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2022年10月29日

大船フラワーセンターのハロウイン ライトアップ 

大船植物園のアクセス


最寄り駅は東海道線・横須賀線・根岸線・湘南新宿ライン・上野東京ライン・湘南モノレール江ノ島線が発着するターミナル駅、大船です。
東京駅から45分、横浜から15分の距離、時間です。
大船駅南中央改札を出て、西側に向かい階段を降ると柏尾川にでます。
柏尾川は、神奈川県南部を流れる二級河川で江ノ島に流れ込む境川の支流です。
私が横浜市戸塚区東戸塚に住み始めた40年前ころ、流域は工場や宅地が数多く立ち並んでいるため、高度経済成長期ごろになると大量の工場排水・生活排水が川に流れるようになった。このため川はヘドロで淀み、夏場になると悪臭が漂うドブ川となっていたようですが、下水処理網の整備が進んだことなどにより近年では川鳥や川魚が生息できるような状態に改善され、コイやフナ(下流部にはハゼ・ボラ)といった、比較的水質汚染に耐性のある魚が多く繁殖し、沢山の鯉の姿が橋からみられるようになり、鯉のレリーフが沢山作られるようになりました。

水質の改善によって魚が生息するようになると、それらをエサにする鳥達も集まるようになり。
散歩道からは、普通にサギ類やカモ類などの水鳥が頻繁に見られるようになっており、河口部ではカモメなども数多く見られています。
この柏尾川の上流、流れ込む支流の「いたち川」では近年、少数ながらカワセミもみられるといいます。

大船観音を見上げる

西口をでて柏尾川の橋で目を上げると、大船観音立像のやさしい姿が目に入ります。
大船観音は1929年(昭和4年)、地元有志の発起により築造が開始され、1934年(昭和9年)には輪郭が出来上がっていたが、戦局の悪化により、築造は中断。
その後、20年以上放置されるが。第二次世界大戦後、財団法人大船観音協会が設立され、1960年(昭和35年)4月に完成。
全長約25メートルの巨大白衣観音像で、近年特にさらに観音像へは、日本人ばかりではなく、東南アジア(特に華僑・上座部仏教信者)などからの参拝客も多く、奉納された灯籠には多国籍な名前が並ぶようになつています。
お正月とか、お盆の季節、私は何度もアジア系のみられる大勢の若者をこの駅西口でみかけ、観音様への道順を案内しています。

大船フラワーセンターのハロウィンへ

この柏尾川沿いを15分歩くと、フラワーセンターの道路に到着します。
県立大船フラワーセンターは神奈川県内の観賞植物の生産振興と花卉園芸の普及を目的と1962年に開設されましたが、維持費の高騰と入園者の減少で赤字が続き、県議会で閉園が議論された時期もありました。
が、指定管理制度の導入で生き残り、現在は2018年4月からは株式会社日比谷アメニスが指定管理者となり「日比谷花壇大船フラワーセンター」としてリニューアルオープンしています。


県営から民間指定管理へ

指定管理制度により、シニア県民割はなくなり、徒歩5分とかっこうの散歩コースだったものが有料150円となりしばらくためらっていましたが、年間パスポート1,000円ということで、購入し、月に一度の割合で訪れています。
確かに、日比谷花壇が指定管理となってから「大船フラワーセンター」は変わりました。
若い、専門職の職員の増加で、単なる植物園から一日子供連れでも楽しめる場所に変貌しています。



この季節の花はコスモス

このハロウィンの季節の見頃の花はコスモスです。
広大園内の各所に、コスモスの群生花壇が設けられており、季節を感じます。
特に、園内には入って右に回ると、広大な芝生の、その奥にグリーハウス(温室)がみえる開放的な広場にでます。
ここが「ハロウィンイベント広場」です。
訪れた日、平日の午後、小さなお子さんを連れた家族連れと、大船駅から歩いてこられたと見えるシニアのご夫婦の姿を沢山みかけました。
連日のはっきりしないお天気があけ、日中24℃、乾いた風が心地よい午後でした。
指定管理制度以前には、県営の名が示す程度の軽食食堂したなかったフラワーセンターも、民間指定管理制度のもとでは、小綺麗なカフェと生まれ変わっています。
子供たちの大きな、作り物ではない本物のかぼちゃに跨がり、遊んでいる姿を大勢のお母さんたちがカメラにお収めていました。

 


夜のライトアップ

これまで、県立の施設で公務員的運営だったせいか、開園・閉園時間も杓子定規でしたが、第三者民間指定管理者が運営するようになってから、季節やイベントに沿った運営をしています。
典型的なのは、ここの植物園の目玉でもあるハスの花の季節。
ハスの花は早朝に開き、匂うのですが、お昼すぎにには萎んでしまいます。県営当時も早朝開園をやっていましたが、記憶でし一年に二三日だったものを10日程度に伸ばしたりし、県営では考えられなかった、ハスの実のお菓子や、カフェを運営しています。
そして、県営の植物園運営者では考えが思い浮かばないような、ハロウィンイベントを催し、年に二晩だけですが、2022年、15&16日、22&23日の週末は、開園時間を20:30まで延長しています。
 


 

動画も合わせて御覧ください。




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posted by 西沢 at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ