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2024年10月26日

後期高齢者の医療機関巡り

今週月曜日、何年ぶりか大腸カメラ検査をやってきました。
先月、かなり便秘気味である日、トイレを済ませてトイレットペーパーを何気なく見ると、赤い鮮血のようなものがついていました。
これは、明らかに「痔」かもしれない、しばらく二三年、大腸カメラをやってなかったのと、8月の胃カメラのポリープの検査結果を聞いてなかったので、ついでに聞いてみようかなと、消化器系のかかりつけ医に行きました。9月の末日です。
すると、大腸カメラは今、予約がいっぱいで直近で空いているのが10月の月曜日の午後3時でした。
ふーん、ついでに8月の胃カメラも結果も聞きますので予約入れて下さい。とお願いしました。
この、内科消化器系のクリニックは、横浜から鎌倉に越してきた時、旗艦大病院の徳洲会湘南鎌倉総合病院から、かかりつけ医てして紹介された解説間際のクリニックでした。
徳洲会病院の二人(男・女)医師が、共同で設立したクリニックで一階が、老人医療(血圧)専門医の女医さんと、消化器内科、二階は特にカメラに特化した消化器系男性医師、
二人共40歳になったかならなんかった頃でした。

高齢者の病院巡り、待合室のサロン化

大都市近郊の鎌倉では、元々の開業医が多く、立派なお屋敷の庭先にはベンツが二台あるような雰囲気の、昔ながら地方の医療体制でしたが、徳洲会が全国に展開する本部旗艦病院として設立してからは、鎌倉市の医師会と徳洲会の間の亀裂は深まるばかりでした。
とくに、団塊世代一斉退職し、中高年の医療を必要とする世代が増えていくなか、日本の医療は「かかりつけ医」制度をとりいれてし、大型先端医療を展開する医療機関・大学病院や
大型病院への初診について、別額費用を請求するようになったのも、私が早期退職した2003年あたりからでしょう。

現在私は団塊世代ど真ん中、ここ鎌倉にきた頃、団塊世代というとまだまだ若手、これからの地域・ローカル社会の担い手でしたが、今や来年喜寿77歳です。
ここにきた頃は「かかりつけ医」・「ファミリードクター」という言葉意識しませんでしたが、後期高齢者となると意識します。
すべての医療・薬のデーターが1本化するようになると特に必要になります。

私のかかりつけ医・ファミリードクターは
■「T医院」女医さん、高齢者医療・血圧専門医、徳洲や会では、高齢者訪問介護をやってました。徳洲会系列

■「TMクリニック」消化器内科専門医、徳洲会では私の胆管の専門医のお弟子さんでした。数年年前まで週一で湘南鎌倉に勤務していました。

■「I整形外科」徳洲会出のスポーツドクター、
ビタミンや薬で老人の体の不具合は治らない、先ずは痛みを緩和して、自分の足や体で生活できるようにするのが、老人医療と声高に唱える、医師、上記二人と元同僚、小さいクリニックながらMRIをおいています。
このような一般ビル内に大容量電力のMRIを置くケースは、元電気設備屋としてびつくりしました。
医院HPでは説明していました、移転に伴い最新型のMRI装置(ドイツ・シーメンス社製;MAGNETOM Amira)を導入致しました。
2015年4月に発売したMRI装置で日本国内では2台目の導入、東日本では1台目の導入となります。当院の専門領域である整形外科に対応した専用コイルを装備しております
ここは予約制ながら、朝、9時受付なのに8時半には道路前は長蛇の列が出来ています。
予約制ですが、私は近い為、8時半に先頭に並んで受付すると、その日の予約状況によりますが、ほぼすぐに診てもらえます。
  
■「TK脳神経外科クリニック」ここも同じ徳洲会グループ、二から三年一度、MRIによる脳神経を見ていただいています。
これら四人は元々、同僚、顔なじみですから、特別紹介状をかかなくても、予約がとれます。
但し、本部の湘南鎌倉本部病院へは予約は出来ますが、紹介状は必要のようてす。

■「S耳鼻咽喉科」は私が鎌倉にこしてきてから半年でオープンした医療ビルに出来た、耳鼻咽喉科です。
ドクターは三十代の女医さん、耳鼻咽喉科は場所によっては絶対に儲かる医療体制のようで、先ず、子供の多い、ファミリー層の住宅地とうことだそうで ここは、とくに風邪の流行る季節になると、9時開院なのに、8時半にはシャッター前には10数人が行例している盛況ぶりです。
特に、簡単な風邪程度でしたら今の時代、耳鼻科でなおりますから。

■「II眼科医院」眼科医院がこんなに混んでいるとは

60台後半にはいるまで知りませんでした。 
やはり9時開院のクリニックは狭い待合室は高齢者でいっぱいです。メガネの処方箋や、コンタクトレンズを全く扱っていなのに患者で溢れています。
一つには、ドクターが有名医大卒の人気の女つくっ医(おばあちゃん)で、とても親切な対応で高齢者には受けが良いのが原因でした。 
しかし、ここの女医さんの息子の台になると、途端に患者は半分以下になりました。
カミさんも同じ眼科医院に通っており、「あの息子、二代目ではあの眼科潰れるよ」というほどでした。
元々、大学病院の眼科主任の若手がいきなり、母親が開院して鎌倉の叔母様あいて「眼科医院」では苦労するのは目に見えていました。
二年もして、かのの若手息子、有名私立大学病院眼科若手主任は見違えるようになりました、じつくりと話しを聞いて、説明するようになり、患者は再びもどつってきたようです。
そして何よりも電子化、IT化、映像化したことでしょう。
いろいろな説明もやはり若手大学病院出とあって、どんどん眼科計測機器が増えてきました。

■ 「N皮膚科」は戸塚にある何十年も秋の空気の乾燥する季節になると、一年に一度の薬を調合してもらうために、通っていた小さな医院ですが、昨年閉鎖されました。
ここで処方された塗り薬はちゃんと「お薬手帳」に記録がありましたので、私のメインの「T医院」女医さんに年に一度だしてもらってます。

■ 「T歯科」 現在、一番医療費としてお世話になっているのが、歯医者さんです。
私達子供の頃は今のように、毎食時、朝、夜、歯磨きをする習慣はあのませんでした。 
注、これはもしかして、我が家が貧乏で商売をやつていて、四人の子供にそんな手が回らなかったのか、或るいは社会全体が、歯の公衆衛生に関心がなく、行き届いていなかったのかも知れませんが・・・そして成長してから、私の場合、海外で呑気に一人暮らしを、奔放な生活していたのと、帰国してからも、現場に負われ、仕事で、歯が痛くなって初めて、歯医者さん行く、そんな生活をこれまでしてはきたツケが退職後いっきに押し寄せてきたのでしょう。
歯茎、歯槽膿漏、虫歯を長年放っておいた「ツケ」が今、70台になっていっきにやってきています。
歯医者は自宅近くではなく、かつて住んでいた横浜の東戸塚駅前の歯医者さん、もう40年もここだけです。
だって、こんなボロボロ、汚い歯、他所のの初めての歯医者さんに診てい抱く訳にいきません。
ここのドクターも、「まあ、普通のドクターなら、全部抜歯して総入れ歯の状態」と云います。
でも、出来だけやっていきましょう。と週一、電車で二駅の歯医者さんに通う、生活が何年も続いています。
まあ、どうせ、暇ですから、電車に乗っての暇つぶし、お散歩がてらのとなっています。

今回の大腸カメラは

大腸カメラは大きな病院では(湘南鎌倉総合の場合)は、朝9時から行って、ドクターの問診をうけたのち、大腸カメラ専門病棟にいき、手術衣に着換えお尻があいたパンツに履き替えて、看護師の指導であの2リットルの下剤を飲み、トイレに行く度に看護師が排便状態をチェックして、合格がでるまで飲み続けるのです。
勿論途中は飲まず、食わずで過ごして、午後早くてもも1時頃から施術室に運ばれ、カメラ検査を終わってからも、看護師の身体検査、麻酔でふらふらしないか、まっすぐ歩けるかの検査に合格しないと、帰宅できません。
しかし、街かなの「大腸カメラ」医院の場合、前日に自宅で飲む、二種類の下剤と、吐き気止めを渡され、カメラ前18時間まえから自宅で、自分で飲んで、排便し、その様子をしっかりと把握して、施術前30分に行くステップとなったおり、昔よりもかなり簡略化されまのした。
今回のカメラで、ドクターにお願いしたのは、使う麻酔の量でした。
二ヶ月前の胃カメラの後、このクリニックから自宅に徒歩で帰る際、JRの大踏切で少しフラフラとよろけました。
胃カメラの麻酔の影響が残るのは知っていましたが。これまで何回もやったことがありましたが、今回のようなケースは初めてです。
私は、麻酔が良く効く体質のようで、注射されて1秒でコロっと寝てしまい、術後も仮眠室への移動も覚えていないぐらい、麻酔が効きやすい体質です。
この時は、日中の炎天下のせいもあったのと、老化による脚力の低下もあったのでしょう。
そんな話しをカミさんにすると、今回の胃カメラの後、「必ずタクシーで帰ってこい」とのお達しです。
クリニックから自宅まで徒歩12分の距離をタクシーなんて、お金・料金の問題よりも、クリニックに呼ばれたタクシーの運転手さんに、「申し訳ない」という気持ちが優先してしますます。
今現在の自宅近郊のタクシー料金は、近距離はメーターではなく、一乗車500円固定と使い易くはなってきていますが、昭和の貧乏オジサンはなかなか、この距離のタクシー利用には慣れていないのです。

今回は事前にドクターに少なめの麻酔でとお願いしました。
すると、胃カメラと大腸カメラでは、当然大腸カメラのほうが体の負担が大きいので、少なめにはするが、途中で麻酔がきれる可能性があるのでなかなか難しいと云われました。
それでも、やって見ましょうということで、今回の大腸カメラは始まりました。
確かに、今までカメラがお尻から入るのも解らず、目が冷めたら、仮眠ベッドの上という状態ではなく、カメラが進んでいき、ポリープやらにパチンという音も聞こえる状態
、かなりお腹のなかに違和感、痛いという不快感を初めて感じました。
終わって、仮眠室に横たわるのをしっかりと覚えています。
軽く目が覚めた状態で時計を見ると術後25分程度、頭も体も完全に目覚めていたので、手元のベルで看護師さんを呼ぶと、後5分で所定の術後30分の仮眠時間がすぎるのでもう少し
寝ていて下さい、と言われました。
前回は、仮眠室か着替えて一階の待合室まで行く時に、少し足元はふらついていましたが、今回は階段の手すりをしっかり掴んで階下におりました。
麻酔を少なめにした効果なのは間違いありませんが、胃カメラの検査中の苦しさを天秤にかけると、やはりドクターの過去の経験通りの麻酔量のほうが良かったのではと
考えています。

帰りの精算で少し驚きました。

大腸カメラの請求が6.530円です。
私は後期高齢者の上に低所得者ですから、当然健康保険負担割合は1割です。
となると、大腸カメラの医療費は65,300円ということですか、前の3割負担、2割負担の時はそんなに高いとは感じなかったのですが、後期高齢者となつて一回のクリニックへの支払いに一万円札を出すのは初めてで、少し戸惑いました。
2割負担時なら、一ヶ月の高額医療費は月に8,000円が上限ですから、それ以上は戻ってきますが、後期高齢者の高額医療費制度はどうなっているのか?
調べてみると、1割負担の低所得者でも高額医療費の上限は8,000円ですから、この大腸カメラでは戻ってきません。
でも10月は歯医者4回、二ヶ月に一度のファミリードクターの健診と二ヶ月の薬代合わせると、8,000をオーバーするので、ほんの少しでも戻ってくるでしよう。
しかし、こういった話題は地元では来ません。カミさんの話を聞くと、彼女のお友達、同世代の後期高齢者はほぼ90%は、2割負担、あるいは事業主などは、3割負担だそうです。
サラリーマンのご主人がなくなって初めて、1割負担となったという話ですから、カミさんはこの手の話題に触れないようにしているそうです。

11月は大きな検査が2つ残っています。
■ 眼科 緑内障予備軍の為の視野検査
■ 脳外科 二年に一度MRI脳健康検査をしています。
■ ファミリードクターの所で血圧・心臓系の検査
これはすべて、同じ月に集中して幾らかでも、出費を抑えるようにしています。
昔、退職計画を作成した時には、70歳以上は医療費が無料だったのに・・・・

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posted by 西沢 at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ