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2026年05月28日

年貢の納め時か?、5度目の前立腺PSA生検

節目の年齢78歳になった今年、そろそろやるか前立腺PSA生検

前立腺PSA生検とは、血液検査のPSA(前立腺特異抗原)値が高いなど、前立腺がんが強く疑われる際に前立腺の組織を針で採取し、がん細胞の有無や悪性度を調べる確定診断のための検査です。
血液中のPSA値は、前立腺がんだけでなく、前立腺肥大症や炎症でも上昇します。
そのため、PSA値だけでがんを確定することはできないため、病理学的にがん細胞の有無を確認するこの生検が必須となっています。
私がPSA検査をしたのは、早期退職後60歳ごろでした。
これまでのかかりつけ医は鎌倉に越しても、以前の20年のお付き合いしていた横浜戸塚の同年輩のファミリードクターに通っていました。
ある日、このドクターから前回の定期血液検査でPSA値をいれてみた結果、ややヤバイ数値がでたと言われました。
「何、いつもの通常の検査項目とちがうの?」
「もうそろそろ、還暦60歳になるので、前立腺がんのマーカー検査PSAを追加した」
「それで・・・」
「基準値50〜64歳:3.0 ng/mで7と高い値がでた」
「それで・・・」
「生体検査をやったほうが良い」
「何処てやるの、ここでか?」
「否、一泊入院手術となる」「俺の大学病院に紹介状を書く」
「何処よそれ」
「横浜〇〇病院に先輩がいるから」
「そこ知ってるよ、俺の自宅からJR・私鉄・バスを乗り継いでいく辺鄙な場所、そんな所は嫌だ」
「では、何処に行きたいの」
「自宅から徒歩15分にある総合病院、徳洲会湘南鎌倉病院がある」
「俺は自分の長年の患者をそんな訳もわからぬ大学をでた医者に任せられない」
「良いよ、別に。俺も勝手にいくから」

これが、20数年付き合ったきたファミリードクターとの最後でした。
元々この医者は私がウズベキスタン旅行で感染した「A型肝炎」を普通の風邪と見違い、カミさんが私の便の色を見て友人か婦長をしている国際病院に電話したら、今直ぐタクシーでウチの病院に来てと言われその、駆け込んだ先ではストレッチャーが用意されており、そのまま緊急入院しました。
急性肝炎で一刻を争う状態だったようです。その時の肝機能数値を通常13~30なのに、四桁近くで遅ければ命に関わる数値だったのです、なのにかのファミリードクター何ら血液検査もせず放っておいたのですから・・・

初めての前立腺がんマーカー検査は、地元の湘南鎌倉病院で行いました

あれから、これまで四回、徐々に数値が上昇する度にPSA生検をやってきました。
過去の前立腺生検のブログ記事ご覧ください
前立腺ガンは日本人は欧米人の10分の1以下の罹患率でしたが、食生活の欧米化や高齢化により近年急増しています。
欧米人種に比べ、日本人は元来進行が遅いタイプが多いとされますが、現在は日本人男性で罹患数が上位に入る身近ながんとなっています。

日米間の主な違い
前立腺がんに関する日本人と欧米人の比較ポイントは以下の通りです。
項目 日本人 欧米人 (白人など)
発症頻度元来は欧米の約1/10〜1/20と少なかった
男性で最も罹患者数が多い「非常に多いがん」
悪性度 おとなしいタイプ(進行が遅い)の割合が比較的高い 悪性度の高いタイプ(進行が早い)の割合が高い傾向にある
背景要因 高齢化と生活習慣の欧米化が主な増加原因
   遺伝的要因や高脂肪食などの影響が大きい
日系人の疫学調査
アメリカに移住した日系アメリカ人の前立腺がん発症率は、日本人とアメリカ人(白人)のちょうど中間に位置することがわかっています。
このことから、遺伝的な体質だけでなく、高脂肪を中心とした食生活や環境要因が発症に大きく関与していることが示されています。

予防と対策
元々少ないとされていた日本人ですが、近年急増している背景には生活習慣の欧米化があります。
早期発見には血液中のPSA(前立腺特異抗原)を測定する検査が有効とされており、一般的な人間ドックなどでオプションとして受診することが可能です



今回5回目の前立腺生検

PSA数値イコール前立腺がん陽性とは限らないのは、これまで4回の生検でわかったいました。
今回5回目の生検は、これまで20年近くの泌尿器担当ドクターが代わって、新しい若手のドクターになり極力勧められたのと、実際にこれまでの偽陽性が陽性であっても、積極的な治療はしないと決めていますので、自分の人生の節目78歳になった年として生検を受けることにしました。

78歳がなんで節目なのか
私が早期リタイヤ、海外リピートミドルステイ計画を作るようになった40歳前半、団塊世代昭和22・23年生れ男性の平均寿命を調べてところ、その当時平均寿命が78歳だったのが根拠です。
これを過ぎたら平均寿命ではなく、平均余命を宛にして生きていこうと思っています。
2026年現在、78歳男性の平均余命はおよそ 9年前後(8.9〜9.5年)らしいです。

今回は新しい生検の手術方

今時の「経会陰式(けいえいんしき)前立腺生検」は従来の経直腸式に比べ、感染症や出血リスクが少なく安全性が高いことから主流となっています。
局所麻酔または下半身麻酔下で行われ、MRI画像と超音波を融合させた「ターゲット生検」の導入により、精度の高い診断が可能になっています。
経会陰式生検の3大メリット入院
圧倒的に低い感染リスク、直腸を通らずに会陰部(陰嚢と肛門の間)から針を刺すため、腸内の細菌が前立腺に入り込むリスクが極めて低く、敗血症などの重い感染症を防ぐことができます。
偶発的な出血の減少
直腸壁を傷つけることがないため、血尿や血便などの合併症が起きにくい特徴があります。
精度の高い「3D融合(フュージョン)生検」
最新のシステムでは、あらかじめ撮影しておいたMRIの画像と、リアルタイムの超音波画像を立体的に重ね合わせることができます。
これにより、見逃しやすい小さな腫瘍や、前立腺の奥にある組織もピンポイントで狙い撃ちできるようになりました。
検査の流れと入院期間
手術日は6月16日
その四週間前 血液検査・心電図・胸部レントゲン
その二週間前 麻酔科での問診、書類作成、泌尿器科で書類作成
当日、午前 入院手続き、各種書類手続き 午後一番で手術
二日目 術後のケア、一日病室
三日目 朝9時問診のち会計で自宅に帰り安静
生検の結果は大凡2週間後に判明する。

結果陽性だった場合は

高齢者の前立腺がんは進行が非常に遅いことが多いため、年齢や体力、合併症の有無を総合的に判断します。
根治を目指すよりも、体の負担を抑えてQOL(生活の質)を保つことを最優先し、「ホルモン療法」や経過観察が選択されることが一般的です。
1. ホルモン療法(内分泌療法)
特徴: 男性ホルモンを抑えることで、がんの増殖を抑える最も代表的な治療法です。
適応: 進行がんや転移がある場合、あるいは体力的に手術や放射線が難しい場合に推奨されます。
注射(1〜3ヶ月に1回)や内服薬で行われ、身体への負担が少ないのが特徴ですが、完治は難しいとされています。

2. 監視療法・無治療経過観察
特徴: 悪性度が低く、進行の遅い「おとなしいがん」の場合、すぐに治療を開始せず定期的な検査のみを行う方法です。
適応: 期待余命が短い場合や、他の病気が進行に影響しないと判断された場合に選択されます。

3. 放射線治療
特徴: がん細胞を死滅させる治療法です。
適応: 70代〜80代の高齢者で、手術を避けたい場合やがんが前立腺にとどまっている場合に選択されます。
痛みのある骨転移に対しては、ピンポイントで短期間の照射を行うこともあります。

4. 手術療法(前立腺全摘除術)
特徴: 前立腺を丸ごと摘出して根治を目指す治療法です。
適応: 80歳が一つの目安とされ、心臓や肺などの持病がなく体力的に非常に元気な場合に限って検討されます。

この結果のブログ記事は来月6月末日頃、になると思われます。

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posted by 西沢 at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ