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2024年05月31日

北陸二日目 越前大野城下町と一乗谷朝倉復元町並み


予定を変更してJR九頭竜・越美北線方面へ
当初の旅程プランは、最終日は帰りの新幹線の時間もあるので(その理由とは、どうしても「かがやき」に乗らないと金沢乗り継ぎで時間がかかり、私達の旅のポリシー夕方ゆっくり自宅で夕飯を食べるだけての余裕が欲しく、少なくとも7時台に自宅に着いていたいという理由)比較的、福井駅から近い場所として、三日目は一乗谷に設定していました。
という訳で、二日目は、えちぜん鉄道勝山永平寺線の恐竜博物館をメインに考えており、二日目の朝、えちぜん鉄道の窓口で福井・勝山フリー切符を購入しようとしたら
何と、恐竜博物館は休館日だというのです。後から知ったのですが第2・4水曜日は定休日、メンテナンスで休館なのでした。
そこで、急遽計画を変更し、二日目は越前大野と一乗谷に変更しました。

ハピラインふくい線+越美北線普通 九頭竜湖行越前大野へ

これから行こうとする「越前大野」も「一乗谷」も交通系ICカードは使えないのは、行く前から調べてわかっていました。
そこで、券売機で切符を買おうと思っても、見当たりません。
仕方なしに窓口で聞くと、駅員さんがでてきて、買い方を教えてくれました。
JR福井駅から、JR西日本の越美北線の駅の切符を買うのに、新幹線が出来たせいで、再来線が第三セクターなった為、一度、新しい経営となった路線「ハピラインふくい線」を経由しないと行けない、何とも不思議なことになっていたのです。
新幹線が開通すると、並行する在来線は第三セクターになりJRから切り離しになるのでこんな現象が発生するのですが、長野新幹線の場合、開通と同時にIC切符化されましたので
こんな面倒な手間なしで簡単にかえたのですが、新幹線開通は、その都市にとっては大きな魅力なのでしょうが、本当に地元とっての手放しに歓迎すべきどうかは疑問です福井駅からの電車はハピラインふくい線の制服を着た運転手が次のJR越美北線の分岐駅「越前花堂駅」で降りて、次にJR西日本の社員が二人乗り込んて交代しました。
ハピライン福井線は駅も交通系ICカードになっているのですが、越美北線は無人駅も多くすべて車内での精算となり二人乗車勤務体制なのです。
この路線で一番乗降客が多い思われる「一乗谷」でさえ無人駅なのでした。
さすが、最初に行く「越前大野」は
戦国時代に築かれた越前大野城とそのふもとに広がる碁盤目状の町並み、歴史と文化を受け継ぐ町なのです

北陸の小京都と云われる城下町越前大野

そんな大きな町ですが、福井から列車は朝9時21分、次は12時48分の2本しかないのです。今、人気となっている一乗谷朝倉復元町並みへも、この電車してないのです。※後から路線バスで行けることが判明しました
同じく、越前大野へ路線バスも毎時1本出ており、福井の人は列車ではなく、どうやらバスを使っているようです。
時間的も料金的にも電車のほうが若干安く早い上に、なんと一両編成の列車でもちゃんとトイレがついているのです。
越前大野駅で下車したのは私達を含めた3組のシニア夫婦のみでした。
駅構内や駅前に観光案内所があると思ったのに、観光案内所は町の中心地、お城近くのようです。
つまり、福井県民は越前大野へは列車でなく、路線バスでくるのが一般的なようでした。
全くの勉強不足でした。
さて、駅構内の観光マップを広げてどうやってお城に行こうかと考えている時に市内循環バスが来たので聞いてみると、このバスもお城方面にいくとけど市民循環バスだから大きく遠回りしていくので、歩いたほうが早いですよ、10分程度というので、80代のシニア御夫婦と一緒に歩き出しました。

日本三大「天空の城」越前大野城

と云われているくらいの山城で、どう見ても次の一乗谷方面の列車は1時間40分後
には間に合いませんし、そんな体力もないので、古い武家屋敷や町並み散策のみとすることにしました。
山間の城下町ですが、町並みは美しく道路は整備され、駅から城下町へ電線は地下化されており、私の住む鎌倉よりもずっと進んでいるように見えました。
一軒目の武家屋敷「旧内山家」の離れに座るとすだれ格子から大野城の二重天守閣が見えました。冬には鮮やかな絵柄が描かれた絵障子に変わるようです。

二軒目の武家屋敷 旧田村家

風車棚のお屋敷として人気。
ここ、越前大野の武家屋敷はたんに、古い歴史あるお屋敷を資料として公開するだけでなく、建物・レイアウトは昔のまま保存しながら、現代風にデザインして観光客に楽しんでいただける工夫をしていいます。
実際には賛美両論あったようですが、平成・令和の現代、若い女性向け、インスタ映えするモダンな武家屋敷を演出しています。
この田村家の入口垣根から正面にいたるまで、カラフルなくるくるまわる数百の風車で構成されていました。
今回、この福井県のかなり山奥にある越前大野の観光時間は1時間40分と仕切ったのを後悔しました。
駅からの歩く距離と、そして自分の体力の過信していました。
もっと、JR以外の移動方法やら、越前大野市内の歩き方、コミュニテイバスを調べておけば良かったと後悔しています。

一乗谷朝倉復町並み地区保存へ

JR一乗谷駅はたんぼのなかの無人駅だった
事前にGoogleマップで調べて、最寄駅から今、人気となっている戦国大名越前朝倉氏の築いた城下の町並みを再現した地域は駅前からかなり離れた場所にあることは事前に知っていました。それでも、これだけ北陸新幹線が福井まで延伸して人気なのだから、観光案内所ぐらいはあるだろうと予想していたのですか、全く何もなし空振りです。わずかに周辺の地図だけの掲示でした。
福井から朝一番の電車が9時21分、次が12時過ぎという信じられない本数の少なさで、この駅でかなり観光客が下車しそして、戸惑っているのです。
とりあえず、印刷してきた地図とGoogleマップで方向を定め歩きだし、田んぼで働いて人に、どのくらいの時間かと聞くと「40分ぐらい」との返事、「えーそんなに」
と思い、歩きだし、次に家庭の主婦らしき50代の女性に聞くと、「10分ぐらい」・・なんてこんなに差がでるの?
やがて、前方から帰りの観光客らしき人にもう一度聞くと、「おおよそ30分」との回答、これが一番正確な数字なのでしよう。
実際に帰ってからパソコンの距離測定アプリで測ると2.5km 徒歩28分と表示されました。

一乗谷朝倉遺跡は名の通り細長い谷間の美しい遺跡です

一乗谷朝倉氏遺跡は、九頭竜川の支流一乗谷川に沿って形成された谷間に出来た城下町です。
戦国時代に朝倉氏五代が約100年間にわたって越前の国を支配した城下町跡。
武家屋敷・寺院・町屋・職人屋敷や道路に至るまで町並がほぼ完全な姿で発掘され、遺跡は、国の特別史跡・特別名勝、出土品は重要文化財に指定されています。
若い時期の「明智光秀」もこの城下で暮らしていました。
城下町と云うと、石垣造りの天守閣があり五番目のような大きな通りや人々の暮らし、市場などを思い浮かべますが、そんなイメージは織田信長行以降の時代で、朝倉氏は下剋上の戦国大名ではなく、室町幕府が任命した守護大名でもあったのです。
一乗谷は、戦国の戦い、守るための城と云うよりも領民を治めるためのシンボル的な存在だったようです。
甲斐の武田も守護大名でした、ですから、威厳のある城壁や天守を持たない、館的存在で、この朝倉一乗谷の雰囲気と全く同じでした。

朝倉氏町並み復元保存地区へ

ここでは、塀に囲まれた重臣の屋敷が山際に並び、計画的に造られた道路をはさんで、武家屋敷や庶民の町屋が成形されていた様子がリアルに再現されています。
戦国大名・朝倉孝景から5代103年にわたり越前を支配した朝倉氏。
5代目当主の義景は浅井氏と同盟を組み織田・徳川軍と激突。1573(天正元)年の刀根坂の戦いで大敗後、義景は自害。朝倉家繁栄もここで幕を閉じました。
其の後に入ってきたのが、織田の家臣「柴田勝家」ですが、織田信長跡目争いに敗れ、信長の妹「市」とともにここで自害して果てました。
残されたのが、市の娘三姉妹、後に秀吉の側室となる「茶々」、二代徳川将軍秀忠の正室になる三女「お江」次女の「お初」は京極家に嫁ぎました。
この復原町並は、秀吉が攻め込んだ一乗谷以前の朝倉氏時代のもので、どこか穏やかな空気に満ち溢れていました。

一乗谷朝倉遺跡は美しい田園風景

団体観光ツアーは観光バスでまっすぐ朝倉氏遺跡復元町並みにきますが、谷間の戦国大名の城郭・町並み遺跡は広く、細長く、私が行った5月下旬は新緑に溢れていました、良く整備された遺跡には桜が目たちました。
唐門に映える薄墨桜、一帯に植えられた糸桜(しだれ桜)、ソメイヨシノなどが遺跡内に代わる代わる咲くため比較的長い期間桜を楽しめまるようです。開花期間中はライトアップもされます。今年2024の見頃4月中旬だったそうです。
私たち訪れた5月下旬は新緑の様々な緑のグラデーションが綺麗でした。
そして、これは福井の観光の特色なのでしょうか、越前大野の武家屋敷もそうでしたが、元々存在したものでなく、美しく見せる、あるいはスマホ・ネット時代を意識した演出が数多く見受けました。この朝倉氏遺跡復元町並みのなかにでも、風鈴と傘によるオブジェがありました。
古い、戦国時代の遺跡と、関係は全くないのですが、それは越前大野武家屋敷の風車も同じなのですが・・・
賛否両論あるでしょうが、確かにSNS上の拡散・宣伝力は確実にあるでしょう。

このJR駅から30分歩いてきた道を、帰りは福井駅直通の路線バスで戻りました。
駅のまで25分、640円、電車だと18分 260円なのですが・・・

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posted by 西沢 at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ