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2021年10月12日

天声人語の筆者と、災害時の帰宅手段・方法

朝日新聞の天声人語書き写しノートというのがあります。

朝日新聞の一面下のコラムを専用の書き写し用、原稿用紙マス目のノートです。
数年前まで、我が家ではカミサンが午前中の一時間、このノートに書き写しをしていましたが、女性だけのスポーツクラブに目覚めて午前中に出掛ける習慣になり、天声人語の書き写しをやめて、ノートが余るようになり、私が代わって、朝のルーティンとして書き写すようになりました。
大きな理由が、キーボートで打てても、漢字が書けなくなっているのを、しみじみ実感しているからです。
難しい漢字ではなくても、画数の多い漢字は拡大鏡を使って大きく拡大しないと分からないし、書けないのは、お歳のせいなのでしょうが・・・

我が家が「朝日新聞」なのには訳があります。
私の育ったは信州、子供の頃父親が結核で郊外の隔離療養所に6年間も入っていた為、我が家は貧困家庭で、男兄弟三人で新聞配達をして、少しでも家計を支えていました。
その新聞社は地元で最大部数を誇る、そして格調が高いと有名な「信濃毎日新聞」でした。
当然我が家でとっている新聞もこの「信毎」かと思いきや、東京で印刷し信州までトラック配達する「朝日新聞」でした。
私達三人が働く「信濃毎日新聞」の直売所は当然のごとく、我が家の母親に「信毎」をとるようにお願いにくるのですが、母親は拒否します。
その理由は・・・数年前の信州の県立高校の入試問題の国語で、朝日新聞の天声人語が使われいたことからです。
貧乏な家庭ながら、姉は小・中と学年一番の優秀な生徒、当時、信州NO,1県立女子校を目指していたのです。
「信毎」の販売員のおじさんも今から思うと偉い人でした。
男の子三人も新聞配達で家計を助けている貧困家庭でも、子どもの教育環境を第一に考え、地元紙よりも高く、前日のプロ野球ナイターの結果も朝刊に掲載されていない、東京の新聞を購読する母親の気持ちを察してくれたのでしょう。

さて、この天声人語の筆者ですが・・・・

毎日のコラムですから一人だけではないとおもうのですが・・
10月10日のコラムで神奈川県在住と述べていました。
これは随分前から、この筆者は神奈川県であること、住まいは私の家の近くであろうと推測していました。
筆者がときおり書く、季節の花々に関する記述でご自宅近くの近所の公園や、駅前の描写が出てきます。
春のサクラの季節、地元植物園で開発された、染井吉野系早咲きサクラとなれば、地元である私には分かりますし、筆者の描写からお住まいになっているであろう、マンションまで推察されるので、親近感を抱いていました。

災害時の帰宅方法について
本日のブログのテーマは、天声人語の筆者の詮索ではありません。災害時の帰宅方法についてです。
10月7日の夜10時過ぎの首都圏震度5度の地震で、かなりの交通機関が停止し、駅に人が溢れたとの報道でした。
確かに、震度5と云うと東日本大震災レベルで、2011当時、鎌倉周辺の鉄道はすべて止まり、駅には観光客が溢れていました。
私も当時、市役所庁舎内で会議中でした。
直ぐに、古い安全確保出来ないようなボロ庁舎から離れ、市庁舎の庭は騒然としました。
私はの日の夕方から予定していました、NPOセンターの講座の中止に備えて、鎌倉から2つ先の大船まで歩いて行きました。
JRの踏切は遮断器が降りっぱなし、カンカン鳴っていて、道路は大渋滞でした。

10月10日の天声人語で筆者は書いていました。

地震で交通機関が麻痺しても、帰宅できるか、数年前、都心から神奈川県の自宅に向かってあるき始めたことがある。
道を間違えていないか、スマホの地図を何度も見る。疲れるとコンビニに入るという休み休みの道中である。
もっとも、電波もお店も震災時に何処まで頼れるか解らない。歩道だって人が殺到すれば渋滞になるに違いない、容易ではないと思いつつ、足を引きずりながら8時間近くの行程を終えた。
~省略~



この文章を読んで、あれ天声人語筆者は、おりおりの花の観察の文章から、私と同じ地域に済んでいると推測していたのに、8時間で都心から歩いて帰宅している・・・どう考えても私の住む東京駅から自宅まで50数キロはあるのに・・・神奈川県在住と書かれているけど、私が想像していた場所・地域とは違うようです。

私の住む場所は震災時東京都心(東京駅)から、何キロあるのか



一番わかり易いのはルートは正月の箱根駅伝ルートを調べれば、公式的な距離が分かります。
第1区 大手町(東京駅)から鶴見中継所 21.3km
第2区 鶴見中継所から戸塚中継所 23.1km
次に距離測定アプリで自宅からお隣の駅近くの戸塚中継所の距離を測ると、7.5km
合計51.9km 誤差を入れると52Kmとなります。

普段の歩くスピードぬ1km/15分とすると780分=13時間です。
天声人語の筆者の8時間と大きく違っており、この筆者は私がイメージしていた人はどうやら違う人のようでした。
参考 距離測定アプリは
地図蔵 ≫ 距離を測定する地図 

実際に52kmを歩けるか
現役を退いて18年、ずっと暇を持て余して、自宅いる生活が中心の私が東京都心に出向いている時に、大震災、或いは交通障害で帰宅困難者になる可能性は1%もなでしょう。・・・
がしかし可能性はゼロではありません。
現役時代、春先になると昔は頻繁に公共交通機関のストライキがあった時期がありました。
そんな時は最初から解っていましたので、会社や現場事務所に泊まることはしょっちゅうでした。
仕事がら、本社工事部、設計部にはちゃんとした仮眠所もありましたし、大型現場の場合、最初から深夜残業用という名目で畳の部屋を造り、普段は昼寝用に使っていました。
仮に、もし万が一、今の年齢で大災害で帰宅困難者になった時どうするか?
まずは横なれるホテルをさがすでしょうが先ず無理です。
今考えているプランは・・・・
東京都心から我が家までのルート上には、現役時代に竣工に携わったビルが沢山あります。
私が関わった仕事は、ビル全体の中央監視設備なので、一般の建設業者と違って、竣工後何かとお付き合いがあり、実際に管理・メンテナンスとして常駐しているビルが沢山あります。
こんな大災害の時期でも、元の会社名とそのビルの管理会社名を出せば30%ぐらい、或いははもっと確率は高いでしょうが、ヘルプしてくれるのではないかと、漠然と考えています。
そんな訳で、超大型ビルや公共物件はのぞいて、自分が関わった、そして現在でも元会社がメンテ・管理に入っている、比較的小型・中型ビルの情報をPC内に万が一に備えて記録しようと考えています。

そんな話をカミサンにしたら、「帰ってこなくていいから、連絡だけで十分」だそうです。


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posted by 西沢 at 07:40| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ