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2022年05月18日

三笠市幾春別 炭鉱とアンモナイト博物館のまち


春の北海道の旅の三日目は、今回の旅の目的地の二番目の楽しみ、三笠市立博物館です。
別名「化石の博物館」とも言われる博物館は、天然記念物に指定されている「エゾミカサリュウ」の化石をはじめとして、アンモナイト等およそ3,000点以上の展示物を収蔵し日本一、世界一のアンモナイト博物館として世界的に有名です。
また、炭坑の街として栄えた三笠市の歴史を刻む北海道初の資料や、三笠市の豊かな自然を知ることができるジオサイト屋外博物館なども整備されています。

三笠・幾春別アンモナイト博物館へのアクセス

北海道を何度も旅していて、今回のメインの「夕張 幸せの黄色いハンカチ広場」の他、
・まだ知らない、
・行ったことのない、
・それほど知られていない北海道らしい、
・それでも札幌から日帰り出来る場所
と考えていた時、TVの科学番組でこの博物館の存在を知りました。


札幌から三笠市へ直接行く電車はなく、岩見沢からはバスとなります。
旅の三日目、午後のフライトで帰る為、早めに札幌駅周辺にとったホテルからチェックアウトして、7時台の特急列車に乗ることにしました。

今回の旅では乗り物は全てJRスイカを使う予定でしたが、自由席特急券の車内購入にスイカが使えるか、前日、札幌駅で確認したところ、使えないようです。

みどりの窓口で相談したところ、往復特急券・乗車券を薦められました。
普通に買うと1,600円ですが、JR北海道が発売しているお得なきっぷ「Sきっぷ」すると、なんと大人1,980円となるのです。3,200円の予定が1,220円もお得なのです。
ちなみに、札幌・岩見沢間の片道普通料金は970円、乗車時間43分、特急は岩見沢までノンストップ25分です。
地方のJRでは、このような特急を利用しもにらう工夫をされている所を良くみかけます。
JR九州では、博多・門司港間で特急と各駅で迷った時、駅員員から二枚切符を紹介されました。

普通各駅で2時間、1,500円ですが、二枚切符なら特急自由席乗れて、65分二人で3,140円です。
普通に乗車券・特急券を各々一人づづ買うと、二人合計金額4,200円ですから、かなりお得です。
昔は、急ぐ旅でもないので、早い・楽よりも、安いを選択してきましたが、最近、もう何回も旅に出るわけでもなく、この程度の差でしたら「早い・、楽」を選ぶようになってきているのは、後期高齢者を目前としている年齢から来ているのでしょう。
どうして、日本一のJR東日本にはこのようなお得に切符がないのでしょうか。
岩見沢は、大都市札幌の通勤圏内とあって、駅も駅前も立派、綺麗でした。

岩見沢から三笠・幾春別へ
ここからは、北海道中央バス系統22三笠線、幾春別町行にのります。
かつて、ここにはJR北海道の幌内線が運営されていました。
岩見沢駅で函館本線から分岐し、三笠市の幾春別駅を結んでましたが、北海道の炭鉱閉鎖に伴い1987年に廃止され、バス代行運転となっています。

一日、平日07:00から21:00、朝夕の時間帯を中心に13本の運行があり、地方都市のバス路線としては多いほうです。
私達のように免許返納して車に乗れない、個人・自由旅行者は、地方を旅しても頼りになるのは、路線バス、コミュニティバス、市民バスです。
テレ東の人気番組「路線バス乗り継ぎの旅」に太川・蛭子コンビが地方で苦労しているのと同じことを、楽しんでやっているのです。
TVで彼らが乗る地方の数少ないバスに私達も何度も出会していますし、彼らが旅の途中で入る、食堂・喫茶で何度も私達は彼らの色紙を見かけしています。
別に、私達は鉄道でも高速バスでも使えるのですが、どうしても行きたい、秘境・田舎町へは、このようなバスしか残されていないのです。

この北海道中央バス系統22三笠線は典型的な過疎地の路線バスでした。
岩見沢から幾春別まで1時間、570円です。
表通りの幹線国道は走らず、かなりグルグル回る市民のためのバスで、これはどこの地方に行っても同じなのですが、必ず通る所が二ヶ所あります。
総合病院とイオンモールの二ヶ所は、どこの地方のルートでも同じです。

幾春別 三笠市立博物館

幾春別のバス停は、幌内線の駅跡でした。
ここから、三笠市立博物館への歩くルートを乗ってきましたバスの運転手さんに聞くと、真っ直ぐな坂道、徒歩10〜15分、時々クマがでるから注意して歩いて下さい、と言われました。
エー、そうなの!。
確かに、9時半に幾春別に到着したバスの乗客は私達二人だけ、そういえば昨日の夕張でも、私達二人だけでした。
私達は、そんなに変わった観光客なのかなと、カミサンに話すと、そうじゃなくて、普通は車で来る所をシニア夫婦が路線バスで来ているだけよと言われました。


展示されている巨大なアンモナイトは圧巻でした。

流石に、日本一、世界一のアンモナイト展示博物館です。
北海道には約1億年前の白亜紀に堆積した蝦夷層群とよばれる地層が、北海道中央部を北から南へ縦断して分布しており、そこからアンモナイトを始め、イノセラムス(二枚貝)、そして首長竜やモササウルスなどの海生爬虫類の化石が多く発見されています。
ここではアンモナイトがどのような生物であったのか、ということを殻の構造や特徴、進化の歴史などの観点から解説を行っています。
展示室の中央部に直径50cm〜130cmあまりのものを多数並べて展示しています。
これは世界中の博物館でも、他に例を見ない展示となっており、当館の最大の見どころの一つです。どれも自由に触ることができます

炭鉱で栄えた行く幾春別街中へ

カミサンは明らかに、このような博物館には興味がないようで、帰りのバスの時刻を気にし始めています。
確かに、この日の4時半のフライトで羽田に戻らなくてはならないので、予め調べておいたバス・電車に乗らないと、フライトには間に合いますが、カミサンの一番の旅行の楽しみの「お友達カーブスマダムへのお土産・お買い物」タイムが短くなってしまうのですから、分かります。
町中に出ると、炭鉱廃坑の建物が目に入ります。
人がすんでいなような民家の先に黒い、朽ち廃れた鉄骨タワーが残っていました。
どんな役目の建物、なのか、立坑の入り口だったのでしょうか?

北海道石狩炭田地域
この三笠も、昨日訪れた夕張も北海道の中部を南北に貫く、石炭層が走っている上に存在する街なのです。
北海道の道路・鉄道網は、この石炭の運送とともに発展しきた歴史があり、そして石炭産業の衰退とともに姿を消しつつあるのを今回の、北海道、夕張、三笠の旅で改めて感じました。



炭鉱住宅が多く残っている

幌内線駅跡のバスターミナルの前には、コンビニだったようなお店がありますが、閉店しています。
ここ、幾春別でお昼の予定は立てていません。昨日の夕張で経験しているので、岩見沢駅な戻るまでは、自販機のコーヒーだけでにしました。
ちょうど1時間のバス旅で、トイレの不安がゼロでもないのでなるべく、水分は控えめにしてます。
ここ、幾春別が三笠市の中心部ではないのは分かっていますが、平日のお昼時、バスターミナル周辺なのに、誰も歩いていません。
大通りから少し入った先に、同じような形状の平屋のアパートらしき建物が、幾つもならんでいました。
私の住む地域では見かけない、各戸、屋根から大きな煙突が突き出ています。
きっと暖房用石炭ストーブの煙突なのでしょう、あの「幸せの黄色いハンカチ」の映画のなかで見た、高倉健と倍賞千恵子夫婦が暮らしていたような・・・

エピローグ
こうして、二泊三日、私の北海道の旅は終わりました。
後、二回、デルタとUNITEDのマイルで旅が出来ます。
出来るだけ、私が後期高齢者になる前に使い切ってしまおうと考えています。
その理由は、この三日間、飛行機、列車、高速バス、路線バスと慌ただしく乗り継いで回ったツケが、翌日から回ってきました。
いままで、この程度スケジュールで疲れることはなかったのに。


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posted by 西沢 at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ