毎年、今頃この季節には、私の勝手な撮影旅行、日帰り、遠出や今年の二人の旅行計画プラン・スケジュールが出来上がっているのですが、今年は全く何もしてません。体調が悪るかったせいもありますが、確実に「気力・体力・好奇心」の低下が自分自身でも認めざるを得ないのです。
今年の桜は何処に行こう・・・と話している矢先の東北新幹線の地震による運休で水がさされ、宙に浮いたまま。
NHKドキュメント72時間「能登半島 桜咲く無人駅で」は石川県のと鉄道七尾線とあって、旅行費用と訪れるタイミングがネックでねカミサンと二人ではかなり厳しい。
身延山久遠寺の垂れ桜へ行こうか
行けそうなのが、昔造った春に行きたい所リストのなかの「身延山久遠寺の桜」ぐらいのものなのですが、一人でいくならまだ若干間に合いそうですが、カミサンと一緒だと、日帰りは嫌だ、泊まる所は温泉にしたいとか・・・
昔、世界中の10ドル程度のバックパッカー宿に泊まっていた頃のことを忘れ、宿は食事はどうでもいいけど、広い部屋で大浴場・露天風呂のある温泉宿がいい、とやはり年相応のリクエストへと変化しています。
身延山の宿坊に泊まってみたい、と考える私との間に大きな溝があります。
ちなみに湘南から、身延山久遠寺へのルートと費用は
大船05:44⇒熱海⇒沼津⇒富士⇒身延 09:01 3時間17分 2,640円
身延駅より例年ですとこの季節シャトルバスがでているハズですが、今年は中止で駅から路線バス
駅09:08⇒身延山09:20 滞在・撮影2時間
身延山12:00⇒身延駅12:22
12:34身延⇒富士⇒熱海⇒大船15:56 3時間17分 2,640円
総費用は楽勝10,000円以内に収まります。
昨年あたりでしたら、開花状況をチェックして、お天気の良い日に一人で出かけたのですが、今年のこの体調では諦めるしかありません。
やはり、「気力・体力・好奇心」の低下です。
あの名曲「池上線」に乗車するチャンスが
そこで浮上したのが、夕方のテレビニュースでやっていました池上本門寺の桜です。
私達夫婦の結婚前、ラジオから流れていたフォーク調のラブソング「池上線」
「池上線」は、1976年4月25日に発売された西島三重子の2枚目のシングル。
後に「狩人」がカバーして当時20代後半であった団塊世代の懐かしの名曲と今も知られている。
東急池上線を舞台に、別れる男女の悲哀を女性の視点から歌い、車内や駅の様子、踏切や商店街のある沿線風景など、当時の昭和の情景も織り交ぜた歌詞となっている。
♫
古い電車のドアのそば二人は黙ってたっていた
すきま風に震えて いくつ駅を過ぎたのか
〜略〜 サビリフレイン
池上線が走る町にあなたは二度とこないのね
池上線に揺られながら今日も帰る私なの
池上線はJR京浜東北線蒲田からJR山手線五反田の間を走るこの電車、私鉄東急池上線です。
東京都心のオフィスビルを主に担当していた私の仕事上、一度もこの電車にのる機会ありませんでした。
環状七号線と環状八号線に挟まれた、大田区、どちらかというと東京の南の下町、中小の下町工場の多い地域と云うイメージが強い場所です。
沿線には、下町商店街として有名な戸越銀座や、洗足池などの地名があります。
いつかは、この懐かしの思い出深い唄「池上線」に乗ってみたいと思っていました。
自宅大船からは片道50分、687円の距離
今年、最後の桜のチャンスとして、日曜日に二人ででかけました。
お寺と桜の風景なら鎌倉にもありますが・・・
ここ池上本門寺の桜の定番である桜と五重塔の構図は、鎌倉の禅宗のお寺には、なかなか五重・三重の塔はないのです。
小雨模様で綺麗な五重塔と桜の画像は撮れず、画像はネット上の借り物です。
今年の春のさくら季節の最後の日曜日でもあり、小雨模様にかかわらず、東京キー局の夕方のテレビ番組で紹介されたあって、境内はそれなりの人出でした。
多くは、やはり夕方のTVニュースを見れる年齢層、シニアのご夫婦が目立ちます。
鎌倉の桜ですと、圧倒的に若いカップルが多く、桜は対して期待していなく、小町通りで買い物散歩し、すぐに江ノ電にのり、湘南の海から江ノ島へ流れるパターンがほとんどです。
それにしても、鎌倉のレストランは高すぎる・・・
ランチは蒲田の「ニーハオ」
私のお目当ては、桜よりもどちらかというと、あの名歌「池上線」に乗ることでした。
それでは、カミサンは納得しないだろうと、帰りの蒲田駅で有名な、羽根付き餃子で有名な「ニーハオ」でランチをご馳走することにしました。
昔、新人の頃、本社工場のある蒲田には何度か来ていましたが、今や全国区として有名な「羽根付き餃子」は、退職後にTVで取り上げられるようになってから知りましたが、わざわざ途中下車してまで食べようとは思っていませんでした。
私のなかでは餃子は「王将」が一番、二番は「味の素の冷凍餃子」なのですから。
お味は如何・・・カミサンからいつも叱られますが・・・「普通」です。
関東の桜が終わって、本格的に今年の旅行を検討
阪急交通社から送られてくる「個人旅行」「温泉宿の旅」の内容は相変わらずの宿・場所ばかり。
変わったのは旅行代金で以前の3割増は確実です。
これだけ、旅行に行くシニア層が減っているのだから、多少でも以前のように価格設定を下げて集客しようにも、肝心の宿はこの二年間で疲弊して、とても阪急の望む料金に下げるだけの体力がないからなのでしょう。
或いは、一昨年の「Gotoトラベル」の再来を見越して、「Gotoありき」の値段設定をしているのかもしれません。
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