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2025年04月24日

朝日新聞新聞神奈川版「私の散歩道」に刺激されて

「私の散歩道かながわ100選」
毎週木曜日、読者からの推薦に もとづく「私の散歩道かながわ100選」が連載されて いる。
退職して横浜から鎌倉に越してきたものの、メジャーな観光地は分かるものの、散歩の延長とも思われるローカルな名所は全くしらずにここまできたが、散歩の延長、ウォーキング、一日の歩数計ノルマ消化には、ちょうどよいのでは、記事を参考に歩いて見ました、
気軽に行ける山の中に、こつぜんと現れる巨大な仏像がある――。
そんな投稿記事を見て、横須賀市と逗子市の境にある鷹取山(139b)に出かけた。

大船から追浜までのルートどうするか


スタート地点は、京急追浜駅とある。

先ずは自宅最寄り駅「大船」から京急「追浜」までルート・時間・料金を検索する。
現役時代はこんな便利なアプリは少なかったけど・・・交通費は高いけど最も早く着くルートを選んでいたが、リタイヤ年金生活後は、時間よりも料金の安さを選択している、
そして喜寿を過ぎた今は、なるべく歩く距離(2km以内)があるルートを選ぶようにしている。
「乗換案内アプリ・ジョルダン」が導きたしたのは
1,大船⇒JR根岸線新杉田⇒徒歩京急杉田⇒追浜 458円 47分
2,大船⇒東海道線横浜⇒乗換京急横浜⇒追浜 665円 48分
躊躇せずに、プラン1を選びました。

JR新杉田と京急杉田駅はかなり離れています。
住所で云うと横浜市磯子区です。
横浜市といえば、地方の方はかなりお洒落な港町というイメージがありますが、それは関内周辺だけです。
磯子区とか南区となれば、もともと港湾の工場地帯、ごくごく庶民的な町です。南区美空ひばりの生まれた町で、横浜の下町典型な場所です。
JR新杉田から京急杉田駅へはアプリでは乗換時間13分と表示されていますが、この街、2つの駅ビルを知っている人の所要時間で、初めての人は最低15分は必要なのです。
私はこのJR新杉田から京急杉田の狭い商店街が好きです。
いま時、こんな商店街に京急の踏切がある風景が大好きなのです。

追浜から鷹取山をめざす

京浜急行・追浜駅から歩きだします。
追浜の駅には観光案内所もなく、今日の目的地となる「鷹取山公園」への案内図も有りません。
駅を出ると昭和な感じの商店街が続くきます。
追浜は元々日産自動車の城下町として発展したきた場所です。
そして、現在は東京首都圏への通勤に便利と、京急電鉄がこの路線沿線に次々と〇〇台と名前の付く大型戸建て住宅開発をしてきました。
追浜えきから、目指鷹取山へは、この湘南鷹取台住宅街をひたすら歩くしかないのです。
※後から解ったことは、追浜駅から1時間に一本、湘南鷹取台循環バスがあることが解りました。
住宅街のメイン道路の桜並木になっていました。
ここを訪れて4月18日はほぼ葉桜になっていましたが、きっと最盛期は綺麗な、この閑静な住宅街の住民の自慢となっているのではしょう。
でも、この閑静な住宅街、ほぼ小綺麗な家が立ち並んでいますが・・・老後、夫婦2人だけになったら・・・かなり住みにくくなるのでは。

住宅街のなかからgoogelマップ頼りでたどり着く

閑静な横並びの住宅街を、Googleマップとにらめっこで歩きます。
数年前、コロナ以前の頃、インバウンド旅行者が東京都内の目的のお店にたどり着くのを不思議にみていましたが、今やGoogleマップの精度が
格段にあがって、1mの誤差もなく目的地にとどり着くのは良く理解できます。
しかし、街なかのお店やホテルと違って、典型的な〇〇台の住宅街を通って、鷹取山公園を目指すのですから、曲がり角や、方向をしっかりと
今歩いている道路と見比べながら行かないと、たどり着きません。
今回の場合、住宅街のなかでも地元の人に二回聞いてこの看板にたどり着きました。

鎌倉アルプスの何倍もきつい登山
公園は広く、眼下に追浜の海が見渡せます。遠くには横須賀の街、横浜ベイブリッジや、方向を変えれば江の島や富士山が見えるようです。
ここにはトイレや自販機もあり、ここの東屋で大休憩をとりました。
トイレがあるのには安心しました。最近とみにトイレが近くなり、2時間が限度の頻尿で、特に必要がなくともトイレが目につけばとりあえず、行っておこうという、典型的な70代行後期高齢者男性となっていますから。
ここから先は、「私の散歩道」の記述では「プチ登山」「足はガクガク」と書いています。
このリポーターは、年齢は書かれていませんが、似顔絵から察するとシニア女性のようです。
ここで大休憩をした後、今回の大目的地「磨崖仏」を目指します。
公園から山道ににはいると、行く手にそそり立つ岸壁が幾つも現れました。
ここらあたりは明治から昭和初期にかけて石材の切り出しが行われていた場所です。
このあたりで採れる石材は柔らかく加工しやすい為、建築資材として使われていたようです。
現在この切り出し跡は、ロッククライミングの練習場として多くの登山家の練習場となっているようで、この日も指導者を交えた数人が練習する姿を見受けました。

磨崖仏はどこだ山中で見失う

「プチ登山」「足はガクガク」
はシニア女性にとっての大袈裟な言い回しかと思っていましたら、本当でした。
退職してから街歩きは慣れており、六十代なかば京都の街なかでは一日3万歩歩いていたことがありました。
その頃、良く近所の「鎌倉アルプス」と呼ばれているハイキングコースを歩いていました。
・天園ハイキングコース:北鎌倉駅を起点に、建長寺、半僧坊、勝上献展望台などを巡るコース。
・葛原岡・大仏ハイキングコース:鎌倉駅から大仏に向かう道。
・祇園山ハイキングコース:鎌倉駅の東側を走る道。
そんなに難しいコースではないのですが、やはり一箇所は手を伸ばし膝を付くような難所は一部ありました。
でも、もう10年以上もそんな、山中を歩いていない喜寿77歳のおじさんはヘタリ、休み休みの山中の登り下りの道を彷徨いましたんが、一向に
「磨崖訳が仏」の姿は現れません。そこで進行方向からくる人に、後どのくらいで磨崖仏に到着しますかと聞くと、私が今きた方向を指さします。
「エェー通り過ぎたていた」でも一向にそんな大きなものを見逃す訳がないと、引き換えして5分、解りました。
山道のコーナーを曲がり切った、後ろ手にそれはあったのです。
この磨崖仏は大昔のものではなく、横須賀市在住の彫刻家、藤島茂氏が1960年ごろから約一年かけて彫り上げたものだと云います。
足を組んで胸のあたりで右手のひらを見せ、わずかに微笑んだ表情、古代のシルクロードではなく、こんな大都市圏の住宅街からほど遠くでもない場所にこんな仏像が
あるなんて、驚きました。

くたばり果ててヨレヨレで帰路に着く

「私の散歩道」ではこの後このあたりでは有名お寺「神武寺」を経由してJR東逗子に下って逗子市で一軒だけ残っている「銭湯」によって帰って見たいですが、ここから東逗子への道はGoogleマップには載っていない、山のなかのヤブ道の上、途中に下りの「鎖場」のある難所のようなので、素直に元きたルートで帰ることにしました。
住宅街を抜けて大通りにでると、そこに循環バスのバス停があり、時刻表を見ると5分後にバスがきます。
行先の名前がどんな場所なのか分かりませんが、来たバスの運転手に「追浜駅通りますか」と聞くと、Okなのでそのまま乗車して帰路につきました。
「私の散歩道」のリポーターはこの日記録として、
歩いた距離 6.8km
総歩数   9,500歩
消費カロリー 253Kcal

と記述していますが、私の場合は大船の自宅をでて、戻るまでの全てなので多少多く
歩いた距離 9.7km
総歩数   12,697歩
消費カロリー 342Kcal でした。

関東地方日中、25〜27度の暑い日で、帰宅早々シャワーを浴びた一日となりました。
再び行くかとなると・・・もう十分です。



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posted by 西沢 at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ