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2020年08月28日

金相場と老後のたくわえ、積立・分散・長期の鉄則は

上昇する金相場
ボランティアで知り合った、ご近所に住む私よりも3~5歳上の方が「ちょっと相談があるのだけど、いいかなと」と云ってきました。
私は「お金を貸して以外の相談なら、いつでもOK」と返事すると、
「貸してくれではなく、殖やし方を教えて欲しい、という相談」
「どうして、俺に、周りには鎌倉のお金持が沢山いるじゃない」
「否、元々の金持ちじゃなくて、55歳で早期退職して、遊んで暮らしているあんたに聞きたい」
と、まあ半分冗談まじりの会話の後、会いました。
「何?、息子さんの話、幾つだったっけ」
「否、息子のことなんてどうだもいい、我が家のこと」
「一流会社を退職して、企業年金も、俺たち世代よりも各段に良い年金もらっているでしょ」
「とっ云っても、老後に備えておかなくは」
「老後に備えるって、お幾つ、79歳。備えるんじゃなく、今が老後、使う時期でしよう。」
「年金だけで、アンタのようなまとまったものは少ないんだよ」

やがて、このAさんの矢継ぎ早の質問です。



「TVのニュースで見たけど、金がとてつもない勢いで上がっているけど、今が買い時かな」
「日本の政府はコロナで莫大な国債を発行していて、デフォルトになったら、紙幣は紙屑、金だけが頼りと云うけど」
私は・・・
「株も商品取引もそうだけど、一般メディアで取り上げられるようになった時がピークで後は下がるだけ、というのはこの世界では常識ですよ」
「金の相場は国内向けの『円/グラム』と『ドル/オンス』があって、円/ドル相場に引っ張られからそう、単純じゃない。」
「今更、分散・長期・積立と云う年齢でもないし、現物取引となると、株と違って消費税10%と手数料がかかるんたよ」
「田中貴金属では20gで4,400円、50gで8,800円、100~300gで16,500円、売買手数料は馬鹿にならないよ、それにドル相場も考えなくては」

安全・確実な投資なんて存在しない
「投資って、長期・分散・積立が大切って知ってますよね、短期の売買は半分博打、プロの世界、現役で収入のある人がやるもの」
「79歳の平均余命が数年の人がやるもんじゃない」
おじさんは
「そうは言っても、将来、老人ホームに入るかもしれないし、医療費もかかるし、妻、子供に残してやりたいし」
「テレビでやっている、スマホ、オール自動でリスクの低い 『ウェルス・ナビ』つてどう長期・分散・積立って言ってるけど」

「長期・分散・積立は、最低25年~30先を見通した投資の原則であり、79歳の残り少ない人のやることではない」
おじさんは
「TVでやっている『みんなで大家さん』って、物件・不動産に投資するようで、そんなに長期ではないようだよ、投資物件ごとに予測利回りが書いてあって、年利5~7%で回るそうだって」

「確かに、不動産は長期投資信託と違って、比較的短期の収益を目指す投資で、年利5~7%あるいはそれ以上に回る物件もあるでしょう。
でもそんな物件でも最下層の投資家に分配されるのは、儲けのくず、利益が上がったら上から分配、損をしたら全員でが、この世界の常識」

投資や金融の世界では、儲かるのはブツを造って売り出す、一番、頭の会社とその社員、次に日本のおおもとの大手証券会社、2次販売証券会社、金利では稼げなくなった銀行が、素人、シニアをだまして手数料を稼ぐパターン、なんですよ。

だいたい、65歳定年延長制度は政府が少子化で働き手がすくなり、年金を払えなくなって、延長した制度。
いくら戦後、国民の基礎体力が向上したとは言え、ホモサピエンスの基本的な内蔵・筋肉要素がそんな短期間で10年も伸び、向上するわけでもないのです。昔からの「還暦」60歳で退職し、余命20年、80歳前後で逝くのが、日本の社会構成に合致しているのです。

60歳になって老後の蓄えが心配だからって「金投資」「不動産投資」「スマホ投資」・・・なんてチコちゃんじゃないけれど
「ボーと生きてるんじゃないネーよ」

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団塊世代の海外ロングステイと定年後の過ごし方
posted by 西沢 at 07:57| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ