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2020年07月23日

4連休、近場の鎌倉の森にいらっしゃいませんか

私が住む鎌倉は、東京から電車で乗り換えなしで56分、51km、940円と首都圏に近い、通勤圏内でありながら海と森に囲まれた自然ゆたかな場所でもあり、鎌倉時代からの寺社・仏閣が残る歴史的古都でもあります。
それにも増して、鎌倉は全国に先駆けて、自分たちの住む環境・自然を守る運動の発祥地でもあり、市内の森を宅地開発から守り、次の世代へとつないでいる、首都圏にあっては、先駆けとなった町なのです。
私が今年まで所属していました、今や全国の中核都市にある、市民活動センター(NPOセンター)の発祥は、鎌倉です。
この設立の母体となったのは、ナショナル・トラスト運動をして来た、市民団体です。

ナショナル・トラストとは
自然環境や歴史環境を保護するために,住民がその土地を買い取ることにより保存していく制度,運動のことです。
1960年代の高度経済成長期、全国各地でさまざまな開発計画がたてられ、多くの自然豊かな場所がその対象となりました。
古都・鎌倉においても、鶴岡八幡宮の裏山である「御谷(おやつ)の森」が宅地開発の対象となりました。
行政による解決が難しかったことや、一刻も早い対応が必要であったことから、御谷の森を守りたい鎌倉の市民が立ち上がり、英国で取り組まれていたナショナル・トラストを取り入れて募金活動をはじめました。1964年のことです。
そして2年後、市民からの寄付金900万円と、鎌倉市からの600万円を合わせた1,500万円で1.5haの土地を買い取り、御谷の森を守ることに成功しました。

「御谷の森」以降、何度も鎌倉の自然林・森は開発の手が伸び、開発され、巨大な住宅地となった所もありますが、首都圏から1時間以内で、海と森に囲まれた場所としては、比較的に今でも多くの森・自然林・緑地が残り、公園や緑地として市民に開放されています。
この連休中に是非、家族連れで訪れて欲しい場所を2つ紹介します。
一つは、鎌倉広町緑地です。
先週この団体のホームページのリニュアルスマホ化のお手伝いが終わり、更新UPしました。

広町緑地は一般的な遊技・飲食・休憩所があるような公園ではありません。
自然林散策を楽しんでいただく場所でもあり、主として動植物の生息地または生育地である樹林地等の保護を目的とする都市公園です。
約48haの広大な緑地は、複雑に入り組む谷戸と丘陵地で形成され、わき水が流れ込む多様な水辺環境では、 質の高い生態系が維持されています。
一周する所用時間は約1時間半〜2時間(外周路の場合)です。
尾根には相模湾や富士山を望む眺望スポットが点在しており、御所谷入口付近の谷戸では、 鎌倉市と市民が協力して進めてきた里山復元活動により、カエルが鳴き、トンボが飛び交う、 かつての里山風景を楽しむことができます。
友人・家族・恋人同士でも勿論、良いのですが、出来れば普段、大自然と触れ合うことの少ない、子供たちを連れての散策をお薦めです。




体験する
鎌倉広町緑地では、田んぼ、畑、森、散策路、自然観察の「5つの会」ボランティアが活動しています。
@小さなお子さんもOK、田植えや稲刈り、脱穀作業などが体験出来る田んぼの会。
A様々な作物づくりを楽しめる畑の会。
B苗木を植え、下草を刈り、森の手入れをする森の会。
C大工仕事も楽しめる散策路の会。
D各グループに分かれ、草花や生き物を観察する自然観察の会。

かつての里山風景を取り戻し各会ごとに汗を流しています。
みなさん、お気軽にご参加下さい。
詳細日程は体験・参加
ご覧ください。

アクセス

車では来れません。駐車場はありません。
公共交通機関をご利用下さい。
最寄り駅は、JR大船駅始発の湘南モノレール江の島線「西鎌倉駅」になります。
改札を出て右方向、県道304号線沿いのCafeレストラン「ガスト」が目印になり ます。
「西鎌倉」駅から御所谷入り口まで、約7〜15分の道のりです。
歩きやすい、履物で来て下さい。
西鎌倉駅にはトイレは御座いません。トイレは鎌倉広町緑地管理事務所をご利用下さい。
緑地公園での飲食は出来ますが、ゴミは全てお持ち帰りください。ゴミ箱は有りません。



次にお薦め、ご案内するのが鎌倉中央公園です。
ここも樹林地等の保護を目的とする都市公園です。





アクセス
車の場合
鎌倉中央公園の駐車場は収容台数が32台と非常に少ないため、事前予約にてご利用ください。
なお、周囲に民間駐車場等はありません。
・電話のみでの受付となります。TEL:(0467)45-2750(FAX、メール不可)
また、近隣周辺での路上駐車は交通の妨げとなり大変危険ですので、避けていただきますよう、よろしくお願いいたします。
その他公共交通機関利用
http://kamakura-park.com/go/central_park/access.html にて詳しく紹介しています。

体験する
ここも、鎌倉広町緑地と同様、指定管理市民団体の手によって運営されています。
NPO法人山崎・谷戸の会
・たんぼ班
・畑班
・雑木林管理班
・農芸班
・自然遊び班
・生態系保全班
・植物育成班 に分かれて年間を通して活動をしています。

かように、鎌倉市の公園の定義・概念は、他の都市とは違っています。
如何に、自然のままを残し、これから先の日本・神奈川・鎌倉の保全する人材を育成するのを目的とした公園なのです。
この4連休、お天気が良かったら、鎌倉においで下さい。
八幡宮も、大仏も、小町通りのショッピングや食べ歩きも楽しいでしょうが、お子さん連れでしたら、大自然が残る、公園はもっと楽しいですよ。

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posted by 西沢 at 07:28| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ