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2022年01月24日

73歳のハローワーク 高齢者の仕事 ヨレヨレ・ヨボヨボ日記

今、読んでいる本のタイトルは「三千円の使い方」

朝日新聞の売れている書評で、今売れている本として紹介してたのは、「中公文庫」著者は「原田ひ香」、本屋さんに行ってみると、平積みされ、ポップには、50〜60代女性に圧倒的な支持・人気、と書かれていました。
立ち読みでペラペラと捲り、巻末の解説をみると、あの人気作家「垣谷美雨」が書いていました。


垣谷美雨解説引用

「他人は他人、自分は自分」とあなたは心の底から割り切れますか?
この物語を読み終えた時、そう問いただされている気がしました。
格差が広がりつつある今の日本社会で、自分らしく生きるとはどういうことなのか。
ともすれば私達は、他人と自分の暮らしを比べて、劣等感や優越感を抱きがちです。
そんな私達に様々なことをおしえてくれます。
読み終えたあと、私はしみじみと自分の来し方を振り返りました。
そして前々からこういった本がよみたかった気づきました。
というのも、私自身ずっとお金のことを考えて生きてきたからです。頭から消えた瞬間などないといってもいいほどです。
〜後略


「この本を買ってきて」と注文した我家のカミサンは、その日の夜のお風呂に持ち込み読みはじめました。
深夜、トイレに起きた私は、カミサンの部屋から灯りが漏れているのを知り、まだ読んでいるんだと悟り、そのまま寝ていつもパターン2〜3時間おきにトイレに立つと、まだ読んでいるようで、結局朝までづっと読んでいたようです。
どんな話なの?、「三千円の使い方」って小説なの?、何かの解説、ノウハウ本なの?と聞くと・・・、
小説、あなたのホームページ・ブログに役に立ち内容よ、と云われ、何処か電車で長距離移動の時でも読もうと思っておりましたが、私氏自身、お風呂に持ち込んで読んでみて、なるほど、ね。と納得しました。

第一章「三千円の使い方」とは、
12✕8というお金を貯める公式、お金を貯める為の心構え講座の受講料のことです。
12X8の鉄則・・・そう一ヶ月に8万円、一ヶ月の生活費を引き出す前に、お給料から必ず現金でも財形でもいいから、貯蓄する、そしてボーナス時に2万とすると一年間で100万円は必ず貯まる、変な投資や増やそうとしなくても、10年間で1,000万、30年間で3,000万は貯まるというお話、もちろんこれは小説のなかでのお話、で「垣谷美雨」さんの解説でも書いてますように、自分なりのお金の価値観を持つことが大切・・・という内容です。

12X8の鉄則。
そうこれは単身者の話で、夫婦ふたりが専門職で、子供のない夫婦は同じ12X8でも、倍以上の金額になり、しかもバブル崩壊の前という時代に生きた私達には、老後資金の目標達成には20年もかかりませんでした。
現代の超低金利の時代、こつこつと頭金を貯めるよりは、借りてしまったほうが得と考えるかも知れませんが、私達の世代では納得できないかもしれません。

注目したのは第二章「73歳のハローワーク」でした。
この小説に登場するのは団塊世代73歳、夫を先に見送った寡婦の女性の話です。
夫がなくなった後、夫の遺族年金と自分の国民年金で暮らしています。
1,000万円の老後定期貯金の他に数百万が郵貯の普通口座にあります。
夫がなくなってから年金は一月に10万弱になってしまった。
それでも最初は「もうほとんどお金がかかることもないだろう。贅沢せずに家を守りながらひっそり静かに暮らそう」と思っていた、けれどもそう物事は上手くいかない、自炊というのは一人分も二人分も経費はそう変わらない、
また独り身になってから、友人に誘われる機会がぐっと増えた。
断るという選択肢もないわけではないが、年老いてこれからの年月、友達や家族との時間が一番大切な気がする。
あの世や棺桶にお金を持っていっても仕方ないしね、と友人たちと口々に言っていた。
しかし、これから自分の介護が必要になったり、病気になったりしたら、どのくらいお金がかるか分からない。
あの世に持っていっても仕方ないから使いましょう、と云うのと、お金がどれだけあっても不安だから節約しましよう、という相反した言葉が同じ口からでるのが老人というものだ・・・

そんな主人公の女性はある日、息子の嫁から「おせち料理の講習会」の講師を頼まれる。
それほどの料理の腕前ではないが、講習会を主催する嫁の顔を立てるのと、いろいろな人・社会と接していないとボケると思い引き受けてた。
講習会が終わり、嫁から謝礼とかかれた茶封筒をもらった。一度は遠慮して断ったが、自宅に帰り開けてみると、五千円札一枚がはいっていた。
嬉しかった、単純に嬉しかった。
何十年ぶりに自分で稼いだ、年金以外のお金、73歳の私でも働いて、多少の収入が得られるのだと、気づく。

世の中は「働き手不足、一億総活躍社会」の文字が踊る、本当のことかも知れない
月に何万も稼げなくてもいい、3万か出来れば5万も稼げれば、私の老後の人生は、仕事というやり甲斐とともに明るく拓ける・・
主人公の女性はすぐに新聞広告にあった「高齢者大歓迎」の近所のコンビニに応募する。
しかし、73歳と云う年齢で断られる、コンビニの仕事は荷出しやレジ打ちだけでなく、いろいろな機械操作もあり、73歳の女性ではこれまでの経験から無理と、せめて60代ならと断られた。
姪っ子に相談すると、ハローワークでまずカウンセリングを受けることを進められる。
カウンセラーは高齢者、退職者に対して、先ずは働きたい理由を自分なりに整理することを勧める。
「人の役に立ちたい」・「技術を活かしたい」・「趣味を活かしたい」・「誰かを支援したい」・「社会と関わっていきたい」「自己を磨きたい」・「収入を得たい」
高齢者の多くは建前はそうであっても、本音はいくらでも月に数万があれば、貯金に手をつけることもなく、趣味や旅行にいくことを躊躇糶ずに済む、という考えが大半だと知る。
高齢者を募集している職業は云うと
・飲食店店員、・家事代行、・学童保育補助員、・施設警備スタッフ、・マンション管理人、・介護士、・ビル清掃、・病院食調理、・学校給食調理、・駐車場スタッフ、・保育補助員、・タクシードライバー などなど

最終的に小説のなかのこの女性は、先日面接で断ったコンビニ店長の紹介で、商店街に新規開店する和菓子屋の店頭で販売員として、働くことになります。
コンビニ店長の知り合いが、和菓子なので品の良いお年寄りの女性を探しているとの話を持ってきてくれのです。
めでたし、目出度し、メデタシ・・・

ここまで読んで、翌朝、新聞広告に目が止まりました。
かねてから評判のシリーズの新刊広告です。
誰でもが出来る、そして社会底辺の職業と位置づけられる、しかし社会経済にはなくてはならない職業に従事している人が吐く、本音、最新版はタクシー運転手のお話です。
昔のことで、今はどうだか知りませんが、私達が30代の頃、タクシーの運転手さんは、ほとんどのクレジットカードの審査に通らなかった時代があったのです。誰でもがなれる、定着しない職業の代表でもあったからです。今はそんなことはないと思いますが。

以下は、これまで出版されたこれらの職業に従事する人々の本音のお話です。

タクシードライバーグルグル日記
知っているようで知らない、タクシードライバーの日常、常識を超える乗客の振る舞いに驚いたり呆れたり。著者の静かなも名指しは優しく、最後は感動に変わった。
内容は
・ほら来た詐欺師の手口
・最高年収556万、最低年収184万
・ソープランド客の生態
・その筋の乗ってきたら
・バカ仕合の街・銀座
・ゲロで商売上がったり  などなど
この本の試し読みが出来ます。 
ページの無料サンプルから一部、読めます


交通誘導員ヨレヨレ日記
交通誘導員とガードマンは違うかもしれませんが、私は現役時代、大手建設業界に属しており、常に彼らを雇用する立場にいました。
そして多くの若者から高齢者のガードマンの方々と一緒に仕事をしてきました。
私達のような、日本を代表するような超大型物件のガードマン、警備員の多くは正社員ですが、小規模の建築や、道路工事の誘導員の人たちは恐らく、日雇い契約でしょう。
私が退職した当時、建設現場内の臨時ガードマンのお給料は日当13,000円ていどでしたが、道路工事の日雇い立ち会い、誘導では8,000円を切っていました。
それでも、職に有りつければいいという状況が続いていたようですが、今はどうなんでしょう。
彼らの多くは、この仕事は仮りの仕事、一時、社会から避難している場所と思っているようでした。
本の内容の以下の目次から想像出来ると思います。
内容の一部紹介
・ 通行止:交通誘導警備員はお地蔵さまではない
・お金の話:警備員のリアルなフトコロ事情
・ 最高齢警備員:エロ爺さんは素敵な人格者
・ プライド「:大学出て警備員」は恥ずかしいのか?
・ パチンコ屋警備:監視カメラもあって気が抜けない
・ たかが挨拶:なぜ挨拶をしない人が嫌われるのか
・ 駐車場警備:ドライバーの思いもよらぬ抗議に泣かされる
・警備員は歯が悪い?:歯医者へ行く時間がないか金がないか
・ 首振り人形: 2秒間隔で首を左右に振り続ければ警備員合格?
・コミュニケーション能力:警備員に外国人が少ないのはなぜ?
・できない警備員:ここにも能力格差は存在する

メーター検針員テゲテゲ日記
この本の読者感想文を紹介します。
なにを言われても、理不尽に叱られても、申し訳ありません、と謝ることしか許されない末端の仕事。
著者はなぜ、外資系企業年収850万円を捨てて、電気メーターの検針1件40円、月収10万円の世界に入っていったのか。
彼女とも別れた。それでも、社会の役に立ち、慎ましく、楽しく生きたいと願った。
人間の原型のような人が見、聞き、体験した日々のさまざまな哀歓。
ひとつ違えば、著者はわたしだったかもしれない。
読後、じっと手を見てしまった。

計器番号を照合し、指示数を読み取り、入力して確認して……1ケ所で8回も数字を見なければならないとは、もはや数字と対話する専門家。
今までほぼ字面だけでしか捉えていなかった電気メーター検針員という職業。
本のページをめくるたびに、この職業が、そして「人間」がくっきりと浮かび上がってくる。
踏みしめてきた足跡が見える。食いしばる歯の音が聞こえる。
誰もジャッジすることなどできない「生きていくこと」のざらついた手触りを感じる。
メーター検針1件40円。僕も数えきれないほどの「ありがとうオリゴ糖」を叫んで生計を立ててきました。
電子機器の普及でいつかは消えていく職業

非正規介護職員ヨボヨボ日記
本の解説引用
著者の真山さんは5年前の56歳の時、小さな住宅型有料老人ホームの介護ヘルパーになった。本書はそこでの体験記である。
大学卒業後、建設コンサルタント、環境商材会社経営、居酒屋経営、広告会社営業マンなどの職歴を重ねたが成功には至らず、ハローワークで推奨されたのが介護職だった。
「50代後半でも、他にマンション管理人とか警備員とかあったと思うんですが、なぜ介護施設の職員を選んだんですか?」
「数年前、父を施設に入れようと何ヵ所も見て回りました。結局病院で亡くなったので入らなかったのですが、生き生きした施設もそうでない施設もある。
私は人と関わるのが好きなので、面白いな、と思いました。
それにハローワークの職員が、“介護職ならいつも求人はある”と言っていたので」
最終的に、知人が運営する老人ホームに非常勤職員として雇用されたのだった。
しかし、介護業務は名だたる4K(きつい、汚い、危険、給料が安い)の現場。単に「人と関わるのが好き」では勤まらない。
現に日記形式の冒頭から、紙オムツの中に平然と大便をして、換気のために窓を開けると「蠅が入る!」と怒鳴る、わがままを言い放題の男性入居者の話が出てくる。
そんな入居者に、「ヘルパーは奴隷か」と憤慨しながら表面には出さず、丁寧に淡々と作業を進める、そのバランスが絶妙なのだ。
「暴言・暴力のない人でも、自慢話、ホラ話、嘘の話はザラ。そんな入居者に、“細心の注意+気にしない”態度で接するのがいい?」
「皆さん、多少は認知症が入っていますからね。そこは理解して接しています。でも、ウチは大便を投げつけたり、食べたりする重症の人がいないから、まだマシですよ。重度の人にはまた別の施設があります」
本書は全編、リアルかつユーモラスに綴られているが、真山さんが執筆の上でもっとも気をつけたのは、「登場する人たちを決して見下さないこと」だった由。介護の基本理念は、個人の尊厳と価値を守ること、なのだ。

派遣添乗員ヘトヘト日記
目次は以下のとおり、海外団体旅行に参加した人なら、以下のインデックスて凡その本の内容が想像出来ると思います。
第1章 派遣添乗員、本日も苦情あり(某月某日 体調不良:腹痛での綱渡りツアー
 某月某日 忍耐:二度と会いたくない「先生」 ほか)
第2章 ハズレの仕事、ときどきアタリの仕事(某月某日 難民キャンプ:パニックと化した「浜焼き食べ放題ツアー」
 某月某日 オロオロ:クレームを回避するためのテクニック ほか)
第3章 添乗員を取り巻く奇妙な人びと(某月某日 人生のベテランたち:バイキングは戦場である
 某月某日 私のバスはどこ?:添乗員が集合場所を連呼するワケ ほか)
第4章 旅行業界残酷物語(某月某日 引っ越し:年金15万円弱の温泉ライフ
 某月某日 あぶない一線:「疲れ果てる」を超えた旅行会社社員 ほか

マンション管理人オロオロ日記
前がきから引用
マンション管理人はなぜ高齢者ばかりなのか?
マンション管理人と云えば、エントランス横にある小さな事務所にちょこんと座っている年配男性というイメージをお持ちの方がおおいのではなだろうか。
確かに管理員は高齢者という相場が決まっている、若くてもせいぜい60歳くらいだろう。
管理員は定年退職してからの就労している場合がほとんどである。
まだまだ元気だから、じっとしているのが嫌だから、人と話すのが好きだから、なんとか生活費を稼ぐため等など、様々な理由で第2、第3の人生を送ろうとする人たちが支えている職業といっていい・・・
当年72歳、夫婦で住み込み、24時間苦情承ります
この本は、59歳から現在まで13年間にわたって、夫婦で住み込みのマンション管理員として勤務してきた著者による、怒りと悲哀と笑いの記録。
マンション管理人オロオロ日記 無料サンプルが読めます

ケアマネージャーはらはら日記
47歳から現在までケアマネを続ける著者による奮闘の記録。
・「こんなヘボマネ、見たことねえぞ!」
・ケースワーカーの生活保護“水際作戦”
・困るのは、元気すぎる認知症
・おむつ交換おばさん
・不機嫌なドクター
・パワハラと孤立 etc.
我家のカミサンは数十年も医療現場に携わってきていますから、各種資格をもっており、このケアマネージャー制度ができた時もまわりから
資格取得を勧められましたが、断り、52歳退職以降、一切働いていません。
一方、カミサンの同僚はカミサンよりもずっと勉強家で、社会意識も強く、世のため、人のため、日本の介護医療のため、そして自分退職後のために
資格を取り、行政の介護保険申請者の査定専門のケアマネージャーとなりました。
しかし、一年で辞めました。その理由を聞いたことがあります。
私の面接・審査判断が、其の人、其の家庭の人生、家計費に大きな影響を与えてしまう。
行政のマニュアル通りに審査すればよいのだろうけど、行政の决定する人たちは、書類しかみていない、私はには荷が重すぎる。
彼女はその後、老人ホームの介護ヘルパーとして働いていますが、自分の持っている国家資格を全て伏せて、いち高齢女性として今も働いています。
コロナ禍で分かるように、日本の医療、介護制度は、看護師など専門職の好意に依存しすぎているようです。
ケアマネージャーはらはら日記 無料サンプルが読めます

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posted by 西沢 at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ
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