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2024年08月01日

熱中症警戒アラートのお出かけ



これまでの人生、世界各地、いろいろ暑い場所は経験してきました。
・ウズベキスタンのヒバ遺跡
・メキシコのチチェン・イッツァ遺跡
・グァテマラのティカル遺跡
・ラオスのビエンチャン市内


概して、ptee世界遺産の遺跡はなにもない場所を発掘した場所のため、陽射しを遮るものが極端に少なく、暑い場所の典型的です。
今、思い出してみて、何処が一番暑かったとふり返ると、実際に温度計を持っていった中央アジアの遺跡の日中の温度は40℃越えていました。
メキシコのチチェン・イッツァで、日本人の女性があの広大な遺跡群のなか、優雅に日傘をさしている姿に驚き、初めて日傘の効用をしりました。

いままでの経験から何処が一番キツかったのは?
グァテマラのティカール遺跡へ行った時のあのジャングルの暑さと湿度は忘れられませんのと、ちょうど来ていた日本のユーラシア旅行社のグループの中に、
中高年御夫婦(後から聞くと二人共70代)がいらして、ご主人はティカールのピラミッドを下から眺めて、登るのを断念し、奥様は平気で私達といっしょに古代ピミッドに登っていきました。(※現在は禁止されていると思います)。

ラオス・ビエンチャン内陸の首都の暑さ

そして、思い出すのは、インドシナ半島の内陸部の暑気の暑さです。タイ東北部や内陸国、ラオス・ビエンチャンの暑さは半端ではありません。
ラオスでは原則、事に前日本語ガイドと車は手配していました。
そのガイドは、朝の挨拶は、今日はいいお天気で良かったですね、と云います。
空は、青空でなく、どんよりした、いまにも雨がふりそうな空模様を、ラオスやタイ東北部では、「今日はいいお天気」というそうです。
夏の陽射しの強い太陽は「暴力」「敵」なのだそうです。
バックパッカーの間では、都市として一番暑く感じるのはラオスのビエンチャンというのは共通認識でしたか、最近は市内にカフェ・コンビニが増えてきて、涼める場所があるそうです。
私達が何度もビエンチャンを旅していた頃、コンビニ・カフェは一軒もなく、唯一暑さを避ける場所は、市内の高級ホテルしかありませんでした。
ですから、夕方のメコン川が、貧乏旅行者の格好の避難場所となっていました。
今は、中国資本が進出し、街中、アジアの繁華街のように変貌しているようです。もう10年以上、ビエンチャンには行ってませんが、このブログを書いている7月29日の関東南部
の暑さは、あの頃の世界一建物が少ない、日陰がないラオスの首都ビエンチャンよりも、づっと暑い一日でした。

近年、体力が衰えてきた70代半ばとなり、連日続く、この陽気、温度
日本は以前経験してきたインドシナ半島、内陸部の気候と同じになってきているのと、自分の体力があの、ティカル遺跡のピミッドの下の木陰で水を飲みなから、奥様が登って行くマヤのピミットにカメラをむけているあの「おじいさん」と同じ年齢になってきているのを意識しています。

なのにこの暑さのなか歯医者にいかなくては

歯医者さんは地元ターミナルJR駅から二駅、以前住んでいた駅前マンション群のかかりつけ医の歯医者さんです。
もう、20も前に、横浜から鎌倉に引っ越してきたのに、一般診療は地元「徳洲会系大病院」のネットワークグルーブのクリニックですが、歯医者さんだけは、かかりつけ医は昔、現役時代からの歯医者さんです。
ドクター一人て職員は会計含めて三人、診療台2つの小さな町の歯医者さんです。
この新駅駅前の大規模開発マンション群が出来始めの頃、同時に開発された小さなビルに開業した、当時30代の若い医師、でもあれからもう30年近く経っているのか。

今、歯医者さんの経営受難時代のようです。
それは、子どもたちが虫歯になにないからのようです。
そして、歯に関する衛生・管理が私達の子供の頃と違って、情報が溢れて対応する機材にも恵まれているからのようです。
考えてみれば、私達の子供の頃、・・・但し私のような貧乏世帯に生まれた、昭和23年生まれの子供は毎朝・毎日寝る前にに歯を磨くような習慣はありませんでした。
小学校・中学校の修学旅行でも朝、みんなと一緒に歯磨きをした記憶を私はありません。
三つ年下のカミさんにそのことを尋ねてると、私よりも若いが、もっと田舎農村部育ちのカミさんも、記憶になく、医療機関に務めるようになって、マイ歯ブラシといものを持つように夏たという程度てす、ましてや仕事柄、会社のデスクに張り付いている仕事ではなく、大くの施工現場を掛け持ちで担当いる施工管理者・・現場監督が朝・昼・晩歯を磨いている暇はありませんでした。
「24時間戦えますか」の時代、歯磨きよりも、睡眠とスタミナドリンクの世代でした。

それでも、歯が痛くなった時はどうするか?
長期・大型現場担当の時は、現場事務所近く歯医者さん、或いは月に数度は行く用事がある本社近くの歯医者さんに行く程度でした。
私が、今通っている元マンション近くの歯医者さんは、私の担当現場が某スーパーゼネコンの、リューアル専門部署となり、固定されて、休日が水曜日と固定されたため、歯医者は自宅近くの現在、通っているドクターの小さな診療所に固定しました。
これまで、アルゼンチンブエノス時代から,歯が痛む度に、いろいろな歯医者さんに見ていただいてきており、特に海外では、一番簡単な治療法は抜歯が一番簡単な確実な方法
だったので、私の場合、かなり成人男性とては歯の本数は少ないのてす。

退職して、還暦を迎える頃、諸先輩の「若い頃ああしておけばよかったの後悔」のなかで、健康に関する物が多く、一番は「歯をもっと大切にしたけば良かった」でした。
全くの同感てす。
ここのドクターのポリシーは生きている「歯」はできるだけ活かす、抜かない。
いろいろ、いまの世の中、技術は進歩してインプラントとかになってきているけど、患者さんの生活、食事を第一に考えるというものです。
差し歯とか部分入れ歯を造り、納得いくまで調整し、食事を美味しく食べられるようになるまで、丁寧に調整をくりかえしてきました。
今8月、診療カードの最終日は3月ですから、五ヶ月ぶりに横浜の歯医者さんに電車に行くようになりました。

その訳は・・・
夜、寝ていて、何か口のなかに硬いものを触れて、何かと明かりをつけて確かめると、古く傷んだ黒ずんだ歯でした。
ついに、この時がきたのです。
前々からドクターからはこの前歯が最後の砦、次に来院していただくのはこの前歯の時と云われていた、その時がついに来たのです。
直ぐに思い浮かべたのは「前歯が欠けた年寄おじさん」の姿です。

ともかく、今ある歯で食べられる状態にしなくては

先ずは電話して予約します。
このドクター一人でやっているので、診療開始時間は9時半です。
私としては、この猛暑のなか、駅まで歩き、電車で二駅、駅から徒歩・・昔は5分ですが、今は後期高齢者の上この暑さ、できるだけ暑さを避けて9時半にしたいのですが、9時半は10日先まで埋まっているのでしかなく、空いている時間として11時15分となりました。

余裕を持って出かけると、自宅を10時20分、太陽が十分に登った暑い最中、仕方がなく、日傘をさしてなるべく日陰になるルートで行くしかありません。
そして、5ケぶりの歯医者さんの入ってるビルの前に来て、や思い出しました。
診療所の3階、このビルにはエレベーターがないのです。
階段で三階の歯医者さんまで上がらなくては

しかたがない、なるべく悪い右足に負担がかからない登り方、左足で上がり、同じ段に右足、再び左足で上がり、同じ段に右足、この方法が一番右足大腿部内側の傷んでいる部分に一番やさしい登り方なのです。
後ろから或いは、上から人がいないのを見渡して、階段の手すりを使って一歩、一足づつ三階まで登っていきます。
必ず、手すりをつかみながら・・
こんなみっともない姿を見られたくない、でももしかしてちょっとつまづき、転倒、階段を落下でもしたら、みっともないなんて考えずに、最悪を想定して階段を登っていきました。
ドクターは、電車で二駅、さしてエレベーターなし3階まで来ていただくの申し訳ない、何時でも鎌倉の歯医者さんに紹介状を書きますよ、とおっしゃってくれてますがこんな、ボロボロ、虫歯だらけの口の中を全く見ず知らずの歯医者さんに、「あーん」と口をあけるのは、恥ずかしい。
「いいえ、こんな問題だらけの患者で申し訳けありませんが、最後まで先生のところでお世話になります、見捨てないでください。」とお願いしました。

結果現状、ぐらついていた下の前歯二本と上の前歯一本は、抜かずここのドクターのポリシーは「生きている歯は抜かない」出来る限りの処置はする。
歯茎が今回のように耐えられなくなって、自然欠損は仕方ない。
取り敢えず、左下奥の部分入れ歯で食事に支障のない状態にし、次は欠損している前歯をどうするか考えましょうとなりました。
現在、まるで漫画の前歯一本歯抜けのおじさん、おじいさんの姿になっており、外出にはマスクがかかせない状態です。

この灼熱・猛暑・熱暑に下、半ズボンにサンダル履き、上は白のホロシャツ、に日傘姿のへんなオジサンになってしまいました。

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posted by 西沢 at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ