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2022年03月27日

愛子内親王・ゼレンスキー大統領と日本の大臣のスピーチの違い

最新の週刊誌で大きく取りげられてスピーチは二つ、ウクライナ戦争ともう一つは愛子内親王の記者会見

ウクライナ大統領のゼレンスキー氏は元俳優・コメディアンとあって、記者会見の場でもしっかりと目はカメラ、国民、視聴者に向かって、自分の言葉で語っており伝わるものを感じます。一国の元首が他国の国会で演説するというのは、そう滅多にあることではなく異例中の異例のようで、日本の首相が他国国会で正式に演説したことがあるか、あったような気がしますが、ネットで調べても相当する記事はありませんでした。

演説の内容は予め日本政府には伝わったいたのは間違いなく、ただ単純にロシアを非難するだけでなく、原発に対する攻撃を取り上げたのは、現在でも福島原発の処理に半世紀以上取り組まねばならない日本との連携と、思ってのことでしょう。
そして、この演説を見ていて、最初に思ったのは、最近行われた「愛子内親王」の成年皇族となった時の記者会見です。
ゼレンスキー氏は勿論、スピーチピーチ原稿は事前に周到に日本向けに準備されていたでしょうし、大統領という政治家、元俳優という職業柄、しっかりと聴衆に伝える話術、経験があるのは当たり前といったら当たり前です。
最近されすら出来ない、閣僚、大臣多い中、成人皇族となられた、愛子内親王の記者会見は見事でした。
予め、宮内庁記者から質問があり、しっかりと準備されてきたのでしょう。
30分にわたって思いの丈を述べられるお姿はまさしく威風堂々、すでに天皇家の「長子の風格」を漂わせていました。

それに引き換え替え、現在の岸田内閣の各大臣の素養は?
岸田内閣の大臣の名前と顔は全く分かりません。
官房長官という内閣の顔、スポークマンという立場なのに、未だに名前と顔がすぐに思い浮かびません。
そして、記者会見に登場する各担当大臣の記者会見では、目はすべて原稿見つめ、全くカメラ・国民に向いておらず、ただただ、官僚が書いた原稿を読み上げるだけです。
岸田首相にこのような声は届いているのてしょうか?

メデイアによると

「悩める堀内ワクチン相 揺れる答弁『政府に迷惑かけられない…』」との記事を配信した。
文中では、堀内ワクチン相の国会答弁が、《野党から批判を浴びる場面が目立っている》と指摘した。
何しろ野党議員の質問に対し、堀内担当相は緊張した表情で手元のメモを読み上げるのだが、回答が全くピント外れなのだ。
朝日新聞は《別の議員からは「違うページを読んでいるんじゃないか」と声が上がった》と報じたが、そう言われても仕方がない状況だった。
答弁は安定せず、後藤茂之厚労相(66)や官僚が代わりに回答する場面が目立った。やはり別の議員から《「なんのための担当大臣なんだ」とヤジが飛んだ》という。


そして、今週、「ワクチン担当大臣」の事実上の更迭です。
内閣として更迭という言葉は、堀内ワクチン相を任命した責任を問われるので、ワクチン担当他大臣という職責をやめを厚生労働省に移したドタバタ劇です。

今週、週間新潮3月31日号見出しは
「眞子さん」と格差歴然で「女性天皇」再燃、愛子さま、威風堂々の発会見
・圧巻のスピーチ能力
・欧州の王女らに通じる"強さ"
・さらに高まる「愛子天皇」待望論
・秋篠宮家との文化、覚悟の違い

普段、週刊誌の見出しだけでおおよその記事の内容が分かるので、440円出した買うことはなくネットで内容を確認するだけですが、今回の記者会見を拝見し確かに、以前感じていましたひ弱さが払拭され、大人皇族、象徴、天皇教育を受けてきた愛子内親王の能力を社会はどう受け止め、評価しているのかを確認する為に買って読んでみました。

圧巻のスピーチ能力
宮内庁記者の一部記事引用 

予めお渡ししていた5問とアドリブで3つ関連質問におこたえになりました。
計30分の間、用意なさってきた資料にはほとんど目を向けず、もっぱら記者たちを見渡しながら、語りかけるような形でお考えを述べ続けられた。
と云っても決して丸暗記だけではなく、途中で言い澱まれる箇所もありましたが、その度にお話の流れに相応しい言葉がスラスラと出てきました。
如何に時間を掛けても、あの分量を正確に暗記できるものではなく、ご自身でお考えになり、練り上げたお言葉が頭のなかできちんと整理されているのだと
思われます。


私もニュース映像を見ていて、若干二十歳の若い女性が、例えお取り巻き宮内庁職員の特訓があっただろうと云え、あれだけ胸を張って、全て自分よりも年上の
遥か年上のジャーナリストを相手に「威風堂々」と語る姿には、正直驚き、感銘しました。
記事では・・・
「眞子さんと小室圭さんの会見では、結婚への賛成・反対で国民を敵味方に二分するような姿勢が鮮明でしたが、それらは本来の皇室のあり方は程遠く、今回の愛子内親王の会見であたらためて、皇室のあるべき姿に触れたきがしました。・・・

女性天皇待望論

今回の愛子内親王の記者会見前の世論調査では、「女性天皇」に賛成と答える人が軒並み80%前後でしたが、今、この記者会見の後これを問えば、その割合は90%を超えても、何ら不思議ではないでしょう、記事は結んでいます。
私もそうです。全く同感です。
秋篠宮家のご長男よりも、現天皇陛下の元、帝王学を学んで育った「愛子内親王」が最も適していると思います。
そもそも、天皇家と秋篠宮家とは立場が違います。
自由を重んじ、公務以外の趣味も世界も豊富そうな秋篠宮さまと、お若い頃から皇室の責務とひたすら向き合ってこられて現天皇陛下、このご両者の違いは、そのままお子様方へ影響してくる気がします。

ヨーロッパの王室では憲法を改正して、王女も王位を継承できるようになる国が増えています。
日本王室と親しい関係にある、オランダ王室のプリンセス、カタリナ・アマリア皇太子は18歳になり、父親国王の跡を継ぎ継ぎの国王になる予定ですし、同じく18歳のノルウェーのイングリッド・アレクサンドラ王女は、次の次のノルウェー国王になることになっています。

SDGSの第5目標、ジエンダーギャップの解消 ジェンダー平等の実現
すべての女性や女の子が能力を最大限に発揮できる社会をつくる。
すべての人が性別にかかわらず平等に機会が与あたえられる社会をつくる。


日本には昔から、女性天皇がいたのですから、何も不思議ではないのです。


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posted by 西沢 at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ
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