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2022年04月20日

認知症グループホーム 注文を間違えるカフェinかまくら

注文を間違える料理店という名の本ご存知ですか

「注文をまちがえる料理店」とは、2017年にテレビ局ディレクターの小国士朗さんを発起人にスタートした、認知症の方々がホールスタッフを務めるレストランプロジェクトです。
「注文をまちがえる料理店」のユニークな取り組みは、日本、アメリカ、中国、イギリスなど世界中で注目を集めました。
社会にもたらした影響や、プロジェクト全体の優しいデザイン、コミュニケーションのあり方が高く評価され、国内外で数々の賞を受賞しています。
これらドキュメント映像、取材記事を通して、「認知症を知る」「認知症と向き合う」というきっかけが生まれ、各地に続々と登場し始めた小規模ながら、家庭的な雰囲気のなかで、介護老人ホームとは少し違った形でいきいきと、過ごしていただく施設が登場しています。

花物語かまくら グループホーム「テヘベロ」の取り組み

今回、元所属していましたNPOセンター鎌倉から、認知症グループホーム花物語かまくら内の有志スタッフによる、「注文をまちがえる料理店」ならぬ「注文を間違えるカフェ」を鎌倉プリンスホテルの協賛で会場を用意していただくことが出来、其の様子の記録を動画として残したいのとのリクエストで、協力を要請されました。
その時、既に正式にNPOセンターの広報担当を72歳という年齢を理由に退任しおり、またリタイヤ後に所属していました「ビデオクラブ」も卒業していましたので少し考えさせていただくようにしたのですが、「認知症グループホーム」という組織・形態にの少し興味がわきました。

理由は幾つかあります。
一つは、
鎌倉NPOセンターで登録されている、市民活動団体向けにIT・パソコン・webのサポート講座を担当していた時の最初の仕事は、「老人ホーム評価センター」という民間団体のホームページ立ち上げの指導・協力でした。
私はその当時、早期退職直後の50代半ばで、まだ自分の人生のなかで、老後の介護問題、老人介護施設・特別老人ホームとかは、まだまた先の話しで、単にこの団体に対して、ホームページ作成の技術的な指導、サポートだけと考えていました。
しかし、実際に一緒にサイト作成に携わっていると、知らない用語・専門的な知識が沢山でてくるのです。
いつかは、自分もそして、私が属している戦後ベビーフーマー、団塊世代はこれから先、このような日本が直面している、超高齢化時代を正視しなくてはならない時代がくるのだろうと漠然と思っていました。
それが、今回、団塊世代が後期高齢者に属しようとしている時代になり、自分自身の問題になろうとしているのに気づき、微力ながら認知症グループホームの50代・60代のスタッフのお手伝いになればと、参加することにしました。

もう一つは
有吉佐和子著「恍惚の人」を読んだことです。
ちょうどこの頃、鎌倉の認知症グループホームからのサポート以来があった頃、朝日新聞の天声人語で「恍惚の人」が取り上げられていました。
「恍惚の人」の初版が発売されたのは、昭和57年5月です。
私は当時34歳、両親は67歳・62歳でしたから、まだ親の介護とか、認知症にたいする意識はまだまだ遠い先のことでした。
本の出版からちょうど40年後、74歳にして初めてこの「恍惚の人」を読みました。
私の実家の父親は、1987年71歳、動脈瘤破裂でなくなり、母親はその20年後の2007年に85歳で亡くなりました。
両親は実家を継いだ兄と兄嫁が看取りました。
遠く離れていると云っても新幹線が開通した近年なら、鎌倉から2時間でいける距離ですが、葬儀の後に父親の軽い認知症と母親のかなり重い認知症と兄夫婦の介護の苦労を知りました。
この有吉佐和子著「恍惚の人」をもっと早く読んでいたならば、もう少し、出来ることがあったのではと、後悔の念が湧きました。

注文を間違えるカフェinかまくら

4月18日、午後、鎌倉プリンスホテルバンケットホールで、認知症グループホームの入居者とスタッフの手で、入居者の家族の皆様をお客様として、「カフェ」を開催されました。
感染症はいまだ下火にならないなか、参加者限定のなか今、超高齢化社会で何が起こっているのか、行政として何ができるのかを見ていただきました。
これまでに、何度かグループホーム内では、お互いにお客様と喫茶スタッフに分かれて練習してきたように、軽い認知症症状のある入居者の喫茶スタッフ役はそれほどの混乱もなく無事に、お客様にプリンスホテルが用意してくださった「コーヒーとケーキ」の注文を受付し、厨房に伝え、お客様の席へ運ぶことができました。

一連のイベントには、色々な団体が参加されました。

今回のイベントの目的は、「注文をまちがえる料理店」により、全国に認知症とはなんぞや、認知症という症状は決して恐れるものではなく認知症というものを理解していただき、普通に私達と一緒に共存出来るものだと、知ってもらう為です。
ですから、このようなイベントには多くの皆様に知っていただくために、多くの方々の協賛、協力がありました。

行政側から市長と社会福祉協議会の皆さん、ボランティをサポートする私達NPOセンター、この認知症グループホームがある、地域の自治会の皆さん、そして会場の雰囲気を醸し出す「新堀ギター教室の講師」の生演奏、入居者のご家族、そして地元コミュニティ紙のタウンニュースなどが来場され、認知症に対する取材をしていただきました。。
尚、会場は「鎌倉プリンスホテル」さんに場所を提供していただき、コーヒー・ケーキなどの実費だけというご好意に感謝してます。

残る仕事は撮影した映像の編集が残っています。
撮影カメラは4台、スタッフの1台、私を含めたNPOセンター応援ボランティア2台、と入居されているご家族のなかの映像関係者の1台です。
これらの4つのカメラで撮影されたものを
1,入居者の皆さんが、グループホーム内のシアターで鑑賞できる程度の長さのもの
2,グループホームのホームページに掲載する、3分程度のもの
3,神奈川県の認知症啓蒙サイトにUPするもの
 の合計3本を作る予定です。
当初、この編集を私がやる予定でしたが、私の持っている編集ソフトは、地方の民間放送局が使うような「本格的」なもので、ちょっと習得には時間と知識が必要になりそうなので、グループホームの広報スタッフのPC内にある比較的一般的なソフトで編集することになり、正直「肩の荷がおりました」
一般公開できる段階になりましたら、You Tube URLをここでご紹介致します。


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posted by 西沢 at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ
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