マンション内を歩き回るには全く問題ないのですが、外出するとなると、ギブスを巻いた左足先を保護するサンダルなど,保護具に関してシビアで、元医療関係者の知識が災いして、ギブスがとれるまで絶対に一般道路には出ないと宣言しています。
70代のシニア二人だけの食事なんて、多寡が知れてると、簡単に考えていたのですが、カミさんから毎日、「今日のお買い物メモ」を渡され、この暑さと台風の豪雨のなか出かけることになります。
お買い物先は自宅周辺の買い物先、徒歩5分程度は
■ 地元スーパー 最近業務スーパーグループに加入した鎌倉の老舗スーパー「やまか」
■ ドラックストアー 薬・雑貨のお店ですが、生鮮食料も扱うようになった「クリエイト」
■ 神奈川生協の 「coop」 組合員でなくても普通に買い物できる
■ コンビニ、「セブン・イレブン」
徒歩圏ターミナル駅まで出かけること15分
■ 地域一番安いスーパー「セイユー」
■ 駅ビルルミネ地下のスーパー 「ザ・ガーデン自由が丘」
■ 昔ながら戦後闇市から続く「仲通り商店街」
もう少し東に歩くと
■ 「イトーヨーカドー」
西に歩くと
■ コーナンショッピングモーに、スーパー「ライフ」があります。
昨年までは、東の「イトーヨーカドー」や西方向の「ライフ」へは、運動不足解消のために良く歩いて、買い物に行きました。
しかし、今年の猛暑・熱暑に加え、老化?による体力・筋力の低下で行きません。
何よりも「イトーヨーカドー」も「ライフ」も、行きつけ街中ど真ん中の「セイユー」よりもかなり高いのです。
でも、「イトーヨーカドー」も「ライフ」はいつも混んでいます、その一番の大きな理由は、ショピングモール内にある為、駐車場も広くそして無料の為です。
町中の「セイユー」は地下に駐車場はあるものの、買物金額次第では有料ですし、台数も少なく、シニア女性は、地下駐車場への出入りが怖いと云います。
買い物は3日に2回出かけるようになってます。
2回分の食費の予算は5000円です。
一日あたり、1,700円程度、一ヶ月の食費予算は老夫婦二人で60,000円。他に雑費として10.000円。退職後20年間、づっとこの予算がやってきています。
遡れば、現役時代も同じ予算でした。
でも、現役時代の食費は、朝食・夕食の2回分の予算、お昼は各々の固定お小遣い、私は月60,000円、カミさんは40,000円のなかでやっていました。
カミさんのほうが2万少ないのは、職場に食堂があったのが理由。
考えてみれば、現役時代の夫婦二人の一ヶ月の食費予算と40年後の現在と変わらない・・・日本のデフレ経済と、夫婦二人が年老いて、食べるものに関してさほど拘らなくなったり、質・量が少なくなっているせいでしょう。
しかし、今年は違います。
明らかに、3日で5,000円では、いくら食事にこだわりのない、70代半ばの老夫婦とはいえ足りないのは、今回、カミさんのリストを見ながら、セイユーのなかを彷徨って初めて分かりました。
果物はもう普通のシニアには手が届かない。
桃がひとつ500円、梨が一つ400円、どうしてこんなに高いの?
シニア世帯でせいぜい買えるのは、バナナとキウイぐらい、
あれ、国産の果物はかえず、円安なのに、輸入果物はかえるのか。
魚、テレビニュースでサンマが超豊漁、安値と報じている見て、今晩はではサンマにしようかと、セイユーの鮮魚売り場を覗くと、テレビでは一尾100円で売れられていた、サンマが、都会のセイユーでは、小ぶりのサンマ、頭を落とし、内蔵をさばいて2尾パックで498円税前で売っていました。
一応、初物てもありますし。かなり小さいサンマでしたが、買いました。
他の鮮魚に関しては、カミさんはいつも仲通り商店街の専門店「〇〇水産」で買っていたようですが、私にはそこまで行く余裕がありません。
野菜もお肉も、その他調味料、パンに至るまで全て、今までの私の知っていた、価格の値段の1.5倍に感じます。
あまり変わらないのが、「冷凍食品」で、最後は冷凍食品売り場にたどり着くことになります。
お米が品薄というニユースは知っていましたが、実際にセイユーの米売り場を見てびっくり
毎日みていても、全く入荷がなさそうです。
70代半ばシニア夫婦の一ヶ月に食べるお米は大凡、2Kg程度ですから、この騒ぎがあった時でも他人事と思ってました。
いつかは、すぐに現れる・・・と、しかし、我が家の米びつには夕食2回分の1.5合しか残っていない状態になりました。
今の暑い季節、特に夕飯にご飯を炊かなくとも、蕎麦や、ソーメン、で済まされますし、最悪冷凍のスパゲッテイやらチャーハンもあるし、最悪非常用のチンして食べれる「さとうのご飯」も在庫はあります。
でも高い、サトウのごはんの定番商品『新潟県産コシヒカリ』は新潟県産コシヒカリ 200g 3食×12パック 4,880円です。
我が家で食べているの富山の「つやひめ」は2kで1,500円程度てすから、そう値段的には変わらないのであまり心配していませんけれどもあの2011の東日本大震災直後のような、お米の心配をしなくてはならない、時代が再びくるとは。
あの時、ブログに「我が家に明日食べる米がない」と書いた時、翌日ブログを読んだ、NPO講座の生徒さんがビニール袋に1kgほどのお米を届けてくれたことがありました。
あれいらいの珍事です。
団塊世代の定年退職者は恵まれていると思ってました。
1990年代の不動産・建設バブル時、40代前半で、すでに必要な「持ち家」は持っており、給料・年収はその当時一流会社の給与は、年齢X25万円で大台を越えており、欲張らずに「変な投資」に手をだも倒産やら業界の再編成で多少の火傷はありましたが。
そして、何よりも退職後・年金生活人生で一番恐れていた「インフレ」どころか、失われた30年という「低成長」「デフレ」経済が、後期高齢者と呼ばれる年齢、そろそろ、先行きが見えてきた年齢まで続いた「幸運」にも恵ままれたと思っています。
2023〜2024年にかけてインフレ率がプラス傾向にあり、デフレ脱却が期待されている。
2024年3月時点の消費者物価指数の「生鮮食品を除く総合(コア CPI)」は前年比+2.6%、2023年度平均では+2.8%で着地した。
ニッセイ基礎研究所は、2024年度の消費者物価上昇率(生鮮食品を除く総合)を2.5%、2025年度を1.8%と予想している。
国際通貨基金(IMF)は、世界のインフレ率は2023年の6.8%から2024年は5.9%、2025年には4.5%へと安定的に鈍化する見込みと予測している
2024年の日本のインフレ率は?
インフレ率は、消費者物価指数の「生鮮食品を除く総合(コア CPI)」でみると、2024 年 3 月時点 で前年比+2.6%となり、2023 年度平均では+2.8%で着地した。
来年は77才、喜寿となる年齢でこの令和のインフレを凌げるか
アルゼンチンに住む、昔から姉のような存在のセニョーラ84才にこの物価高の話をすると、
「日本のインフレなんて、さざ波にもならない」
「私なんか、アルゼンチンに住んで50年になるけど、何度政府はデフォルトしたか」
「誰も、自分の国の通貨を信用していない」
「インフレで餓死者も自殺者もでないのが、アルゼンチンのインフレよ」
「老人、年金生活者はみんなしたたかに生きていくのよ」
「後一回は日本に行くからね、その時はよろしく」
確かに元気だな、あのセニョーラは
*************************************************************
ブログ管理人のホームページ団塊世代の海外ロングステイ 関連情報がメイン
ブログ管理人のwebサイト2011から2019年過去のブログ・アーカイブ
定年後の過ごし方サイト読者からの投稿・体験記事ページ
ブログ管理人の動画サイトユーチューブページ
ブログ管理人のつぶやきツイッター