CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

2019年11月06日

笑福亭鶴瓶主演 社会派映画「閉鎖病棟」を見てきました。

月に一回は映画館に出向き、映画を見るように心がけています。
一番大きな理由は、暇だから・・・なのですが、最近、ちょっと忙しかったので、二月前の「天気の子」が最後でした。
NPO関係の広報web担当をしているので、秋に集中するイベントが多かったせいで、一日中、自宅自室でパソコンに向かう日が続くと、まる一日誰とも会わず、会話を交わすこともない日がこともあります。顔を合わせ、会話しするのは、40年以上一緒に暮らしている、カミサンだけと云う日が続きます。まあ、これが普通の70代、60代の年金夫婦の普通の退職後の生活と云えないこともないのですが。

映画館は、自宅から二駅先の湘南モール内のシネコン109cinemaが多いです。
ここに来ると、普段生活している鎌倉の住宅街とは全く違った環境です。
平日の自宅廻りと云えば、緑の丘陵、谷戸に囲まれた比較的静かな、住宅街。
行きかう人は、顔見知りのシニアと、近所の小学校に通う子ども達です、毎日の買い物に行く、駅向こうの商店街も、歩いているのは、同じ世代、シニアの女性が圧倒的に多く、仕事場でもあるNPOセンターで出会う人々もほぼ同じ世代の人々です。

しかし、二駅先の湘南モールは、私の暮らす地域と全く違って、行きかう人々の世代は圧倒的に若く、そして少子化・高齢化問題は何処の国の話かと思われるように、賑やかに、笑顔を交じわせ会話しながらモール内を歩く若い世代、子供たちで溢れています。
リタイヤライフは、時にはこうやって、賑やかな場所に出て行かねば、違う世代と、少なくとも袖すれちがわなくては。それが、私が月に一度は、町の映画館で映画をみたい、第二の理由なのです。



先週、カミサンが「閉鎖病棟」と云う映画って、何処てやっているかパソコンで調べてと云ってきました。
「どんな映画なの」
「なんか、鶴瓶が主演の痴呆老人が入る、精神病院のお話のよう」
「ふーん、何時かはお世話になるかもしれないので、見ておこう、と云う魂胆なの」
「そうよ、貴方が入るかもしれない」

そして、今週、カミサンはお友達と二人で見に行きました。
帰ってきて、「良い映画だった、予想していた話とかなり違っていたけど」
「昔、ちょっと目にした山本周五郎賞を受賞した精神科医が書いた小説の映画化だった」
「痴呆老人のお話ではなく、オープニングがショッキングな映画」
「話さない方がいいわね、是非、貴方も見に行ったら、最近映画みてないようだから」
と云うことで、お天気も雨模様の予報、ちょっと時間が出来たので、一人で見に行きました。
私たち夫婦は、原則、映画は一人で見に行くことにしています。

日曜日、連休の中日で109シネマのロビーには、若いファミリーで混雑しているのに11時25分開演、上映する149席のシアータ5はガラガラです。
最近のなり大型シネコンの上映ブログラムは、ハリウッド製のCGを駆使したアクションものや、子供・若者向けのアニメーションや、また実写にしても、若者向けのコミカル恋愛ドラばかりで、私たちシニアがじっくりと見たい、社会派ドラマが極端に少なくなってきています。
149席のシアターは上映直前でも2割程度しか埋まっておらず、見渡すと、ほぼ全員が大人、シニア、女性でした。

映画は、カミサンが云っていた通り、かなりショッキングな映像からスタートします。
少しだけあらすじを書くと・・・
妻の不倫現場に遭遇した主人公は、その場で妻と不倫相手を刺殺し、死刑を宣告され執行されます。拘置所内の絞首刑現場から物語は始まりますが、執行された殺人犯は、息を吹き返してしまいます。日本の法律では、一度絞首刑を執行した刑事犯にたいして、再度の死刑の執行は出来ず、法務省は仕方なくこの受刑者を、世の中の目に触れぬ、精神病患者を収容する精神病院の閉鎖病棟に死ぬまで収監する措置をとります。
映画は、この閉鎖病棟に暮らす、患者たちを中心に回ります。

「誰でもが、それぞれ心の中に、何かしらの問題・不安を抱えて生きている」がこの映画のテーマです。」人にはみんな、夫婦と云えども、それぞれの朝があるのでしょう。

見終わって、私の映画評価は、カミサンの云うほど感激はないものの、100点満点の85点。
やはり、映画はいい。暇だからと云ってTVの楽屋落ち、おふざけ、お笑い芸人の番組をみるよりも電車で賑やかな場所に出向き、1,200のシニア料金を払って、お昼は、何時もとはちょっと違ったランチを食べる。1日3,000円、月に一度か二度、そんな日を持ち続けたいと、団塊・年金シニアのおじさんは願っています。
posted by 西沢 at 07:43| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ