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2024年12月09日

22年目の老後の終の棲家、水回り機器交換

2003年、21年間住んでいた横浜横須賀線新駅駅前高層マンションを売却して、現在の鎌倉市の5階建て低層マンションを購入入居して来年の春には22年になります。
全戸52戸、5階建、これまでに10年目に中程度、20年目に大規模修繕工事をしてきました。
が、それは全て共用部であり、専有部に関してはもちろん、各戸の使い勝手やら、考え方により違います。
我が家の場合は夫婦二人、昭和23年、26年生まれのリタイヤ年金夫婦ですから、22年前、竣工引き渡し当時の設備でもそんなに古いとは思いませんし、最先端の電子機器やら什器、家具は必要有りません。

22年前引っ越ししてきた当時と変わったのは

・リビングのTV、当時のブラウン管TVが液晶に代わった。
・キッチンの電子レンジが新しくなった
・リビング天井の蛍光灯照明器具がLEDに代わった
・洗濯機・炊飯器・コーヒーメーカーも買い替えた
後は何か代わっただろうか?

二人の寝室、畳の和室を見回しても22年前と全く変わっていない。
せいぜい、パソコンやら個人のTV、カミさんのミシンが変わった程度か?
新しくした家具はなh、元々我が家は、他人からみると「モデルルーム」みたい、生活感がなくさっぱりし過ぎていると云われています。

今年一年の我が家の決算をすると
5月の北陸福井旅行から帰ってきて以来、外泊を伴う旅行は今月12月まで行ってません。
理由のひとつがカミさんの足の小指骨折、それ以上に今年の日本の夏の異常気象と私の体力・筋力の低下で、旅に出る気分になりませんでした。
そして12月、今年の我が家の年間決算が出揃いました。
今年は大幅に予算が余ってくるのは、9月には解っていました。

そこで、タイミング良く、東京ガスからのお誘いがありました。
20年経過しているガス給湯器の買換・更新のお勧めです。
ガス給湯器の耐用年数は10年、交換時は過ぎており、いつ故障してもおかしくない・・・
そんなバカな、車やモーターなど可動部の多い機器なら解るけど、動かない、壁掛けのガス燃焼機器が10年しか保たないなんてそんな良い訳で買換を進める
日本のメーカーがあって堪るかとこれまで相手にしなかったのですが・・・

昔のしごと仲間、現役の設備屋に聞くと、
「うん、今は10年で買換えを勧めているよ」
「ある日、突然、給湯器が壊れて、お風呂に入れない、という恐怖感をあおるみたい」
「全て電子機器・AIにより動いているので、昔の電気機器に比べると壊れやすいのも原因」
「抵抗1つ、コンデンサー一つ不良でも、基板毎交換、それよりもそっくり交換という時代なの」
「エンジニアではなく、チェンジニアの時代」

今年の予算も残っているのと、一つは終活の一貫としてやるか

今年の旅行予算の余っているのが、50〜60万
・給湯器の交換
・トイレ本体の交換
 全て、今、大きな支障はなく使えています。
 トイレに関しては、暖房シャワー便座が故障
 して3年ほど経ちますが、特に不便
・ユニットバスのシャワー混合栓の交換
 温度設定サーモが壊れているようで、温水・水の水量を手動で調整して使っているのが現状。
全て、今、何が何でもやらないと、生活が不自由とう問題ではないのですが・・・

私は来年77歳、カミさんは74歳になります。
私の自前の退職予算計画では次の78歳で設定寿命です。
計画は計画、団塊世代の平均寿命も余命年齢も毎年の伸び続けているのだから・・と良く云われますが。
カミさんがうれいているのは、もしも私が逝かなくても、ヨレヨレで入院とか、認知になった時、工事を伴うような、外部の会社、職人さんが入るような工事を私に残さないでと云います。
確かに、他のカミさんのお友達のご家庭は、お子さんもいるし、近所に兄弟もいて助けてくれるでしょうが、我が家は二人だけ、それも早期退職しても海外で遊んで暮らしてきた、「能天気な余裕のある御夫婦」と見られているのは間違いないのです。
ですから、少なくとも、私が元気で動けるうちに、「交換しましょう」とお誘いのある時、そして年末予算にゆとりがある時にやっておくのが正解と
年末の12月ですが、やることにしました。

ガス給湯器の交換 今、TVCMで随分やっています。

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全国区テレビCMでやっているのですから、どんなに安いと宣伝していてもCM代を考えると、私達元工事屋は信用出来ません。
元々私は建設業界、それも設備部門担当ですから、メーカー希望小売価格と、実際の出荷値の割合はほぼ知って居ますし、素人相手の見積書の内訳もほぼ把握していますので、先ず、テレビで宣伝しているような業者さんには頼みません。
先ずは、高いのは解っていますが、東京ガスの地域子会社の工事・販売部門に見積もりを依頼しました。

思っていましたよりも高かったです。
私が知っている大型建設現場納入価格は、メーカーの希望する価格の半値の二割引が実勢価格ですが、今の私は元はそうかも知れませんが、今や後期高齢者のただのおじいさんです。
でも、素人同然の価格は絶對にのめません、まるでバカ・アホ扱いされたように感じてしまうのです。
東京ガスの値段はわかりました。
自宅まで来て現場を見て、一週間で見積もりをメールで送ってきました。
現場(私の家)に来て、写真を撮り、色々説明してくれました。
ここで使われている機器はかなり特殊ですと云います
・先ず給湯器が設置されているのが、マンション共用部の共通パイプスペース(EPS)であり、内でに収める特殊な枠組みがないと、収まらないに
・次にガス燃焼給湯器ですから、排熱設備が必要で、一般屋外では必要ないが、EPS内なので排気ファンとダクト接続が必要
・ガス給湯器の機能フル装備が必要、キッチンリモコン、お風呂場リモコン・お風呂場暖房・乾燥リモコン・リビング床暖の4つ

見積もりをメールで送ってきたのも好印象を持ちました。
スピードが早いし、お互いにちゃんと証拠が残るのが良いです。
東京ガスには、相見積もりのためとお願いしてありました。
金額は360,000円 税込み、廃棄処分費含む

カミさんのネットワーク 将来のことを考えて・・・
次にカミさんはお友達鎌倉婦人のお嬢さんがやはり、ガス給湯器の交換をした、鎌倉の地元工事会社を紹介してきました。
ホームページもない、職人会社さんのようです。
私達は今、壊れてもいなけど、終活の一貫としてこのような工事をカミさんに引き継がせたくないので、やりたい旨を伝え東京ガスに相見積りを頼んだことと
元、建設業界の特に設備担当であったことも、伝えました。
この会社も現場見積もりにきて、かなり特殊なケースであると、東ガスと同じことを云ってました。
見積もりは295,000円
カミさんのお友達婦人の娘さんの場合、通常の標準ケースであったのと、二年前でしたので24万でした。

カミさんは、もう一社今年、洗濯機の給水緊急停止弁つき蛇口交換を手配してくたれと会社にも見積もりを依頼するというので了承しました。
カミさんは私がいなくなったら頼れるのは、鎌倉のカーブスのお仲間ですから、積極的にこんなコミュニティを作っていくのも良いでしょう。
前の会社は職人さん会社ですが、次の会社はホームページを見る限り自社は、大工工事の会社で、電気・衛生・空調もやるが全て関連会社を使ってのようでした。
そこの社長さんがきて、我がマンションの給湯器を見て調べていくのを見て、「この人は現場の人間ではないな」と直ぐにわかりました。
そこで、一応、東ガスと、職人さん会社の見積もりをお見せしました。
両者ともに部材単価が10円単位で計上しているもので、この2つの見積もりデータ化したものを、メールでお送りしましょうか?とお話すると、いいえ結構ですと云います。ここでこの会社はやる気がない、判断しました。
直ぐに見積もりを送りますと云っても結局、きませんでした。

交換工事当日、マンションの場合は大変なんです。

私達の住むマンションでは、専有部(つまり私達の部屋の内部)限定の工事でも、自然に管理組合に工事内容と時間を事前に知らせ、管理組合理事長の決済を捺印したものをエントランス共用部に掲示する仕組みになっています。なんで専有部なのにと思いますが、こんなことで年寄りが屁理屈を云ってはなりません。
問題は、わがマンションには来客用、工事用車両の駐車スペースがないのです。
そして、52戸5階建てでエレベータが一台しかないのです。
簡単な工事かもしれませんが、工事車両の駐車場所を確保・確認し、建物内部に入るにもオートロック施錠されていますので、工事資材の搬入、エレベーターによる荷揚げ、我が家の専有部までのルート確保を工事施主である私が責任を持たなくてはならないのです。
オートロックなので、何か足りないものを停車した車に取りに行くにも、扉の開閉に責任を持たなくてはならないのです。
9時から撤去を開始して、11時半に全てのテストを終え、終了しました。
実質工事時間は2時間でした。

元々が建設現場監督、工事屋ですから職人さんの仕事ぶりを見るのは楽しいのですが、如何せん、目が遠くなり、足元に不安を感じ、細かい作業はライトを煌々と照らさないと出来ないような状態になり、ましてや屈んでの水配管処置は絶対に無理です。
見積もりにある工費労務費の48,000円は正直、安すぎると感じました。
直接作業に携わった職人は自前の車できてます、ガゾリン代や諸経費を考えて、例え半日で終わる内容の仕事でも、この物価高ご時世、家庭を持つとなると年間600から800万の稼ぎは最低、必要になるでしょう。
そうおもうと申し訳ない気持ちになり、前日に友人にいただきました、「次郎柿」をお土産に差し上げて、ちょっとは感謝の意を表したつもりでした。

今年は後、トイレと混合水栓の交換となるでしょう。
これで少し、一段落で年越しとなるでしょう。


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posted by 西沢 at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ