
大東建託 住み続けたい街ランキングとは
大東建託の「住み続けたい街ランキング」とは、株式会社大東建託が「いい部屋ネット」ブランドで実施する、居住者が現在の住む街に対して「これからもずっと住みたい」と感じる度合いを数値化した調査結果に基づくランキングです。
全国各地の街や駅を対象に、居住者へのアンケート調査から得られた「今住んでいる街に、ずっと住んでいたいと思う」という評価の平均値を算出することで、街への愛着や満足度を測っています。
調査の概要
調査対象者:日本にお住まいの人々。
調査方法:インターネットを通じてアンケート調査が実施され、回答者に現在の街に住み続けたいかどうかの評価をしてもらい、その平均値を算出します。
目的:居住者が自分のライフスタイルに合った街を見つける際の参考情報を提供すること。
提供情報:総合順位のほか、生活利便性、交通利便性、行政サービスなどの因子別に、街の住みやすさや魅力がランキング化されています。
特徴;
居住者の視点:「住みたい街ランキング」が外部からのイメージを重視するのに対し、「住み続けたい街ランキング」は、実際にその街に住んでいる人のリアルな声や実感に基づいている点が大きな特徴です。
総合的な評価:生活環境全般に対する居住者の満足度を反映しており、単なる利便性だけでなく、街への愛着や幸福度といった要素も含まれています。
このランキングは、住まい探しにおいて、単に交通の便や生活施設だけでなく、その街で暮らし続けることの満足度や幸福度を重視したいと考える人々にとって、非常に参考になる情報源となっています。
第一位 葉山町

自治体担当者のコメント
葉山町は、東京から南へ約50km、三浦半島の入口に位置しています。
南北4キロメートルに及ぶ西向きの海岸線と広大な山々を有しており、歴史・文化芸術、風光明媚な別荘地、そして、御用邸のある町として日本中に知られています。西向きの海岸はヨットが風を受けて沖に出やすく、日本近代ヨット発祥の地です。
東京2020オリンピックでは、英国セーリングチームのホストタウンとしてサポートし、参加国のうち金メダルを含む最多のメダルを獲得する原動力となりました。また、海と山という自然に恵まれた立地から、環境に対する意識が高い町民が多く、町では「はやまクリーンプログラム」という葉山独自の環境に配慮した取組を進めています。
街の幸福度(自治体)ランキング:2位
街に誇りがある(自治体)ランキング:1位
愛着がある(自治体)ランキング:1位
街の住みここち(自治体)ランキング:26位
住みたい街(自治体)ランキング:-位
居住者 コメント
●自然が豊かでゆったりとした時間が流れているので心が落ち着く。比較的静かで穏やかな人が
多い。街の雰囲気が良い。
●景色が良く、優しい人も多い。のんびりした静かな雰囲気が好きだから。
●海、山があり、自然が豊か。東京まで1時間、横浜まで30分
第二位 鎌倉市
自治体担当者のコメントなし鎌倉市は現在、他市、町村と違って積極的に住民を増やそうとはしていません。
そうでなくても、オーバーツーリスモで市内は慢性的な渋滞ですし、現在の市役所は現庁舎は、昭和44年に完成し建物で築50年以上(令和11年に築60年)が経ち、廊下が狭かったり、階段が急だったり、いろいろな人に優しくないつくりです。
また、建物自体や設備(水道、エアコンなど)の老朽化が進んでいて、大地震に対する強度不足もあり、建替えなどの検討が必要ですが、現在移転先の場所でおお揉めに揉めている最中で自治体担当者がこのようなアンケートに応じている暇などないのでしょう。
街の幸福度(自治体)ランキング:9位
街に誇りがある(自治体)ランキング:4位
愛着がある(自治体)ランキング:3位
街の住みここち(自治体)ランキング:18位
住みたい街(自治体)ランキング:4位
居住者コメント
●静かで穏やかである。時間の流れがゆったりしていて焦らずにすむ空気がある。
●海がすぐ近くにある。毎月漁港での朝市がある。
●閑静で治安もよく、生活に要する買い物も便利。
●気候がよく(雪がなく、温暖)過ごしやすい。
●閑静な住宅街と歴史ある自然や仏閣に囲まれ、自然体で生きられること。
私も居住者の一人としてコメントすれば・・・
近隣の市町村、横浜市・藤沢市・逗子市と比べると住民サービスは最低です。
特に、高齢者に対するサービスに至っては、他市で当たり前の公共交通機関に対する補助はゼロ、横浜市はバス・地下鉄は年間パスを格安で提供してますし藤沢市でも「湘南なぎさ号」という無料の送迎バスがあり、交通不便地域を中心に市内3か所の「いきいきシニアセンター」まで送迎しています。
とにかく、お隣の大都市横浜市との差は歴然としています。
そして、湘南の海という魅力はありますが、ここ数十年て必ず起きるだろう「南海トラフ地震」の影響は、鎌倉市の海岸部では必ず、何らかの被害が発生するのは間違いありません。
鎌倉と云う魅力あるネームバリュームだけで移り住むなら、海にやや遠いですが、市内に3つあるJR駅「大船」「北鎌倉」「鎌倉」のうち、交通の便の良い、東海道線上野東京ライン・横須賀線・根岸線・モノレール江の島線のターミナル駅「大船」をお勧めします。
交通・買い物・医療施設・緑の公園、森に近い、比較的庶民的な街です。
第三位 神奈川県逗子市
自治体担当者から逗子は都心からのアクセスは電車や車でわずか1時間。JRと京浜急行線の2線利用でき、始発もあるので座って通勤通学が可能です。
駅から海までは徒歩10分ちょっと。湘南エリアでは圧倒的に駅から海まで近く、その上山にも囲まれているので、海と山の両方を楽しめます。
自然と都会、両方の暮らしが叶うのが逗子暮らしの魅力です。
街の幸福度(自治体)ランキング:6位
街に誇りがある(自治体)ランキング:9位
愛着がある(自治体)ランキング:2位
街の住みここち(自治体)ランキング:55位
住みたい街(自治体)ランキング:-位
居住者コメント
●比較的都心へのアクセスもよく、自然豊かで帰りたくなるような街かなと思う。
●海もあり、きれいな街並みなため。人がそんなに多くないこと。
●空気が綺麗で、自然も豊かで、そこそこ都会へのアクセスがあるから。
●綺麗な街なのでとても好きな環境で、海や山など自然に癒される
4〜20位ランキングは
2025 2024 偏差値 評価
4位 3位 千葉県 印西市 71.7 65.6
5位 6位 東京都 武蔵野市 71.1 65.3
6位 7位 神奈川県 茅ヶ崎市 70.6 65.1
7位 5位 神奈川県 足柄上郡開成町 70.2 65.0
8位 9位 東京都 目黒区 69.8 64.9
9位 8位 神奈川県 横浜市西区 69.5 64.7
10位 11位 東京都 文京区 68.3 64.3
11位 12位 神奈川県 藤沢市 67.7 64.1
12位 10位 東京都 中央区 67.4 64.0
13位 - 埼玉県 秩父郡横瀬町 67.4 63.9
14位 13位 神奈川県 横浜市 67.1 63.8
16位 16位 千葉県 浦安市 66.8 63.7
17位 17位 東京都 渋谷区 66.4 63.6
18位 15位 東京都 港区 66.0 63.4
19位 18位 東京都 国立市 65.3 63.2
20位 19位 東京都 三鷹市 65.1 63.1
街の住みここちランキングTOP20
「街の住みここちランキングTOP20」とは、現在その街に住んでいる人々が、その街の住みやすさについて「大変満足」から「大変不満」の5段階で評価した結果を平均し、ランキング化したもののことを指します。
大東建託株式会社の賃貸未来研究所が主催する「住みここちランキング」では、特定の街に3年以上住むことで、その街に愛着を持つ傾向があることから、その街の住みやすさを評価する上での重要な要素となります。
ランキングの対象と評価方法は
対象者:回答者30名以上の駅、または50名以上の自治体を対象としています。
評価:各評価項目(住み心地、交通の利便性、行政サービス、物価、自然環境など)について、5段階で評価し、その平均値で順位が決定されます。
調査期間:2021年から2025年までの回答を累積して集計されます。
情報の提供:「いい部屋ネット」のウェブサイトでランキングが公開され、街づくりに関する解説記事も掲載されています。
「住みここち」の定義
このランキングでは、住民が実際に住んでいて感じている街の満足度を評価します。将来的にその街に住みたいと考える「住みたい街」とは異なり、実際に居住している人が「暮らしやすい」と感じているかどうかを測る調査です

住みここち(自治体)トップは、2年連続で北海道上川郡東川町
1位は、2年連続で北海道上川郡東川町、
2位も2年連続で東京都中央区です。
3位は愛知県長久手市が、昨年5位から順位を上げてトップ3入りしています。
トップ10内では、6位の沖縄県中頭郡北谷町が、昨年21位から大きく順位を上げてトップ10入りしています。
中頭郡北谷町は、「賑わい」因子で1位の高い評価を得ている街です。
その他、9位の神奈川県横浜市都筑区が、昨年13位から順位を上げてトップ10入りしています。
住みここち(自治体)11位〜20位では、長野県上高井郡小布施町が100位圏外から大幅順位アップ、長野県上高井郡小布施町が、昨年111位から大きく順位を上げて、今年は20位となっています。因子別では、「行政サービス」因子で1位の高い評価を得ている他、「静かさ治安」「親しみやすさ」「防災」の各因子でも6位の評価を得ています。
住みたい街(自治体)トップは、6年連続で福岡県福岡市で、福岡県福岡市が1位に輝きました。
2位と3位も5年連続で、沖縄県那覇市と神奈川県横浜市が続いています。
4位は6年連続で宮城県仙台市、5位は2年連続で北海道札幌市です。
トップ20では、東京23区の自治体が最も多く、6つ(港区・中央区・新宿区・渋谷区・世田谷区・千代田区)ランクインする結果となっています。
いずれにしても、人生の晩年となれば住めば都なのでしょう。
それにしても、首都圏版の調査にしても、一位から三位が鎌倉・逗子・葉山と続きその後、茅ヶ崎、藤沢と湘南海岸と続くのはちょっと不自然に感じます。
この調査対象の年齢層が分かりませんが、かなり若い世代なのと、如何に東京23区の家賃が高いのが反映しているからでしょう。
一度、定年退職者の定住・持ち家への希望と実際の調査を見たいものだと思います。
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