CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

2022年01月20日

終活の準備 本籍の引っ越しで知る、転籍と改製原戸籍とは

来月で後期高齢者の一つ手前の年齢になります。
「誕生日は、冥土の旅の一里塚 目出度くもなし」、そろそろ本格的に準備せよ、との通知と受け取っています。
そんなこともあって、今年に入ってまずは不要なもの片付けを少しづつ始めています。
いわゆる、断捨離ですが、これは2011年、東日本大震災を見聞きしていらい、出来るだけ不要なものを整理して、身軽でいようと10年前から始めていますが、それでもまだ捨てられないものがかなり有りますが、全て捨ててしまうのは、少し寂しい・・・

そして、同時に進めているのが終活、本籍の転籍です。



以前から気になっているのが、戸籍、本籍です。
私の場合、私達二人の本籍は結婚した時の住所、東京都台東区です。
もう、40年以上前のことですが、それ以後横浜に新居を移し、退職してから住まいを鎌倉に越してきてからも、本籍はそのままの東京にしてあります。
ここまでの生活で、住民票のある現在の鎌倉にいて、本籍を意識するのは、パスポートの更新の時だけで、特段不自由はしていませんが、終活を意識するようになった時、初めて諸々の人生の後始末を考える時、本籍を意識するようになりました。

子供のいない、近くに親類縁者がいない夫婦にとって、片方(特に夫)が逝った時、残された妻の負担が大きいのでないかと考えるようになりました。
退職直後から二人共に70代になるまでは、特に本籍の書類が必要になり、自宅から1時間の距離にある、東京都・台東区まで取りに行くことは、何ら問題はなかったのですが、だんだんと東京までいく時間、手間が面倒に感じるようになってまいりました。
特に私が逝った、カミサンは、やらなくてはならない、手続き、問題を短時間のうちに処理しなくてはなりません。
子供がいたり、身近に親類・縁者がいればお手伝いをしてくれるでしょうが、二人の親類・縁者は、共に地方にんでいましすし、家庭もありますし、同時に私達以上の年齢でもあるので、期待出来ません。
諸々の手続きは、ある程度の出費で、専門家にお願い出来るでしょうが、戸籍書類の申請となると、やはり本人でしか出来ない事が多いのは想像出来ます。

カミサンは機械オンチ
我家のカミサンは、これまで銀行に行って、ATMでお金を引き出したことは一度もありません。
貸し金庫に行って、中の書類を持ってこようとしても、パスワードを知りません(紙に書いて渡してありますか・・)
現在の我家の一ヶ月単位の家計については、カミサンは分かっていても、大きなお金のことは分かりません。
パソコンのなかのシークレットフォルダーのなかのエクセルを開けば分かるのですが、カミサンはパソコンの起動さえ出来ません。
昔から、二人の人生について、お金について、その他諸々の必要なことについては話し合ってきていますが・・・
・貴方は死ぬ死ぬというけど、そう簡単に死なない
・その時はその時でなんとかなるもの と現実感がないのです
そこで、なるべくカミサンの負担を軽くする手立てを考えなくいけないのです。

本籍を現在の住まい鎌倉に転籍するメリット・デメリット
メリットは
本籍地を変更するメリットは、「戸籍謄本が取得しやすい」点にあります。
【戸籍謄本が必要な場面は】
1,パスポートの申請
2,本籍地以外での婚姻届提出
3,年金の受給開始
4,生命保険の請求
5,遺言書作成
6,遺産相続の手続き

このうち、1,2,3の可能性はまずないでしょう。
4,5,6のケースはこれから必須事項なるのは間違いありません。
市役所戸籍課は同じ鎌倉市内、電車で二駅ですから、午前中に簡単に済むはずです。

デメリットが発生することを今回初めて知りました。
1,運転免許証やパスポートの変更が必要になります。
運転免許証に埋め込まれているICチップには本籍地の情報が刻まれています。
そのため、本籍地が変わった場合は、運転免許証の本籍地情報も変更が必要です。
また、パスポートにも本籍地が記載されています。
ただし、パスポートの本籍地は都道府県のみであるため、県をまたいで本籍地を変更する場合にのみ、パスポートも変更手続きが必要となります。
しかし、私達二人は、自動車運転免許証もパスポートも既に更新をせずに廃棄しているので問題ありません。

ではマイナンバーカードはどうか
本籍の転籍をする計画にあたって、確認したところ、マイナンバーに入力データに本籍はないので、転籍しても更新の必要はないことでした。

2,遺産相続時に遺族の手間が増える
一番のデメリットは、遺産相続時に家族の手間が増えることです。
相続の手続きには、亡くなった人と相続人(親や子)との関係を証明するために、亡くなった人が生まれた時から亡くなるまでの“全て”の戸籍謄本(除籍謄本)が必要です。
そのため、亡くなった人が生まれてから亡くなるまでに複数回転籍している場合は、籍を置いた各自治体に問い合わせて戸籍謄本を取り寄せなければいけません。
これまでの転籍地を全て把握しておけば、大して難しい作業ではないかもしれません。
亡くなった人の親族であっても、本人の転籍経歴を全て知っている人は少ないでしょう。
また、亡くなった人と相続人が親子関係ではない場合、相続人が祖父母もしくは兄弟姉妹になります。つまり、子供のいない夫婦の場合、夫がなくなった場合、当然相続人は妻ですが、夫の親族にも相続権があるのです。
その場合は、亡くなった人の親が生まれてからの戸籍謄本が必要になるため、さらに複雑化します。このように遺産相続の手続きを前にして、転籍回数が多いことが難題として立ちはだかることとなるのです。

ここで初めて「改製原戸籍(かいせいげんこせき)」という戸籍書類があることを知りました。
改製原戸籍とは

コンピュータ上で保管される様式となる前(改製前)の紙の戸籍のことです。
いわば古いバージョンの戸籍です。一般的には、平成6(1994)年の法務省令による改正以前の戸籍を「原戸籍(改製原戸籍)」と呼んでいます。
重要なのは、原戸籍から現在戸籍へ改められた際に、削除されてしまった項目があるということです。
つまり、原戸籍を確認しないとわからない戸籍情報があります。この有無が「原戸籍謄本」と「(現在)戸籍謄本」との大きな違いです。
原戸籍から現在戸籍への変更時に削除されてしまった項目というのは、改製される前に除籍した人や認知した子、養子縁組、離婚などです。相続においては、このような項目を調べるために原戸籍謄本を取得する必要があります。



つまり、なくなった方の相続人を全て調べるには、現在の戸籍謄本では調べはれないのです。

私達が達した結論は
本籍を鎌倉に転籍した場合のデメリットをよーく考えてみると、例え東京に本籍残しておいたとしても、遺産相続にはその前の生まれ育った信州の改製原戸籍が必要になると云う訳です。
鎌倉に本籍を移した時でも、東京と長野の2つの製原戸籍取得手続き、東京に残した場合でも1つ長野のものが必要、それなら、遺産手続きには10ケ月の余裕がありますが、亡くなった後の葬儀やら保険会社、銀行の手続きの忙しい時期に、カミサン一人の忙しいを少しでも軽減してあげるためにも、本籍は二人共に元気なうちに、現在の地に移しておいたほうが良い、との結論に達しました。

改製原戸籍は事前に取得出来る
この問題を知った時、アドバイスをいただきました。
改製原戸籍は何時でも取得出来ると云うのです。そして有効期限はない、と聞きました。
確かに言われてみれば、古い戸籍履歴ですから、別に私が逝った後でもなく、今回の転籍が終わった後でも取得出来るのです。
それも、わざわざ、2箇所の役所にいかなくても、「改製原戸籍」が取得出来るのです。

各自治体により多少違いますが---以下は台東区の例---
1,戸籍照明等の郵送請求書 用紙に記入したもの
2,手数料 郵便局の低額小為替 改製原戸籍の場合750円
3,本人確認用資料 運転免許証・マイナンバーカード等 現住所が確認出来るものコピー
4,返信用封筒 に宛名、切手を貼ったもの
5,相続の場合、直系であれば親子関係、夫婦であれば、死亡時まで姻戚関係が分かる戸籍

長野市役所の場合請求例
改製原戸籍請求用紙と必要書類、送り先PDF

では、私が元気なうちに、全て揃えておこうと、今週、台東区役所に戸籍謄本を取りに行く際、相談してみました。
確かに、事前にとれるし、古い戸籍証明なので有効期限はないけれど・・・
受け取る相手が、生命保険会社だったり、銀行・金融機関であったりする場合、発行三ヶ月以内の書類と云われる可能性があると云います。
確かに、5年、10年前のに取得してその間に再び戸籍が変わる場合がないことはない・・
出来るだけ、相続が発生してからのほうが確実というのが、戸籍窓口の見解でした。

では、私が元気なうちに請求に必要な書類を
台東区区役所と長野市役所あて、2通の用紙に記入を済ませ、低額小為替、マイナンバーコピー、封筒、切手、戸籍謄本を準備しておけばパソコンの苦手なカミサンでもできるだろう、と今は思っています。
ここまでしなくても、何とかなるだろうと本音では思っているのですが、こんな簡単な遺産相続でカミサンの無知につけ込んだ「知ったかぶりの行政書士」に何十万も払わないにしたい話ですけど・・・

ブログ管理人のホームページ団塊世代の海外ロングステイ 関連情報がメイン
  
ブログ管理人のwebサイト2011から2019年過去のブログ・アーカイブ

定年後の過ごし方サイト読者からの投稿・体験記事ページ
posted by 西沢 at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ