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2024年10月18日

私達団塊の時代を映したフォークソング

好きな70年代のヒット曲は

朝日新聞の土曜版「Be Ranking」では読者からいろいろなランキングアンケートをネット上で募集している。
これらのアンケートに応募するには、web上に登録が必要昨年、後期高齢者となり色々なものから卒業し特に土日が暇になったで登録しました。
それらののアンケートデーターから回答者の年齢をを見ると、圧倒的に60代・70代が多いのがわかりました。
50代ともなると、土日の新聞社の調査結果を紙面で再確認するよりも、ネット・パソコン・スマホでの確認のほうが多いのでしょう。
そして、そのランキング調査も必然的に、回答が多く期待できる、年代層にそったテーマとなることは必然的でしょう。

今回のランキング募集は70年代のフォークです。
演歌・洋楽を含めればもっと多くの年代層から応募があったでしようが、70年代・・・
私達のメイン世代団塊世代は狭い意味、人口統計からみると1947〜49年てす。
ベストテン上位曲は、70年半ばから後半、年齢に例えると27歳前後、男性だとちょうど結婚を意識しだす頃、女性だと既に結婚し、第一子を出産頃でしよう。
私といえば・・・長い南米での好き勝手な生活に一区切りをつけ6年半くでぶりに日本に戻ってきた頃(1975)です。
ですから、ここに選ばれた懐かしのフォークソングで、ヒットした当時は知らなかった曲が多くありました。
今のように、テレビの国際放送もなく、日本のNHKの暮れの紅白歌合戦はフィルムで半年遅れで、日本人会館で上映されてる時代です。
時々、日本からくる人たちから日本でのヒット曲を聞くか、新しくやってきた人のレコードを聞く程度でした。
勿論、カセットテープはまだまだ先の話しで、レコードでした。
それでも、不思議にこのランキングベスト20のなかで私が日本にいなかった頃もヒットした曲は概ね、耳に残っています。

以下が今回のランキングベスト20です。

20 時の過ぎ行くままに  沢田研二        1975     
19 シクラメンのかほり  布施明         1975
18 あの日にかえりたい  荒井由実        1975
17 津軽海峡冬景色    石川さゆり       1977
16 いちご白書をもう一度 バンパン        1975
15 旅の宿        よしだたくろう     1972
14 岬めぐり       山本コータロー     1974
13 銀河鉄道999     ゴダイコ        1979
12 学生街の喫茶店    ガロ          1972
11 ショニィへの伝言   ペドロ&カプリシャス  1973
10 木綿のハンカチーフ  太田裕美        1975
09 知床旅情       加藤登紀子       1970
08 また逢う日まで    尾崎紀世彦       1971
07 いとしのエリー    サザンオールスターズ  1979
06 喝采         ちあきなおみ      1972
05 22歳の別れ      風           1975 
04 心の旅        チューリップ      1973

ベスト3はちょうど私が南米から帰国した75年前後の曲です。
03 神田川 かぐや姫 1973


02 いい日旅立ちの 山口百恵 1978


01 なごり雪 イルカ 1974


この記事では以下に締めくくっている。
これらの時代を映したフォークソングベスト20の大半は別れの歌
別れとは他者が自分の思い通りにならないことを心底実感させられる体験だが、その苦しさを味合わずして豊かに生きることことなど出来ない。人を傷つけたり、傷つけられたりする事をタブー視せず、より深く他者とかかわろうとする当時の人々の思いが歌の中に息づいているように思える。

1970年代、特に75年から80年代初頭は私の転換期だった

あの当時、南米アルゼンチンは遠く離れたまさに「異国」だった。
6年過ごして戻った日本は、経済発展の歯車をまわりはじめて、南米で好き勝手に生きてきた私には、必死に生活するに「努力」が必要で、早く技術と資金を身につけ、もどろうとしていた、
仮の国、成長する人生の階段の踊り場であったハズ・・・
しかし、ブエノスアイレスの下町に響く、「タンゴ」のバンドネオンの調べ・大パンパの土地に染み込む「アルゼンチンフォルクローレ」よりも、カミさんの部屋で聞く「神田川」や私が帰郷する時に上野駅に見送りにきてくれて彼女の姿と国鉄時代の列車はまさに「なごり雪」の世界だった。

今、人生の終盤近くに入り
マンションのユニットバスに浸かり、換気扇タイマーを1時間にセットし、湯船のなかで最初はブエノス時代の「タンゴ」の名曲を聞き、やがてアルゼンチン民謡を聞いて30分、後半はこのアンケートにあるような70年・80年代の名曲を、少し仕事で疲れていたあの頃を思い出しながら30分ゆっくりと入浴するのがこれから寒くなる季節の日課となっています。
しかし、カミさん20分起きに、コップに冷水を入れてやってきた、「生きている・長湯しないでね」と生存確認にやってきます。

追気 ランキング21位から50位は以下のとおりでした。
21位 17歳         31位 黒猫のタンゴ     41位 UFO   
22位 太陽が暮れた季節    32位 青春時代       42位 かもめが飛んだ日    
23位 勝手にしやがれ     33位 青葉城恋唄      43位 襟裳岬
24位 わかれうた       34位 わたしの城下町    44位 魅せられて
25位 瀬戸の花嫁       35位 圭子の夢は夜開く   45位 関白宣言
26位 別れの朝        36位 学園天国       46位 北国の春 
27位 舟唄          37位 ふれあい       47位 ヒーロー
28位 あなた         38位 微笑がえし      48位 フィーリング
29位 泳げたいやきくん    39位 チャンピオン     49位 ロマンス     
30位 今日でお別れ      40位 走れコータロー    50位 クチナシの花 

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posted by 西沢 at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ