象の地域が限定されること。土地や建物評価が融資の基準となるため、どうしても対象のエリアが都市部に集中してしまいがちです。
場所によってはリバースモーゲージが活用できないこともあります
特に、マンションの場合の評価は厳しく、売却など簡単ではないのでほぼ利用出来ないと思ってほうが良いでしょう。
基本は戸建て住宅で、融資のベースは今のお住まいを取り壊し更地にした費用を差し引いた土地代の70%と考えるのが良いでしょう。
多くの皆さんは、自分の現在お住まいの家を客観的に判断していなケースが多くそんな安い金額なの?と思われる方が多いのは事実です。

現代の一番のリスクは長生きリスクです。
基本的に長期の融資になることから金利の変動によって影響を受けやすく、(リモバは固定金利はすくなく、変動金利が一般的です)長生きすることで不動産の担保評価額が下がり、売却時返済が完了しないまま、返済を迫られるケースもあります。
また、リモバ利用者の死後、配偶者が契約を引き継ぐことでそのまま、自宅に住み続けせられるケースもありますが、その時点で担保価値を最評価され、引き継げず、住む家を失うこともあり得ることを理解しておく必要があります。

■ 戸建を売って引っ越ししたマンション ダウンサイジングの落とし穴

住み慣れ郊外の戸建自宅を売却し、駅から10分の30世帯の50u台のこじんまりとした築15年のマンションに引っ越す、ダウンサイジングがもてはやされています。
防犯設備や機械式駐車場、駅にも大型ショッピングモールにも近いと、ご夫婦は喜んで引っ越ししてきました。
この中古マンションはここ数年の値上がりで郊外の戸建を売却したお金では足りずに、差額の数百万は老後資金から出金しました。
引っ越ししてきてから、半年後、管理組合総会から、管理費の値上と、5年後の二回目の大規模修繕工事の一時金150万円の一時金の決議通知が送られてきました。
他にも、機械式駐車場に関して、現在20台のスペースに駐車しているのは12台、8台分空いているのに申込みがなく、値上げしないと毎月のメンテナンス代もでない状態という報告もありました。

15年前入居した若い世帯も子供成長して、車を手放す家庭が増えているのです。
そして、マンション管理費のなかで立体機械式駐車場の維持費が吐出して大きいのです。
車を持たない住民にもこの経費はかってきています。
やがて、管理会社は管理組合理事会に管理費の増額を申し入れてきました。
引っ越し前は45,000円だった管理費が65,000円になると云うのです。
このご夫婦にとっては、固定資産税と合わせると、一月あたり80,000円と、賃貸と同じような金額となりました。
これまで、持ち家戸建にはない経費がどっと押し寄せてきたのです。
手持ちの老後資金の一部も売却・買換・引っ越しなどでかなり減り、少し後悔しているようです。

■ 終の棲家老人ホームに入居して「馴染める男」と「嫌われる男」

住み慣れた自宅ではなく、高齢者施設を”終の棲家”とする例は、圧倒的に男性が多いです。
夫に先立たれた女性は、住み慣れた自宅、近所に友人・知人も多いおり、孤立することは少ないのですが、妻に先立たれた夫は孤立するケースが多く、子供たちの多くは元の実家での介護、見守りを嫌い、父親の資金賄える介護・養護施設に入れるケースが多くなります。
高額な一時金や、数十万の月額利用料は父親の資金・年金で賄える範囲の施設です。
しかし、高い費用払ったのに”馴染めない”というケースが少なくないと聞きます。
老人ホームで失敗する人のパターンは
”自分は大企業の部長だった”、”中学校の校長だった”と自分の過去を引きずり、縛られている人に多い。
スタッフを会社の部下のように接し、他の入居者にもそのうち相手にされず孤立してしまいます。
現役時代の見栄や肩書、虚勢を捨て、等身大の自分にあった施設を探せるかが、重要になると云います。
昔の肩書に見合うように、無理して高級・豪華な施設に入居した結果、思ったよりも長生きして資金がショートしまったケースを最近良く聞きます。
人生100年時代といわれてますが、今や、長生きはリスクの一つととらえられているの時代です。

施設選びのポイントは
お試し入居、ショートステイなど一週間くらいの体験入居をすると、その施設人員体制もわかります。
サービス内容に自身のない施設はお試し体験を遠回しに避けることもありますので、その対応ぶりも判断材料の一つとなります。
私が今各種、グループホームをサポートしていて、気づくことは、同じ系列のグループホームでも、施設長によって全く雰囲気が違うということです。
施設長次第で介護スタッフも変ってきます。
見学のさいは是非、施設長とじっくりと話してみてください。


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posted by 西沢 at 07:11| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ

2023年03月13日

リタイヤ年金高齢者とネットとの付き合い方 TwitterとFacebook

定年退職した男性は家に引き籠もりがちになると云いますが、

それは傍からみての話し、御本人は実際には退職直後から、社会から取り残されてるのを恐れてて必死に何か繋がりを求めようと動くのが普通です・・・
現在では65才定年退職が普通になり、年金も65才から受給出来るので金銭的には働かずとも、一般的にはやっていけるバズ?ですが、実際問題、確かには働かずとも「食べては行けるが生活は出来ない」のが実情でしょう。

政府の発表によると、夫厚生年金を40年かけ、妻が扶養家族で第三号被保険者の場合の平均的な世帯年金収入は年間265万円です。
月にすると22万円、確かに死なない程度に食べてはいけますが、とても年金だけでは、これから高齢になる人間らしい、ゆとりのある生活は出来ません。
この政府の発表するモデルケースの値は平均値なのか、センター値なのか知りませんが、東京首都圏、湘南鎌倉地区に住む退職シニア家庭を想像すると、世帯年間年金収入は少なくとも400〜500万ぐらいと推測しています。
※あくまでも退職シニアの間の会話のなかと、実際の生活を傍からみての推測に過ぎませんが。
実際に私のまわりの同年代の団塊世代のほとんどは、公務員であったり、誰でも知ってる大企業に勤めていた方ばかり、その受給年金(企業年金を含む)額は、月額なのか、私達の常識である二ヶ月分なのか、聞きかええせないほどの金額でびっくりします。

65才退職直後から、家に引き籠もる男性は(おそらく)いません。

毎日、定時に電車に乗り、会社・工場・現場に行く、行かなくてはならぬ生活から開放され、一息つくも、次にやってくるのは、社会から取り残されるという嫌悪感から何かしなくてはいけない、何処かいかなくてはいけない、ともがき苦しんでいます。
・予てからの趣味に行ける人はうらやましい
・自由な時間と多少の余裕で、趣味をはじめたいけど何をして良いのか解らないが大半です。
・男性の場合、何でもやってみようと、写真・カメラ・からやがてネットの世界へ、そしてweb言語知識が必要ないプログにたどり着きます。
・スマホ時代になると、アクセス反応が気になり、インスタ・フェーブック・そしてツイッターへと云う道を辿りるようになります。

やがて他人の反応が気になりだします。
最初は退職しても何かしら社会と世間と繋がっていたと思って始めたブログですが、ブログは元々WebLogの略です。
Logとは記録、で元々は航海日誌という意味がありました、そしてネット時代web(World Wide Web 世界に張り巡らせて蜘蛛の巣)、毎日ひまなので日記がわり始めのですが少しづづ、自分のページを読んでくれる方が増えてくるのが楽しく、生きがいと感じるシニアも増えてきます。
しかし、自分の日常の生活にそんなに変化はなく、書くことに少し負担を感じて始めた頃、登場してきたのが、FaceBookです。

FaceBook・・・文字通り顔写真ページです

アメリカで生まれた、原則、個人利用、本名、住む地域、学歴、顔写真などネット上で個人情報を公開しています。
この長所は原則、公開なので、ネットを通じて知り合い・友人・趣味の仲間、或いは昔の学友、親戚と巡り合うことが出来たりします。
しかし、日本ではこの実名・顔写真公開には抵抗があり、かなりの割合でアバターが使われています。
最近の報道では、探偵社は人物を探したり、その人の調査を始める第一日目は、依頼された名前をFacebookで検索することから始まると伝えていました。

Facebookはやがて登場した、Instagramへと進化します。
これまでテキストが中心だったものが、インスタで画像中心となります。
これに貢献したのが、急速に發展したスマートフォンのカメラなのです。
だれでも、日常生活のなかでカメラ・ビデオを持つ時代になったのです。
昭和生まれの団塊世代のカメラ好きの男性には信じられない時代となりました。
8ギガのメモリースティクが高くて、如何に会社の現場経費で落とすことを考えていた世代なのですから。

そして、静止画から動画の世界へ

これに貢献したのが動画アプリTikTok です。
※但し中国本土のアプリなので、抵抗があり使わないという米国・日本の一般人が多かったのですが、若者の間ではそのスマホによる手軽さが受けてあっという間に広がりました。
昭和生まれ、団塊世代にとってビデオといえば、高額な機器と編集機材が必要でネット公開は「You Tube」が世界の常識でした。
スマホで撮影したものを未編集でその場で、ネットにUPするなんて考えられない仕組みなのです。
何故こんな世界、誰でもがその場でリアルタイムでネットにUPするのか?
理由は簡単、注目してもらいたい、いいねが欲しい、アクセス数を上げたいからです。
「いいね、」のアクセス数が欲しい訳は・・・自己満足もありますが、これを生計の生業としている人にとって重要なのです。
一時期、退職したネットシニアの間で「アフリエイト」が流行りました。

アフリエイトとは
『アフィリエイトとは、インターネット広告の手法のひとつで「成果報酬型広告」と呼ばれています。
サイトやブログの運営者は、企業から提供される広告を掲載し、その掲載した広告経由で売上が発生すると、売上の一部を報酬として受け取れます。
アフィリエイトは、副業として人気であります。』と簡単な説明があります。
そう簡単な仕組みではなく大きく分けて3種類あります。

1,広告主から依頼されたテキスト・文章・関連単語をリンクすると、広告主のサイトに飛ぶ、
 誘導するやり方。例えば、インフルエンサーのようにある種のテーマに飛び抜けて人気のある
 サイト運営者が何かの商品やアプリを紹介するの方法があります。
 この場合、バナーも販売会社名も表面上に現れませんからユーザーからは広告とは思われ
 ません。
 報酬は1リンク当たり、月額・年額契約となります。
 リンクからゼロ、売上ゼロでも報酬が得られる仕組みで、ネットで稼ごうとする人にとって
 最高の仕組みです。
2,自分のサイト・ブログページの目立つ部分に広告主のバナーを貼り、リンクする方法
 報酬はこのバーナーリンクの回数に応じて、サイト経営者に支払われます。
3,上記のサイトとおなじですが、報酬は訪れ広告主のサイトで何かを買ったり、或いは会員登
 録して初めて報酬がサイト経営者に支払われます。

1、の方法でずっと食って生活できるにはどの程度の人気、信頼性、アクセス数が必要かというと、対象商品・サービスによるでしょうが、何千万から数億回のアクセスがないと、広告主は現れません。一般的に人気の芸能人のブログやインスタサイトでも、本業なしでネットだけで食べていくのは至難の技、努力が必要です。
ある特定分野、特定ターゲットに絞った短期間の広告なら可能です・・でした。

10数年前、私のサイト通信欄に届いたメールは
アメリカに本社があるネット広告専門会社の日本部門担当女性からメールが届きました。
「厳正な中立的サイトアクセス解析サイト運営会社から、貴殿のハワイに関するサイトを紹介されました。」
「貴殿のハワイのページに、リンク表文字「ハワイのホテル」から、広告主「Expedia」へ飛ばして下さい。
契約期間は一年、報酬は電子マネーでXXXドル分との内容でした。
広告主は、新規ネット事業を立ち上げ会社のようで、広告代理店はラスベガスに実在していました。
特別、何処のホテルを紹介する訳でもなく、ホテル検索サイトへ、webプログラムの記述だけで、表面に現れない形なので、承諾し、web上の電子契約書その当時はPDFに手書きのサインでした。
少なくとも、立ち上げそうそうの「Expedia」の御役には経ったようで、翌年も契約を延長し二年で打ち切りました。

こんなケースは非常に稀なケースです。日本の団塊世代の一斉退職、そして海外ロングステイブーム、だれしもが簡単に安くもハワイに行く時代の到来だったのです。

今、子供たちに将来就きたい職業はと聞くと・・
「ユーチューバー」とか、「ゲームクリエーター」とか答えが返って来る時代です。
若い世代は一日スマホを見つめ、映える写真を撮り自慢し、何でもツイッターで呟く時代となっています。
今、世界中で一番拡散力のあるメディアは、新聞でもテレビでも、映画でも、動画でもなくTwitterです。世界で数億人がつぶやいています。
そして何故かその数が多いほどトレンドして、取り上げられ、「いいね」と拡散していくのです。
これに目をつけたのが、政治家たちです。
まるでツイッターの数が正義であるかのように拡散していくのです。

今の日本のTwitter上のトレンド(流行・趨勢)はWBCであり、大谷翔平です。
Twitterのプログラム上では、今、一番のトレンド、注目している「記事」「事象」「言葉」をいち早くつぶやくと、一番早くつぶやいたアカウントの数字があっという間に上昇し、リツイートされ、いいねはどんどと増えていきます。
ツィターの世界では、一日のアクセス数が6桁、数十万でヒット・注目と云われています。メガヒットは7桁以上、百万単位です。
それでも、Twitterサイト上では広告バナーの掲載はないで、記事内に全角140文字数以内に納めるとなると、記事が広告だけてになってしまいます。

結論、Twitterでは稼げません。
暇な若者は、だだ社会の表面上の事象を見て、140字以内ですばやくトレンドらしきものを、作り上げて、アクセス数に酔いしれているだけなのです。
ツィターのトレンドは日本社会、世界のトレンド、流行・趨勢てはなく、造られたものなのです。
もし、あなたがTwitterで6桁のアクセス数と、いいねを稼ごうとしたら、スマホ片手にWBCを見てて、大谷の打席全てツイートしてみて下さい。
三振でもなんでも構いません、ホームランなら上出来、Twitterの構造上、一番早くその事象をツイートとしたアカウントにアクセスが集中するのですから。

トランプ陣営は良く知っているのでしょうね、世論・トレンドの作り出し方を。


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