65才で海外旅行を卒業してから、自分たちの退職後年金ライフ予算の許す範囲で、月一度の国内旅行を するように、心掛けています。
しかし、今年は春先の私の兄が亡くなり、秋にカミサンの母親が亡くなったりして、時間的にも、予算的にも 冠婚葬祭費が予定がある以上にオーバーした為、当たり前、道義的にも毎月とはいかなくなりました。
母親の葬儀を済ませ、暫く行けなかった国内旅行は、11月に福岡・門司へと出かけ、12月に秩父夜祭と行き、 今年は今年はそれで最後と思っていましたら、年末旅行予算を精算すると、65,000円余っていました。
たった65,000円ですが、近場の温泉なら行けないこともありません。
特に12月の3連休後から年末お正月休みにかけての数日は、1年で一番安い時期であるのを、知っており、 急きょ、阪急の宿・トレン自由旅行パック、伊香保温泉、2泊3日、4食付、二人で46,000円プランに乗ることにしました。
伊香保温泉は初めてです。
昔、現役時代に現場や、協力会社さんの旅行で伊香保案が浮上すると、決まって「群馬の田舎・はばあ芸者は嫌だ」・ 「もっと綺麗どころ、融通の利く花街あるところ」的な意見が出され、これまで一度も行ったことがありませんでした。
いざ行ってみると、自宅から2時間半と近いのはびっくり、昭和の温泉街の雰囲気を残す、階段温泉街はきっと年寄り 、爺・婆だらけかと思っていましたが、意外や意外、若いカップル旅行者が多いのです。
伊香保温泉の町おこしは階段が有名な温泉街ですが、若いカップルに人気の一つで、温泉街階段の新に出現した、町おこしスポンサーの モミュメントなんとペヤングソース焼きそばなのです。
私たちには、美味いけどカロリーが心配と敬遠されるていますが、若者にはいまだ大人気の商品の湯切り口下 から、温泉が流れ出しているのです。
これぞ、インスタ映え、SNSに掲載する格好のネタになるのです。
もうひとつ、海外からの若者をも惹きつけているのが、アニメの舞台となっているのだそうです。 ホテルスタツフの話では、「頭文字D」と云うアニメの聖地のようですが、私もそのホテルのスタッフオジサンも そのアニメを見たことはないそうです。
若者だけではない、意外と美しい風景がある月の最終週、お天気は3日間とも良かったです。
そんな、冬の空気の澄んだ日は、泊まった温泉宿の正面に、八ヶ岳連峰見えました。 右手には、日本一広い裾野を広げる赤城連峰が見え、左手にはやはり、雪をかぶった 長野・新潟方面の三国連峰の美しい山々が見えます。
白根山の噴火で、客足が伸びないライバル「草津」のお客さんを十分に引き寄せる魅力が、伊香保に あるのだけれど、情報の発信がまだ十分ではないようです。
冬の風物詩、榛名湖イルミネーション伊香保は温泉だけの宴会をして一泊だけの町と思っていましたが、車やバスで20分程度の所に、観光地が あることを、今日まで知りませんでした。
榛名山の火口湖である榛名湖では、この時期、高崎市青年会議所や伊香保温泉の若者のイベンいかトで、 ほぼ手作りのイルミネーションイベントを13年間開催していました。 伊香保温泉組合では夜1日一便大型バスを運行して、伊香保温泉宿泊客を往復1,000円で送迎していました。 湖上のイルミネーションとして、最近、インスタ映えすにると人気になっているようです。
普段標高1,200m、と高い場所、夜なの寒さに対して完全防備とパンフレットにありましたが、この夜は 風もなく、それほどの寒さでは有りませんでした。
伊香保温泉街から車で10分 水沢観音水沢 音観と聞いても全国区的有名でもなく、伊香保へ行く決めてから知りました。
さして、お寺さんには興味はないのですが、ここへもホテルの無料送迎バスがでていますので、 行ってみることにしました。
まあ、観光慣れした、神社仏閣に普通程度興味がある人でも15分あれば十分な場所です。でも ここへ案内してくれたホテルスタッフからタメになるお話を聞くことが出来ました。 「観音様はお釈迦様のお使いなので、直接願いを頼んでもダメ、お釈迦様にお伝えくださいと頼むのが正統なやり方」 だそうです。知らなかった。
日本三大うどん、水沢うどん後の2つは何かというと、勿論、「讃岐と稲庭」です。 水沢うどんが讃岐・稲庭と同じだけ有名とは、伊香保に行くと決めてから知りました。
水沢観音そばの国道には、十数件の「水沢うどん」の名店が軒を並べ、水沢うどん街と呼ばれているそうです。 ちょうどお昼だったので、そば派の私ですが食べてみようとお店に行くと、みんな立派な大屋根の店構えです。 うどんだけでこんな立派なお店が建つんだ?、各店先にメニューを出しているお店は一軒もありません。
試しに一番大きな立派なお店に入って、座る前にメニューを持ってきてもらうと、うどんなのに、1000円以下が ありません。うどん単品がないのです。全てセット、うどん御膳的なメニューで、安くても1500〜2,0ほとけ00円します。
どんなら有名なうどんかも知れませんが、私はうどんにそんなお金を払えません。
讃岐なら、200円以下が当たり前、それにトッピングをつけてもワンコインが常識です。
最終的には、かけうどんのお店を見つけて入りましたが、税込み864円でした。
どう、水沢うどんは?、普通、変わらない。丸亀製麺のほうが、美味い、早い、安い。
新名所となるか 台湾寺 佛光寺伊香保温泉から水沢観音に向かう途中、赤城山系の雄大な景色を見渡せる、ビューポイントの前に、今年、 開山したばかりの、台湾の臨済宗日本佛光寺がありました。
開山したばかりで、まだガイドブックにも掲載されていない、ほやほやのお寺さんで、あまりにも立派、 広大なお寺なので、行ってみました。開山したばかりのところに、日本人夫婦が訪れ、日本の臨済宗名山、 建長寺、円覚寺のひざ元鎌倉来たとなると、大歓迎を受けました。
尼さんが中心のお寺のようで、全員台湾のお坊さんで、今一生懸命日本語を勉強中のようで、色々お話して くれました。
私にとって、水沢観音よりも、数10倍好感が持てるお寺さんでした。
2泊3日の中日は高崎へ2日目、観光、出歩くのに伊香保温泉は半日もあれば十分なので、まる一日使える二日目は、伊香保温泉から バスでJR渋川に出て、そこから高崎に出ました。
一番目の目的は、50年前に一度行ったことのある、高崎観音(白衣観音)です。高崎観音は、関東では私の地元 大船観音と並んで、立像としては有名な観音様です。大船観音は何故か、日本に住む小乗仏教の国々、タイ・ラオス・ベトナム ミャンマー・スリランカ・ネパール等の人々から絶大な人気があり、お正月やお釈迦様誕生日は、境内はこれらの 国々の人々でいっぱいになります。
高崎観音さんはどうなのか?と興味がありお寺の方に聞いてみましたが、特別、そういった傾向はない、 大船観音は、駅から近く、電車からも見えるので外国籍のかたでも気軽に来れるのが、原因ではないのでしょうか? と云うので結論で、上部座仏教や大乗仏教の違いではないようでした。
カミサンの今回のメインはここガイドブックで高崎の見所や、お土産、食べ物を見ていていた、カミサンが絶対にここへ行きたい、 行き方を調べて、と云ってきたのが、最近デパートで長蛇の列が出来る、お菓子メーカーの工場見学の記事 でした。
基本は「ラスク」なのですが、このメーカーは数年前から冬季限定でラスクにホワイトチョコをコーティング したものが、大ヒットし、限られたデパートとネットで売られており、ここ数年カミサンは贈答用に使って おり、是非工場見学に行って試食が楽しみと、温泉やお寺はどうでもよく、ここが今回の主目的地でした。
「ガトーフェスタハラダ」は高崎から二駅の「新町」から徒歩15分ほどの距離にありました。広大な敷地には ツァーバbrスが停まるほどの奥様方の人気地のようで、私は手持ち無沙汰で待つだけでした。
今年の旅は終わった
鎌倉に帰る特急のなかで、1月は何処にいく?とカミサンは聞いてきます。
温かい所が良いわね。
来年の講座の予定はどうなっているの?
マイレージは貴方が元気なうちにどんどん使おう。
まあ、年明けゆっくりと考えよう。と私