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2020年05月05日

退職シニアには、今のカタカナ語が理解出来ないのは私だけなの?

年齢を重ねていくと、新しくを覚えること、理解力、スピードは徐々に減速していき、だんだんと思考力は幼児化し、昔の記憶、思い出を遡っていくと聞いていました。
とくに、最近、新しい言葉についていけなくなっています。
先週の新聞土曜版の特集記事は「最近のカタカナ語は許容できるか?」でした。
新聞・TVの会話のなかにカタカナ語が氾濫しています。
まあまあ、ニュアンスとしては大まかに理解出来るカタカナ語もあるのですが、全く解らない言葉が増えてきています。
数年前にある企業の退職者向けセミナーの講師を務めた時に、出席者からの質問の中で使われた「カタカナ語」が理解出来ないまま適当にご返事してしまった苦い過去があります。
本当なら、そのカタカナ語の意味、使い方を質問者にお聞きすべきだったのでしようが、現役社員の方からみれば、常識、日常のカタカナ語なのに、現役を退いて数年の退職者は、こんな言葉の意味、使い方も解らないないのか?と思われるのが、嫌、恥ずかしかった私を今思い返しています。

新聞上のアンケートの結果は
許容できるかの質問に回答者の割合は「はい」が28%、「いいえ」が72%(年齢構成は記載されていませんでした)
いいえと答えた人の「漢字やひらがなで表示して欲しいカタカナ語」トップは以下の通りです。

インキュベーション incubation 本来の意味「卵のふ化」 新しい事業の成長を促進する意味
アジェンダ     agenda 日程・予定・実行に移されるべきこと 会議資料的に使われる
サブスクリプション subscription 一定有限期間の使用許可  英語圏では「flat-rate」
オーバーシュート  overshoot 都知事が使っている言葉で「爆発的急増」意味する
インスタレーション installation  場所や空間全体を作品として体験させる
ロックダウン    lockdown  都市封鎖
サスティナブル   sustainable 「維持できる」「耐えうる」「持ちこたえられる」
トレーサビリティ  traceability  食品などの追跡可能・記録できるシステム
ダイバシティ   diversity   多様性とでも訳すのか
リテラシー      literacy   元々は識字率 どんなふうに使うのか分かりません。

若い時に外国で生活し、西語・英語環境は人並み以上あると自負し、パソコン・プログラム関係で新しい言葉に接してきた団塊世代シニアですが今回のブログ記事を書くにあたって改めて、ネットで調べてみるまで、聞いたことのないカタカナ語ばかりでした。

ちなみに上記、アンケートに「はい」と答えた28%のひとが「注釈をつけなくてもいいカタカナ語」は以下の通りでした。
インパクト    impact   物理的、あるいは心理的な衝撃。また、その影響や印象
スキル      skill    訓練によって培われた能力、経験
アプリケーション application 申請するの「apply」からPC用のプログラム、ソフトを差す
リスペクト    respect  「尊敬する」「重んずる」、名詞では「敬意」「尊敬」「尊重」
フリーランス   freelance 「拘束されない」企業や団体、組織に専従せずに働く人、職業
コンプライアンス compliance 本来の意味は「命令・要求に従うこと」今は「法令遵守」
レガシー     legacy 「遺産 」後世に業績として評価されることを期待したもの、事業
アウトソーイング   outsourcing 「外部」「out」「調達する」の「sourcing」 外部委託
オンデマンド    on demand  利用者からの要求に応じる形で、提供するサービス・もの
エビデンス    Evidence  証拠・根拠、証言、形跡

確かに、この程度でしたら、特別日本語での注釈を加えなくても、会話は成り立ちますが・・・
でも、英語圏の人達に理解できるのかどうかは不安です。
そもそも「アンケート」は英語ではありません。フランス語です。
日本で使われるアンケートに当たるのは「survey」で、IT業界では常識です。
一般的に使われるパソコン分野の「ソフト」はそのままでは通用しません。「application」です。

でも、なんでわざわざカタカナ語を使うのでしょう。

最近、ネットの世界では最近よく見かけるのが、Twitterのタイムライン上で画像の代わりに「この画像/動画はセンシティブな内容を含んでいる可能性があります。」と云うテキストです。
センシティブ sensitive は本来、「外部の刺激に反応しやすい」から「敏感」「鋭敏」「過敏」「繊細」となります。
Twitter社の定義では以下のような描写が含まれる画像のようです。
写実的な暴力描写、成人向けコンテンツ、強姦及び性的暴行に関するコンテンツ、グロテスクなコンテンツ、ヘイト表現を伴う画像そんなカタカナ語を使わずに、日本のツイッター社は「問題がある画像・動画」とでも処理できないものかと思っていつも感じています。

こんなことをわざわざブログで解説するのは、齢をとって来た証拠なんでしょうね。

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posted by 西沢 at 07:45| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ