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2022年03月01日

認知症グループホームのお手伝い、ビデオ撮影・編集サポート

ある日、昨年まで所属していましたNPOセンター事務局より携帯に電話が入りました。
要件は、社会福祉協議会経由で、認知症のお年寄りをお預かりしているグループホームで、ホーム内のイベントの様子の動画撮影・編集をしてくれる、信頼できる団体の紹介・問合せがセンターにあり、先ずはともあれ、費用のことはあれこれ云わずに、丁寧に、クォリテイの高いムービーを創れる団体或いは個人として、真っ先に私の所へ電話しているとのことでした。
確かに、在任中はNPO広報スタッフという立場もあり、沢山の市民活動団体・ボランティア団体の活動紹介ビデオを、それこそ交通費のみで沢山造ってきた経緯があります。

今は誰でもが簡単に動画編集出来る時代ですが
近年は本格的なビデオ専用機でなくても、簡単にスマホ・コンデジである程度の画質の動画が撮れるようになり、また編集ソフトも、スマホのなかで完結し、そのままユーチューブにUPする時代になってきております。

「例えショート・ショートでもちゃんとした
 起承転結の展開」
「ナレーションによる解説・説明」
「的確なBGM」
「的確なタイトル・テロップ・エンドロール」
「無駄・不要なエフェクトのない画面展開」


等など、本来の動画・映画作りの基本がなってなくても、「受ければ良い」、「バズれば良い」、「アクセス数が増えれば良い」、
「面白ければ良い」
・・・時代になってます。

私達のような「三丁目の夕日世代」よりも、もっと若い人たちの感性で作ったほうがいいのではと、一旦お断りしたのですが、お年寄り・認知症グループホームという現場から、あまり市民活動とかポランティアとか、介護問題とかに縁のない、関心のない人や、組織・団体にはお願いしたくないので、話だけでも聞いてみて下さい。と頼まれました。
確かに、昨年72歳でNPOボランティア組織から卒業し、今までの講座を閉鎖し、さあ残された日々を旅行三昧と思っていた矢先のパンデミックで、巣篭もり、手詰まり、社会からの孤立・・・という言葉さえ浮かんでくる最近なので、お話だけでもお聞きすることにしました。

先ずはどんな団体かネットで調べてみることにしました。
施設名を入れて かまくらで検索すると一発でヒットしました。
こんな方におすすめとあります。

・「鎌倉広町緑地」の古き良き里山風景を
  楽しめる神奈川県鎌倉市津西に住みたい

・認知症であっても自分のペースで日常リハ
 ビリに取り組み、普通の生活を楽しみたい

・毎日の散歩や外出レクリエーション、地域交流が盛んなグループホームで暮らしたい

運営しているのは株式会社組織。何じゃ収益・営利事業じゃないですか!
そんなんだったら、私たちのようなNPOや社会福祉協議会にたよらないで、お金を出して自分でプロに頼めよ・・と思いました。
とりあえず、先ずはお話だけをお伺いして、それからお断りすればいいや・・・と先ずは担当者にお会いして、お話をお聞きすることにしました。

そもそも、グループホームって何だ?、老人ホームとの違いは

公益社団法人日本認知症グループホーム協会サイトより引用

グループホームとは?
認知症グループホームは、「認知症対応型共同生活介護」として介護保険上に位置付けられ、認知症の人へ少人数(5人から9人)を単位とした共同住居の形態でケアを提供しています。
家庭的で落ち着いた雰囲気の中で、食事の支度や掃除、洗濯などの日常生活行為を利用者やスタッフが共同で行うことにより、 認知症状が穏やかになり安定した生活と本人の望む生活を実現することができます。
認知症の人にとって生活しやすい環境を整え、少人数の中で「なじみの関係」をつくり上げることにより、 生活上のつまづきや認知症状を軽減し、心身の状態を穏やかに保ちます。また、過去に体験した役割を見出すなどして、潜在的な能力に働きかけ、認知症の人の失いかけた能力を再び引き出し、本人らしい生活を再構築することが可能となります。
認知症グループホームのケアは、認知症の人を生活の主体者としてとらえ、個々の生活を重視して、残された能力を最大限に発揮できるような環境を提供し、楽しみや潤いのある普通の生活を送ることができるように支援することを何よりも優先しています。
・慣れ親しんだ生活様式が守られる暮らしとケア(個人の生活史が尊重された継続性のある生活)
・生活障害を補い、もてる力が発揮できる暮らしとケア(本人の有する能力に応じた自立した生活)
・家庭的な暮らしの中で権利や尊厳が保障される暮らしとケア(少人数の中で個人として理解され受け入れられる生活)
・人としての自信と感情が育まれる暮らしとケア(衣・食・住全般に生活者としての役割のある生活)
・豊かな人間関係を保ち支え合う暮らしとケア(利用者、家族、スタッフ、地域社会との絆を大切にした生活)



先週の午後、モノレール西鎌倉に近い住宅街あるホームを訪ねました

このような施設との打ち合わせ・会議は、午後2時というのが私達の定番です。
午前中は、施設内のお世話、食事、送迎などがありスタッフの皆さんは忙しい、午後一番の13時も何かと忙しないので14時がもっとも都合の良い時間です。
施設長の女性と打ち合わせで、支援の内容をお聞きしました。
私が当初、懸念していました株式会社組織の収益事業ではなく、この施設内にスタッフか立ち上げた「任意団体」としてのイベントの撮影・編集をお願いしたいと云うのです。

「てへべろ文化」を知ってもらいたい?

テヘベロって何だ?
「てへべろ」とは、てれ笑いやごまかし笑いの意味で用いられる若者言葉。
テヘッと笑ってペロッと舌を出す動作を示す。
うっかりミスや失敗などをした際に、周囲に愛嬌を振りまくニュアンスで用いられる。

この言葉で、認知症を患っている方々をみんなで、おらかな心で受け入れようと文化形成を考えているそうです。
・色々な間違いが起きても、おおらかな心で受け止める。
・ご本人・ご家族・地域の方々も一緒になって楽しみます。
・間違いを正さず、受け入れて一緒に楽しむ。


注文を間違えるカフェinかまくら

ここでは、このグループホームが受け入れている、認知症のある方がホールスタッフを務める
「注文を間違えるカフェinかまくら」のイベントの準備中です。
施設長とのお話のなかで、私の経験と一致するお話をお聞きしました。
同居する、息子さん、娘さんが成長したり、これまで外に働きに出ていたお嫁さんが退職して家事全般をこなすようになった頃から・・・
今思えば、自分がすべき役割が終わった頃から、徐々に認知症が始まったのか・・・
ここにいらっしゃる方々は、皆さん、自分のことは自分でできる方が半数以上いらっしゃいます。普通に生活されている方が多いのですが・・・15分前の記憶が残らないという方が多いのです。と・・・



この「注文を間違えるカフェinかまくら」では日常的に、皆さんがお客様、ホールスタッフになって、グループホーム内で模擬の喫茶店を作りお客様になった方はメニューを見て、ケーキと飲み物を注文し、スタッフになった方は、注文をメモしてバックヤードに伝えたのち、ケーキと飲み物を注文された席まで運ぶという一連の動作を実際にやっていただく、訓練?をしています。
この取り組みを認知症の理解を深めるために、大勢の方々の前でやる、というのが今回のイベントであり、それを撮影・編集して、より多く方々に知っていただきたいというのが今回の依頼の趣旨でした。

会場は何と「鎌倉プリンスホテル・バンケットホール」というではないですか?
「そんな予算どこにあるの、あそこは高いよ」と私
「いいえ、イベントに協賛で無料、それにこのパンデミックで結婚式も謝恩会も全部中止ですって」。イベントとして、グループホーム経営本体ではなく、私達任意団体でやるので、ご協力下さい。でした。

本番は3月半ばを予定していましたが、第六波がなかなか収束しないので、4月まで延期となりました。そこで日頃ホーム内で行われる、練習風景をテスト撮影し、動画編集を施設長と一緒に、彼女(施設長)の思い描くような動画、ナレーション、BGMを一本作ることにしました
云わば彼女がクライアントであり、プロデューサーであり、私はいちディレクターで良いのですから、気が楽です。
どうせ、退職シニアで暇ですから・・・でも交通費実費だけはご負担お願いします。

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posted by 西沢 at 07:00| Comment(1) | TrackBack(0) | シニアライフ
この記事へのコメント
ライティング、マイクブーム持ち、鞄持ち等、助手が必要であればお声がけください。ここは、96歳の母の行き先候補の一つです。内部チェックも致したく?
Posted by 24 at 2022年03月01日 14:31
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