ひとつまた一つと、地域の本屋さんが消えていきます。私が終の住処として、退職後に移り住んだ、鎌倉市大船には22年前、商店街に二軒の本屋さんと、ショッピンモールと駅ビルルミネに大型本屋さん、そして大船駅構内と、スーパーのセイユービルに一軒ありました。
私は、退職シニアとしてすることのない時の時間つぶし、行き先の筆頭は本屋さんでした。
当時の本屋さんは、立ち読み大歓迎で、各所に椅子がおいてあって、知りたい専門書、興味引く旅行記などをその場でじっくり読んで、結果的に買ってかえりました。
それが、今、残っているのは、たったの一軒、大型書店のみとなっています。
全国の書店数はここ20年で半分に
香川県を除くすべての都道府県に書店ゼロの市町村があります。2015年から2017年の2年あまりで、全国の85市町村から書店が消えています。
書店ゼロの市町村数の多いのは、北海道(58)、長野県(41)、福島県(28)、沖縄県(20)ですが、ゼロ市町村数の比率では、長野県(53%)、沖縄県(49%)、奈良県(49%)、
福島県(47%)、高知県(44%)、熊本県(40%)となっています。
2017年のトーハンの調査データでは、市で書店ゼロは、北海道の赤平市と歌志内市、茨城県のつくばみらい市、徳島県の三好市、熊本県の合志市、宮崎県の串間市、鹿児島県の垂水市の7市とのことです。
また、市町村数には入れていませんが、堺市美原区、広島市東区、同安芸区の政令区にも書店がありません。
書店が無い自治体はどこですか?のAI検索では・・・
2025年8月時点で498か所に達し、市区町村の4分の1以上(28.6%)を占めています。
福島、長野、奈良、高知、沖縄の5県では50%を超えており、ネット書店普及や人口減少により増加傾向にあります。
今回の朝日新聞の「読者と記者のBe会議」で、「街の書店、残ってほしいですか?」と尋ねていました。そして人々の足が遠のいている理由や、買い手の側が出来る支援策も考えています。
街の書店、残ってほしいですかアンケート
いいえの方その理由は・ネットのほうが探しやすい 72
・在庫きれだと取り寄せが面倒 42
・流通の仕組みが時代に合わない 35
・本の品揃えがつまらない 32
・買う本はネット上で決める 27
はいの方その理由は
・手にとって中身を確かめたい 2005
・本と人との偶然の出会いがある 1355
・実店舗の方が探しやすい 1213
・書店が減ると本の文化も廃れる 1192
・欲しいと思ったら直ぐに買える 1092
実際に書店に行く場合、何が目的で行きますか

私の場合は、一番は新聞紙上で、デカデカと宣伝される週刊誌のキャッチコピーを見て、本の少し立ち読みして、これは現在の週刊誌の値段、650円はらってもこれからのブログの記事の参考なるか、ならないかの判断の為に、週に一度は書店に出向いています。
実際に購入する確率は三回に一度くらいですが・・・
街から本屋さんが消えていく主な理由は
端的に云うとインターネットの普及によるデジタル化、電子書籍の台頭、そして生活習慣の変化に伴う「本離れ(紙の書籍・雑誌の売上減少)」が考えられるでしょう。
1. インターネットとデジタル化の影響
電子書籍・コンテンツの普及: スマホやタブレットの普及により、書籍や雑誌を電子媒体で読む人が増え、紙の本の需要が減少しました。
ネット書店の台頭: Amazonなどのネット書店で容易に購入できるため、わざわざ実店舗に足を運ぶ人が減りました。
2. 書店経営の厳しさ
薄い粗利率: 書店の粗利益率は一般的に約25〜30%と低く、光熱費や人件費などの経費を差し引くと、経営が非常に厳しい状況です。
雑誌の売上激減: 以前は書店経営を支えていた雑誌(特にファッション誌など)の売上が、この20年で約3分の1に減少しました。
流通構造の変化: コンビニの台頭などにより、雑誌配送のついでに本を運ぶという従来の「出版流通」の構造が崩れました。
3. 社会構造・生活習慣の変化
人口減少: 特に地方都市などで人口が減少し、書店を訪れる客層が減っています。
読書時間の減少: 動画配信サービスなど、エンタメの選択肢が増え、本を読まない人が増えています。
4. 市場環境と消費者行動の変化
デジタルコンテンツの普及: スマホやSNS、YouTubeなどの映像メディアに時間を奪われ、紙の書籍・雑誌を読む機会が激減。
電子書籍への移行: 漫画を中心に、紙から電子書籍への転換が進んだ。
ネット書店の利用増: Amazonや楽天ブックスなどでの購入が普及し、利便性の高いオンラインへ顧客が流出。
5. 出版業界の構造的課題
粗利益率の低さ: 書店の利益は販売額の約20〜23%程度であり、高い固定費(人件費、家賃)を賄うのが困難。
再販制度(定価販売): 書店は割引販売ができず、販売価格を自由に設定して利益を確保する工夫ができない。
雑誌の売上激減: かつて収益の柱だった雑誌・週刊誌の売上が3分の1以下(1996年対比)になり、来店動機が失われた。
街の本屋さん頑張ってと書店を応援する推し活 御書印プロジェクト

街の書店に残って欲しいと考える人々は多くいます。
しかし、上記に挙げた様々や社会・経済事情から自分たち微弱ではあるが、街の本屋さんの存続く何か応援したい考える人も登場し、お寺巡りの「御朱印」ならぬ「御書印集め」を推活、お気に入りの本を探しながら全国の書店に足を運び”御書印集め”する読者を紹介していました。
御書印プロジェクトとは
サイトによると「御書印」とは「実際に書店を訪れることで入手出来る、人と書店を結ぶ印」で訪れた日付、と書店員の選んだ本のタイトルのタイトルや一節が記入され、書店オリジナルを含む三種類の印が押されるという。
上記公式サイト内参加店リストをみたら、私の故郷の街にも、絵本などを扱うお洒落な書店を発見し、今度、帰省した時にでも寄ってみようかなと思いました。これまで、退職して22年、10年間は海外ミドル・リピートステイの後、パスポートせずに12年間、国内旅行専念してきたものの、そろそろ、ここは絶対に行きたい、行かなくては考える場所は、体力点もあり徐々に減っていってます。
そして、今、流行りの神社仏閣の「御朱印帳」集めも、今更という気分の時、訪れた街の本屋さんで、地元の人と一時、会話を交わす、よいきっかけとなるかもしれず、これからの旅のプラン、行先を考える一助となるかも知れません。
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