退職年金シニアの影響は
コロナによる経済の悪化、不況、失業者の増加、雇用不安、と云っても今のところの話、退職年金シニアにとっては、振り込まれる年金金額は変わらず、かえってコロナ特別支援金10万円が入り、ステイホーム、自主自粛で外出もせずに、家の家計費のうち、食費が多少増加傾向にあるもの、自由に使える「お小遣い」は使い道もなく、あまり、残高は増えていく始末です。
私の廻りの同世代はほぼ同じような環境ですが、趣味のクラブでは65歳を過ぎてもまだ現役サラリーマンもいますし、webサポートの現場ではほとんどの会員のご家庭は、現役で働いています。64歳Aさんは、情報系一部上場企業で60歳定年後、役員として再雇用され、今も現役で働いています。 61歳Bさんは、一部上場総合商社で昨年末定年を迎え、再雇用。東京本社で、定年前と同じ部署・地位・給与で働いています。今回のコロナ騒動での働き方につて聞いてみました。
テレワーク勤務となって、どんな働き方。
お二人とも、技術系の仕事で、同じような年齢、地位におります。
本社への通勤は週に一度、その他の日は、自宅でのテレワークであったり、テレミーテングです。話を聞くてお二人とも同じような、生活パターンでした。
朝は通勤していた時と同じ時間に起床し、朝食を食べて後、今までの自宅を出る時間になると、散歩着に着替えて、家の周りや、公園を散歩し、時には、普段通っている駅まで歩き、通常の会社の始業時間の30分前に自宅に戻り、自宅のパソコンの前に座るそうです。
お昼は、出来るだけ家族に負担をかけるのを避け、自分で簡単なものを作るか、朝の散歩の時にコンビニでお弁当を買うかしているそうです。
普段の会社での過ごし方と少し違うのは、昼の30分程度の昼寝が出来ることが、テレワークの良いところだそうで、13時きっちりには、自宅前のパソコンには戻るそうです。
午後の勤務は、しっかりと5時までパソコンに向かい、3日に一度は、再び散歩着に着替えて再び駅方面の散歩に出かけるそうです。
このお二人ともに共通しているのは、お子さんは独立して家を出ており、伴侶との二人暮らし、テレワークするスペースも空間的に恵まれており仕事に専念できる住居環境、経済的には首都圏の一部上場企業の役員待遇と恵まれています。
二人に共通する話とは、週に一度の通勤日は楽しいけど、緊張すると云ってました。
絶対にコロナに感染してはならないからです。
若し、感染したとなると、自分の健康のことよりも、会社に及ぼす影響・被害の大きさを考えてしまうと云います。
それは、勤めている会社が入っている巨大オフィスビル全体にも及び、しいては取引先にまで及んでしまうと云うのです。
3密による、飲み会やイベントでの感染で、社会は若い社員の世代に批判の目が及んでいるけれど、実業の世界では一番敏感なのは、通勤している社員、やむを得ず外出しなくてはならない営業社員たちです。と云います。
重症化する危険のある、時間的、経済的余裕のある、年金シニアの皆さん(私のこと?)が、あまり気にせず、GOTOトラベルに便乗し地方に出かけたり映画館、スポーツクラブに行ったりしてますが、一番新型コロナウイルスに敏感に対応しているのは、現役のサラリーマン世代なのですと、云っています。
東京首都圏のマンション価格の下落
NHKの特集で、新型コロナウイルスによる働き方の変化と住宅についてやっていました。
これまで、住宅・マンションの価格基準は、東京首都圏への通勤距離・時間と、自宅最寄り駅までの距離が大きな価格指針でしたが、今や、それが崩れてきていると云うのです。
現在、首都圏で売り出されているマンションの間取り標準モデルは3LDKで70平米台です。
首都圏ターミナル駅までの通勤時間は1時間未満、最寄り駅から10分程度で、6000万程度です。
しかし、これらのマンションの人気は下降気味です。特に共用部の充実したタワーマンションに至っては、管理費の高さ、災害時の対応不備、そして部屋の狭さが、コロナによるテレワーク勤務がこの先常態化するのを先取りして不人気なのです。
働き盛り、子育て最中の世代で3LDK、70平米台のマンションでは、リモートテレワークをするスペースの常設確保はかなり難しく、同居するパートナーや子供たちに大きな負担となります。
この先、新型コロナウイルスが全く無害になることはなく、常にwithコロナの時代が続き、テレワークが当たり前の働き方となるならば何も、通勤時間や最寄り駅までの距離を優先することなく、広い部屋・間取りで、コロナ不況のなかでも、無理なく返済できる範囲のローン設定が出来る、3LDK・4LDKの80平米以上のマンション、休みの日は、身近に子供たちと一緒に遊ぶことの出来る、豊かな自然、森、公園、海がある場所を選ぶ、30代夫婦が増えていると報じていました。
理想とするのは北欧タイプの働き方か?
確かに、この新型コロナウイルス感染症は、私たち高度成長時代を生きてきたサラリーマンとは違った、新しい働き方、生き方、子育ての時代の到来のきっかけかも知れません。
それは、良くテレビなどで取り上げられている、高福祉、高税負担、男女平等、ゆとりある家族生活に見える、北欧諸国スウェーデンのような生活かもしれません。
NHKの番組では、同じような目的で、山林が売れまくっていると報じのていました。
何で、山林なのか?週末の家族キャンプ用に購入する人が急増しているそうです。
DIYが当たり前になり、週末は家族全員で自の分たちが購入した、自分たちで、プチ別荘生活をする家族が今後増えてきるのでしょう。
スウェーデンのように。
でも、エッセシャルワーカーはどうするの?
元建設現場監督の私は、そう呟いています。
エッセンシャルワーカーとは
エッセンシャルワーカーとは、人々が日常生活を送るために欠かせない仕事を担っている人のことです。
新型コロナウイルス感染症の影響によって、世界中で外出自粛やロックダウンなどが相次ぎました。エッセンシャルワーカーは、そうした緊急事態下においても簡単にストップするわけにはいかない仕事に従事する人々に対し、感謝や尊敬の念を込めた呼称として使われるようになりました。
どのような仕事に就いている人を指す?
主に医療・福祉、農業、小売・販売、通信、公共交通機関など、社会生活を支える仕事をしている方々のことをいいます。
たとえば、医療・福祉の分野では、医師や看護師、介護士などが人々の生命や健康の維持に努めています。
また、小売・販売の分野では、スーパーやコンビニなどに生活に必要な日用品が届けられ、公共交通機関では、仕事や病院などに向かうために利用する電車やバスの運転手や駅員などの職員によって、滞りなく運営されています。
このように、エッセンシャルワーカーは身近なところで私たちの生活を支えています
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