
東京の九段靖国神社の気象庁桜標本木での開花宣言は、3月24日(月)に発表された。

満開は3月30日で、平年より1日早く、昨年より5日早いとの報道ですが、満開と見頃は映像を撮影する側になるとかなり違ってきます。
桜の満開の映像は散りはじめ、桜吹雪の始まる頃が一番、ボリュームのある桜の映像がとれる時期なのです。
開花宣言から花吹雪まで何日か?
桜の開花宣言から花びらが散るまでの期間は、一般的に約1週間から2週間程度ですが。ただし、気象条件や桜の種類、地域によって異なります。
【開花から満開までの日数】
・気温が高い日が続けば開花から満開までの日数は短くなります。
・寒い日が続けば開花から満開までの日数は延びます。
・桜の種類や木、場所によって開花のタイミングが異なるため、開花から満開までの日数も
微妙に異なります。
【開花から散るまでの様子】
・満開から1週間程度で徐々に花が散ります。
・特に強風や雨があると、散り始めるのが早まることもあります。
・花びらの根元に離層という細胞層が形成され、それまで付着していた花托から切り離される
ことで散ります。
・花びらが散る様子もまた美しい街とされ、散り際の桜を「散り桜」と呼ぶこともあります。
特に今年は東京の桜開花宣言の3月24日の鎌倉では・・
私の家の近所の小学校の桜の巨木が一番早く咲き、継いで自宅、眼の前の児童公園が次にやがて、近所の谷戸池を囲む桜並木が満開になれば鎌倉鶴岡八幡宮へ続く「段葛」の桜並木も満開になるという順序です。
どうやら、古い巨木のほうが先に満開になり、「段葛」の桜並木のような植え替えられた若木のほうが、やや遅い傾向が見とれます。
ようやく春の長雨も落ち着いてきましたので、今年の桜は、ごく近場、電車で一時間の範囲内で、リタイヤ後、いまだ行ったことのない、近場の隠れた桜の名所を4月5日、何箇所か回ることにしました。
■ 先ずは地元の名所・谷戸池公園

元々私の住む鎌倉・玉縄地区は、鎌倉幕府時代からの農村地帯で、大河ドラマのなかでも都会へ野菜を売りに来る農家・百姓の地です。
この辺りは室町時代からの戦国時代、小田原北条氏が領土拡大して、古都の衰退を憂い新しく、北条氏関連のお寺を多く建立した地域で、玉縄北条氏の砦・館などあった場所でした。
昭和初期から鉄道の東海道線・横須賀線・根岸線のターミナル駅大船となり、駅から徒歩圏内にの農地は次々に住宅街に生まれ代わり、文京・学園地域に発展しました。
この桜の名所「谷戸池」は元々、この地域の農業用水の溜め池です。
住宅開発が進んで今は住宅街の真ん中にある桜の名所として、人気の撮影場所となっています。
■ 若宮大通の桜並木段葛(だんかずら)

神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮の参道、若宮大路のなかで、二の鳥居から鶴岡八幡宮までの車道より一段高い歩道をいいます。
終着点には三の鳥居があり、鶴岡八幡宮の境内へと到る。神奈川県指定史跡。
若宮大路は一部が国の史跡に指定されており、神奈川県道21号横浜鎌倉線の一部でなお、段葛は鶴岡八幡宮の境内とされている。
元々の桜は老朽化し、歩行者・車道へ危険度がましたので、2014年に若木に植え替えられ、2025年、ようやく桜のトンネルとして復活しています。
当日、この桜を目当てにきたインバウンド観光客のほぼ8割は中国人観光客と思われ、インスタ用に皆さん、ポーズをとって撮影していました。
■ 逗子ハイランド桜並木

逗子へと抜ける道だけでなく住宅地の中にもありなかなか豪快なものです。
桜並木はハイランドの坂が始まる明石橋交差点付近から、山を超えて横須賀線の線路に出るまで続きます。
さらに、途中東泉水信号を右折しても、西友ストアへといく道を右折しても続いています。
「東泉水」信号を右折すると富士と桜、鎌倉の山が眺められる富士見スポットもあります
逗子ハイランドの桜並木は、逗子市久木8丁目付近より道路沿い、逗子から朝比奈インターをつなぐハイランド内のまっすぐな道の桜のトンネルが有名です
【アクセス・バス停】
鎌倉駅からバス利用の場合、京急バス鎌36「ハイランド循環」行きで1時間に二本のバス、18分「「坂下」などで下車
しかし、この逗子ハイランド住宅地が開発されてから50年以上にもなり、桜の木は老木かしており、昔の写真映像にあるような、桜のトンネルの姿は年々消えていました。
日を改めて、4月8日、次に向かったのは
朝日の湘南版の「私のお散歩道」記事の紹介
一般の読者が私の散歩道としてこの桜の時期に紹介する、けっして観光客用ではない場所です。
■ 藤沢市引地川親水公園

左岸には湿性植物や藤棚、ツツジの丘、桜並木などがあり、四季折々の植物や昆虫、野鳥等を観察することができる。
春を彩るのは、早咲きの河津桜とソメイヨシノと、広い園内に美しい桜トンネルもできるので、自然をめでながらうららかな1日を過ごせる場所でしょう。
この場所の難点はアクセスの悪さです。
車を使えないシニア免許返納者にとってはバスが頼りです。
アクセスとして一番距離的に近いのJR辻堂駅で、辻33 羽鳥山経由綾瀬車庫行。
ここから乗車時間10分で、公園最寄りバス停「舟地蔵」へいけるのですが、バス便は一日3便しかないのです。
藤沢駅からもでていますが、1時間に2本、乗車時間20分と結構遠いのが一番の難点なのです。
■ 平塚市渋田川土手桜並木通り

川の両岸と、川に沿って東側に流れる用水路の向かい側と、併せて3列の桜並木があります。
特に用水路は幅が狭いので、両岸の桜と桜の枝が重なり、夕刻、群青色になった空がその隙間から垣間見られます。
また、川の西側では、富士山を背景に並ぶ桜を撮影できます。
この場所には桜の花が咲き終わる頃に、新たな楽しみ方があります。
用水路に落ちた花びらが作る「花筏(はないかだ)」です。
その量は水が見えなくなるほどで、ピンク色のじゅうたんに桜の影がくっきりと浮かびます。
用水路にはところどころ橋が架かっているため、桜並木の間や川の中央で撮影することが可能です。アクセス JR平塚駅北口からバス20分
最後は自宅前、朝、自宅リビングルーム毎朝、咲き具合を見てました。

今年の桜開花宣言は昨年より5日早かった開花でしたが、満開は平年より1日早く、去年より5日早い観測でした。
そして今年の特徴としては、寒波と春の長雨で長いあいだ、桜が楽しめた湘南の春でした。
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