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2022年05月12日

地方の交通機関と首都圏の格差に改めて驚かされる。

GW明け、北海道を旅してきました。
乗り鉄ファンを自称している私は、出来るだけ高速バスではなく、JR北海道の列車を使うようにしています。
例えば、今回の主目的地の一つ「夕張、幸せの黄色いハンカチ広場」へは、鉄路はすでに失くなっているのですが、可能な限り近くまで列車で行こうと思いました。
詳しい、列車と路線バスの旅の苦労話は、画像と共に次回から三回に分けて掲載の予定です。

夕張に一番近いJRの駅は室蘭本線の栗山駅です。

上り岩見沢方面一日7本、下り苫小牧方面も7本です。
栗山駅まで行って、「幸せの黄色いハンカチ広場」に最も近いバス停(夕張りテニスコートから徒歩1km15分)を通るバスに乗るにはJR栗山駅には10:10迄には着いていないと、10:19分発のバスに間に合いません。
札幌08:30⇒08:50岩見沢09:03⇒09:25栗山 栗山駅で55分待って 2,120円です。
栗山駅で55分間待つなんてと思ってもその前は06:20、その後は13:08jまで電車はありません。
栗山からバス10:19⇒10:49テニスコート⇒徒歩 幸せの黄色いハンカチ広場  730円 計2,850円 所要時間2時間20分です。

一方、札幌駅ターミナルから高速バス夕張号ですと
札幌09:15⇒10:49テニスコート 片道1,880円、所要時間1時間半です。
これでは、幾ら列車派、乗り鉄好きの私でも、特にカミサンと一緒では、高速バスを使わざるを得ませんでした。

「ぽっぽや」の幾寅駅へは
もうひとつ、行きたかった高倉健の名画「ぽっぼや」の舞台となった「幾寅」は、ついに廃線となり、車なしでは行けなくなりました。
幾寅までバスでいく方法も模索しましたが、唯一予約デマンドバスがJR下金山駅周辺から一日7便のみで、滝川で前日宿泊してもかなり無理な旅程になのるが分かり、今回は素直に諦めました。いつか、カミサンとではなく、一人旅の野宿も覚悟、あるいはヒッチハイク、あるいは大奮発して、どこか大都市かにタクシーでの往復でもしない限り、私の乗り鉄、撮り鉄の夢は敵わないでしょう。
後期高齢者を前に、「もっと若かったら」と思うようになってます。
かように、北海道、地方ローカル線の運行は厳しいものがあるのです。

細る地域の足
北海道へ行く前に新聞紙上でJR西日本ローカル線の路線収支率の記事を見ました。
北海道の鉄道事業かかなり厳しいという話は前々から聞いていましたが、JR東海・JR東日本以外の各社は相当経営的に厳しいようで、JR西日本は2019年度の収支状況を発表しました。
17〜19年度の平均赤字総額は約250億円、新幹線や都市部交通の利益が社会的感染症禍で減り、ローカル線の維持が難しくなっていると伝えています。
路線収支率とは、費用に対する収入の割合です。

JR西日本のローカル線の収支状況
収支率が低い5区間
芸備線 東城・備後落合    0.4% 
木次線 出雲横田・備後落合  1.5
芸備線 備中神代・東城     2.4
芸備線 備後落合・備後庄原   2.4
大糸線 南小谷・糸井川   3.7

あれ、大糸線ってJR東日本じゃないんだ・・・

赤字額が大きい5区間
山陰線 出雲市・益田    34.5億円
紀勢線 新宮・白浜     28.6
小浜線 敦賀・東舞鶴    18.1
関西線 亀山・加茂     14.6
芸備線 三次・下深川    13.2 

出雲市・益田間って、世界遺産の石見銀山へ行くときに乗ったことがあるな・・・

芸備線の東城・備後落合間1,000円稼ぐためには、25,000円の経費がかかる計算になります。
列車は公共交通機関と云いますが、もはや地域交通の担い手は、自動車やバスでも良いと云う考えが主流になっていますが、費用対効果、税金が少なくて済む交通手段を選ぶという単純な判断は疑問視しされています。
地方対人口の集中する首都圏の公共交通機関の差は益々拡大しているのは、地方を旅すると実感します。

私の住む街の最寄り駅は湘南のターミナル駅です。
・東海道線/上野東京ライン
・横須賀/総武線線
・湘南新宿ライン
・根岸線/京浜東北線
・私鉄 湘南モノレール江ノ島線の5本が発着するターミナル駅です。

自宅から横浜・東京方面への電車を考えた時、最大の時間帯7時台には合計43本もあるのです。
もちろん、各線最終目的地なり、途中停車駅はことなりますが、東京都区内という括りで考えれば自宅を出る時に、どの電車に乗るか考える必要はなく、ホームにいる電車に乗れば済むのです。私は、このような環境を地方都市に求めているのではなく、少なくとも一日、通勤・通学時間帯と車環境にないお年寄り、あるいは低所得者、障がい者の為に午前5本、午後5本、計一日10本程度は最低限、税金で賄ってもいいと思います。
税率は、朝の通勤時間帯に一時間に43本もある、都市ターミナルを利用する人々から吸い上げても、いいと私は思います。

一般的に旅行する人は、自家用車であったり、団体観光バスで効率よく観光地をまわることができますが、私達のような「乗り鉄」は移動そのものが観光であり楽しみでもあるのです。駅自体が楽しみ、目的のことも多々ありました。

そんな時テレビ番組で「駅総選挙」なるものがやっていました。
ランキング駅総選挙結果は
印は私がまだ降り立ったことのない駅です。
その他の駅は全て、何度も利用して降り立ち、宿泊しています。

第30位 新潟県 越後湯沢駅  第20位 神奈川駅 海芝浦駅   第10位 東京都 新宿駅
第29位 神奈川県 鎌倉駅   第19位 群馬県 土合駅      第9位 福岡県 博多駅      
第28位 東京都 品川駅    第18位 鹿児島県 西大山駅   第8位 東京都 上野駅
第27位 北海道 小樽駅    第17位 愛媛県 下灘駅     第7位 北海道 稚内駅
第26位 香川県 高松駅    第16位 神奈川県 横浜駅     第6位 愛知県 名古屋駅
第25位 岡山県 岡山駅    第15位 北海道 函館駅      第5位 長野県 姨捨駅
第24位 広島県 広島駅    第14位 大阪府 阪急大阪梅田駅  第4位 大阪府 大阪駅 
第23位 兵庫県 姫路駅    第13位 宮城県 仙台駅      第3位 石川県 金沢駅
第22位 青森県 青森駅    第12位 北海道 札幌駅      第2位 京都府 京都駅
第21位 兵庫県 餘部駅     第11位 福岡県 門司港駅     第1位 東京都 東京駅 

番組は途中から見たので、どんな人がどんな基準で投票したのか定かではありませんが、自分が降り立った駅思い出深い駅であったり、観光地・大都市の駅であったり駅からの絶景が素晴らしい駅であるようです。解説すると、

第21位 兵庫県 山陰本線 餘部駅(あまるべ)は、
城崎から鳥取方面に日本海沿線を走る山陰本線、かつて強風で列車か鉄製高架から落下した駅として有名で後に、コンクリートにかけ替えられ、高架上の駅からみる、日本海の絶景で有名な駅で、数年前、城崎温泉から湯村温泉に行くとき、途中下車した思い出深い駅です。


第20位 神奈川駅鶴見線 海芝浦駅(うみしばうら)は
鶴見線線の京浜工業地帯の東芝工場専用の駅で、一般乗客は下車し改札を抜けられませんが、ホームから見る横浜の海とブリッジが絶景と評判の駅です。
自宅からは近いのでそのうち、暇を見つけて行ってみようと思います。



第19位 群馬県 上越線土合駅は
上越線の群馬・新潟県境の駅でホームは地下深くにあり、改札の地上にでるには、巨大なトンネル階段を15分登って上がる、フォトジェニックな駅です。
水上から下り電車乗車して土合駅で下車するまでは簡単なのですが、再び水上方面に戻るには大変です。
上越線下りは平日一日5本、上り5本しかなく、平日水上から9:53分到着で、再び水上方面に戻る電車は12:40ですから、このユニークなトンネルの撮影をして3時間待つことになるのです。 


第18位 鹿児島県 指宿枕崎線 西大山駅は
日本最南端のJR駅です、ホームから見る開聞岳の雄姿が評判の駅で、何度も旅計画していて、まだ実現していない、今年の目標としている駅で、第7位の北海道 稚内駅の日本最北端の駅に行った人は必ず、目標としている駅でもあります。
鹿児島中央から各駅で1時間35分、1,310円、楽しい列車の旅になりそうです。

第17位 愛媛県伊予市 JR予讃線 下灘駅は
映画「男はつらいよ」寅さんの舞台となった駅で、夕方の海とホームのシルエットが素晴らしいと評判の駅です。
他に下灘駅近くにある「海に沈む線路」は「千と千尋」のモデルになったとも評判です。
松山から伊予経由で下灘まで51分、560円ですから、道後温泉に泊まって、のんびり行ける距離・場所です。 

さて、後何年、個人自由旅行で旅を楽しめるか?
気力・好奇心は人一倍あるものの、肝心な体力は確実に衰えて行くのですから。

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posted by 西沢 at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ
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