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2023年05月08日

初めて行く北陸富山 旅は計画している時が一番楽しい



ゴールデンウィーク開けの次週から三日間、念願の富山へ。
海外に旅行を卒業して10年、国内旅行は原則、二泊三日の自由・個人・列車の旅としています。
車が使えない私達は、出来るだけ地方の大都市、駅やバスターミナル徒歩圏の比較的新しい、広めのツインルームを拠点として、電車とバスの公共交通機関を利用し各地を観光し、三日目は鎌倉の自宅に夕方の6〜7時に戻る日程を組んで出かけます。

今回の目的地は富山市です。

先日、朝日新聞の報道記事の中に、岩手県の盛岡がニューヨーク・タイムズの2023年、「今年行くべ場所」行くべき世界の52カ所として、岩手・盛岡をロンドンの次にランクされたとの記事でした。
記事の基調は、大谷など優れた野球選手を生み出す土地への興味、山と河の自然が織りなす風景と、東京・京都の大都市にない日本の「優しさに出会う街」のようです。
そう、盛岡は何度も通過しているが、唯一、数年前の三陸鉄道全線踏破の帰りに新幹線に乗り換えただけで、街の中は何も見ていないし、知らないのです。
おなじ事は富山にも云える
富山は金沢や能登へ幾度に何度も通過しているし、実際に黒四アルペンルートで二度来ていますが、何れも駅からは出ずに通過したに過ぎません。
そろそろ、後何回、こんな好き勝手な貧乏旅行が出来るかと思案するお年頃になって、先ず今年は富山にしようと考えました。

でも、富山って見るところはあるの?立山・黒部アルペンルート以外に。
あるじゃないですか!私の好きな市民路面電車が!
これだけでも十分行く価値あるじゃないですか!目的が
という訳で、目的都市を決め、予算範囲内でホテル・新幹線パックを決めてから三日間何処へ行って、何を撮影しようかと云う、逆説的な旅となります。

富山滞在二泊三日プラン
1日目
大船06:21→東京07:05 東京07時20分 富山09時28分 新幹線かがやき503号
自宅最寄り駅から3時間で富山駅に着くんだ!
何と速いことか、昔、北陸は東京圏内から一番遠い、行き辛い所だったのに。
富山地鉄・バス 地鉄電車・バス 1日ふりーきっぷ@650 を購入後
市電 電停桜橋下車 富山マンテンホテルへイン後、スーツケースを預け市内観光へ

ホテルから徒步
 富山城(富山城址公園)あまり期待しない 
 富山市ガラス美術館 は興味津々
世界的な建築家の隈研吾氏が設計を手掛けた建物は、御影石、ガラス、アルミの異なる素材を組み合わせ、表情豊かな立山連峰を彷彿とさせる外観となっており。 また、内部は富山県産材のルーバー(羽板)を活用した温もりのある開放的な空間となっているよう。
楽しみな場所の一つ

次は「富山の薬」スポット池田屋安兵衛商店 無料 計三ヶ所観光後
市電で富山駅へ 駅周辺で昼食 予定はブラックラーメン

富岩運河〜環水公園→ 富山県美術館 シニア無料
再び市電で「岩瀬」エリアへ

「岩瀬」エリア→富山駅→ホテル
出来るだけ5〜6時にはホテルに戻る予定 夕飯は未定「鱒寿司」弁当程度でOK

2日目 高岡・砺波・雨晴 観光
富山09:04→あいの風とやま鉄道 09:22高岡へ  
高岡市内観光 
金屋町の家並み
高岡大仏
国宝 瑞龍寺
ドラえもんポスト トラム おとぎの森公園
滞在約2時間

富山湾と立山連峰の絶景撮影へ
高岡11:12→雨晴(アマハラシ)11:32
滞在1.5時間 道の駅にて食事
雨晴12:52→13:15高岡

チューリップて有名な砺波へ
既にチューリップ祭りは終わっており、球根採取の為、広大なチュリップ畑の花は摘み取られているのは承知の上、でかけます。
高岡13:44→14:10砺波 
砺波観光 1時間40分
チューリップ公園・五連水車
チューリップはほぼ咲いていませんが、四季彩館は一年中咲いているようです。
砺波15:50→16:17高岡16:21→16:40富山
この日も早めのホテルですが、カミさんのお買い物時間をたっぷり取る予定と、宿泊するホテル最上階に雪の立山連峰を眺められる大浴場があるので、ゆっくりします。

三日目午前 おわら風の盆 やつおへ
富山駅からバス ・熊野・速星・有沢経由 八尾鏡町行に乗車
富山地方鉄道 [23]熊野経由八尾線
09:35→10:28 八尾鏡町
街並み・おわら資料館@210円・曳山展示館
滞在1.5時間
八尾鏡町12:01富山駅前13:00
或いは 滞在2.5時間13:01富山駅前14:00
ホテルに戻りスーツケースを持って富山駅へ

午後、余裕を持って新幹線で帰京
富山15時11分→東京17時52分 新幹線はくたか568号
東京駅18:06→大船18:54  自宅19:10

以上が今回の机上旅行計画です。
旅は計画している時が一番楽しい時間です。
昔、現役時代、年にニ回の世界の秘境やお祭りに行くことが、厳しい建設業界に生き残り、老後資金を作るために必須の「生きがい」でした。
昔といってもほんの30年前です。
今のようにネットもなく、「地球の歩き方」と、海外旅行を通じて構築した旅行業界の人脈が頼りでした。
次の旅行を夢見て(計画ではなく夢想段階でも)先ずは「地球の歩き方」を買って毎日、通勤電車のなかで読むのが楽しみでした。
今は、情報が有り余っているかも知れません。
パソコンに向かって、鉄道はおろか、田舎の路線バス、バス停の時間まで調べられるのです。
そして、行くまでは解らなかった余計な情報も入ってきます。
それでもいいや・・・
添乗員つきの大勢のグルーブと一緒ににただ、連れられていく旅より、迷っても、時間の無駄でも、多少高くついても、個人・自由旅行には旅を作る、夢想すると云う楽しみがあるのですから。
ただ、最近、富に帰ってきてから疲れることが増えているのは事実です。
イスラムの教え、「年老いてからの旅はするな」この旅というのは、実際の旅行ではなくチャレンジだと思いますが、最近、解るようになってきています。

次はやはり、一度も足を踏み入れていない「高知市」が目標。
マイルも残っていることだし、四国はやはり飛行機でいくしかない。
盛岡は来年の今頃、岩木山に雪が残り、緑あふれる季節に行こう。
もう一つ、今年の夏、ずっと気にかけていた、飯田線各駅停車7時間に挑戦しよう。
それまで、気力・体力・好奇心を維持しつづけなくては。

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posted by 西沢 at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ