昨日、小学校の終業式があり、いよいよ子供たちの夏休みが始まります。
自宅の目の前に児童公園があり、この季節限定10日間の町内会主催の朝のラジオ体操が始まります。ベランダの真下で朝の6時半から始まるので、無視できず、朝の重たい体にムチうち、叱咤激励しながら公園に向かいます。
集まっているのは、小学生低学年の子供たちと、ご近所のシニアのおじさん、おばさん達で、小学校高学年や中学生の姿は全く見えません。
今日は初日の土曜日だったせいか、若干若いパパ・ママの姿もみえましたが、平日ですとシニアと小学生です。
子供たちは、夏休みの10日間、早起きしてラジオ体操に出でてスタンプを押もらい、最終日のお菓子の詰め合わせをもらうことを楽しみに来ています。
圧倒的に多いシニアのラジオ体操への参加
現役時代、建設業界に属して日本の、東京のシンボル的な建物、ビル建設に関わってきましたので、現場の朝礼・ラジオ体操は欠かせませんでした。
当時、朝からラジオ体操で体を動かすのは、これから始まる作業の下準備と解っていましたが、監督の立場でもあり、パソコンに向かいCAD図面を書くのが仕事なので、朝から汗をかくようなラジオ体操は嫌でした。
しかし、高齢者と呼ばれる還暦を過ぎるあたりから、普段使っていない体の部位を動かす、快感を知るようになってきました。
そして、古稀を迎える今は、強制的に普段使わない、体の部位を動かさないと固まってしまうのではないかと云う恐怖感から、ラジオ体操に参加しています。
15年前退職してからこの町、児童公園の前の共同住宅に越してきました。
以前22年間住んでいた駅前マンション群では、町内会的関係は全く有りませんし、子供いない私たち夫婦は全くと云って良いほど、ご近所付き合いはありませんでした。
この町でも当初、ご近所さんも知らない人ばかりでしたが、15年たった今では、朝夕のお散歩で軽く挨拶を交わす名前は知らないが顔見知りのシニア、市民活動センターで時々顔を見かける、若いママなどが増えました。
年に一回、夏の間10日間だけの朝のラジオ体操。
今年も昨年と変わらぬ顔ぶれのシニアが集まっていました。
とりあえず、団塊世代の私の目標は、2020東京オリンピックまではこうやって朝のラジオ体操に参加しよう。
その後は・・・・知らない。「ご臨終」「五輪終」「ごりんじゅう」かも。