• もっと見る

2021年05月25日

火災保険保険料、口座振替再請求のご案内?何だそれは

口座残高不足だって!

朝、朝食の席につくと、カミさんが「ポストに何か来ているわよ」と渡されました。
手に取ると、保険会社からの案内のようで、開いてみると今年の我が家の火災保険に関してでした。
我が家は17年前の3月にここに入居しており、同時に家まわりの保険を、元勤務先関係からのお付き合い保険会社に加入しています。
鉄筋コンクリート、新築5階建ての共同住宅の火災を含む保険料は、一年で11,700円と戸建て住宅に比べると、かなり安いのです。
マンション等の共同住宅は、建物の階高、立地、周辺の環境、面している道路幅などによっても、保険料は変動します。

我が家80平米のマンションの火災保険料は

保険料は月になおすと1,000円をきっています。これには訳があります。
火災保険をかける時、自宅内の家具、家電、什器類、衣類などは保険対象から全てを省きました。
一番重点をおいたのは、私の専有住戸から火災を発生させた時、上下左右、全ての住戸に延焼、類焼、消火による水被害が及んだ時の損害賠償を無制限し、自宅内のものにはいっさい保険をかけませんでした。

例え自宅の家電類、家具に保険をかけていても、保険屋さん計算は、購入時価格ではなく、現在の価値なのです。
現在例えば家電の場合、購入時の家電の型番、領収書を要求します。
20年以上前のそんな領収書がある訳でも、当時いくらぐらいだったというと、大型量販店の値段を調べ、20年の減価償却を差し引いた価格での保証を前提としているのです。

火災保険とは、火災で全焼したとしても、火災保険金で前と同じ新しい家は立たないというのが私達世代の常識でした・・・
でもTVCMを見ていると「保険に入っていて良かった、新築当時の家が建つ」とやってますから、そんな保険もあるのでしょう。

なんで?振替、引き落としが出来なかったなんて、そんなバカな
もう20年近く、鎌倉に引っ越してきてから、毎年4月に貸し金庫と火災保険料を自動振替で処理してきたのに、なんで再請求・・・残高不足・・・「僕の口座に限って」、ちゃんと、貸し金庫分と火災保険分として別々に記帳して入れておいたのに?
ちょっと待って、火災保険の口座は・・・「みずほ銀行戸塚支店」「口座名義人 ☓☓☓」
貸し金庫と火災保険料は、「りそな銀行のカミさんの口座」だと20年近く思っていた・・・
これまでの18年ずっと3月に現金で「りそな銀行のカミさんの口座」にいれて記帳していた・・・
僕の「みずほ銀行戸塚支店」だったんだ!
カミさんは「でも、貴方のみずほ銀行戸塚支店の残高が足りなかったという事?」
「そのようだね、実は先月あたりから、終活の一環として引き出し口座に偏りを持たせているの」

終活の一貫として・・・?ってどういうこと、とカミさんは聞きます。

夫婦二人、子供なしの場合、各々公的年金やら何やらの入金は、自分名義の口座に入ってきます。
そして、夫婦二人の月々の生活費などは、定額を各々の年金口座から引き出してきています。

私達の原則は、二人の財産が何時でも50/50になるようにこれまで努めてきました。
家の権利も、預貯金残高も、常に50/50、但し個人の詮索しない小遣い口座は別と。
今年、カミさんは古希を迎え、私は73才、どう考えても私が先に逝きます。

私が逝った場合でも、全ての財産はカミさんが引き継ぐ手立ては立ててありますから心配ないのですが、私が逝った直後の口座からの引き出しやら何やらは、生きていた時と違って、亡くなってからは面倒になりまので、毎月の生活費や旅行費などの費用は、率先して私名義の口座から引き出して、カミさん名義の預金口座はなるべく手をかけないようにしようと、先月から初めたのです。

4月の私の口座には、公的年金二ヶ月分が振り込まれていました。
ここから、5月分の二人の生活費、公共料金振替、固定資産税一年分、5月予定の旅行費などを引き出すと、私の少ない年金二ヶ月分の残高はほぼ、数万になるのです。
その数万から、私の勘違いか、思い違いで貸し金庫と火災保険料をカミさんの「りそなの口座」に入金したので、残高が足りなくなったのが真相なのです。

この件に関しては、今週月曜日に銀行に行き解決済みですが・・・
今後、考えなくてはいけないこと、対処、対応が必要なことは今回は、私が健在で、銀行のことも、資産状況に関するパソコン内の処理も全て解っていますが、私が逝った後を考えると、そろそろ、手をうつ時が来たのでは、今回の「保険料口座振替再請求」は良いきっかけになるやも知れません。

考えてみれば、
マンション管理費
電話
ガス
水道
新聞
NHK
携帯電話
国民健康保険  全て私の名義で契約、私の名義の銀行口座やクレジットカードから落としているのです。
昔、結婚し、二人で住むようになってから、何度引っ越しをしたでしょう。
現在の鎌倉で5件目、引っ越すたびに色々な申請、書類、手続きの度に私の名前、私のハンコ、私の口座でやってきていました。
数字や書類作成、パソコンが苦手なカミさんは、当然私がやるものだと思っていましたし、日本では世帯主という言葉、慣習があり男がするのが当たり前だったのかも知れませんが・・・
しかし、お互いに70代になる今、私が何もせずに、ほっくり逝ったらパニック、ゆっくり長期でダラダラでもボケたらそれも大変、お金の支払い、振替だけではなく、いつかは契約者は
残る人・・・女性・妻・カミさんにしなくてはならないのでしょう。

今回の火災保険、口座残高不足という事態は勉強になりました。
では、何時から実務的な対応をするべきか・・・まだ早い・・・なんて思っていてはいけないのかもしれません。
posted by 西沢 at 07:55| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ