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2024年08月09日

ユニクロから「しまむら」へ、そして「セカンドストリート」へ


今年の関東地方の暑さは明らかに異常気象です。
夏の季節、比較的東京よりも涼しいと云われている湘南・鎌倉でも、自宅から駅前商店街に出る時、まわり道してなるべく日陰になる道路を選んだり幾らかでも陽射しの和らぐ時間帯に出かけるようにしていました。
しかし、今年の暑さは、大げさではなく、完全に世紀の地球の異常気象です。
カミさんの実家北関東ではついに40℃を越えたというラインも入り、ましてや日に日に衰えていく下半身に、外出は一大決心が必要で、たった15分先への外出でも、地元の天気予報の幾らかでも曇りの日をカレンダーに、まるでイベントの如く、外出する日を書き込んでいます。

外出するには当然ながらちゃんと着替えなくては

徒歩5分以内に、コンビニが2軒、地元小型スーパーも2軒、ドラックストアーが一軒あります。
しかし、田舎の一軒家でもないので、マンションから一歩外に出るときは、ある程度服装をしないと、カミさんに叱られますし、私としては後期高齢者のお年寄り、男性と思われるのも嫌ですから、それなりの支度しての外出となります。
近くのコンビニ程度でしたら、この季節サンダル・ショートパンツ・Tシャツ、頭はハゲ隠し野球帽で、構スニーカーいませんが、駅の向こう側の商店街や、元松竹撮影所跡地の大型スーパー
「イトーヨーカドー」へとなると、准公式外出スタイルとなります。
下は最低でもスニーカー、GパンはOK、上は襟のあるポロシャツ、シャツはズボンの中、中国人のように上に出さない。そしてこの季節、日傘は必需品。
自宅から「ヨーカドー」往復が一応カミさんに課せられている、一日の歩行距離、7000歩、200Kcal、5.5kmなのです。

昨年までは一万歩、7.5km、266Kcalだったのですが、今年の福井旅行から帰ってきてからの体調不良で一気に体力・気力・筋力の低下を感じています。
この連日の身の危険を感じるような、熱中アラート警報が連続して出されてる日々、「イトーヨーカドー」は遠い存在となっています。

イトーヨーカドーは色々思い出があります。

報道によると
GMS(総合スーパー)大手の「イトーヨーカ堂」が、北海道と東北、信越にある「イトーヨーカドー」の全17店舗を、今春から順次閉店することがわかった。
近年、GMSは苦境を強いられており、特に地方立地店舗では郊外型店舗への客足流入などで苦しい状況が続いている。
撤退店舗の半分は譲渡先の企業が決定したというが、まだ半分は譲渡先が決まっておらず、
もし完全閉店となれば、買い物難民が生まれる恐れもある。というニュースが流れている。


「ヨーカドー」とは多少の縁があります。
日本に帰国して、ブエノスに戻る予定でしたが、結婚を優先し、日本に、東京に留まざるを得なくなった時、一時的にヨーカドーに就職したことがあります。
ヨーカドーの1号店に近い葛飾区の大型店でした。その金町のまち全体のランドマーク的なお店も2022年に閉鎖され。現在再開発中です。
昨年、長野での同級会に帰った時、県下一繁華街でした私の生まれた街のアーケード街はさびれ、商店街のメイ存在だった「ヨーカドー」はDIYホームセンターに変わってました。
その、私の散歩ノルマでもある「大船イトーヨーカドー」は現在何も、うわさにもなっていないので、当分は存在するのでしょう。

現役時代、ヨーカドーの紳士服売り場なんてもっての他

40代50代の現役バリバリサラリーマンの頃、ダイエーなどのGMS(総合スーパー)の衣料品売り場なんて、近寄りもしませんでした。
まだ、私達の世代は「ちゃんとしたデパート」の時代でした。
背広上下は少なくても7・8万円が最低ラインの時代に育ってきています。
背広・上下は会社に出入りしている、「西武の外商」に電話して、名刺ひとつで全て済む時代が何年も続いていました。
やがて、「青山」や「アオキ」が出できて、5万円以下で背広・上下が誂える時代の到来を感じ初めた頃、早期退職を迎えました。
これまで、Gパンは海外或いは日本のデパートの「リーバイス直営店」以外で買ったことがなかったもの、退職直後から公的年金が貰えるまでは自己資金の食いつぶしの生活となるのは解っており、この頃、急激に「ユニクロ」が進出してきました。
もう、サラリーマンてもないし、毎日電車に乗って都心にでかけなくてもいいのだ、ずっと「カジュアル」でもいいんだと、冠婚葬祭以外、ちょっとしてお出かけでも「ユニクロ」で用が足せる、とほぼユニクロ一辺倒のファションライフになりました。

ユニクロ、最近高くない?

70才になった頃から、ユニクロからは少しづつ遠ざかりはじめました。
一つは同年輩のリタイヤシニア同年輩の人と全く同じ、シャツ・パンツ・ジャケットが多くなってなり過ぎたためです。
時々、同じ世代の男性が高そうな、デンディなシャツ・パンツをはいているのを見ると、もうそろそろ、ユニクロを卒業しようかと思うようになり初めました。
しかし、今思い出しますと、カミさんと私、昔の海外旅行も今の国内旅行も着ているものは何時も同じなんです。
特別、団体パック旅行でもなく、100%個人旅行なので、同行者との差別化なんて考える必要もなく、「お洒落」よりも着慣れたものが一番という生活になって来ていました。
気がついたら、ユニクロも特売日以外はかなり高くなっていました。
そして、私達70代のシニアには、ちょっと体型的に合わなくなったりしてきています。
普段着のGパンは、最高4,000円までという、これまでの概念が合わなくなってきていました。
そこで、カミさんに聞いた所、
セイユーのなかに「シマムラ」に行ってみたら、男もので今は 結構あるから。
「エー、シマムラ」が鎌倉にあるの?

「シマムラ」のイメージは、埼玉とか千葉或いは北関東の田舎町の小さな雑貨ショップというイメージがありましたが・・
一応、セイユーに入っているお店をのぞいてみました。
うん、男性ものは少ないけど、ここら辺で着ているだけだったら、そう悪くない。
と、カミさんに云うと「もう、ここら辺以外に何処へ行くのよ」と云われ、そうだよな、と納得しました。

古着屋さん?ビンテージショップ?

夏真っ盛りになる前に、ズボンのベルトが古くなり、見た目にももう限界に近いので、新しいベルトにすることにはました。
「ヨーカドー」の紳士服売り場や、同じくテナントの「青山」のなかを覗くと、黒の革ベルト一本4,000から5,000円もします。
団塊世代のオジサンのベルトの値段感覚は1,000円から1,500円程度、本革でなくても十分だと思っています。特に夏場以外は人の目には触れない部分なのですから。
カミさんは「ユニクロ」で売っているわよ、というので行ってみると、税込3,300円です。
私の常識の範囲からオーバー、それにバックル式でなく、穴あけ・パンチ式しか売っていませんでした。
穴あけ・パンチ式は昔から微妙な調整が出来ないので、キライでした。
そこで思いついたのが、古くなった今のベルトのバックルをそのまま使う方法です。
男物のベルトの幅はほぼ同じであることがわかり、古いベルトからバックルだけを取り外し、以前ベルト探しで覗いたことのあるセイユー内のセカンドショツプ
「セカンドストリート」に行ってみました。ありました、黒の紳士用のベルト、穴あけ式で、幅も長さも同じ、少し中古感はありますが、300円ですから迷わず購入して、現在のバックルに付け替えました。
カミさんは「なにもそこまでやらなくても」と云いますが・・・
半分趣味、道楽でやっているのてすから。

現役時代は大手百貨店の「外商」で、退職後は、総合スーパー「ヨーカドー」へ、やがて、「ユニクロ」へ。リタイヤ年金ライフ後半にはいって、「ユニクロ」から「シマムラ」、そしてたどり着いた先は「セカンドストリート」か。
まあ、これも人生です。

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posted by 西沢 at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ