CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

2020年10月04日

Goto阪急知床、秘境と絶景の三泊四日の旅の報告の2

旅の二日目、朝、知床ホテルの外は小雨時々、横なぐりの雨です。
露天風呂から見えるオホーツク海は、白波がたっていて、添乗員さんの報告を待つまでもなく、知床遊覧船は欠航になりました。
朝いちばんが欠航の報告の後、意外な言葉を聞きました。
ウロトの観光船全船が欠航の為、今から返金をします。
お一人様、4,500円、なかに領収書がありますので、署名してお戻し下さい。と云うのです。
観光船が4,500円もすると云うのに驚いたのに、その場で返金する阪急交通社のスタイルに驚きました。
大手の旅行社のなかには、天候を理由に催行されなかったツアーは返金せずに、それに代わる何かのサービスで代替えするケースもあると聞いていますが、その場での返金ですから参加者の間からは特に異議を申し立てる人はいませんでした。

後から添乗員さんから聞いた話では、私たちの乗る予定だった観光船は冬場の流氷をみる為の砕氷船「おーろら号」で、ウトロ港最大の船で450人の定員で大きく揺れない船で、快適な室内から陸地の動物たちの姿が眺められる唯一の船だそうです。
後から正規料金を調べると、6,500円。そうか、阪急の仕入れ金額は分からないものの、100%の返金ではなかったようです。
それでも、その場での返金だから、まあいいか!と納得しました。

知床五湖へ・フレぺの滝へ 
それでもこの雨の中観光へ行きます。
かなりの雨・風のなかバスは知床世界遺産の森林のなかを進み、知床五湖へウオーキングです。
知床五湖への木道は全て、雨と風と霧の中、全くなにも見えず、早々と引き上げ、次はネーチャーガイド同行でのフレぺの滝へ往復1時間半のウォーキングです。
いつもどこへ行っても、特別にガイド・観光案内なしの旅をしてきている私たちにとって、このような森を一緒に歩き、様々な自然の森を説明・案内してくれるトレッキングには少し好感が持てました。
肝心の絶壁からオホーツク海に流れ落ちるフレぺの滝は、強風で海に届く前に煽られ、滝は上空に舞い上げられるという、ギアナ高地で見た、エンジェルフォールのような状態をビデオに撮られたのが、唯一の収穫でした。

観光船キャンセルで余った時間は3時間
さて、この時間を阪急はどうするのか?
先ずは予定にない、知床峠に行ってみることになりました。
バス会社の旅程にない場所ですが、これはバス会社「網走バス」のご厚意と云うことですが、この雨・風のなか、本来ならオホーツク海・太平洋が見渡せる絶景の知床峠も、証拠写真を撮るだけの5分でバスの中に逃げ戻ることになりました。
それでも、時間はたっぷり余ることになり、ウトロの知床自然遺産センターと併設されてる道の駅で、お昼の支給の「カニ弁当」となりましたが、あまりのお粗末さと、塩漬けのカニの味に閉口して投げ出し、昨年、TVのニュースで話題となった、熊が出没したウトロの町のど真ん中のコンビニセブンイレブンで、簡単に済ませ、お買い物大好きのカミサンは道の駅で時間をつぶし、私は、昨夜ホテルで仕入れた、地元の人しか知らない、鮭の遡上する川の上流で今回の旅の大目的の動画を時間を気にせずに撮ることが出来ました。

午後2時、今晩の宿屈斜路湖プリンスに向かう途中、パンフレツトに記載のあった秘境「摩周湖裏展望台」に向かいバスは走ります。
この雨・霧で、湖面に近く比較的湖が見れる確率が高いと云われている裏摩周湖展望台ですが、ここもバスを降りて、2分で戻ってまいりました。
元々、何度も摩周湖に来ており、綺麗な湖面と外輪山を見たことがあるので、全く期待はしていませんでした。
期待していたのは、屈斜路湖全体を見下ろす、美幌峠と今回のツァーにある、津別峠からの展望なのですが、それも期待できないような、1日中降り続く雨模様でした。

3日目このツアー最長距離1日410km走る日です。
斜路湖の朝の空には少し青空が見えていました。
しかし、今回ツアーに入っていた、早朝の津別峠からの雲海と朝日は、前日の夜キャンセルになり、観光船と同じように、現金で2,000円の返金がありました。
ホテルのサイトを見るとこのツァーはプリンスの企画ツァーで料金は3,500円なのですが・・・仕方ないか。
朝のお天気模様から、美幌峠からなら、屈斜路湖全体と中之島がみえるハズなのですが、添乗員に聞くと、走る方向が違うのと、今日の走る距離・時間からして野付半島の尾岱沼からの遊覧船の時間予約で、美幌峠にはいけない・・・と云う回答でした。
この日はバスが走るのは、410km。JRの距離でいうと東京・関ケ原の距離を、バスで観光しながら移動なんです。
3日目、このお天気と団体パックの制約に、個人旅行慣れしている私たちは疲れはじめていたました。

野付半島散策ウォーク
この阪急のGoto知床ツァーのパンフを見るまで、野付半島と云う名前すら知りませんでした。
野付半島とは、北海道の「天橋立」と云われる場所です。
サイトによると北海道に「この世の果て」と呼ばれる場所があります。
立ち枯れした木々に荒涼とした湿地。ここは野付半島という海に突き出たかぎ針状をした砂の半島です。
全長約26kmの中に、砂浜、干潟、草原、湿原、森林といった多様な自然環境を見ることのできる場所。
中でも「トドワラ」という場所が「この世の果て」と呼ばれています。
侵食・風化でいつかはなくなってしまうかもしれないこの場所。是非生きている間に見に行きましょう。
そうか、知らなかった。と云う事で屈斜路湖畔から野付半島を目指してバスは走ります。

尾岱沼から船で、野付半島に渡ります。
野付半島のネイチャーセンターへは車やバスでもいけますが、干潟の自然や、トドマツが枯れていく「トドワラ」をみるために、本土側から半島半ばまで遊覧船で行き、そこからこのツァーの参加者で歩きたいひとだけ歩きます。
幸いにも、2日間の雨・風もおさまり、青空の元、オホーツク海に浮かぶ、国後の姿を見ながらの約1時間のウォーキングです。
一番期待していた、トドワラ トドマツが浸食によつて白骨のように立ち枯れしていく群生林は、数本しか残っておらず、自然の力を感じる所でした。

納沙布岬へ
高校三年生の夏、北海道均一周遊券で来た場所に54年ぶりに再びやってきました。
当時は、日本最南端と云う木造の碑だけがあった場所に、北方領土返還を求める、様々な団体のスローガンを記したモミュメントがありました。
一番目に付くフォトジェニックな、中央に火が灯った「四島のかけ橋」があり、幾つもの展望台、お土産物屋さんが並んでいましたが、団体観光バスは私たちのツァーだけでした。
お天気も回復して、歯舞諸島が手にとるような近さで眺められました。
バスは、この先最後の宿泊地の釧路を目指し、途中、厚岸で「浜焼き」の夕食でした。

最終日、4日目釧路
釧路は何回か来ており、ホテルは数年前に泊った「釧路プリンス」です。
ここでも28人は、「釧路プリンス」と「ラビスタ釧路川」に分かれての分泊となりました。
「ラビスタ釧路川」はドーミーホテルチェーンの一つで大浴場のある、ビジネスホテルの上級ランクでホテルですが、どうしてこのコロナ禍の暇な時期二手に分かれるのか理由は知りませんが、一般的には「釧路プリンス」と「ラビスタ釧路川」を比べると、これまでは当然プリンスの方が上と思いがちですが、ネット上で見ても、「ラビスタ釧路川」のほうが高いのです。
「釧路プリンス」はかつては、釧路で一番のシティホテルでしたが、ANAホテルや様々なホテルが出来て、今やビジネスホテル以下の存在なのです。
私たちは13階建ての10階1031号室でした。
入ってびつくり、床のカーペーットは大きな染みだらけ、壁紙は何か所も剥がれており、室内の角は大きな傷だらけです。
普段個人旅行・手配のホテルでしたら、即、フロントに交換を要求するレベル、とてもゲストを宿泊させるお部屋ではありません。
しかし、今回は団体パック旅行、それも一晩寝るだけの部屋です。
割と、応対の良い添乗員さんのことを考えると、手を煩わせるのも面倒なので黙って寝ることにしました。
今回、3か所宿泊したホテルの中で、最低ランクの部屋、朝食ブッエはプリンスとは思えない、貧弱な一切ホテル内での調理していない、外部業者のバイキング素材仕入れのみでした。
どんな理由があろうと、安かろうと「釧路プリンス」の宿泊はお勧めできません。

釧路湿原ウォーク
この阪急の今回のツァー「知床半島地平線の旅 2度目の北海道 2つの遊覧と秘境めぐり4日間」の元値は10万円です。
2度目の北海道で秘境をめぐる・・・その一つが知床でもうひとつが野付半島なのでしょう。釧路湿原は秘境でも何でもない、誰でもが簡単にいつでも行ける所で、路線バスでも行こうと思えば行ける場所です。但し時間はかかりますが。
今、考えるに今回のコース、釧路は必要ないのです。
実際に、釧路での滞在のほとんどの時間は、フリータイムでした。
私たちは過去に2度きているので、途中ツアー離脱届を出して、釧路観光をパスして自由に路線バスで動き、帰りの空港への時間までに戻るという書類にサインして、釧路で過ごしました。

考えるに、阪急はGotoキャンペーンの割引き・お得感を演出する為に、釧路を追加して、10万円と云う値段を一面にだして、6.5万と値段を設定したとしか思えません。
旅を終えて、過去の経験から知床は個人・自由旅行は難しいと思っていましたが、現在では時間的なロス・値段はあるでしようが、レンターカーなしでも現地発の1日定期観光バスや、路線バスを利用しても十分に廻れるとの確信を得ました。
やはり、私たちは、大都市に連泊してその地を起点として、自由に動き回るのが性に合っているとおいます。
今後、フリーツァーでは阪急などの大手旅行代理店はこれまで同様使いますが、団体旅行パックはこれを最後に卒業します。

4日間の旅を終え、帰宅したのは夜の10時でした。
70歳を超えて、帰宅が夜の10時は疲れます。羽田空港から帰路1時間もかからない私たちでそうなのですから、ツァーの1/3の70代後半のお年寄りご夫妻は、関東近県でしたら、沢山のお土産を抱えての帰宅はかなり大変だったでしよう。
もう若くない、昔のように早朝出発は何とかこなせが、帰宅は少なくとも8時前には帰りたいものです。


ブログ管理人のホームページ
団塊世代の海外ロングステイと定年後の過ごし方
posted by 西沢 at 08:16| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ