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2021年03月06日

大船駅前再開発タワマンビル、中途半端にオープン

JR大船駅東口再開発、見切り発車限定オープン

私が住むのは、大船駅西口、鎌倉市大船地区の緑が多い文教地区です。
最寄り駅はJR大船・湘南モノレール大船です。
鎌倉市と云っても大船地区は、古都鎌倉とか湘南海岸のイメージは薄く、ひたすら大都会に近い、交通の便の良い、サラリーマン世帯が住む都心郊外中核都市にほんの少し、自然や歴史のエッセンスが感じられる地域です。

大船駅の住所は南口は鎌倉市ですが、北口は横浜市です。
昔、現役の頃、この大船駅構内の公衆電話で横浜の相手先に電話するとき、相手先の045をつけずに電話して、通じずに腹立たしく思ったことが何回もありました。
ここ、大船は横浜市ではなく、鎌倉市市外局番は4桁の0467と関東の田舎なのです。
あの自虐ネタのドさいたま市でさえ、市外局番は3ケタの048、湘南からみると田舎代表の千葉市だって043の3桁なのに。

大船は湘南のアメ横という庶民の町

大船の駅東口は、戦後の闇市マーケットがそのまま残った昭和の商店街そのものの場所です。
つい2000年までは、松竹大船撮影所があった、どちらかと云うと鎌倉市とは云え、庶民的な街として栄え、商店街は湘南のアメ横とさえ呼ばれた街なのです。
その大船東口についに再開発の手が入ったのです。
2016年、東口にあった古い商業ビルの解体とバスターミナルの移動・移設、現大船駅笠間口とのペデストリアンデッキでの連結工事などの難しい工事工程にコロナ禍による工事の遅れもあり、2021年、2月23日、本当なら盛大なグランドオープンセレモニーが行われ、各家庭にオープンセールのチラシが入るのにいつの間にか、地下一階と、1階のスターバックスみのオープンとなりました。
その後、私たち地元には、この駅前商業ビルとタワーマンションの情報は入ってきません。
その理由の一つは、この事業に鎌倉市はほとんど関わっていないからです。
タワマンも駅前商業ビルも住所は全て、横浜市笠間区なのです。
鎌倉市の税収対象には全くならない、隣の横浜市の開発事業には無関心・・・と云う訳なのでしょう。

暫定オープンしたと云うので見に行きました

ビル一階一等地にスターバックスがオープンは、スタバは現在、大船駅なかにもあります。
それにしても、渋谷や新宿にもない大型店舗です、こんなに大きな店がスタバはやっていけるか老婆心ながら心配です。
ご存じのように大船仲通商店街は、湘南のアメ横と呼ばれるほど庶民的な街であり、そして競争・競合の激しいところなのです。
ドットールは勿論あります、プロントもあります、安いモリバコーヒーもあります、高いところと云うか落ち着ける場所としては、ルノアールも、ミヤマ珈琲もありもちろん、コンビニ珈琲、ファストフード珈琲は沢山あります。
他人事ながら、駅前の広い一階、やってけるのかな・・・
大船という町の人口構成、年齢構成を解っているのかな・・・
鎌倉市という名称でなにかおしゃれな、若者、観光客のイメージに持っているのではなのかな
老婆心ながら心配しています。

そして、B1Fのスーパーはライフです。
ライフは元々ここで営業していたので入居する権利はあったのでしょうが・・・
なかを覗いてみました。
現在鎌倉市内の大型スーパーマーケットは、イトーヨーカドー、セイユー、ライフの3強です。
他に地元中堅のヤマカとか、相鉄ローゼン、東急ストーとか、高級志向の紀伊国屋とか、成城石井もありますが、他市と比べると鎌倉市は大型スーパーの出店は少ないのです。
この駅前地下のライフは明らかに、他店と違ったコンセプトの品ぞろえとお店の雰囲気でした。
明らかに、この駅前商業施設に併設されたタワーマンション住民をターゲットとしているように見えます。
日中、仲通商店街を買い物カートを引っ張って、肉屋さん、魚屋さん、八百屋さんの店頭対面で買う人達を対象ではなく、夕方から夜にかけて大船駅改札からペデストリアンデッキで真っすぐ売り場に寄り、そのまま隣のタワーマンションに直行する若い、ママさんたちをターゲットにしているように見えます。
売っているものも、セイユー・ヨーカドーとは一線を画すして、やや高級志向のもの、パン屋さんも、ワイン売り場も、チーズ専門売り場もその現れでしょう。

タワーマンションを見て、昔を思い出しています。

この駅直結の商業ビル&タワーマンションを見て、38年前の自分を思い出しています。
35歳の時、横須賀線新駅の駅前開発第一号物件マンション群を購入しました。
地元横浜市とJR東日本と、国内大手デペロッパーが組んだ、鳴り物入り超大型開発物件でした。
当時、神奈川県内で標準・平均価格帯が一番高いマンションと云われ、平均83平米で3,800万円でした。
出来上がり、入居した時にコンビニもスーパーも全くなく、日々の買い物は隣駅まで行かないと何にも買えない環境でした。

やがて、1年ほどで大型スーパーが進出してきた時の品ぞろえも、かなり高級志向のお店でした。
このマンション群に住むのは、その当時の30代半ばから40代前半の東京都心に勤める団塊世代夫婦がメインです。
それに合わせようとしたのでしよう。
しかし、半年もしないうちに、店内の品ぞろえは一般的なもの代わりました。
高額のマンションのローンを払う若い世帯にそんな余裕はないのです。

今回の大船駅前のタワーマンションの広さは70平米後半、平均価格帯は8,000万円です。
幾ら、金利が安いとは云え、今の若い世代はいったい幾らのローンを組むのでしようか?
まだ、商業ビルに入居予定のテナントのほとんどは未入居の状態なのですが、案内板を見ると、駅前一等地の商業ビルに似つかわしくない名前を発見しました。
塾の「日能研」と、保育園の「すまいるおおふな」です。
明らかに、このタワマンに入居する若い世帯をターゲットとしているようです。
でも、塾の「日能研」と、保育園がここのテナント料を払えるのか・・・、恐らくはこの事業に関連している横浜市の補助があるのでしょう。

この入居テナントを見て心配になるのは

キーテナントは「ヤマダ電機」だけです。
後はドラッグストアー、マクドナルド、コーヒーショップぐらいです。
私としては「ヤマダ電機」が戻ってきただけで大歓迎なのですが、一般的に集客力があるファッション関係はゼロ、ユニクロもGUも無印もなし、フードコートも100均ショップもなしです。

ここの事業主体は一体どこなんでしょうか?
やっていけるのか、ここで?
タワマンの住民だけを対象にしているようでは20年先がみえています。

退職後、この地に越してきて18年経ちます。
今年は、私の住む地域のすぐ近くに新駅構想の発表と同時に、鎌倉市市役所新庁舎移転の話が具体化し、そして、6年越しの大船駅前開発プロジェクトが完成したりと、色々楽しみさせていただきました。
後、数年、私の住む町がどんなふうに変わっていくか、高見の見物と楽しませていただくとしましよう。

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posted by 西沢 at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ