で、オフィスに縛られない働き方を表すことば。ノマドワーカーと呼ばれる人もいます。
【ノマドの語源】
フランス語で「遊牧民」を意味する言葉が語源
場所を移しながら仕事をする様子を、「遊牧民・放浪者(nomad)」に例えたのが由来
【ノマドワーカーの働き方】
カフェや図書館、ホテルなど好きな場所で自由に仕事するスタイル
会社員のように就業時間が決められているわけではなく、ライフスタイルに合わせて自由に設定できる
日中は家事や趣味などやりたい作業に時間をあて、夜間を中心に業務をこなす働き方も可能。
【ノマドワーカーの職業】
ライター、デザイナー、エンジニアなどが親和性が高い職業として挙げられる
【ノマドワーカーとフリーランスの違い】
フリーランスは企業に属さずに働く人を指し、ノマドワーカーは場所にとらわれずに働く一方で企業に属しているか否かという点に関しては問われない
2021年、映画「ノマドランド」がヒットした。

監督ジャオは有色人種の女性として初めて監督賞を受賞し、マクドーマンドは同一作品で製作者と出演者の両方としてアカデミー賞を受賞した史上初の人物となった。
また、第78回ゴールデングローブ賞では映画作品賞(ドラマ部門)と監督賞を受賞、第74回英国アカデミー賞では最優秀作品賞を含む4部門を受賞。
第36回インディペンデント・スピリット賞では最優秀作品賞を含む4部門を受賞した
映画の背景にはアメリカが抱える労働環境問題が

その影響は現役世代だけではなく、リタイア世代にも容赦なく降りかかり、多くの高齢者が家を手放すことになった。
家を失った彼/彼女らは自家用車で寝泊まりし、働く口を求めて全米各地を動き回っていた。
専門職での経験があったとしても、それを活かせるような職がほとんどなく、安い時給で過酷な肉体労働に従事するほかなかった。
そんな不安定な状況下でも、彼/彼女らは自尊心と互助の精神を保持し続けていた。彼/彼女らは「現代のノマド」とでも言うべき存在である。
映画はドキュメントではなく、創作映画ではあるが、出演者全員は実際のノマド生活者でるある・・・と最後のエンドロールての紹介にびっくりする。
本作の主人公、ファーンも「現代のノマド」の1人である。
主人公ファーンはネバダ州のエンパイアで臨時教員をやっていたが、工場の閉鎖で街の経済が大打撃を受け、そのあおりで彼女も家を手放す羽目になった。
途方に暮れたファーンだったが、自家用車に最低限の家財道具を積み込み、日雇いの職を求めて全米各地を流浪する旅に出た。
その過程で、ファーンは同じ境遇の人々と交流を深めていくのだった。
本作はそんなファーンの姿を通して、「現代のノマド」の実像を描き出していく。
印象的には子供が主人公の車での生活を見て、「ホームレスなの?」と聞いた場面。
彼女は「ホームレスではなく、ハウスレス」と答える、ノマドにも家庭生活があるけど、単にハウス、住む家がないだけ・・・と。
そして、2025年今、ノマドニアというネットサイトが誕生する。

「ノマドニア」とは、1ヶ月で10の職種を体験できる画期的な海外ノマド体験プログラムです。
従来の働き方や生き方に疑問を感じている方、新しいキャリアを模索している方、そして世界中を旅しながら働くフリーランスライフに憧れる方に、絶好の機会を提供します。
このプログラムは、単なる海外旅行や語学留学とは一線を画し、参加者は実際に様々な職種を体験しながら、自分の適性を見極め、新たなスキルを習得します。
さらに、世界各地で活躍するノマドワーカーとのネットワークを築く機会も得られます。
この記事では、ノマドニアの魅力や特徴、参加するメリットについて詳しく解説していきます。
ノマドニアは、あなたのキャリアと人生に新たな可能性をもたらすかもしれませんとありました。
*********以下、ノマドニアwebサイトからの引用****************************
1ヶ月で10職種を体験
ノマドニア最大の魅力は、1ヶ月という限られた期間で10個の職種を体験できる点です。これは単なる職業体験ではありません。
実際の仕事現場に入り込み、リアルな業務を体験します。例えば、Webライター、SNS運用、Webマーケター、動画編集など、多岐にわたる職種を体験するプログラムです。
海外での生活体験
ノマドニアの魅力はただの職業体験プログラムではありません。海外での生活そのものを体験できる点も大きな魅力です。
プログラムは主にアジアやヨーロッパの都市で行われ、参加者は現地のアパートメントやシェアハウスで生活しながら、ワークショップに参加します。
言語や文化の違いを肌で感じながら、日々の生活を送ることができます。
この経験は、グローバルな視点を養い、異文化理解を深める貴重な機会となるはずです。
プロフェッショナルによるサポート
ノマドニアでは、各分野のプロフェッショナルがメンターとしてサポートします。
職業体験だけでなく、キャリア相談や案件募集も受けられるため、自分の将来の方向性を見出す期間となるでしょう。
また、現地での生活面でのサポートも充実しています。言語のサポートや、緊急時の対応など、初めて海外で生活する方でも安心してプログラムに参加できる体制が整っています。
コミュニティの形成
ノマドニアの魅力の一つは、同じ志を持つ仲間とのコミュニティ形成です。
プログラム中は、様々なバックグラウンドを持つ参加者たちと共に生活し、学びます。
この経験を通じて、生涯の友人や将来のビジネスパートナーとの出会いがあるかもしれません。
また、プログラム終了後も、卒業生ネットワークに参加できるため、継続的な交流や情報交換が可能です。
新しいキャリアの発見
ノマドニアの最大のメリットは、短期間で10個の職種を体験できることです。
これにより、自分が本当にやりたいこと、適性のある仕事を見つけられる可能性が高まります。
例えば、これまでオフィスワークしか経験がなかった人が、ウェブデザインに才能を発見したり、プログラミングに興味を持ったりすることがあります。
また、全く新しい業界の存在を知り、キャリアチェンジを決意する人も少なくありません。
スキルの多様化
10もの職種を体験することで、多様なスキルを身につけることができます。
例えば、ウェブデザイン、コンテンツ制作、マーケティング、プログラミングなど、デジタルスキルを幅広く習得できます。
これらのスキルは、将来フリーランスとして働く際や、起業する際に大いに役立つでしょう。また、複数のスキルを持つことで、就職市場での競争力も高まります。
グローバルな視点の獲得
「海外生活しながら働くという経験」は、グローバルな視点を養うのに最適です。異なる文化や価値観に触れることで、物事を多角的に見る力が身につきます。
この経験は、将来国際的なビジネスに携わる際や、多様性のある環境で働く際に大きな強みとなります。また、世界中どこでも働ける自信にもつながるはずです。
自己成長と自信の獲得
慣れない環境で生活し、新しいことに挑戦し続けるノマドニアの経験は、大きな自己成長につながります。
言語の壁や文化の違いを乗り越えることで、問題解決能力や適応力が磨かれるでしょう。
また、様々な困難を乗り越えた経験は、大きな自信となり、「自分にはこんなこともできる」という自己効力感は、その後の人生での様々な挑戦を後押しします。
ネットワークの拡大
ノマドニアでは、同じプログラムに参加する仲間だけでなく、現地で活躍するプロフェッショナルとも交流する機会があります。
この国際的なネットワークは、将来のキャリアや事業展開に大きな影響を与える可能性があるでしょう。
**********以上サイトの紹介引用**************************************
在宅だと人は怠けるのか? 週5日出社を命じたアマゾンの「裏事情」

コロナ下で定着していた在宅勤務を原則禁じることに、反発の声も出ています。なぜ方針転換したのでしょうか。
働く場所は家か、会社か――。米IT大手アマゾンが、コロナ禍で定着した社員の在宅勤務をやめ、週5日のフル出社を義務づけた。
在宅勤務に適しているとされ、その旗振り役でもあったIT企業で出社を求められたことに、反発する働き手もいる。働く場所をめぐる攻防は、人が職場に集まる意味を問い直している。
シアトル中心部にあるアマゾン本社の前には朝と夕、従業員を乗せたバスがひっきりなしに止まっていた。
コロナ下では在宅勤務を勧めたアマゾンだが、2023年から週3日以上の出社としていた。今年1月には在宅勤務を原則禁じ、毎日出社するよう求めた。
「私たちはオフィスに集まる利点が非常に大きいと確信した」。
アンディ・ジャシー最高経営責任者(CEO)は社員へのメッセージでこう説明した。
「お互いに教え合い、学び合うことがスムーズになる。協力やブレーンストーミング、発想が効果的にできる。そして、チームの結びつきが強くなる」
ネット朝日記事引用
パメラ・ヘイターさん(45)はかつて、1時間以上かけてシアトルの本社まで車で通勤し、月600ドル(約9万円)のガソリン代や駐車料金を負担していた。
渋滞で帰宅した時には疲れ果てていた。
社員研修を担当し、全米各地から社員が本社に飛行機でやって来ることが当たり前だった当時、家で仕事なんてできるわけがないと思っていた。
ところが、コロナで在宅勤務を経験して「別人に変わった」という。
2人の娘と一緒に食事を取り、通勤のストレスからも解放された。同僚には小さな子を持つ親や病気の家族を介護する人もいた。
「それぞれのライフスタイルに合わせやすく、多くの人にとって有益だった」と語る。
出社勤務にはもう戻れなかった。
アマゾンから週3日出勤の方針が示された時、ヘイターさんは「リモート擁護」という名のSNSチャンネルを立ち上げ、3万3千人以上の社員らが参加。
出社強制に反対する嘆願書をつくり、抗議のための一斉退社も強行した
出社反対の社員らが訴えたのは、在宅によるワーク・ライフ・バランスの改善や不要なオフィスの見直しによるコスト削減、多様な人材を確保できるメリットだった。在宅勤務ができなくなると、特に女性の離職率が高まるという調査結果があった。
しかし、会社側は聞き入れず、ヘイターさんは解雇された。
「後悔はしていない。働き方を選ぶのは、生き方を選ぶこと。その権利を取り戻したかった」
ノマドニアとはただ単なる、自分探しの放浪ではない

私達、団塊世代の若い頃、全共闘世代とは違う、時代の閉塞感のある日本を離れ、シベリア鉄道に乗りヨーロッパを目指したり、太平洋を渡る移民船に乗って、北米・南米を渡った若者の多くにいつも心の底にあったのは、タイ・バンコクのゲストハウスにあった落書きでした。
「自由な青春、惨めな老後」
人間、いつしか生まれた場所に一人でなく、愛する家族の元に戻り、過ごすのが人生だと悟るのでしょう。
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