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2024年02月24日

アカデミー賞候補 バーフェクトデーを見に行く

第96回アカデミー賞に「PERFECT DAYS」が国際長編映画賞にノミネート

昨年、週イチのスポーツ「ラケットテニス」を右膝の不調と、フィーリングの合わない同じ世代の男性の参加でやめてから、暇な時間、予定のない時間が増えてきました。
それに拍車をかけるように、カミさんもサブスクのエクササイズスポーツクラブ「カフーブス」をやめました。

理由を聞くと、私と全く同じ理由で、同年代のオバサンとの人間関係のようです。
特に、私達のように子供も孫もいない家庭環境ですと、同じ世代の女性の共通の話題のテーマ、「孫」・「スマホゲーム」・「健康食品」・「美容」についていけず嫌気がさしているようです。と、なると、一番避けなくてはならない問題は、二人して朝から一緒にマンションに過ごす時間が多くなるということです。
いろいろ、考えていますが、二人の共通のテーマとして、旅にでるのが最良の解決策ですが、そう簡単に毎週・毎月という訳にには行かず、とりあえず私は好きな映画を見に行くことにしています。

週一としたって、今、映画館はシニア料金は1,300円です。
良くいく映画館は
・109シネマ湘南 自宅から電車2駅、往復398円 ランチ 800円 2,500円
・シネプレックス平塚 自宅から電車4駅、往復660円 ランチ 500円 2,500円
・ブルグ13桜木町  自宅から電車9駅、往復636円 ランチ 500円 2,500円

ほぼ半日、自宅から繁華街の街なかにお出かけし、話題作を大型スクリーンでみて、ひとり軽食ランチを済ませると、2,500円
毎週、出かけたとしても、月に10,000円、無理していくスポーツクラブと同じ値段なのです。

先々週、今年のアカデミー賞ノミネート作品のうち、アメリカの黒人差別の歴史をシリアスに扱わず、ミュージカルとし映像化した「カラー・パープル」を見たあと、見たいと思ったのは、日本の役所広司を起用した、一人の黄昏期の中高年男性の日常をたんたんと描いた、ドイツ人監督の作品「PERFECT DAYS」、とアメリカ、ハリウッドらしい映像、スケールで描く原爆開発物語り「オップンハイマー」でした。そしてもうひとつ、アカデミー賞とは全く関係のない、日本の娯楽作品「レデイ加賀」でした。

「レデイ加賀」ポスターをみるだけで、ほぼ映画の内容が分かります。

地方の(ほぼ石川・能登の温泉地だろう)が舞台の、コロナで疲弊して温泉街を盛り上げるために、各旅館の女将さんたちが立ち上がる、とう物語でしょう、きっと。
見なくても察しがつきます。
青森のスコップ三味線からヒントをえて、温泉街の若女将がモップをもって踊るパフォーマンス、なんでしょうきっと。
アメリカの歌姫、「レディーカガ」にひっかけて「レディ加賀」は良いネーミングです。

今年3月には東北新幹線が金沢から福井・敦賀に延長開業する、絶好のチャンスでした。
そこへお正月そうそう、能登半島大地震、でもこれら負けてはいけない、「人間万事塞翁が馬」、沢山のひとに見てほしい、そして北陸・能登復興の何か足がかりとなってほしい
と全国封切したのでしょう。
北関東の小旅行から帰ってきて、先ずは何からと考えた時、なかなか一般向けではない、ちょいと難しい映画はなかなか、大手シネコンでの上映が難しいのでまず、この「PERFECT DAYS」からにしようと決めました。「レデイ加賀」はまだ当分やるでしょうし、テレビでもやるかもしれないので、後回しにしました。

映画「PERFECT DAYS」は、ハリウッド製のような大スペクタルもドンデン返しもない

この映画は、第76回カンヌ国際映画祭のコンペディション部門に出品され、結果、役所広司が主演男優賞を受賞した作品。
これは日本映画界にとっては、19年前(2004年)の第57回に「誰も知らない」で若干14歳の柳楽優弥(やぎら・ゆうや)が受賞して以来の快挙で、役所広司本人もインタビューで「やっと柳楽君に追いついた」とジョークを飛ばしている。

東京・渋谷でトイレ清掃員として働く主人公平山(役所広司)は、静かに淡々とした日々を生きていた。同じ時間に目覚め、同じように支度をし同じように働いた。
その毎日は同じことの繰り返しに見えるかもしれないが、同じ日は1日としてなく、男は毎日を新しい日として生きていた。
その生き方は美しくすらあった。
男は木々を愛していた。
木々がつくる木漏れ日に目を細めた。
そんな男の日々に思いがけない出来事がおきる。それが男の過去を小さく揺らした。
古びたアパートの部屋には綺麗に並べられたカセットテープ。
カメラで撮影し現像した写真は年代ごとに纏められ、ゴミひとつ無い部屋からは、平山の几帳面な一面が見られる。
木漏れ日といった、見逃しそうな小さなことに注目し美しいと感じる平山は、身近に幸せを見つけるプロフェッショナルだ。
毎日木漏れ日の写真を撮り、年代別に纏めた箱は積み重なっていく。おそらく何年も同じ生活をしているのだろう。

写真はまるで日記がわりのようだ。

新しいものを求めないのは、自分の心が健やかでいられる方法を知っているからで、多くの物は必要ないのだ。
平山にとって、それは人間関係にも言える。
完璧なルーティンをこなし一日を終え、また新しい朝を迎える平山。平凡な毎日だが平山には変化があるのだ。
しかし観客はまた同じシーンを見てるのか?と勘違いしそうな位に変化がない。
人間の内面にフォーカスした映画なので仕方ないのだが、やがてわたし達にもハッキリとわかる変化が起きる。
それは他者の存在だ。
良くも悪くも平山の意思とは関係なく、突然踏み込んでくる他者の感情は想定外なことで、生活の基礎となっているルーティンを崩すことにもなりかねない。
それでも大きな心で優しく接する姿には感心してしまった。おそらく心の底で平山は、他者と関わることを望んでいたのだろう。
ここからはネタバレになるので書きません。

全編通して舞台は東京で、言葉も日本語。しかし監督・脚本は、「ベルリン・天使の詩」(1987年) のヴィム・ヴェンダース。このドイツ人監督がオリジナル脚本を下敷きに、東京の生々しい生活感を美しい映像で切り取って行く。
映画の舞台はスカイツリーを望む東京の下町(=江東区)にある木造のボロ・アパートに独りひっそりと暮らす、平山という中年男性の生活を温かい目線で描いた作品
主人公の職業は公衆トイレの清掃員という設定。映画では、平山が早朝に自宅を出発し、シフトで割り当てられた複数のトイレを丹念に清掃して周る姿を中心に、主観と客観を織り交ぜながら情緒豊かに平山の日常を描き出して行く。
ドイツ人監督のカメラは、東京の下町から高速道路、東京タワー、清潔な日本のトイレ、を映し出していく。
特に、ストーリーは重要でなく、人間にはそれぞれの生き方があるのだと云う映画です。

おそらく、この映画はきっとガラガラだろうと思いました
行ったのは封切二週目の月曜日、上映は12:35分より
当日、湘南は爆弾低気圧の接近で朝9時、ネットの席の予約状況をみると埋まっていたのは10席未満、それでも、私の場合はトイレに立ちやすい席がほしいので一応、念の為に予約しましたが、雨は強くなるばかりで後悔しましたが、自宅を1時間前に出ていきました。
入館してみてもびっくり、この雨の日、この映画の内容・・・なのにほぼ満席状態です。
久し振りに、こんな混んでいる映画は何時以来だろう・・
男女比は2:8ほどで女性が圧倒的におおく、60代半ば、高齢者ではなく、映画好きなやや年配の女性といった雰囲気

総合的おススメ度 ★ 4.5 是非観て頂きたいな
個人的推し ★ 5.0 強く推薦します!

それにしても、日独合作、メインスタッフは日本人、監督はドイツ人
なのに、よくこんな作品、映像美が撮れ、出来上がり、劇場公開までたどり着いた感心します。

来週は今年のアカデミー賞大本命を見に行く予定です。

これまで何回も劇場で予告編をみてきています。
話しの内容は日本人ですから、ほぼ解っています。アメリカサイドの早く戦争を終わらそうという意見と、手にしてはいけない、神の領域の破壊力との葛藤がきっと描かれるていてるのでしょう。
そして、今年の作品賞を手にするのでしょう。
アメリカ人は、今でもこの破壊力もった、そして唯一行使したくにとしての、反省と葛藤を今ももち続けているということを、全世界の良識ある人々に伝える、プロパガンダとしてして




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posted by 西沢 at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ