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2020年09月10日

Goto愛知、台風10号、コロナ禍対策、旅の顛末記(1)

9月6日の朝、小田原駅から何時もの「こだま」に乗車、ジャスト2時間で名古屋に下り立ちました。まだ10時前です。
経験したことのない大型台風が九州に接近しているのは承知しており、前日に予定していました初日の、国宝犬山城観光を2日目にし、伊勢湾に面して、台風の影響を強く受けそうな「常滑」を初日の快晴が続いている午前にしました。

名古屋駅から徒歩5分のホテルに荷物を預け、名鉄の準急で「常滑」に向かいます。
初めてくる名鉄ターミナル、地下ホームに降りると、上り、下りともほぼ2分おきに発着しています。
行先を見ると、岐阜、豊橋、瀬戸、弥冨とか、初めて聞く地名や、方向さえ分からない方面への列車ばかりです。
東京首都圏の私鉄と云えば、ある方面への単独の路線と、その先の分岐だけで、移動のメインはJRだけなのに、改めて、東海・関西圏の私鉄の充実ぶりを実感しました。
私たちが、目指す「常滑」は単純な一直線の路線で中部国際空港方面に乗れば良いのは分かっていました。

名鉄の特急は無料とは知らなかった。
4番ホームに降りると、中部国際空港行きの特級列車が入ってきました。
カミサンが乗ろうとするのを、「これは特急料金がかかるから、次の準急に乗る」と見送って、列車を眺めると「一般席」の表示がある車両があります。
もしかすると、特急料金が必要のないのかもしれませんが、ネット検索では特急料金360円が必要と表示されますので、次の準急に乗ります。
準急と特急の所要時間の差は12分なら、安い方を選択するのは、年金シニアの国内旅行の鉄則ですから。
11時前に最初の目的地「常滑」に到着して、念のため駅で、特急料金について尋ねると、案の定、特急でも「一般席」車両では特急料金が不要で特急料金が必要なのは、豪華客席の指定席のみと判明しました。

今回の目的地「常滑」に来た目的は
以前TVの旅番組のなかで「日本の絶景」的番組をみてからです。
ネット上で私の知らない、行ったことのない色々な場所の紹介サイトがあります。

・まだあまり知られていない 日本の美しいスポット 20選


・きっとあなたが知らない!日本の絶景20選


・本当は教えたくない、日本の「隠れ」絶景9選


・ここだけは行っておきたい!一度は見る価値がある日本の絶景20選


・日本の絶景観光スポット31選!死ぬまでに一度は行きたい大自然をご紹介


・【日本の絶景・厳選11選】世界に負けない感動がここに!


・そこはまるで異世界。日本全国の“まるで異世界”のような絶景7選

などなど、なかには誰でも知っている、名所も多いのですが、私の知らなかった場所も結構多いのです。
その一つが愛知県・知多半島の「常滑」でした。

其の時に紹介していた画像が「常滑・土管坂」でした。
常滑焼は、愛知県常滑市を中心とし、その周辺を含む知多半島内で焼かれるb器。日本六古窯の一つ。
常滑焼は、瀬戸焼(愛知県瀬戸市)、越前焼(福井県越前町)、丹波立杭焼(兵庫県丹波篠山市)、備前焼(岡山県備前市)、信楽焼(滋賀県甲賀市)、とともに、日本六古窯として日本遺産に認定されたているのは知っていました。
しかし、この町に来て「常滑」の本当の姿を知りました。
近代の常滑焼は、食器や工芸品としてではなく、産業用陶器、衛生陶器として発展してきたのです。
明治期の日本の上水・下水の近代化では、ここ常滑で作られる、土を焼き固めて「土管」が鋳物製の配管か出で来るまで、日本の衛生・給排水管としての主流として使われてきていたのです。
その頃の名残りが、この小さな集落のあちこちに残っており、近年のインスタブームで「映える」画像として、急激に人気となっています。

駅中の観光案内所で、散策マップをもらって歩いてみました。
しかし、昔ながらの小さな集落のあちこちに点在する、お勧めスポットにたどり着くのに苦労しました。
村の道は入り組んでおり、近代の町中のような一本道、まっすぐな道はなく、MAPで表示されている番号に行き着くのが大変です。

理由の一つは、公式観光散策マップに表示されている場所に行くと、公式MAP以外に地元のお店などが勝手に立てた、ショートカットや、近道の案内板が林立しており、どちらに向かって歩けば良いのか分からなく、その都度地元に人に聞いて歩きました。
私は、鎌倉で観光に携わる市民活動NPOとの一緒に仕事した経験があります。
地元住民なら、簡単に理解できる案内板でも、外部の観光客にとっては相当しっかりとした案内板でないと、方向が分からないのを知り、元々の観光歩き方地図の見直しや、現地案内板の見直しをした経験があります。
インスタ投稿とTVでの紹介で、きっと人気の地となり、コロナ後には外国人観光客も増えるでしょうから、今のうちに、外部の人の声に耳を傾けて下さい。

INAXライブミュージアムへ
水まわり、衛生陶器製品のメーカーとして、知られるイナックスはこの地が創業の地で、明治から大正期、伊奈製陶所を創業し、陶管(土管)やタイル等の建設用陶器を製造してきました。

近年は家庭用の水洗用陶器、からキッチン金具に至るまでの衛生陶器総合メーカーとして成長してきたが、競合する「TOTO」との間は開くばかりとなり、2001年(平成13年)、アルミサッシなどを手掛ける建材メーカー大手のトステムとの経営統合により社名INAXとし、2011年(平成23年)4月1日、同じ住生活グループのトステム、新日軽、東洋エクステリアと合併、その後キッチンメーカーのサンウエーブ工業の開発・管理業務を統合して新会社株式会社LIXILとして現在に至っています。

そのINAXが、やきものの街・常滑で培ってきたものづくりの技術を体験できる場所として、開設したのがミュージアムです。
敷地内には6つの館があり、「発見と継承」をキーワードに、土とやきものが織りなす多様な世界を体感できるようになっています。
メーカーの歴史を伝える施設、ある程度対外的な宣伝戦略を兼ね、最大のライバルである「TOTO」並みの知名度を目指す企業の施設なので、何の根拠もないですが、当然見学無料と思っていましたが、有料でした。
私は建設業界に属していた人間ですから、衛生設備業界は良く知っており、INAXは常に業界のガリバー企業「TOTO」の陰に隠れた存在で、土管屋さんと呼ばれていた会社です。
その会社の創業地での、最も有効なPR施設の入場口で入場料が必要と聞かされ、どうしようかと迷いました。
そして、入り口でコロナ対策として検温され、検温済みと云うシールを胸に張るように指示され、メール番号・電話番号・氏名を記述して、連絡BOXに入れるように指示されました。

どうして?そこまで・・・
スタッフの説明によると、若し万が一当館でコロナ感染が発生した時の追跡用だと云うのです。
ここまで来て、私はここの見学を辞めようとおもいましたが、カミサンに「まぁまぁまぁ・・・外は暑いから少し涼んでいきましょう」となりました。
確かに、本館は内部に昔の登り窯を再現し、主力商品であった土管の製造工程が良く解り、ある程度の勉強になりました。
メインとなっている世界のタイル館は、陳腐の一言です。
メインはイスラムのモスクを飾る幾何学模様のタイルなのですが、こんなもの、この程度のものを、タイル博物館として飾ってはいけません。
ここの責任者は、本物のイラン・イラク・ウズベキスタンの世界遺産のイスラムモスクを見ていないのでしよう。

お昼は名古屋飯を
お昼も過ぎて、ここのレストランに行くと、コロナ対策で入場制限をしており、予約制だと云います。
予約していただいて、メール或いは電話番号をお聞きして、時間になりましたご連絡します。との返事です。

携帯を持っていない人はどうするのかなと思いましたが、どの位待ちますか?と聞くと、分からないとの返事、外は日差しも強く、特に日陰もないし、待合用の椅子ありませんので、あいている室内のどこかで座って待てませんか?との問いにも、出来ませんと云うのです。
コロナ対策なのでしょうが、外で熱中症になったらどうするんだろう?
お腹もすいてますし、日差しは暑いなか、シニアおじさんは切れやすくなっていますが「ふざけるな、サービス業だぞ、メーカーではないんだぞ」と云いたいのを我慢して、「じぁいいです」とこの場を後にしました。
一度、この施設のスタッフを「星野リゾート」の研修に出したほうが良いでしょう。

しかし、ここから常滑駅までのバスは1時間に1本、今行ったばかりで55分待たねばなりません。
駅から来ると時の乗車時間は5分、バス停四つで徒歩20分程度ですから、72歳のおじさんと69歳のおばさんは、炎天下、駅まで歩きました。
1,750円もするお洒落なイタリアンのランチよりも、名古屋駅内の「矢場とん」の200グラムロース味噌カツ、1,800円に期待して・・・

Goto愛知、台風10号、コロナ禍対策、旅の顛末記(2)へ続く


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posted by 西沢 at 07:19| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ