新聞の日曜版で、招き猫の特集で、世田谷の豪徳寺を特集していました。
昔、上野・池之端から転職の為に、渋谷井の頭線沿いの新築アパートに引っ越した時、住所が世田谷区と初めて知りました。
最寄り駅から二駅先が下北沢でした。今のようにグーグルマップで住まいの周辺を知ることもなく、転職先の会社に近いという理由だけで選んだ場所でした。
下北沢・明大前・高井戸・吉祥寺・渋谷、今まで全く縁のなかった町が身近になりました。
そのなかに、井の頭公園とか、松陰神社とか、豪徳寺とか、三軒茶屋の名前もありましたが、住んでいた三年間、会社の花見で一度だけ井の頭公園にはいきましたが、行かずに三年後には
新築マンション購入で横浜へ引越しました。
あの世田谷のアパートから45年経ちました。
豪徳寺は今、インバウンド観光客が「招き猫」がインスタ映えするというので毎日大勢押し寄せているようです。
特にそんなインスタ映えには魅かれませんが、乗り鉄・撮り鉄として、三軒茶屋から豪徳寺最寄り駅の「宮の坂」経由、下高井戸を走る一部路面電車のレトロな東急世田谷線を見てみたい、
思いがしたので、ひさしぶりに出かけようと思いました。
最近の体調を考えてルートを選択します、
今年の熱暑・猛暑で確実に体力・筋力は昨年よりも衰えてきているのを実感します。
そして次の旅に備えて、自分の体力・筋力を確認するために先ずは、近場に行ってテストしてみようと、そんなに「招き猫」の豪徳寺に関心があった訳でもありませんか、あまり陽射しの
きつくない日を選んで行って見ることにしました。
いつも、旅のルート計画を考える時の基本は
1,最優先事項として一番安く行けるルート多少の歩きは覚悟
2,出来るかぎり乗り換えが少ないルート
3,お金はかかっても、一番早く行けるルート
今回の場合自宅からは
1,は自宅最寄り駅「JR大船」⇒「JR藤沢」小田急乗り換え⇒相模大野・乗り換え⇒登戸
⇒豪徳寺⇒徒歩18分お寺に到着
所要時間1時間40分 乗り換えは快速へり乗り換えの為 料金 744円
2,は 安いが豪徳寺まで徒歩15から20分は強い陽射しの下歩きたくない場合
「JR大船」⇒「JR横浜」東横線乗り換え⇒「渋谷」⇒田園都市線乗り換え「三軒茶屋」
乗り換え世田谷線⇒「宮の坂」徒歩5分お寺に到着
所要時間1時間27分 乗り換え3回 料金825円
3, 通勤時間帯、楽して最後まで座っていきたい
「JR大船」始発湘南新宿ライン⇒「渋谷」⇒田園都市線乗り換え「三軒茶屋」乗り換え
世田谷線⇒「宮の坂」徒歩5分お寺に到着
所要時間1時間16分 乗り換え2回 料金1,164円
今年76歳、この夏の暑さ、体力不足、夏バテにまけて、ついに一番イージーなルート3を選んでしまいました。
これは、きっと晩年、嗚呼あの時からだったと思い起こすことになるでしょう。
生まれ変わって大きく変化した渋谷駅で乗り換え
このブログを見ている多くはタイヤシニアの方々で、渋谷の駅前にはかまぼこ屋根の駅舎を思い出すでしょうが全く東急の駅舎は変わってしまい、昔の渋谷しか知らない人は99%迷子になります。
昔、井の頭線を利用していて、渋谷駅は新宿や東京駅よりも親しみのある駅でしたが、今は全く違っています。
ともかく、構内各所に張り出されている案内板に沿って歩くしか方法はありません。
私の行きたい「田園都市線」の表示は「DT」なんです、東横線は「TY」なんです。勿論日本語漢字表記もありますが・・
JR線ホームから何回も上がり、降りても曲がりも素直に田園都市線にたどり着くのは、地方(神奈川県鎌倉も同じ)から来た人には迷路そのものです。
ネットの乗り換え案内ではJRホームから乗り換え時間5分と表示されますが、これは毎日JR渋谷・東急渋谷駅を利用している人でもかなり難しい時間でその3倍15分は絶対に乗り換えにかかるでしょう。そして「三軒茶屋」乗り換えもネットの案内は乗りかえ必要時間6分と表示されていますが、絶対無理です。
昔、学生時代を渋谷道玄坂ですごしたり、「三軒茶屋」あたりでブイブイいわしていた人も、無理です。全く三軒茶屋は変わっていました。
昔なつかしレトロな世田谷線?
建設業界に入った頃、職人さんの車の助手席に座って環七(環状七号線)を走っていると、いつも渋滞が起きている場所があります。
「若林踏切」こんな東京の大動脈の環状線に踏切があるなんて・・と思った事があります、それが東急世田谷線なのです。
電車が来たら環七の交通を止めるのではなく、信号(交通信号)が変わるまで電車の方を待たせる仕様になっており、電車が信号待ちをする方式です。
踏切の種類としては若林踏切は第4種踏切とされている(踏切警報機・遮断機がなく、交通信号で道路交通を規制するタイプの踏切も第4種として分類され珍しい踏切です。
現在の世田谷線の区間は、1925年に三軒茶屋駅 - 世田谷駅間が玉川電気鉄道(玉電)の支線の下高井戸線として開業したのに始まり。
同年5月1日には残りの世田谷駅 - 下高井戸駅間が開業した。1938年玉川電気鉄道は東京横浜電鉄(現在の東急の前身)に合併され、玉川線となる。
そのため、私達世代では玉電と呼ばれている、団塊世代にとっては懐かしい、緑色の電車で、この古い車両は現在でも私の地元「江ノ電」にも使用されています。
最寄り駅は小田急「豪徳寺」ではなく東急世田谷線「宮の坂」
玉電「宮の坂」駅には、豪徳寺への案内看板は全くありませんでしたし、無人駅でトイレも有りません。
世田谷線は三軒茶屋から下高井戸まで均一料金160円の上、すべてカード方式の為改札の必要のないワンマン運転がなりたっていますので、駅はホームだけのシンプルな造りでここ豪徳寺最寄り駅「宮の坂」には多くの外国人観光客は下車するとすぐにスマホグールマップで歩き出す方向を見極めて歩き出しています。
ちなみに駅名「豪徳寺」は新宿よりの小田急線にある駅で、下車するとこの豪徳寺まで商店街を歩くこと15分以上かかります。
この世田谷線に沿って歩くのもひとつの観光になるんもしれませんが。
豪徳寺とは、ホームページによると
大谿山 豪徳寺は、世田谷区にある曹洞宗の寺院。
彦根藩主・井伊家の江戸における菩提寺で、井伊家ゆかりの文化財が数多く所蔵。
世田谷区でありながら緑豊かな地にあり、都会の喧騒を忘れてしまうほど、心やすらぐ静寂な時間が流れています。
境内にある梅・桜・牡丹・芍薬・つつじや晩秋の紅葉などの四季折々の草木で、季節によって変わる境内の表情もお楽しみください。
石門から山門に至る山道の松並木、さらに野鳥が飛び交う奥深い森林もまた見所です
何で招き猫なのか
はじまりは、一匹の猫が鷹狩り帰りの殿様を、寺へ招いたこと。
ある日、この地を通りかかった鷹狩り帰りの殿様が、お寺の門前にいた猫に手招きされ、立ち寄ることに。寺で過ごしていると、突然雷が鳴り雨が降りはじめました。
雷雨を避けられた上に、和尚との話も楽しめた殿様は、その幸運にいたく感動したそうです。
それが彦根藩主の井伊直孝でした。
豪コ寺は、直孝に支援され、寛永10年(1633年)に再興しました。
招福猫児が見守る招福殿
その後、豪コ寺では、福を招いた猫を「招福猫児(まねきねこ)」と呼び、お祀りする招福殿が建てられました。招福殿には、家内安全、商売繁盛、開運招福を願うたくさんの参詣者が訪れています。
堂内には招福観音菩薩立像が安置されています。
お堂の横に隙間もないほどずらりと並ぶ、大小さまざまな招福猫児は圧巻!
ここは招福猫児の奉納所で、願いが成就したあとに返納すると、さらに御利益がいただけるといわれているのです。
つまり、ひしめき合っている招福猫児の数だけ願いが叶っているわけなので、それだけでも縁起のいいスポットといえそうです。
外国人観光客に大人気の「招き猫」のお土産
普通のお寺でも最近、御札や数珠などが売られていますが、このお寺で一番混雑しているのが、のお土産用招き猫販売所で、外国人観光客が列をなしていました。
画像でも解るように、大きなものはすべて「Sold Out」です。
残っていたのはすべて日本円で1,000以下のものばかりです。それでも日本人の私達からみたらちょっと高く感じるのですが、ドル・円換算すれば7ドルにも満たない金額で、日本の由緒ある宗教施設で正価としてこの値段で、こんな可愛い、ものが買えるなんて、そしてもらった方もきっと嬉しいことでしょう。
そして、英文の説明署には、願いがかなったらその「招き猫」をこのお寺に返納することを勧める英文も書かれていました。
帰りの玉電 東急世田谷線は
唯一一両のみの招き猫ラッピング車両でした。
今回の外出の目的は数カ月ぶりに一人、カメラを持っての都内への遠出で、夏バテ気味、体力不安の自分の体の調子をみることでした。
しかし、歩いた距離10,000歩、思っててたよりも下半身は疲れていなく、途中何処かに腰を下ろしての休憩のの必要もなく、渋谷の駅に帰ってきてました。
予定では、このまま湘南新宿ラインで帰宅するつもりでしたが、体調もも良いので折角渋谷まで田園都市線できたのだから、改札を出ずにそのまま東横線で横浜まで戻れば交通費いくら安くなるかと、計算すると339円も、三軒茶屋から横浜まで東急線を乗り継いで帰るほうが、早く、安いのが分かりました。
しかし、途中の中目黒まで混んだ電車のつり革を掴みながらでしたが・・・・・
自宅に帰ってTVをつけると「西田敏行」が亡くなった報道・・・同い年、同級生のような彼の死・・・ゆっくりと、追悼しよう
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