
鎌倉幕府を知る鶴岡八幡宮の大銀杏
日本一遅いと云われる、温暖な湘南鎌倉の紅葉は12月に入ると急速に進んできます。
今年の年間流行語大賞となった「二季」・・・地球の気候の変動により、春と秋が短くなって夏と冬が長くなる現象の影響か、今年の鎌倉の秋の訪れは例年よりも
一週間早いようで、鶴岡八幡宮の銀杏はハラハラと散り初めてきた12月1日、朝日新聞かながわ版のトップ記事は、
「鎌倉・鶴岡八幡宮 強風で倒れた大銀杏 後継若木9mに成長」大月見出しが躍っていました。
2010年3月10日未明、詰め所にいた警備員が雷が落ちるような音を聞き、外に出ると、大階段脇の大銀杏が根本から広場に倒れていた。
鶴岡八幡宮の歴史的シンボル大銀杏は樹高30m、幹の周囲7m、本宮へ登る大石段の左にあり、源実朝を暗殺した、甥の公卿が身を隠し待ち伏せしたと伝えられ
鎌倉にとってはなくてはならないものでした。
倒れた大銀杏の根元から出る芽を後継樹にする計画がスタートし2年後、元気の良い発芽枝が確認され大切に見守ってきて現在に至っています。
鶴ケ丘八幡宮の大銀杏

歴史の教科書にも登場する、鎌倉の観光シンボル鶴ケ丘八幡宮の大銀杏・・・
今の修学旅行生はこの大階段の銀杏の由来をどの程度知っているでしょうか・・・
長野県生まれ長野市育ちの私たち中学三年生の修学旅行先は、東京でした。
長野から東京へは「蒸気機関車」でした、信州と関東を隔てる難所の「碓氷峠」はアブト式鉄道でスイッチバック、トンネルに入ると、石炭の煙が車内に入らぬように
窓を締めても車内には石炭の煙が入りこんできていました。
一日目は川崎の工業地帯や羽田空港を見学し、宿泊は片瀬江ノ島の旅館、早朝早く起きて海無し県の中学生は海岸で足元を濡らし、二日目のメイン観光がこの
鎌倉でした。
同級生の仲間と一緒の記念写真が手元に残っていました。14歳の自分が写っています。
あれから、63年経って、この鎌倉に住み、こうやってブログ上に掲載する日がくると思ってもみませんでした。
北鎌倉円覚寺の紅葉
鎌倉観光の入口はJR北鎌倉駅です。多くの日本人観光客で、今日一日を鎌倉を歩き、湘南海岸・江の島で過ごそうとする人たちの半分は、横須賀線の北鎌倉で下車して、駅前の円覚寺から、明月院を周り
鶴ケ岡八幡宮へ徒歩移動し、お土産横丁の小町通りを歩いて、江ノ電に乗って長谷で下車して、高徳院の大仏様にお参りして、再び江ノ電で江の島へ行くのが普通の鎌倉観光
の一日パターンでしょう。
秋の紅葉を求めて鎌倉にくるパターンでは、最初の下車駅前の円覚寺の山門の紅葉は、まさにそのとおりのイメージ、ぴったりです。
横須賀線沿線から見上げる円覚寺の山門の前に覆いかぶさる、紅葉の美しさは、寺社仏閣のお庭の紅葉でピカ一の京都と比べても遜色のないの美しさのです。
しかし・・・、鎌倉の紅葉は京都のほどではありません。
その理由は、鎌倉のお寺は武家のお寺、学問と修行のお寺、禅寺ですから、華やかな、華美なお庭や樹木は却って修行の妨げとなると考えられているのか・・?
質実剛健・質素なお寺が多いのです。
鎌倉の紅葉観光での最初の下車駅、北鎌倉で感激しても、その先、鎌倉の中心部のお寺でははあまり期待出来ません。
この円覚寺にして写真として美くしい紅葉はこの山門周辺のみで、奥は比較的質素な雰囲気の禅寺となっています。
円覚寺を後にして鶴岡八幡宮にへ向かう途中にある、鎌倉五山の一つ(臨済宗の寺院の寺格であり鎌倉にある五つの禅宗の寺院)の建長寺にはほぼ全く紅葉する
樹木やお庭はありません。鎌倉五山(かまくらごさん)とは、(建長寺、円覚寺、寿福寺、浄智寺、浄妙寺)を指します。
ちなみに、鶴岡八幡宮境内には、銀杏はありますが、赤く色づく、紅葉する樹木は見渡した境内にはなく、後の世に作られた施設周辺のみに植えられた近代の
お庭のみとなっています。
紅葉を求めて覚園寺に
京都と同じような寺社仏閣の紅葉を求めるなら・・・ほぼ諦めたほうが良い、比較しないほうが良い・・というのが鎌倉に住む写真・映像愛好家の私たちの意見・考えです。
元々、鎌倉は美しい紅葉には適していない土地柄なのです。
先ずは京都と違って温暖な気候で日中の暑さや朝夕の涼しさはなく温暖であること、そして笑みに近いので潮風による紅葉焼けが発生し、台風などでは紅葉は赤くなる前に茶色く枯れてしまいます。
その中で唯一、お庭の紅葉美しさで、「絵になる」のは覚園寺さんでしょう。
覚園寺はNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の主人公北条義時の菩提寺
1218年、北条義時公の薬師如来信仰により建てられた大倉薬師堂が、覚園寺のはじまりです。
1296年、北条貞時公が、元寇の再来がないように願い、智海心慧律師を開山として、真言・天台・禅・浄土の四宗を学べる道場、覚園寺とした。
場所は鎌倉のやや東北部、鎌倉駅からバス鎌倉宮行きで10分のち、徒歩12〜15分、落ち着いた山々に囲まれた静かな郊外の場所です。
今年の流行語 二季を実感する鎌倉の紅葉
日本各地、東北・新潟は勿論、西日本でも初雪が降った翌日、故郷の同級生ライングループからも今季、初雪の便りがと届いている朝、東の空は雲一つない快晴です。少し空気は冷たいけれど、そろそろ、鎌倉の紅葉も終わりかと、私のなかでは鎌倉のお寺の庭では一番と思う、覚園寺さんへと向かいました。
鎌倉駅から覚園寺に一番近いバス停は、鎌倉宮終点ですが、この日バスは満席です。
シニアの高齢者グループの皆さんの格好を見るとどうやら,天園ハイキングコースを目指しているようです。
鎌倉の寺社仏閣の紅葉は京都に比べるとお勧めできませんが、自然林の紅葉でしたら、このバスの終点から北鎌倉へ抜ける間にある「獅子舞」という自然林がありかなり見事な彩りが楽しめる紅葉の林があります。
覚園寺はそんな山間に入る一歩手前の自然環境のお寺さんです。
ここでの紅葉の鑑賞、撮影は時間限定、お寺は東側に向かって建っており、午前中に山門内側の多くの紅葉系のお庭に斜め正面から陽射しが差し込みます。
写真は光の芸術という言葉がありますが、まさに紅葉の撮影を表す言葉でしょう。
もし、紅葉の時期に鎌倉を訪れるのなら出来るだけ早い時間、朝の8時から9時にいらっしゃるのが良いでしよう。
今年の流行語大賞に「二季」という言葉が選ばれたように、近年の地球の気候「暑い夏と寒い冬、そして短い春と秋」2つのシーズンしかない、大陸性の気候に変化していくのではという不安を表す言葉が日常的に使われていくのでしょうか?
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