それは、まだ自分が高齢者でも、老人でもないと信じていた時のお話です。
最近、特に古稀と云う言葉と、日頃、色々な書類の年齢欄に70台の数字を書き込むようになってから、もしかすると、短気になっているかも知れない
と自分で感じるようになってきました。
最近の日常生活で一番そう感じるのは、買い物のレジです。

カミさんはこんな簡単なものでも、機械オンチでダメなので、レジに並んでいますが、私は大歓迎です。
理由は、マシン相手にイラつくことは稀だからです。
セルフレジでこれまでにイラつき、まごついた例は
・バーコードが読み取れない
・スキャンしたくても品物にバーコードない(野菜・果物等)
・紙幣と硬貨の投入順番があるマシン(小銭からいれるタイプ)
・シニア・高齢者が使い方に迷って順番の列が進まない・・・等
これらセルフレジは、コンビニ・スーパー・ドラッグストアーで進んでいるのに、自宅近くの大型ホームセンターでは、普通のレジです。
システム的に、なにか出来ない理由があるのかもしれませんが・・
近くのホームセンターは大型駐車場完備している、鎌倉には珍しい大型DIYセンターです。
ここのレジで連続二回、ブチギレしました。
一度は買おうとした商品を棚に戻して買わずに戻ってきました。
あれだけ大きなホームセンターなのに、日曜日なのに、メイン出口のレジは3か所しか開いていません。
メインの3つのレジに長蛇の列が出来ているのに、場内アナウンスで、レジ追加開放のお知らせを聞いたことが有りません。
そして、レジのおばさんはどう見ても、ご近所のマンションにお住まいの素人としか思えません。
勿論、レジに配置される前に、それなりの教育を受けてきているのでしようが、一般食品スーパーと違って、色々な規格・仕様のある専門的なものが多いホームセンターなので、そう簡単ではないことは理解できるのですが、ともかくレジの待ち時間が長いのです。
私たち昭和世代は「お客様は神様です」と云う意識・感覚を確実に持っていると思います。
そして、お金を払う場所こそ、最も大切、丁寧に接して当たり前と考える世代です。
私の場合、レジで待たされる時間、待てることが出来る限界の時間は最大10分です。
先日、私は家のキッチンのゴミ箱のフタの開閉用バネが壊れ開かなくなりました。
生ごみ用とプラごみ用の一つですが簡単に修理できると思ったのですが、開閉用金属バネを留めるプラ部分の破損で仕方なく、買換えに徒歩12分のホームセンターに行きました。
ここで最初の「怒り」「ぶち切れ」

2,仕方なしに買うつもりで、店頭品ではなく、新しいものをと探すと、最上段の棚上にあるのですが、手がとどきません。
仕方なしに、店員を探しますが近くに見当たらず探した挙句、今係員を行かせますのでしばらく、売り場でお待ちください。と。
売り場で5分ほど待っていると、おばさん係員がやってきて、言った言葉「お待たせしました」ではなく「何をお探しでしょうか」
この時点でかなり「イラッ」と来ました。
「いえ、あのボックスが欲しいのですが、手が届かないのです」
このおばさん係員、私よりも身長は低いのに、手を伸ばして取ろうとしますが、届くはずもありません。
すいません、誰か呼びますと云って、男性店員を連れてきました。
ここまでが私の限界です。「ふざけんなよ、脚立をもって来いよ」
この話はここで終わりではないのです。
この50センチほどの開閉フタ付きプラのゴミ箱を持って正面出口レジに行くと、休日のお昼というのに開いているレジは3つだけ、各レジには8人ほどのお客さんが並んでいます。私のこの20リットルプラボックスを持って一番列の短いレジに並びました。
しかし、この列なかなか前に進みません。数分経過して並んでいるお客さんは、現在レジ精算のしているお年寄りのほうに目を向け始めました。
かなりのお年寄りご夫婦で、買った商品について、色々質問しているようです。
並んでいる男性客はあきらめて、別の列に移動し始め、私の前は3人ほどになり、そのまま並んでいると、レジの様子がよく見えます。
今度は、クレジットカードの支払い方法で何か、トラブっている様子です。
次にようやく会計が終わって、次のお客さんに対応しているさなか、そのお年よりご夫婦は、買った商品をいれる大型のレジブクロを要求しているように見えます。
声が聞こえました。
「こんな大きなものを裸で持っていけというのか、おかしいだろう」と云ってます。
渋々、お金を払ってレジブクロを買っていきました。
次は私の番です。
このレジのおばさんの接客レベルが悪すぎるのです。
幾らですか、聞くと透明ビニールシートの先のモニター画面を指差します。
おそらく、コロナ禍で客との会話を少なくする対応を迫られているのでしょう。
しかし、ビニールシートはよれよれで、レジの数字がよく見えないのです。
でも、私は確認してお金は払いました。
しかし、このパートおばさん、こんな大きなものを持っている私に、「レジ袋は必要ですか」とも「駐車券をお持ちですか」ともいっさい、聞いてこなかったのです。
車でもなく、最初から裸のまま持ち帰るのですから、それでも良いのですが。
でも、普通はお客さんに対して、聞くのが当たり前でしょうが・・・
もう、「鎌倉・大船コーナンモール」では商品のチェックには行きますが、実際の買い物は二度としません。
買い物は全部ネットで買います。だってちゃんと配達してくれるのですから。
それが、高齢者シニアおじさんの唯一の今、出来る抵抗です。
もうひとつ、団塊世代シニアリタイヤおじさんが最近イラつくことは
ネット上に溢れている、画像・映像のやり過ぎるレタッチです。
今や誰しもが、カメラで撮影した画像・映像をFACEBOOK、イスタグラム、ツイッター、ユーチューブに自由に自分が撮影した画像・動画をアップ出来る世の中です。
昔はアドビーフォトショップでないと出来なかったことが、スマホで簡単にできてしまう時代です。
写真はカメラの性能と、スマホ本体の自動レタッチ加工機能のおかげで、素人・ビギナーでもあるレベルの静止画や、独創的な写真が取れます。
明らかに加工されたものや、デフォルメされたもの、明度・彩度・コントラストを大幅にいじったものは、分かるのですが、これらの写真や動画は日本国内ではなく、世界中で見られることを忘れてはいけません。
「日本の桜と云う」検索ワードでユーチューブ内は10万回以上の再生回数の動画をみると、ほぼ半分は撮影時から明度・彩度・コントラストをいじって桜のほのかなピンク色を際立たせて撮影をしています。
特に中国のカメラ、特にドローンのカメラはこの傾向が強いのは、テレ東の旅番組のなかのドローン撮影した映像をみると、一目瞭然で、それまでの手持ちカメラや、放送局で使うプロ用カメラ(ソニー・パナソニック)撮った映像とは違った、くっきり、はっきりした色合いになっているのに気づくでしょう。
これらで撮影され、加工されたものほど、再生回数は多いのは事実です。
これが、日本の本当の桜の色あいと思って日本の桜を実際にみにくる、外国人観光客はきっと多いと思います。
こんな画像をネットにアップしてはいけない、とオジサンは怒っているのです。
若者はいいです。勝手にやって下さい。

おまけに、それを素人ビギナーシニアに、講座でお金をとって教えていることです。
カメラ写真の腕、感性は教わりたい方のモノクロ画像をみてから決めることをお勧めします。
この画像は、日本の桜100選と検索して出てきたもので、青森市十和田官庁街駒街道の画像です。
もちろん、桜好きの私は行ったことがあります。ここの桜は「染井吉野」です。
どんな天気模様でも、時間でも、夜でもこんな色がする訳がありません。
彫刻の馬の色を見れば、色彩を下手くそにイジったことが明白なのですが、知らない外国人がこの画像をみたら、こんな写真を撮りたい、自分の目で見たいとと思っても不思議ではありません。
だって私達だって、そうやって外国へ旅立って行ったではありませんか。
切れる・暴走する・爆発する老人たち
ネット上でも盛んに、高齢者の犯罪と切れる、暴走・爆発する問題の記事を見かけます。
確かにも高齢者が犯した犯罪がふえているようです。
1989年と2019年の罪名の割合を比べると、全年齢層で「傷害・暴行」が増えているですが、
特に高齢者は2.9%から13.5%まで増えています。
高齢者刑法犯の罪名構成比
【1989年】 【2018年】
万引き(60.2%) 万引き(54.4%)
万引き以外の窃盗(17.4%) 万引き以外の窃盗(16.8%
傷害・暴行(2.9%) 傷害・暴行(13.5%)
横領(9.7%) 横領(5.7%)
詐欺(2.8%) 詐欺(1.9%)
その他(7.1%) その他(7.7%)

しかしこのデータから、高齢者が怒りっぽくなって“暴力をふるった”とも読み取れます。
そのため、普段はおとなしくても怒ったときに感情の歯止めがきかないのです。
キレるお年寄りが、普段から暴言を吐いたり暴力をふるうことは考えにくいと言えます。
なぜ高齢者の事件が増えているかですが、さまざまな理由が重なっているためでしょう。
少子高齢化で高齢者自体が増えているのに加え、高齢者のさらなる高年齢化が進んでいます。
ここ30年の変化でいうと、お年寄りを敬う文化が崩れていることも影響していると思います。
今は年寄りを邪魔者扱いする社会的風潮があると思います。
家族や社会に邪魔にされる、迷惑をかけているという自責の念も「キレる」ことにつながるのでしょうか。
私自身もカミさんから最近、屁理屈が多く、怒りぽっくなっていると云われています。
自戒しなけれぱいけないようです。
ブログ管理人のホームページ
団塊世代の海外ロングステイと定年後の過ごし方
ブログ管理人のwebサイト
2011から2019年過去のブログ