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2020年07月07日

定年後の想定外、旅行に行けない理由・・親とペットと家庭菜園

新型コロナ起因によるのカミサンのつまんない病は重症で、本当なら入院が必要な状況です。
6月末の県を跨いでの移動自粛が解除され、7月に入ると、今まで鳴りを潜めていた、大手旅行会社からのパンフレットや、メールマガジンが届くようになりました。
しかし、目新しい、旅先・企画はなく、8月から始まるであろう、「Go To Travelキャンペーン」 を待たなくてはならないでしょうが、カミサンはかなり重症なので、7月には出かけることにしました。
今年の前半1月から6月までの、我が家の旅の年間計画は一泊以上の旅行を5~6回でしたが、1月の伊豆ジオパークの旅が最後で後は、コロナ自粛・巣ごもりでしたから、予算は十分に余っており、普段なら費用的には厳しい、関東首都圏から一番時間的には遠い、山陰地方の温泉地、2か所に行くことにしました。城崎温泉と湯村温泉へ、JRとバスの個人自由旅行です。

友人と会った時、次の旅のプランの話になると
「いいな、自由に二人で旅行出来て」と云います。
「そっちこそ、大企業を定年まで勤めあげているので、企業年金・厚生年金は人の倍以上、いつ
でも出かけられるだろうに」
「俺も、そう思っていたんだけど、実は想定外・・・宿泊を伴う旅行は難しいだ」
「何が、想定外だったの」
「95歳になる母親」

想定外の問題1 、年老いた親がいるので旅行に行けない
彼は云います 
「実の生みの親のことをこんな風にお感じる、思うとは思ってもみなかった。
何時までも、元気で長生きして欲しいと、思っていたのは本当だ。
でも、こんな状態で95過ぎまで生きるとは、想定していなかった。
旅行に行くのに、施設に預けると云う手段は勿論知っているが、一度試してみたけど、施設側から次回は断られたかなり、本人の精神状態が混乱するようで手に負えない状況になるみたい
そんなお袋を放っておいて、妻と旅行にいけない、そんな気分、ましてや海外なんて夢のまた夢
女房にも、随分、世話・手間をかけ、申し訳ないと思っている。
俺はいいから、たまには、友達と旅行にでもと勧めて、半年に一度程度、友人と日帰りツァーに行く程度」

そうなんだ・・・、確かに親の介護に関しては50代、60代の現役の頃、定年後の生活を考える時にあまり問題とか、リスクとかを考えることはなかっと思います。
特に、私たち二人とも地方出身で東京首都圏に住む人間のパターンは、長男・長女ではなく、両親と同居する兄や姉がいる場合が多く同居はリスクではなく、メリットと捉えていたかも知れません。
幸いと云うか、私もカミサンも両親の介護らしい介護は経験はしていません。
男親二人は71・72才で短期間の入院で亡くなり、女親は二人は、少しの痴呆はみられましたが、二人とも入院とか施設のお世話は少なく85才、92才で自宅で亡くなりました。
私たち団塊世代は両親の介護をリスクと表現するには、抵抗がある世代です。
では、次に続く世代にどんなアドバイス、経験則を伝えられるだろうか・・・

解りません・・・が最低限必要なことは
苦労・嫌な事・辛い事を和らげる効果があるのは一つは資金力であることは間違いありません。
もう一つは、自分一人で抱え込まない事、行政・地域サービスの制度を普段から熟知しておくこと。
そして、伴侶・子供、親戚兄弟とこんな時はと、話しをする機会を持つことなんでしょが・・・

想定外の2 ペットがいるので、旅行に出かけられない
この話を聞いた時は、私は「ペットホテルがあるだろうに、預ければ、そんなに高くはないでしょう」と云います。
しかし、友人は
「ペットを飼ったことがある?、無いでしょう、子供と一緒で、預けてなんて行けないよ、楽しめないよ」
 解らない、その気持ち。ペットは犬なの、猫なの?と聞くと
「大型犬、子犬の頃から育ててもう、13年にもなる、オジーちゃん犬」
「実の息子・娘はさっさと家を出ていったきり、でもこの子は俺がいないとダメなんだ」
「人間の子より、この子のほうが大切」
ペットと一緒に泊まれるホテルってあるようだけど・・
「小型犬、室内犬に限っての話で、大型犬は難しいよ」
「それに、この子を載せて車の移動はせいぜい長くて2時間、それ以上は車酔いするからダメ」
ヘェー、そうなんだ、ペットって大変なんだ

この話をした友人は
「ペットを飼うことによって、旅行に出かけなくなるとは全く想定はしていなかった、少なくても俺は」
「女房は、友達グループと一緒に、しょっちゅう出掛けているけどね」
「今はこの子が生き甲斐、この子亡くなってから考えるよ」

想定外の3 家庭菜園があるので、旅行に出かけられない

「何なの?何で、畑があるから出かけられないの?」
「水やり」
「エー、畑に水がないの?」
「市のレンタル農園には水設備はないの」
「じゃ水はどうしてるの?」
「車に積んでいって、水を撒いている」
「免許返納するって言ってなかった」
「80才になったら返納する予定」
「畑はどうするの」
「バイクにポリタンク積んで行く予定」
「畑仕事って楽しい?」
「今、特にコロナの時期、することがないし、成長していく姿を見るって楽しいよ」
「解る気はするけど、種とか肥料とかって、結構高いって聞いたけど」
「まあ、他の趣味に比べたらそれほどでもないよ、自分一人のペースで出来るのが何より」
「畑が暇な時には出けるの」
「もう、そんな遠出はできないから日帰りバスツァー程度かな」
「フーーーン、そんなもんなんだ」

退職後18年が経過しようとしています。
55才退職時、想定・想像していた老後の人生とどの程度違うのか

1,72才ではまだ、海外を放浪していると想定していました。
まさか65才でパスポートを更新しなくなるとは、夢にも思っていませんでした。
でも、現実はそうなんです。それで後悔もしていません。

2,体力がこんなに落ちて来るとは思ってもいませんでした。
下半身の筋力が際立って落ちてきています。
ドクターに話すと、スクワット10回を1日2回と云われ、2日間やりましたが、3日目腰から臀部にかけて痛みが出て、止めました。

3,旅行の交通手段、宿、食事について
元々、私たち夫婦は海外旅行時はバックパッカーレベルの旅でしたので、泊る所も、移動手段もましてや食べるものに関しては全く無頓着、関心はありませんでした。・・・
しかし、65才を過ぎる頃から、年齢を意識し、他人の目、世間からどう見られているののか意識しだしています。

世間的には私たち「鎌倉にお住まいのゆとりのある老ご夫妻」なのです。
私もカミサンも、食事は別に地元の名物料理でなくても一向に構わない性格です。
食べる場所も、フードコートでも、ファミレスでも、時にはコンビニイートインや、駅の立ち蕎麦でも構わないのですが、客観的にある年齢の老人ご夫婦が、コンビニイートインで済ませているのを見るのは、団塊世代として昭和・平成・令和と生きてきて、「見たくない光景」なのです。
最近の個人自由旅行では、大都市のビジネスホテルから、シティホテルに代り、出来れば高級感のある温泉旅館へと移りつつあります。
これは全く想定していませんでした。

でも、想定と現実は違うもの。
想定通り、計画通りに行く人生なんてないので当たり前なんでしょう。
今年の新型コロナウイルスなんて、その想定型の典型でしょうから。
posted by 西沢 at 07:44| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ