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2024年11月01日

カミさんが読んでみたいという本「お二人様の老後の準備」

お一人様という言葉は「上野千鶴子」さんが作った造語です。

「お一人様」には、一般的には、飲食店・宿泊設備などで一人客を指す業界用語でしたが、彼女の著書により精神的に自立しており、一人で行動できる人。未婚または配偶者との別離により、一人で生活している人と世間で認識されるようになりました。
「お一人様」は「おひとかた」とも呼ばれ、「一人」を敬って丁寧に言う言葉とも使われていますが・・・
それに対して「おふたり様」とは
我が家のカミサンは朝刊紙の書籍広告をみて、「この本をネットで注文して、私が払うからから」と、新聞を持ってきました。

本のタイトルは「おふたりさまの老後は準備が10割」
タイトルだけみればだいたい内容が想像できるのですが、カミサンはこの本のキャッチコピーが気になったようです


これ全て「間違い」です。・・・
うん確かに「全てというのは間違っている」のは私達のような夫婦は、解っています。
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昭和の時代と違って未婚と子供のいない夫婦が増えている事実から内容はスタートします。
自由に生き方を選べる時代だからこそ、「おひとりさま」「おふたりさま」が増えている。
だからこそ、各々の老後対策が必要なのです。
令和の時代、一生結婚しない人は、男性の3割、女性の2割。多様性の時代の結果です。
一方、結婚しても子供を持たない夫婦も増加しています。
子供の数がゼロの夫婦の全体の7.7%と増加傾向にあります。

お二人様のメリットは

●共働きが多く経済的に豊か
●子供の教育費がない為、貯蓄がしやすい
●「こども」「お金」などの問題がない為夫婦仲が良い
●結婚しても、趣味や遊びを楽しめる。

しかし、子供かいないということで、いつかは直面する課題が「老後の準備」です。
お二人様が直面する老後の課題」
1,財産の相続がスムーズにいかない可能性がある
 子供の有無で夫婦の相続は大きく異なる
2,住まいの整理や介護に関わる手続きが
ままならぬなるかも
 年齢を重ねるとちょっとした、動き、判断力が衰え、ちょっとした相談やらお手伝いの
お願いが子供のいない夫婦には難しくなる。
3,二人とも認知症や要介護状態になるかもしれぬ
 仲良し夫婦の多くは同世代で共に年齢を重ねて共に老いていく、老いた配偶者には
 頼れないという状況がくる
4,施設や入院の時の身元保証を頼める人がいない
 保証人に同年代の高齢者伴侶を認めないケースもある。
5,死後の葬儀、手続き、お墓をの問題

私達、子供のいない、早期リタイヤお二人様の老後の準備は

● 相続に関する事前準備
 子供のいない夫婦は各々の収入もあり、銀行口座も結婚する前から単独に持っており、
 購入したマンションの支払いも極力50%づづ各々の口座からの支払いになり、不動産名義
 も50/50にしてあります。

● 退職してからの口座残高もできるだけ50/50にするようにしてきました。
● 伴侶が亡くなった時の法定相続人の範囲、遺留分に関しても理解しています。
● 遺言状は二年おきに各々たすき掛けで書いています。
 そして、念の為に二人同時に亡くなった場合についても書いています。
 この本を読んでから、見直そうと考えているのは、自筆遺言でよいのか、公正遺言証書に
 すべき考えています。

自筆証書遺言と公正証書遺言の書き方
1.自筆証書遺言の書き方
2.自筆証書遺言の保管方法
3.検認手続き
1.公正証書遺言の作成の流れ
2.公正証書遺言の保管方法
3.必要な書類とかかる費用 再検討しています。

配偶者が亡くなってお一人様になった時、頼れるのは誰
この問題がカミサンの一番の懸念、知りたかったようです。
カミサンのカーブスのお友達鎌倉婦人のグループでここ数年、次々にご主人、伴侶がなくなっていきます。
やはり、直後のお金や不動産やらの手続き多く、数ヶ月カーブスに顔を見せない奥様もいますが、それでも皆さんお子さんがいるようですし、遠く離れていた場合でもかなり金銭的余裕があるようで、銀行とか弁護士とか司法書士に色々お願いして処理しているようです。

我が家の場合、どれだけ費用の面で負担に耐えられるかは実際やってみないと分かりませんが、今まで、書類手続きやら、お金魔管理に全く無頓着で私にオンブに抱っこ
おまけに、「アカウント」「ID」「パスワード」の区別もつかない「IT音痴」のカミサンですからとても心配しています。
当初、カミサン方の親戚、姉の子供(甥っ子)は今の時代を反映するように、独身、自宅から出たことはありませんが、勤め先が「家電量販店大手の正社員」勤務がPC売り場関係なので、この方面には強いだろうと思い、この甥っ子に、頼めとカミサンに云ってありますが、なかなか、私達の思いは伝わらないもようで一度、鎌倉で食事でもしながら、今後の事を話そうとおもってもいるのですが、「そのうち」・・・でまだ会っていません。

先日、鎌倉の一世代上の写真仲間のお宅でこのような話を話になった時、自宅から通っている、ちゃんとした企業のサラリーマンは、幾ら資産がしっかりしたオジサン・オバサン夫妻のサポート程度でも、嫌がり、敬遠するのは当たり前、資産があると云っても数千万程度、それもなくなってからの相続の話、先ず乗ってこない、頼まれる親戚相手が億単位の資産家なら話は別だか、マンション一つ、相続するのも嫌がるよ、と云ってました。
この本でも、同じようなことが書かれており、公的或いは団体にある程度の支払ったて済ませるのが、これからの「お一人様」となるだろうと書かれていました。

お二人様の終活、葬儀・お墓について

これについては、カミさんはやはりカーブス婦人会仲間が。これまでの経験からいろいろと紹介してくれています。既に葬儀社の会員登録がしてあって、私が亡くなった病院からの搬出(私は自宅でなくなるのが希望なのですが、カミさんは許してくれません)する車から、仮安置所、焼き場の予備手配まで済ませてあり、お骨は散骨、遺影は必要なしと決めてあるようなので、こと、葬儀とお墓に関して全く、心配なことは有りません。
もし私が介護が必要となった場合でも、最大10年年間200万として、2,000万は用意出来ているいるから心配なく、と、おっしゃっております。
カミさん自身が介護必要となった時の費用も計算しているようです。

私の介護施設費用で2,000万かかるが、それには、伴侶(この場合妻)の生活費とは別に必要となるけど、一人となったカミさんが介護施設にはいった場合、自分一人だけだから年間200万の費用のうち180万は、自分の年金と夫の遺族年金で賄える、少なくとも貴方が逝った後、20年は介護施設でやっていけると、計算しているようです。
それでもマンションだけは残ってしまうけど、それはサポートしてくれる「姪っ子」に残すはと、計算しているようです。

”「おふたりさまの老後」は準備が10割” の本1,760円
著者 行政書士/ファイナンシャルプランナー/相続と供養に精通する終活の専門家
これら著者よりも、現役の団塊世代、現役終活世代の私たちのほうがよほど解っているといると云いたいような内容の、再確認した本でした。


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posted by 西沢 at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ