
平均寿命全国一位は「滋賀県」
日本人の寿命はこの30年で5.8歳延び、男女合わせて平均85.2歳になりました。
都道府県別で滋賀県がプラス6.9で順位を大きく上げ、かつて長寿ランキング首位だった沖縄県を抜いてトップに躍り出ました。
その他順位 DATA2021年、男女平均

2位 86.1 長野
3位 86.0 京都・大分
5位 85.8 岡山・島根
7位 85.7 広島・熊本
9位 85.6 奈良・石川・福井
下位グループ県は
32位 84.8 沖縄・鹿児島・山口
35位 84.7 大阪
36位 84.6 宮崎・長崎・和歌山・群馬・北海道
41位 84.5 栃木・茨城
43位 84.3 岩手・徳島
45位 84.2 福島
46位 84.0 秋田
47位 83.4 青森
滋賀県寿命が延びた要因は何か

これは、全国トップクラスの長寿県であることを示しています。
男性:
滋賀県の男性の平均寿命は82.73年で、前回公表時(「令和2年都道府県別生命表」)に引き続き全国1位です。
女性:
滋賀県の女性の平均寿命は88.26年で、前回公表時(「令和2年都道府県別生命表」)には全国4位でしたが、今回は2位に上昇しました。
健康寿命:
滋賀県は、健康で自立した生活ができる健康寿命も、男性が80.39歳で全国2位、女性が84.44歳で全国3位と、非常に高い水準にあります。
要因:
滋賀県衛生科学センターによると、喫煙率の低さ、適度な飲酒、運動習慣、食塩摂取量の少なさなどが、滋賀県の平均寿命の長さの要因として考えられています。
都道府県別の平均寿命は、男性では滋賀県が最も長く、女性では長野県が最も長い傾向があります。
一方、青森県は男女ともに平均寿命が短い傾向があります。
男性の平均寿命トップ3は
滋賀県
長野県
奈良県
女性の平均寿命トップ3は
長野県
岡山県
滋賀県
長野県が長寿県である主な理由は、

今の定説は、高齢者の就業率の高さ、野菜摂取量の多さ、健康ボランティアによる自主的な健康づくりへの取り組み、専門職による活発な地域の保健医療活動などが挙げられます。
長野県が長寿県である理由の具体例:
高齢者の就業率の高さ:
長野県は高齢者の就業率が非常に高く、特に農林業に従事する高齢者が多いことが特徴です。仕事があることで外出の機会が増え、社会とのつながりを維持しやすいため、健康寿命の延伸につながると考えられています。
野菜摂取量の多さ:
長野県民は、全国平均よりも多くの野菜を摂取する傾向があります。
特に、長野県独自の食文化である「おやき」や「漬物」は、野菜を多く使用しており、食生活における野菜の重要性を高めています。
健康ボランティアによる自主的な健康づくりへの取り組み:
長野県では、健康ボランティアが中心となり、地域の保健活動や健康教室を活発に行っています。
これにより、県民の健康意識が高まり、生活習慣病の予防や早期発見につながっています。
確かに、中学校時代のクラス会に参加している女子(皆さん同じ団塊世代77歳)、ほぼ全員が何らかの形で地元地区、町内会で健康・医療に関するボランティアをしているようです。
専門職による活発な地域の保健医療活動:
医師や保健師などの専門職が、地域の保健医療活動に積極的に関わっています。健康相談や検診の実施、健康情報の提供など、きめ細かいサポート体制が、県民の健康増進に貢献しています。
その他:
予防医療の重視:長野県は、結核の死亡率が低く、予防医療に力を入れてきた歴史があります。
風土や食文化:長野県の豊かな自然環境や、伝統的な食文化も、健康長寿に影響していると考えられます。
移動手段の確保:車での移動がしやすい環境も、高齢者の外出を促し、活動的な生活を支えていると考えられます。
これらの要因が複合的に作用し、長野県は日本有数の長寿県となっていると考えられます
一方、青森県の平均寿命が短い主な原因は、

具体的には、以下の要因が挙げられます。
食塩摂取過多:
青森県民は、全国平均よりも塩分を多く摂取する傾向があり、高血圧のリスクを高めています。
喫煙率の高さ:
喫煙は、がんや心臓病などのリスクを高めるため、平均寿命を短縮する要因の一つです。
運動不足:
雪国である青森県では、冬場の運動不足が深刻で、健康寿命の短縮につながっています。
健康意識の低さ:
健康診断の受診率が低く、早期発見・早期治療が遅れる傾向があるため、病気の進行を招きやすい状況です。
医師不足:
医療機関へのアクセスが悪い地域もあり、十分な医療サービスを受けられない状況も考えられます。
経済状況:
県民所得が低いことも、健康に対する投資を妨げる要因の一つと考えられています。
これらの要因が複合的に作用し、青森県の平均寿命の短さに影響していると考えられます
沖縄クライシスとは

沖縄がかつて長寿県と称されていたが、現在ではその地位を落としているのは、いくつかの要因が複合的に絡み合っているためです。主な要因としては、食生活の変化、運動不足、生活習慣病の増加などが挙げられます。
具体的に、以下のような要因が考えられます。
食生活の変化:
戦後の米軍統治下で米国型食習慣が導入され、高脂肪・高糖質の食事が増えたことが、肥満や糖尿病などの生活習慣病の増加に繋がったと考えられます。
運動不足:
自動車社会の進展一家に平均3台の車、生活習慣の変化により、運動不足が慢性化し、肥満や生活習慣病のリスクを高めていると考えられます。
生活習慣病の増加:
糖尿病や高血圧などの生活習慣病の外来受診率が低く、放置されているケースも多いと指摘されています。
飲酒量:
沖縄県民は、全国平均よりも飲酒量が多く、アルコール関連の病気のリスクも高いと指摘されています。
「なんくるないさ」:
沖縄特有の楽天的な気質は、病気の発見を遅らせる要因となることもあるようです
これから先の日本人の寿命は

日本の平均寿命は年々伸びており、男女ともに世界でもトップクラスの長寿国となっています。
2023年の平均寿命は、女性が87.14歳、男性が81.09歳で、いずれも3年ぶりに前の年を上回りました。
この背景には、医療技術の進歩や健康意識の高まり、食生活の改善などが挙げられます。
平均寿命の推移と現状:
1955年と比べると、平均寿命は男女ともに約20年延びています。
2020年には、男女ともに80歳を超え、過去最高を更新しました。
厚生労働省によると、2023年に平均寿命が延びたのは、新型コロナウイルス感染症による死亡者数が減少したことが要因の一つとされています。
2050年には、男性は84.19歳、女性は90.93歳になると推計されています。
長寿の要因は
医療技術の進歩:
様々な病気に対する治療法や予防法の開発が進み、死亡率の低下に貢献しています。
健康意識の高まり:
健康診断や人間ドックの受診率が向上し、早期発見・早期治療につながっています。
食生活の改善:
バランスの取れた食事や、脂肪摂取量の減少などが、生活習慣病の予防に役立っています。
国民皆保険制度:
誰でも必要な医療を受けやすい環境が整っています。
健康寿命との関係:
平均寿命が伸びる一方で、健康寿命(健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間)も重要です。
2022年の健康寿命は、男性72.57歳、女性75.45歳となっています。
健康寿命をさらに延伸するためには、生活習慣病の予防や健康増進が重要です。
今後の課題:
高齢化が進むにつれて、医療費や社会保障費の増大が課題となっています。
健康寿命をさらに延伸し、高齢者が自立して生活できる社会を構築することが求められます。
私の当座の目標は、「リタイヤ計画」からいくと、来年の78歳ですが、恐らくもう少し先まで行くでしょうけど、良い加減のとこで、コロリと平気な寿命82,3で逝くことを目指しています。
カミさんきっと私プラス10歳、92,3歳かなと思っています。
出来れば、全財産使い切って逝きたいのですが・・・・
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