各地で「猛暑日」となるなど、今年の夏も厳しい暑さが続いています。現役時代とは全くレベルが違う暑さですが、私の場合、ガテン系の建設工事現場監督と言う仕事がら、夏は大変でしょうと言われ続けていましたが、内勤・デスクワークの方々と違い、朝の通勤時間帯は6時台後半と早く、それほどきつくは感じませんでしたし、実際には現場事務所でのデスクワークが主でしたからそれほど、今のような熱中症予報の空調服など必要な時代でした。
そして、55歳で早期、自己都合退職してから、一度も、特に元のような職場で働きたいとは思いませんでした。
かつて、一定の年齢になると仕事から離れ、「第二の人生」をのんびり過ごすのが定番だった10数年前でしたが・・今では「人生100年時代」を背景に、何に軸足を置いて生きるのか?
価値観も多様化している現在、朝日新聞読者の50代、60代の読者に対してのアンケートがありました。
皆さん、いつまで働きたいですか?

結果は「いいえ」が60%、もう少し多いかと思っていましたが。
●三重の男性57歳
就職が決まった日に働くのは55歳年度末と心に決めて、質素倹約に努め資産形成に取り組み、予定通り悠々自適に趣味や家族と旅行しまくっている
●東京の女性61歳
夫婦で60歳で仕事を辞めた。
旅行、習い事、ボランティア、遊びと毎日が忙しく楽しくてしかたがない
●大阪の女性54歳
老後に必要なお金を貯められそうな58歳で退職したい。
世界一周もしたいし、家事をしたり、本を読んだり、勉強もしたりするのが好き、老後を楽しみにしたい
●神奈川県の70歳男性
人事上の不満から47歳で会社を辞めた。
その後小さい頃から好きだった絵画に没頭、個展を開き、自称画家として人生を謳歌している。
●東京の男性67歳
定年退職の日からいっさい働いていない。
血圧もコレステロール値も正常、怖い夢をみることも、就寝中の歯ぎしりもなくなった。
●東京の女性66歳
働くことで犠牲にしたことも多い。
子供たちにもっと手をかけて上げれば良かった。親の介護にもっと時間を裂きたかった、激しく後悔している。

いっぽう「はいは40%」意外と少ない
●千葉の女性51歳
体力維持、脳の活性化、人脈作り、孫の小遣い稼ぎに努め、生涯現役でいたい
●東京の女性39歳
私の職業は定年がない、子供の頃からの夢だったので簡単に手放したくない。
●大阪の女性71歳
適当な時期に仕事を辞めようと思っていたが、人や社会との関わりがなくなるのが怖くなった。
●東京の男性29歳
社会とのつながりを保つ意味から、健康に問題がない間は、出来る限り働きたい

辞めて元気になる人、衰える人
全員に聞くと「生計の維持」か最多だった。団塊世代の一廻り上の世代は、昭和の経済成長の牽引車的役割を担い、退職後の退職金の額もこれまでの最高額をもらい、年金に至っても、令和の退職者がそれって「二ヶ月分の年金支給額?」と聞くと「否、一ヶ月分」と応えるほどの金額を受け取っている世代で80代になっている現在でも、健康保険は現役並3割負担の世代です。
一方のその一世代下の団塊世代は、バブルを経験しそのご金融再編成などを経験しても今の現役世代にとっては羨ましいくらいの企業年金をもらっている世代で、医療保険も2割負担です。
そんな経済的な状況をみいている、これから退職を迎える現役世代が、「生計の維持」の為に働かざるを得ないと考えているのは、よく理解できます。
●千葉の女性56歳
体や脳を動かすことには、体の衰えや認知症を防ぐ意味合いもあります。
毎日通える場所があることは、認知症予報に大事な気がし、ある程度の緊張感のある生活が必要だと思う
●東京の女性57歳
父親は定年後、少し衰えが見えたが仕事に復帰した途端いきいき張り合いのある日々を過ごすようになり、こんなにも仕事が大切だったかと痛感した。
●神奈川の女性54歳
体力の限界を感じるからこそ、生活のリズムを維持した方が心身の健康につながると実感している
●大阪の男性78歳
働くことで生活のリズムが生まれ、体力の維持も出来る
筆者コメント
朝日新聞のBe会議アンケートは、事前に登録が必要で毎月、専用サイトが紹介されて、自分のID、パスワードを入れて投票したりコメントすることになります。
今回のアンケートの結果、コメントをみると、圧倒的に女性、それも50代の女性が多いのに気が付きました。
「団塊世帯の定年後の過ごし方」をテーマにサイト・ブログ・BBSのターゲットは圧倒的に同世代の男性でしたが、あれから20年、働く、正社員の女性が如何に増えたのか、実感出来る今回のアンケート結果でした。
もし、私が早期退職した23年前に同じようなアンケートがありましたら、私は躊躇なく定年後まで働きたくないを選択します。
現役時代の仕事はやり甲斐もあり、社会貢献にも役立つ仕事ではありましたが・・あのプレッシャーや責任の重さを再び背負いたくはありません。
退職して23年経過した今でも、三ヶ月に一度はあの当時の夢をみます。
当然悪夢です・・今でも私が大喧嘩して会社に辞表を出して、コスタリカに逃避した原因となったホテルの前も通りたくない気分です。
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