我が家がガラケーからスマホになって一か月が経過しようとしています。
私は、この簡単スマホを如何に、パソコン並みに使いこなそうかと、苦心惨憺していますが、所詮はワイモバイルの高齢者向け、簡単スマホでは、設定の自由度、範囲、設定値幅が狭く、ほぼ諦め状態です。
一方でのカミサンはと云うと、
・以前のガラケーよりは文字入力が簡単
・画面が大きく見やすい
・webページ検索が音声で出来る
・ラインが使えて、お友達の仲間入りできた。
・何よりも、電話通信費が無料なので、気にせずに使える
・・・と満足そうです。
あれから毎日、カミサンのスマホには、ライングループ11人と、同じくライン個人から「ピコピコ」と着信音が入ります。
その都度、開き方を聞かれ、返信の際の文字変換、入力モード切り替えを聞かれ、「お願い」と頼まれます。
最近、スタンプの使い方について聞かれました。
カミサンの女性スポーツクラブのライングループは11人、全てカミサンよりも年上の女性ばかりです。
カミサンのスマホのラインを見ると、スタンプばかりが行き交っています。
話ことばよりも、全ての感情、意思をスタンプで表現しているのです。
スタンプは基本無料ですが、自分なりの独特の表現がしたくなると、お金を出して有料スタンプを買ってつかっているようです。
そして、手に入れたスタンプをプレゼントしあっているようです。
私は
「阿保か、君たちおばさんグループは、いい年をして」
「何でもかんでも、ラインやSMSでやりとりするの?」
「気持ちを伝えるのは、言葉なんだから」
「せっかく電話代無料なんだから、言葉で伝えろ」と云うのですが・・・
昨日の天声人語に「現代学生百人一首」が掲載されていました。
そのなかに
「伝えたい言葉はいつもスタンプで何処かに消えた私の言葉」
「ありがとうLINEでなくて電話する母から届いた荷物眺めて」
と読まれた歌がありました。
何れも高校生の歌です。
若い日本人高校生も捨てたものではない。
少し、ほっとした気分になった朝のひと時です。