
もちろん、この日の夕飯は、駅のデパ地下のお弁当、カミサンの夕飯よりも格段に豪華で美味しいからかえつて大歓迎、それはカミサンも承知です。
遅くなった理由の話題はメンバーの一人ご主人お話
2月末、81才で亡くなった、元大手銀座のデパー勤務の会社員
話のメインは相続の煩わしさについてのよう。
これまで、カミサンのお食事会のメンバーの何人かは、ここ数年でご主人をなくされている方がいる。
やはり、色々大変だったようだが、話を聞くと皆さん、お子さんが表にたって色々やってくれていたようで、私達が想像するほどでもないようでした。
しかし、今回のカミサンの友人のO婦人の場合は、ちょっと面倒のようです。
子供は娘さんが二人、長女は30才半ばまで独身でいて、40才近くで発達障害の子を持つ男性と再婚し、東京都内に住んでいます。
次女は若くして結婚しましたが相手の男は余りにも稼ぎが悪く、早々と実家に子供二人連れてり出戻りです。
そんな妹をみていた長女は先ずは、相手の学歴、社会的地位、安定感を選んだようと、O婦人の話です。
ご主人が亡くなり、遺産相続やら、役所への書類など、普通なら手伝ってくれる子供たちですが、姉は東京ぐらし、結婚し自分たちの子供も生まれたが、やはり先妻の子それも発達障害をかかえた子の面倒で、なかなか鎌倉の実家の相続書類のお手伝いも出来ない様子、母親と一緒に住む妹はと云うと・・
全く当てにならず、仕事もパートの仕事が三ヶ月も保たず、家に一銭もいれないのに、今年高校を卒業した娘を、学校推薦だからと「横浜フェリス大学」へいれると云う。
この話をカミサンから聞いて私は、びっくり「横浜フェリス大学」って云えば、神奈川の超お嬢様学校、結構、偏差値も学費も高いハズ、よくも入れたね。
お金は大丈夫なのかな、遺産相続は終わったのかな。
横浜フェリスは、NPOスタッフの女性が元フェリスなので聞いてみました。

偏差値は44〜53でだれでも高校推薦ではいれるレベルに落ちているようといいます。
大きな理由は、少子化で学生が少なく、特に女子大の人気は昔のようにはないようでする
それに、今は入学金も授業料も安くないと生徒が集まらず初年度は100万円程度と、昔に比べたら、もうそんなに「お嬢様学校」でもないのよと云います。
妹は出戻りで同居し、パートで働いていても三ヶ月保たずの性格ですから、父親が亡くなっても全く吾関せずの状態のようで、今月から亡くなったご父親の企業年金はもらえなくなり、遺族年金になることは、O婦人は理解しているようですが、幾らになるかは知らないというのです。
そして、同居している次女はこれまた、吾関せずで、フェリスの入学金も親を当てにしているようです。
これまで推測ですが、彼女の国民年金と亡くなったご主人の企業年金・厚生年金で二ヶ月に一度80〜85万程度あったようです。
しかし、彼女は家計簿をつけるとか、家計を考えるとかの思案・才能はなく、ただただ銀行口座から必要なお金を引き出すだけの生活をこれまでやってきていたのです。
カミサンがO婦人に今月固定資産税の通知がきたでしょ、と問うと。

(これは、我が家のカミサンより偉い)
ここらへんの戸建住宅だと幾らぐらいなの?とカミサンが聞いてびっくり。
我が家の半分にもいかない金額、それじゃ、あんまり気にしないわけだ。
土地は50坪程度、上モノ住宅は築40年オーバー、場所はJRターミナル駅からバスで18分、バス停から歩いて5分、鎌倉のハズレ、隣はもう横浜市栄区のゴルフ場があるよいな場所だが・・・それでもアドレスは鎌倉市。
それに引き換え、我が家は共同住宅の81平米超、築20年、でなんで土地つき戸建ての3倍以上もするの?
ここからは読まないで下さい。勝手な言い草、嘆きです。
せっかく、住民税非課税世帯になるような公的年金にしてきた積りなのに、トホホホ
介護保険も、私は下から三番目、カミサンは下から二番目なのに・・・
後期高齢者保険負担も1割、なのに・・・
政府からの低所得者臨時給付金をいただける、低所得者扱いなのに・・・
なんで、固定資産税だけ、鎌倉の戸建て、一流企業年金のお宅よりもこんなに高いのだ。
しかも、私達のように子供もいない、二人共に逝ったらもしかすると国庫に吸収されるかもしれない住まいにたいして、こんなに払うのだ。
住まいに関する直接費用だけで、固定資産税とマンションの管理費を入れた年間住居維持費80万円、月々66,000円
ちょっとした田舎の1LDKのアパート代と同じだ。
子供のいない、70代半ばに夫婦にとって、住まいは大きな問題なのです。

それならば、住宅公団があるじゃないか!
敷金・権利券なし、いつまでも住めるとCMでうたっていても、実際に探すと、便利な所、新しい所、安いところは全く、ほぼゼロなんです。
仮に空き家がでていも、抽選確率は数百倍のようです。
実際に現在空いているところは、60年代70年代に建てられた、公団使用のエレベーターもない五階建て、もよりの鉄道駅までバスで20分以上、鉄のサッシだったり、お風呂は直のガス焚き、和室にカーペット敷の高齢になればなるほど暮らしにくくなる環境になるのです。
毎年、この固定資産税の季節になると、現在のこのマンションを売り払い、賃貸に住んだほうが、カミさんのにとっては相続に関してしどれだけ楽なことかと思うのですが、しかし、今と同じ環境で、固定資産税+年間マンション管理費+アルファ(100)=175万÷12=一ヶ月15万円の家賃✕12=1年分の家賃✕残された年月20年=3,600円という計算になります。
今の住まいを手数料を引いて残るであろう金額とほぼ同じ程度ではないかと考えると・・・けっして良い選択ではないと思われるのです。
やはり、この先どんな老後の人生が待っているか・・・
夕方のテレビの特集でやっている、退職後の老人の生活を見ていると、少なくとも住む所だけは確保しておかないと、と考えるのは仕方がないか・・・
そんな思いで、渋々と固定資産税を年一括払いしてきました。
もう何年も一括払いしても安くはなりませんが、分割払いで忘れて遅延すると、この低金利時代なのに遅延延滞金が発生します。
2022年1月以降の年率は、納付期限の翌日から1ヶ月を過ぎる日までの期間は2.4%、1ヶ月経過後は8.7%と日本政府は高利貸と同じなんです。
だから、かなりの金額ですが一括払いにしています。
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