日本で一番コロナウイルス感染者が多い東京と新幹線で繋がっている、最速2時間13分で着く盛岡が玄関の岩手県で今まで、感染者がいなかったのが奇跡だったのです。
思い出すのは、7月中、東京で第二波が始まった頃、TVのニュースで、岩手県内に住む父親が、東京に住む息子さん宛にラインで「帰ってくるな、岩手第一号ではすまされない」と送った映像が流れていたのを思い出します。
盛岡市と宮古市の男性二人のようで、詳しい状況は伝わっていませんが、岩手県では、二人の男性の特定にマスコミ関係者だけでなく一般市民もネット上での「犯人捜し」が始まるでしょう。
確かに、「岩手県第一号」では済まないでしよう。
個人の住所、家族の勤め先までが「コロナ警察」によって詮索され、かなり多くの親族・友人・同僚はおろか、勤め先の得意先会社までが「コロナ疑心暗鬼」になるのは、想像がつきます。
報道によりますと
岩手県によると、2人はいずれも重篤な状態ではない。
盛岡市の男性は22日に自家用車で関東地方のキャンプ場に向かい、県外の友人男性3人と車中泊。23〜26日は4人で同じテントに泊まり、26日に帰宅した。
27日にせきなどの症状があり、28日に同行者の1人から陽性の連絡を受け、29日に帰国者・接触者外来を受診した。
県内の感染症指定医療機関に入院し、少なくとも職場の同僚5、6人が濃厚接触者とみられる。
宮古市の男性は、27日に市内の地域外来検査センターで検査を受け、29日に感染が確認された。症状や行動歴は調査中
改めて、この新型コロナウイルス感染症の特徴・恐怖を認識しました。
いつもの顔見知りの友人とのキャンプ、自然の森、大気の下、ソーシャルデスタンスもマスクも三密も濃厚接触も必要ないと思って、過ごしていたことでしょう。
相手の感染元の友人もきっと無症状なのですから、何の疑いもなく、楽しいキャンプをしてきたのに・・・・それが一転、岩手県第一号となり、日本人特有の「廻りに迷惑をかける」存在になってしまったのです。
今日はスポーツの日
朝、このニュースをチェックしてから、週一度のスポーツの為に、雨の中、体育館に向かいました。
木曜日は、3月から4ヶ月に渡って閉鎖されていた、市の体育館が利用できるようになり、毎日、自宅パソコンの前の生活から解放される、唯一の汗をかける日なのです。
この日は、何時もよりも30分早く出かけました。
理由は、参加者10人の新型コロナウイルス感染症防止対策チェックシートを提出しなくてはならないからです。
何時もは、代表の女性が行っているのですが、この日はご自宅の都合でこれなく、先週、代わりを頼まれていました。
先ず、団体名の記入、当日責任者の名前と連絡先、携帯番号の記入から始まり、参加者に全対して体育館の管理を委託されている指定管理者
「コナミスポーツ」のスタッフから渡された新型コロナウイルス感染症防止対策チェックシートの記入です。
チェック項目は
□本日の体温に異状ない
□本日及び利用2週間において、以下の事項にひとつも該当しない
1,平熱を超える発熱
2,咳・のどの痛みなど風邪の症状がある。
3,強いだるさ(倦怠感)、息苦しさ(呼吸困難)
4,臭覚や味覚の異常
5,体が重く感じる、疲れやすい等の症状がある
6,新型コロナウイルス感染症「陽性」とされた者との濃厚接触があった
7,同居家族や身近な知人に感染が疑われる方がいる
8,過去14日以内に、政府から入国制限、入国後の観察機関を必要とされている国、地域等への
渡航または当該在住者との濃厚接触がある
□飛沫飛散防止策としてマスクを着用している、または、ハンカチやタオル等で口元を蔽う対策
が出来ている
□こまめな手洗い、が施設管理者決めた措置を厳守し、施設管理者の指示に従う
使用した器具の消毒清掃を行う、※卓球台は消毒液を使用しないでください。
□利用中に大きな声で会話、応援等をしない
□他の利用者、施設管理者等との距離(出来るだけ2m以上)を確保する
※障碍者の誘導や介助を行う場合は除く
□利用前後のミーティング等においても、「3密(密接・密室・密閉)」を避ける
□利用者は、利用後2週間以内に新型コロナウイルス感染症を発症した場合は、
速やかに濃厚接触 者の有無等については施設に連絡することに同意する
□代表者(記入者)は、一緒に利用する人全員の名前と連絡先を把握し、利用ごとに名簿を
施設に提出する。
シートの裏面は利用者名簿です。
氏名 住所 電話番号 年齢
この日の参加者は10名、男性5名、女性5名
年齢は 84・77・79・72・79・72・85・73・67・54才
最年少は54才の女性、最高齢は85才の男性、平均年齢は74.2才と云う、新型コロナウイルス感染症では重篤になり易い危険分子集団なのですから仕方ありません。
メンバーが三々五々、集まる中、各人に口頭、上記シートの項目についての問診をし、記入して、ようやく、体育館内部に入ます。
この日の話題は、勿論、岩手県第一号の患者発生の件でした。
10人と勿論、顔見知りですが、この新型コロナウイルス感染症では症状がない、という特徴の為、感染予防は、マスクをつけ3密を避け、一定の距離を保つしか、私たちに出来る事はないのです。と、云っても、実際にラケットテニスの試合が始まると、ご高齢の男性は、マスクを外す人もでてくるのは仕方ないことなのです。
来週もまた、同じメンバーが集まり、2時間、心地よい汗を流せることを願っています。
鎌倉市の体育館はまだ、館内の更衣室、シャワールームが使えず、終った後は廊下で着替え、汗をかいたままの帰宅が続いています。
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